第378話 2年目の12日目 6月5日(土)

文字数 1,425文字

 今日は土曜で東京市場が休場。
 昨夜のニューヨークダウは大引けの株価で、$34756の$179高と続伸となった。
 またナスダックも、$13814の$199高と続伸した。  
 と、この異常な株高は何処迄続くのか。
 株式への熱が冷めて債権市場に資金が流出している筈が、このニューヨークの活況。
 流れが変わって来ている筈なのに、先日の雇用統計の好結果や失業率の低さから、株高が止まらない。
 昨夜のニューヨークの相場からして、週明け月曜の東京市場の反発は必至。
 ひょっとすると大幅に上昇するかも知れない東京市場。
 しかし日本国内で非製造業か瀕死の状態なのに、今の東京市場の株価は高くに過ぎる。
 それに緊急事態宣言が6月20日迄延長されると言うのに、だ。
 何よりワクチン接種がオリンピック開催に追い付かない現況。
 それに未だに東京オリンピックの返上を、政府は疎か唯1人その権利を握る小池氏さえ、知らぬふりで避けて通るのだから、相場は一体どこに向かうと言うのか?
 
 と、土曜なのに株の事に触れて申し訳ない。

 また東京都のコロナ新規感染者数は436人と、これで前週比23日連続減少。
 とは言え目標ステージ迄は未だに遠い現況。
 それでもオリンピックを開催するのか。
 甚だ疑問である。

 大きいニュースでは、東京以外で五輪パラ競技が行われる9道県に負担がのし掛かり、選手受け入れを躊躇う自治体も。

 それから国際ニュースでは、新型コロナウイルスのワクチンが台湾に空輸で到着し、台北の日本台湾交流協会に花束が続々と届いている。
 中には「ありがとう日本」のコメントも。
 また台北の高層ビルには、「台日の絆と感謝」の文字が浮かび上がった。

 と、久し振りに嬉しいニュースがあった。

 加えて競馬依存症治療の方も順調。
 さて土曜なので先月から始めた新企画、「馬券を買わなければこんなに幸せ」、に続く、「馬券を買わなければこんなに得する」と、競馬をしないと得する事について書くコーナー。

 第7話

 今日は馬券を買う気がしなかったが、暇だったのでテレビで競馬観戦。
 何より緊急事態宣言でJRAの場外馬券売場も閉場しているので、馬券を買おうにも買えないので安心して予想し観戦出来たのだ。
 
 で、今日競馬をしなくて得をしたのは、全4レース全く当たらず。
 もし買っていたら1日で44000円の損失。
 しかし競馬を予想し観戦しても、馬券さえ買わなければ1円も損しないし、1日幸せな気分で居れるのだ。
 それにしても「射幸心を捨てて、現実を受け入れる」、と、書いた貼り紙は効果大だ。
 馬券を買う気かしない。
 日本全体が馬券を買わない気運になれば、宿敵JRAが潰れる可能性も出て来る。
 そんな夢のような出来事を夢想する私。
 何と言っても馬券を買わないと、馬券を買いに行く労力も負けての精神的ストレスも無い。
 お金もそうだが、やはり精神的ストレスを感じ無いのが、1番の幸せだ。
 
 とか、言っている間に、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間も過ぎた。
 やはり今日の競馬やパチンコでの無事は、馬券を買っていたら大損していたのに、一円も損をしていない事だ。
 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、馬券を買いたいと思わない今の気持ちが継続する事で確実としたい。

 明日もJRAの場外馬券売場は閉場しているので、楽勝である。
 射幸心を捨てて現実を受け入れるに限る。

 追伸・熱帯魚の彦四郎君が成長著しい。
   


 
 
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