第172話 5ヶ月と17日目 11月11日(水)

文字数 1,228文字

 月日に同じ数字が4つ並ぶのは、一年のうちで今日だけである。
 その事に呼応してかどうかは分からないが、またまた日経平均株価が高値を付けた。
 しかし断言する。
 必ず近いうちに調整する、と。
 私は霊媒師でもないし陰陽師でもないから、
それが何時かは分からない。
 しかしこのコロナ禍で景気が一向に上向かないというのに、相場だけ上がると言うのは異常に過ぎる。
 あのコロナワクチンを開発したファイザー社のCEOがワクチン開発発表に際し、自社株を売却したと言うのだから何をか況やである。
 これはアメリカ大統領選挙の余波と、金融緩和で行き場の無くなったマネーの創り出した幻影に過ぎない。
 もし株を始める人が居るなら聴いて欲しい。
 今は異常な様相を呈している日経平均銘柄や、大型株を買う時期ではない。
 買うなら比較的株価の吊り上がっていない、中小型株にして欲しい。
 と、株式アナリストになったつもりの前半。
 後半は全く違う話をする。
 しかし推し作者さんのピーテル・プリューゲルや聖テレジアに関する作品は、どうしたら書けるのだろう。
 頭の中をパカッと開けたら、小宇宙とか獅子座流星群とかでも入っているのだろうか。
 私のような凡人には見て或いは読んで楽しむと言う事は出来ても、それに関する作品を書くことなど到底出来ない。
 正直きちんと書評せよと言われても、自分にはビシッと切れる書評が出来ない現況である。
 力不足の自身を恥じる前に勉強しないと、と、心に誓った。
 但し推し作者さんには大変恐縮なのだが、心に誓っただけで実践は後日になると思う。
 お許しあれ。
 そんなに簡単なテーマではないのだ。
 話はガラっと変わるがここで熱帯魚の話を。
 私の部屋に居るのはベタと言う魚種の熱帯魚であるが、別名を闘魚とも言う。
 非常に攻撃的な熱帯魚で雄同士を同じ水槽に入れようものなら、突っ付き合って2匹共ボロボロになってしまうのである。
 従って雄を2匹以上飼うなら、水槽をその数だけ揃えて飼育しなければならない。
 また繁殖する場合もどの雌でも良いと言う訳でもなく、相性を確かめた上に少し大きめの水槽で雄に突っ付き回された時に雌が隠れる場所を作ってやったりとか、色々と手間も予算も場所も時間も掛かる。
 しかし雄一匹だけ飼うなら、初心者の私にも簡単に出来る。
 故に私の部屋には日向君一匹だけなのだ。
 とか考えているうちに、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間も過ぎた。
 やはり今日の競馬やパチンコでの無事は株価予想のお蔭だろう。
 そして明日の競馬やパチンコでの無事は、推し作者さんの作品のビシッと切れる書評が出来る事で確実としたいところだが、今の自分の実力では無理だ。
 然らば小説現代書評を頑張ろう。
 テーマは決まっているのだが、どうにも書くのが遅い自分である。
 ドラえもんか、或いはコロ助でも居たらなあ、と、阿呆な事が脳裏を過る、そんな阿呆な私であった。

 追伸・葉っぱの上でほっこりする日向君。
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