第500話 2年目の5ヶ月と10日目 10月5日(火)

文字数 28,768文字

 《今日の東京市場》

 今日の東京市場は予想通り続落で終わった。
 しかも大幅続落であった。
 投資家の熱は予想以上に冷めている。
 先週総裁選決選投票の決定直後に日経平均は下げ幅を拡大して、その日一番の安値を付ける場面があったのだが、市場では「決選投票は派閥の影響力が大きい」、と、岸田氏の総裁就任を、この先に控える衆院選で自民党が苦戦する可能性に警戒する投資家が多かった。
 また先週は中国恒大集団の債務不履行懸念が一先ず解消したのに、昨日の香港市場での恒大株取引停止で再び懸念が再燃している。
 その上中国恒大集団以外にも、融創中国(北京市)の経営不安も取り沙汰されている。
 その他新たに組閣された岸田内閣への投資家の失望。
 加えてここに来て中国だけでなく米国の景気後退懸念も浮上し、市場にプラス要因が全く無い現況で相場は下げ傾向まっしぐら。
 また今日日銀がTOPIXを買い入れるかと思っていたら、買い入れ無しと言う予想外の結末。
 前回久し振りに連続で、9月29日にTOPIXを701億円買い付けたあと、僅か2日後の10月1日同額の701億円買い入れた日銀。
 日銀の今年のTOPIX買い入れは、大体2~3ヶ月に一回だったが、ここに来ての連続買い付けで、前回の例に倣い一定の下げ幅だった今日も買い入れが有るかと思っていたのだが、買って来ない日銀。
 確かにたとえ連続で買い付けても701億円では大した影響はないし、以前と比べれば希薄化はしている。 
 それでも買って来ないよりはましと思っていただけに、今日のスルーには首を傾げる。
 もはや日銀のTOPIX買い入れは、期待しない方が良いように思う。
 
 結局今日の日経平均の引値は27822円の622円安と、あっさり28000円を割り込んで続落。
 それから日経ダブルインバースも429円の20円高と、大幅に続伸。
 
 とは言え私の日経ダブルインバースの買値平均値は、今日もマイナス圏である。
 しかし実は8月27日に或る一定量を445円で売却して、僅かだがその分は利益を得た。
 先日30000円を突破したら頃合いを見計らって、押し目買いの機会を狙う。
 と、言っていた通り、9月10日に373円で日経ダブルインバースを買い増した。
 今日は続伸して、9月10日の買値は上回る。


 【市場概況】

 東証大引け 7日続落し622円安、
 1カ月ぶり2万8000円割れ 成長株に売り

 2021年10月5日 15:37

 5日の東京株式市場で日経平均株価は7日続落し、前日比622円77銭(2.19%)安の2万7822円12銭で終えた。
 心理的な節目の2万8000円を下回り、8月30日以来およそ1カ月ぶりの安値となった。
 米長期金利上昇への警戒感から半導体関連銘柄や成長(グロース)株を中心に幅広い銘柄に売りが出た。
 日経平均先物への売りに加え、持ち高調整などを目的とした現物株への売りも膨らんで、下げ幅が900円を超える場面があった。
 7日続落は2019年4月26日~5月14日以来約2年5カ月ぶり。
 中国の不動産大手、中国恒大集団の資金繰り問題を巡る不透明感や米連邦政府の債務上限問題に加え、原油高によるインフレ懸念の高まりもあって、投資家は運用リスクを回避する動きを強めている。

 岸田文雄首相は4日夜の記者会見で月内に衆院の解散・総選挙に踏み切る方針を表明した。 
 市場では「衆院選後までは具体的な政策は実行されない見通しとなり、政策期待で買っていた投資家には肩すかしとなった」(国内証券)との声があがった。
 首相が金融所得課税の見直しを検討する方針を示したことも重荷となった。

 午後には下げ渋る場面が目立った。
 米株価指数先物が日本時間5日の取引で上昇したほか、アジア株式市場で香港ハンセン指数が上昇する場面があり、投資家のリスク回避姿勢がいったん和らいだ。
 9月27日以降に日経平均が2000円超下げたこともあって、個人投資家の押し目買い意欲は続いているとの見方も出ていた。

 JPX日経インデックス400は7日続落した。
 東証株価指数(TOPIX)は7日続落し、26.17ポイント(1.33%)安の1947.75で終えた。

 東証1部の売買代金は概算で3兆6152億円。売買高は15億1132万株だった。
 東証1部の値下がり銘柄数は1843、値上がりは288、変わらずは52だった。

 ファストリが7%近く下げた。
 ソフトバンクグループも大幅安で年初来安値を更新した。
 ZHDや大日本住友、テルモの下げも大きい。
 一方、INPEXと出光興産が上昇。
 双日や三菱商も高かった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕
 
 
 【ドル/円と出来高】

 $¥レートは111.51円、と、111円台のまま円安ドル高傾向。
 東証一部の売買代金額は先週から3日連ぶりに増加し、3兆6152億円と売り優勢とは言え活況だった。
 今日は先週金曜より凡そ3564億円程の増加。
 それにしても菅総理が辞めたお蔭で、9月は総裁選が終わる迄、四週連続急上昇の東京株式市場だった。
 しかし一転新総裁が決まったと言うのに、市場では岸田内閣をネガティブ視する傾向。
 この先に控える衆院選で自民党が苦戦する可能性に警戒を示した。
 今日も売り優勢の取引増加で、3兆円を超える活況相場なのに株価は続落。  
 岸田新内閣発足後もこのまま下げ相場が続くのか、或いは30000円を取り戻し上を目指すのか、今週も余談を許さない相場が続く。
 それにしでも岸田内閣の顔ぶれは、まんま安倍内閣。
 その割に安倍氏も不満だらけで、何とも中途半端な組閣だった。
 高市政調会長の人事も、安倍氏は幹事長への抜擢を要望したらしい。
 兎に角パッとしない人事だった。
 こうなると次期総選挙で、自民党か負ける可能性も出て来る。
 菅総理が脆弱にしてしまった自民党の基盤や、自民党の人気を全く取り戻していない。
 果たして共闘する野党に勝てるだろうか。
 宏池会と麻生派或いは谷垣グループが合流する、所謂大宏池会構想も自民党が過半数を保って政権を守れたらと言う前提の下である。
 やはり或る程度は自民党の議席数が減るような気がするし、もっと言えば自民党が政権与党でいられるのかさえ心許ない。
 岸田総理は明智光秀のように、超短命政権で終わるのかも知れない。
 新総裁が決まったと言うのに、連日の株価続落は、株式市場がそのことを暗示しているような気がしてならない。
 
(松平 眞之)


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 7月12日に日経平均が大幅上昇した事を受けて、弱気の私は423円で日経ダブルインバースを買い増し、また8月12日に日経平均が後場に掛けて下げたので436円で買い増し、9月10日に373円で買い増したのだが、皆様には余りお薦めしない。
 何となれば投資家やアナリストのマジョリティは強気一辺倒なので、私なんぞ弱気の変わり者は完全にマイノリティだからである。
 ちなみに今日の引け値は429円の20円高。
 とは言えリスクヘッジと考えて、余り値動きを気にするのは止めるようにしている。


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 ⭕⭕《先月からの株式トピックス》⭕⭕

 インターネット金融大手のSBIホールディングスは9日、新生銀行の株式を大幅に買い増すと発表した。9月10日から、株式公開買い付け(TOB)を行う。
 現状、議決権ベースで約2割の株式を保有しているが、これを最大48%まで引き上げることを目指す。
 複数の役員を派遣することも検討している。

 買い付け価格は1株2000円で、約1164億円を投じる。
 新生銀の9日の終値は、1440円。

 新生銀は9日、「事前の連絡を受けておらず、当行取締役会の賛同を得たものではない」とのコメントを発表した。
 TOBへの対応については、内容を分析・検討したうえで明らかにするとしている。
 新生銀の対応次第では、敵対的TOBに発展する可能性もある。

 SBIはこのところ、新生銀の株式を市場で買い集めてきた。
 新生銀の有価証券報告書によると、3月末時点でのSBIの持ち株比率は19・85%(議決権ベース)で、すでに筆頭株主の座にある。 
 消費者ローンやクレジットカード事業に強みを持つ新生銀を傘下に入れることで、収益基盤の多角化を図る狙いがある。

9/9(木) 読売新聞オンライン


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 9月9日(木)の新生銀行の引け値は、1,440円の13円安(0.89%)で、9月10日(金)の早朝から特別買気配が点灯。
 これは昨日市場の閉場後に発表されたニュースなので、9月9日(木)の相場は到って平穏。
 なので、翌日はさぞかし熱い相場になろう。
 と、思っていたら、9月10日(金)は1740円の300円高でストップ高。
 しかし9月10日(金)、仮に早朝から買い注文を出して買えたとしても、果たして利益の出るレンジで買えるかどうかは分からない。
 利益が出せる確証も無く、静観するしかないと思い捨てていた。
 たまたま9月9日(木)の引け値で新生銀行を買った人は、宝くじに当たったようなものだ。
 何とも羨ましい。
 一般の我々ギャラリーは、ショーを見るような心構えでいるしかない。
 一応今週も値動きには注目。
 先週木曜は1890 円の66円安で、9月22日は1876円の10円安。
 ⭕⭕今日は1879円の5円高。⭕⭕
 買い付け価格が2000円なので、9月10日(金)に1740円の300円高で買えていたら利益は出ていたろうが、実際に買い付け出来た人はほんの僅かだろう。
 そうそうその値で売り手が居る訳ではない。
 買えても一昨日か昨日の、1950円から1960円辺りのレンジだろう。
 そうなると利益どころか今日もマイナス。
 やはりショータイムを楽しむべきか。
 それを裏付けたのは以下のニュース。


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 ネット金融大手SBIホールディングス(HD)から一方的に株式公開買い付け(TOB)の提案を受けた新生銀行が買収防衛策の導入を検討していることが14日わかった。
 新たに株を発行してSBIの:::2株式保有比率を下げる案が軸だ。
 今後、株主を巻き込んだ対立に発展する可能性が出てきた
 新生銀の株を約20%保有するSBIは9日、TOBで保有比率を最大48%に引き上げて連結子会社化することをめざすと発表した。
 新生銀が検討している買収防衛策は「ポイズンピル(食べたら毒が回るという意味)」と呼ばれる。
 新生銀関係者によると、SBIを含めた既存の株主に事前に新たな株の「予約権」を無償で配り、SBIには予約権の行使に制限をかける。 
 TOBによってSBIが予定する株式数を手に入れたとしても、他の株主が予約権を行使することでSBIの保有割合が相対的に薄まり、買収を阻止する仕組みだという。
 新生銀は週内をめどにSBIに質問状を送り、取締役会に諮って防衛策を決定、発表する方向で調整している。

 9/14(火)  朝日新聞デジタル
 (c) 朝日新聞社

 こうなると買収取り止めの可能性も出てくるから、やはり9月11日迄の勝負だった。
 利益を上げた人は、二度と手を出さない方が賢明である。
 また当のソフトバンクグループは、米ナスダック安が重荷(NQN)となり今日も続落。
 今日は⭕⭕6,027円の239円安⭕⭕だった。
 どうにも煮え切らない相場が続く。

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 ⭕⭕今週の大手証券の逆利用情報!⭕⭕


 ⭕⭕⭕以下の営業メールにご用心⭕⭕⭕

 先日私に届いたインチキ営業メールです!

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 新ファンドのご案内  ◯◯証券

 10月1日より、以下のファンドの募集を開始いたしました。

ファンド ◯◯◯/バリュー・パートナーズ チャイナ・カーボン・ニュートラル・フォーカス
当初申込期間 2021年10月1日から2021年10月14日まで
継続申込期間 2021年10月15日から

当ファンドのPoint

Point【1】
世界でも類を見ないペースで拡大する中国の脱炭素関連市場に注目

Point【2】
中国の脱炭素関連市場において飛躍的な成長が期待される企業に厳選投資

Point【3】
中国株運用のプロフェッショナル、バリュー・パートナーズ*が運用
*バリュー・パートナーズ香港リミテッド


 私がこの手数料の高い大手◯◯証券を使っているのは、正にこの時の為なのだ。

 上記商品には絶対に手をしてはいけない!

 この大手◯◯証券は金持ちや法人取引の相手以外の我々一般人からは、金を巻き上げる事しか考えていない。
 こう言う営業メールの際は損をさせること前提と言うか、売れないから、いい商品じゃないからメールをしてくるのだ。
 こう言う営業メールを寄越してくる時、私は絶対に手を出さない。
 私はこう言った情報を逆利用する為に、高い高い、手数料を毎回払っているのだ。
 私はこれで危機を何度も乗り越えて来た。
 繰り返します。

 読者の皆様には、上記のような営業メールで紹介される商品に絶対手を出さないで下さい。
 その商品は外れです!
 それにこの営業メールがインチキであるところは、月間買付金額ランキングであって、月間払い戻し金額ランキングではないところ。
 非常に巧妙な手口で、汚い遣り口。
 この情報は絶対に当たります!
 今週一杯は掲載しておきます!
 お忘れなく!
 それが証拠に今日メールが来た当日に上記商品、総て値を下げています!


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕

     《今日のニュース》

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕
 大きいニュースでは、先ずはこれである。
⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


「分野の壁、破った偉業」
 地球科学の異例受賞 
 研究者、驚きと称賛・ノーベル賞

 「地球科学が認められた」
 「分野の壁を破った」。

 米プリンストン大の真鍋淑郎氏(90)にノーベル物理学賞が授与されることが決まった5日夜、同じ気候科学分野の専門家からは口々に驚きと偉業をたたえる声が上がった。

 北海道大理学研究院の見延庄士郎教授(気候科学)は「ノーベル賞に地球科学賞はない。分野の壁を越えた受賞は、いかに重要な研究だったかを示している」と驚きを隠さない。
 重要な業績の一つである気候モデルがなければ、地球温暖化や長期的な気候の予測は不可能だったとし、「(気候変動に関する国際合意の)パリ協定や再生可能エネルギーの導入にもつながった。今日の社会の在り方を大きく変えた偉業だった」と称賛した。

 見延教授は学会などで真鍋氏と懇談したことがあり、「世界でも超一流の研究者なのに偉ぶるところは全くない。非常に気さくで、若い研究者を元気づける人柄」と回想。
 「気候科学は人類の生存に直接関わる学問だ。受賞はその重要性を強調するものだと思う」と力を込めた。

 国立環境研究所の江守正多・地球システム領域副領域長(気候科学)も「とてもフランクで明るく、研究に夢中になると子どもみたいにずっと話をしていた」と振り返る。
 受賞決定の一報に「とてもびっくりしたと同時にうれしかった。真鍋さんが築いた礎の上にわれわれの研究が全てある。天地創造のようなものだ」とたたえた。

 東京大先端科学技術研究センターの中村尚教授(気候変動科学)は「この分野はノーベル賞を取れないのではないかと思っていた」と明かす。
 「留学した際に真鍋先生と研究室が同じ建物で、研究者の在り方などを学ばせてもらった」といい、「地球科学が認められ、感無量だ」と感激した様子だった。 

 10/5(火)  時事通信 (c) 時事通信社


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕
  ⭕今日の新内閣トピックスニュース⭕
⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕
    新人事速報と新内閣への評価
⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 岸田首相、野党にあいさつ回り 
 立憲で無言の時間、維新では和やか

 岸田文雄首相は4日、衆参両院本会議で行われた首相指名選挙で第100代首相に選出された後、国会内で衆参両院の正副議長や与野党各党へのあいさつ回りをした。

 立憲民主党の部屋では、枝野幸男代表が「ご当選おめでとうございます。しっかり論戦したい」と出迎え、岸田首相は「よろしくお願い申し上げます」と応じたが、それきり双方が無言になり、微妙な空気が漂った。
 岸田首相は「くれぐれもよろしくお伝えください」と言い残して退出したが、その場に残った立憲幹部は「誰によろしく、なんだろう?」と漏らした。

 一方、日本維新の会の部屋では馬場伸幸幹事長から花束を手渡され、岸田首相は「恐縮でございます。本当にお気持ちに感謝する」と笑顔を見せた。
 その後も岸田首相と維新側の出席者が「グータッチ」するなど、終始和やかなムードだった。
 菅義偉前首相も各党を訪れて退任のあいさつをした。
 【宮原健太、佐野格】
   
 10/5(火)  毎日新聞 (c) 毎日新聞社

 
⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


  岸田内閣発足 首相「新時代共創内閣」   
  と命名

 自民党の岸田文雄総裁(64)は4日、衆参両院本会議の首相指名選挙で第100代、64人目の首相に選出された。 
 皇居での首相親任式と閣僚認証式を経て、公明党との連立による岸田内閣が発足した。
 首相は同日夜に記者会見に臨み、政権を「新時代共創内閣」と名付け、「私が目指すのは新しい資本主義の実現だ」と述べ、成長戦略とともに富の再分配を重視する考えを強調。
 「新しい資本主義実現会議」を設置し、ポストコロナ時代の経済社会ビジョンを策定する考えを示した。

 首相はまた、新型コロナウイルス対策を「最優先の課題」とし、ワクチン接種や医療提供体制の強化を図るとした。
 これまでのコロナ対策を検証した上で「緊急時における人流抑制や病床確保のための法整備」を進める考えも強調。
 自民党総裁選で訴えた健康危機管理庁を念頭に司令塔機能の強化を図るとした。
 一方、外交・安全保障政策では自由や人権など普遍的な価値を守るとともに、防衛力強化を図るとした。
 また、北朝鮮による拉致問題に関しては「北朝鮮の政治体制を考えるとトップとの会談が何よりも重要だ」と述べ、金正恩朝鮮労働党総書記との会談を目指す考えを示した。

 閣僚の再任は茂木敏充外相(65)と岸信夫防衛相(62)で、陣容を大幅に変えた。
 初入閣は新設のポストに就いた小林鷹之経済安全保障担当相(46)ら13人、女性閣僚は野田聖子少子化担当相(61)ら3人となった。 
 官房長官の松野博一氏(59)に拉致問題担当相を兼務させ、財務相に鈴木俊一氏(68)、経済産業相に萩生田光一前文部科学相(58)、国土交通相に公明党の斉藤鉄夫副代表(69)を充てた。
 山際大志郎経済再生担当相(53)は新型コロナウイルス対策や「新しい資本主義」も担当する。
 厚生労働相には後藤茂之氏(65)を起用した。

 衆院広島1区選出の首相は平成5年衆院選で初当選し、当選9回。
 池田勇人、大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一各元首相が輩出した自民党宏池会(現岸田派)の会長を務め、沖縄北方担当相、党国対委員長、外相、党政調会長などを歴任した。
 
 10/5(火)  産経新聞 (c) 産業経済新聞社


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


「ジョー、フミオと呼び合うことを確認した」  
 岸田総理がバイデン大統領と電話会談

 岸田総理は5日午前、アメリカのバイデン大統領と20分程度の電話会談を行い、やりとりについて「バイデン大統領のほうから私の就任に対する祝意が示され、私のほうからは御礼を申し上げ、こうしたやりとりからスタートした。 
 バイデン大統領との間においては、日米同盟の強化、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けともに取り組んでいく、こうしたことを確認した」と明かした。
 また、中国や北朝鮮などの近隣地域の課題に緊密に対応していくこと、拉致問題解決に向けた連携を確認したと説明。さらに、「お互いをジョー、フミオと呼び合うことを確認した」と述べ、早期に対面で会談を行う意向だとした。(ABEMA NEWS)
   
 10/5(火)  ABEMA TIMES
 (c) ABEMA TIMES


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


  岸田首相、アベノミクス「中間層への恩恵  
  不十分だった」…手厚い分配へ修正

 4日発足した岸田内閣は、「アベノミクス」を修正し、子育て世帯や中小企業への分配を手厚くする経済政策にかじを切る。
 格差を是正して中間層を拡大し、新たな成長につなげる。
 分配に必要な「果実」をどうやって生み出すのか、政策の実効性が問われそうだ。

試金石
 岸田首相は組閣後の記者会見で、「私が目指すのは新しい資本主義の実現だ。成長と分配の好循環とコロナ後の新しい社会の開拓がコンセプト(基本概念)だ」と強調した。
 分厚い中間層を作って、消費や企業の投資が活性化することを目指す。新型コロナウイルスの感染収束を見据えて、新たな経済・社会のあり方を議論していく。

 具体的な政策として、〈1〉子育て世帯の教育費・住居費の支援強化〈2〉看護師や介護福祉士、保育士らの所得引き上げ〈3〉大企業が強い立場を利用して納入業者に負担を強いる「下請けいじめ」の監視強化――などを想定している。

 株式の売却益や配当への金融所得課税の強化に意欲を示し、個人間の所得や資産の格差を是正する。
 分配を重視して、富裕層と貧困層、大企業と中小企業、都市部と地方の格差を縮めていく。
 財務相に就任した鈴木俊一氏は4日、記者団に対し、「(首相から)分配と成長の好循環について話があった」と述べた。
 首相は今後、各閣僚に具体策検討を指示するとみられる。
 司令塔となる構想会議も設置する。

 まずは、感染対策と経済活動の両立に向け、早期にまとめる数十兆円規模の経済対策が試金石になる。経済再生相に起用された山際大志郎氏は「一寸の隙も作ってはいけない状況だ。心して確実に一つ一つ仕事を前に進めたい」と説明した。

「所得倍増」
 首相が分配を重視するのは、富裕層や大企業が豊かになれば、恩恵が低所得層や中小企業に波及する「トリクルダウン」が、アベノミクスでは不十分だったとの問題意識があるためだ。
 金融緩和と機動的な財政出動で、企業業績は回復し、株価が上昇して雇用も増えた。
 第2次安倍内閣が2012年12月に発足し、実質国内総生産(GDP)は、12年10~12月期の約515兆円(年率換算)から、コロナ禍前の19年7~9月期は約558兆円に増えた。

 賃金は伸び悩んでいる。
 安倍政権は「1億総活躍」「働き方改革」などの政策目標を掲げた。
 政府が賃上げの旗振り役となる「官製春闘」を始めた14年以降、賃上げ率は7年連続で2%を超えた。
 ただ、物価変動を加味した実質賃金は、前年を下回る年の方が多かった。

 厚生労働省の国民生活基礎調査によると、世帯あたりの所得(中央値)は18年が437万円で、ピークだった1995年の550万円から減少傾向が続く。
 賃上げは大企業が中心で、中小企業では賃金の上昇が限られる。
 岸田首相が目指す「令和版所得倍増」を実現するのは簡単ではない。

未知数
 分配には元手が必要だ。
 安倍元首相が始め、菅前首相が引き継いだアベノミクスは、金融、財政に続く「第3の矢」である成長戦略が、十分な成果を上げることはできなかった。
 内閣府によると、日本経済の実力を示す潜在成長率は、1%未満が続いている。

 岸田首相も成長戦略を掲げる。
 10兆円規模の大学ファンドの設立、半導体や人工知能(AI)の研究開発、ワクチンや医薬品の国内開発、生産体制の強化。
 デジタル化の推進を含め、安倍・菅両政権と方向性は変わらない。    
 これを成長に結びつけるには、より踏み込んだ対応が求められる。
 菅前政権が取り組んだ携帯電話料金の引き下げや最低賃金の引き上げは、成果がわかりやすかったが、岸田首相が掲げる政策は効果が出るまでに時間がかかるものが多い。
 財政再建も課題となる。
 数十兆円規模の経済対策について、国債(借金)の発行で賄う考えを示している。
 財政規律重視派とみられてきた首相も、25年度までに国と地方の基礎的財政収支を黒字化する目標の先送りをほのめかしている。

  経済のパイ拡大 重要
  …三菱UFJリサーチ&コンサルティング    
  小林真一郎主席研究員

 首相が掲げる分配重視の経済政策が国債(国の借金)発行によるバラマキにとどまるなら、続けていくことはできない。
 分配するには、まず経済のパイを大きくする必要があり、成長戦略が重要になる。
 菅前政権はデジタル化や脱炭素化を掲げたが、目標の設定にとどまった。
 岸田首相も「令和版所得倍増」を掲げているが、早期に具体化して新事業創出や投資拡大につなげる必要がある。
 コロナ禍で影響を受けた人々への対策は早急に行う必要があるが、経済政策としては持続的な成長の実現を優先して進めるべきだ。
 本格的な分配政策は時間をかけて行う必要がある。

  分配原資 財源明示を
  …ニッセイ基礎研究所 
  矢嶋康次チーフエコノミスト

 コロナ禍で首相が編成する補正予算は、衆院選で野党に対抗するため、規模が膨らむ恐れがある。
 国民に負担増を求めるのは難しく、財源を国債に頼るならば、2025年度に国と地方の基礎的財政収支を黒字化するという政府目標は、いずれ取り下げる必要が出てくるだろう。
 首相が掲げる成長の「分配」には、医療や介護の担い手の賃金引き上げや教育費の補助などが含まれている。
 自民党総裁選では消費税を10年程度は引き上げないと強調したが、掲げている金融所得課税の引き上げだけでは足りない。
 恒久的な分配を行うなら、財源の議論は避けて通れない。

 10/5(火)  読売新聞オンライン
 (c) 読売新聞社
 

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕

  予想外の衆院選前倒し…岸田氏、
  電光石火の「奇襲」の理由

 4日、岸田文雄首相が就任とほぼ同時に、大方の予想を覆し衆院選日程を前倒しする電光石火の「奇襲」を仕掛けた。
 国民の政治行動を左右する新型コロナウイルスがリバウンド(感染再拡大)局面に移るリスクを極力避け、新内閣発足直後の「ご祝儀相場」の余勢でなだれ込み、決戦を有利に導こうとの思惑があらわだ。
 自身が総裁候補時につきまとった「優柔不断」との印象を払拭(ふっしょく)し、決断するリーダーを演出する狙いもにじむ。


 「憲法違反の状況はなるべく短くするのが当たり前じゃないかと。そういったことをやっていくのが、政権与党に与えられた責務なんだ」

 夕方、首相の相談役であり、自民党の副総裁に就く麻生太郎氏は派閥議員の政治資金パーティーであいさつに立ち、「10月31日投開票」衆院選の目的をこう解説してみせた。
 衆院議員の任期満了が10月21日に迫っており、任期切れとなってしまう期間を短縮するのが憲政のあるべき姿というわけだ。
 永田町では前日3日まで、「11月7日投開票」か「11月14日投開票」のいずれかの選挙日程がほぼ既成事実のように語られていた。
 だが、政府関係者によると、首相サイドは当初から最速の「10月31日投開票」の選択肢を排除していなかったという。
 水面下では、緊密な選挙協力を展開する友党・公明党と支持母体の創価学会側の意向も慎重に探っていたとみられる。
 その最大の理由は、時の政権の消長に直結する新型コロナの状況だ。

 4日の東京都の新規感染者数は87人と、約11カ月ぶりに2桁にとどまるなど、「第5波」は着実に静まりつつある。
 ただ、専門家は早くも冬場の「第6波」到来を警告。
 感染カーブが底を打ち、新たな変異株が出現するなどして再度右肩上がりに転じれば、国民の不満の矛先はただちに政権与党に向かう。

 「コロナも1週間でどう転ぶか分からない。そんな中で、自分で決めて流れをつかんでいるね」。
 安倍晋三元首相はこの日、周囲にこう話し掛け、「慎重居士」とやゆされたこともある首相の変身ぶりに満足そうな表情を浮かべた。

     ■ 

 自民内にはもともと、総裁選と新内閣船出のメディア露出効果を選挙に最大活用しようと、早期解散論があった。  

 「要は『政治とカネ』、スキャンダルが出て失速するような事態に陥る前に、先手で選挙をやってしまおうという算段だ」
(岸田派幹部)。

 また、仮に「11月14日投開票」の場合には、2022年度予算案の年内編成スケジュールなどが相当厳しくなるとの指摘も出ていた。
 第2次安倍政権で外相を長く担った首相。「10月31日投開票」の判断により、30、31両日にイタリアで開かれる20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の舞台は諦めざるを得ない。 
 その代わり、英国で11月1、2両日に首脳らが参加して開催される国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の会合には出席し、得意の外交手腕をアピールすることも可能だ。

 「与党で過半数獲得」―。
 衆院選の勝敗ラインをやや低めに設定して急場をしのぎ、来夏の参院選も粘り腰を見せて一定の結果を残すことで、首相は長期政権への道を何とかこじ開けたい考え。
 とはいえ、リクルート事件などの余波を受けた1989年参院選における過半数割れなど、自民が「顔」をすげ替えて臨んだ選挙で惨敗した事例も存在する。
 安倍、菅義偉両政権からの「政治とカネ」問題の火種がくすぶる土俵に上がる「岸田初陣」も、決して脚本通りに運ぶ保証はない。

 (古川幸太郎、河合仁志)

 10/5(火)  西日本新聞 (c) 西日本新聞社


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


  岸田内閣の支持率49% 甘利氏起用
  「評価せず」54% 本紙世論調査

 毎日新聞と社会調査研究センターは4、5日、岸田文雄内閣の発足を受け緊急の全国世論調査を実施した。
 内閣支持率は49%と5割に届かず、昨年9月の菅義偉内閣発足時の64%を大きく下回った。
 不支持率は40%だった。
 閣僚の顔ぶれに「期待感が持てる」との回答は21%にとどまり、「持てない」が51%に上った。
 発足直後の支持率は新首相への期待から高めに出る傾向がある。
 岸田内閣最初の支持率は、菅内閣最後となった前回調査(9月18日)の37%より上がったものの、歴代内閣の発足時と比べ低調な船出と言えそうだ。
 調査方法が異なるため単純に数値の比較はできないが、過去20年間では麻生太郎内閣発足時(2008年9月)の45%に次ぐ低さとなった。

 岸田内閣を支持すると答えた人にその理由を尋ねたところ「首相の人柄に好感が持てるから」27%、「政策に期待が持てそうだから」25%、「自民、公明の連立内閣だから」18%などとなった。
 支持しない理由では「政治が変わりそうにないから」が58%を占め、「政策に期待が持てそうにないから」が20%だった。

 岸田首相は「新しい資本主義の実現」などを掲げて首相に就任したが、政治の変化を求める層の期待感は高まっていないようだ。
 その背景には、9月の自民党総裁選で安倍晋三元首相の出身派閥・細田派や麻生元首相の率いる麻生派など従来の主流派から支持を集めた経緯がある。
 自民党幹事長に麻生派の甘利明氏を起用した人事に対しては「評価しない」との回答が54%に上り、「評価する」は22%にとどまった。
 安倍、麻生両氏の影響力が強まったと言われていることについては、岸田首相の政権運営に「マイナスになる」と思う人が59%で、「プラスになる」の23%を大きく上回った。
 自民党支持層でも「プラス」は47%で、「マイナス」の32%を上回ったものの、「長老支配」への抵抗感が自民支持層にもあることがうかがわれる。
 自民支持層で甘利幹事長人事を「評価する」のは41%で、「評価しない」29%、「わからない」29%だった。

 調査は携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)機能を使う方式と、固定電話で自動音声の質問に答えてもらう方式を組み合わせ、携帯725件・固定310件の有効回答を得た。【伊藤奈々恵】

 10/5(火)  毎日新聞 (c) 毎日新聞社
  

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕
 
  小泉氏、涙ぐみ庁舎を後に 
  山口新環境相に引き継ぎ 新政権

 小泉進次郎前環境相は5日、後任の山口壮同相に事務の引き継ぎを行った。
 資料を保存したタブレット型端末を手渡し、「働き方も含めて引き継いでいただけたらうれしい」と語り掛けた。
 その後、幹部職員にあいさつすると、拍手の中、涙ぐみながら庁舎を去った。
 小泉氏は山口氏に対し、オンライン上で職員と議論したことや、大臣室にウェブ会議用の設備を導入したことを説明。
 政策に加え、こうした働き方改革の継続も求めた。山口氏は「しっかり魂を引き継いで頑張る」と意気込んだ。

 幹部職員へのあいさつで小泉氏は、自身が働き掛けて実現した石炭火力発電の輸出政策見直しなどを挙げ、「開かないと思ったドアが開いた。
 越えられないと思った壁を越えられた」と強調。 
 「これからも山口新大臣の下で闘いは続く」と職員らを鼓舞した
    
 10/5(火)  時事通信 (c) 時事通信社


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕

 
 小泉進次郎氏肝いり「有料レジ袋」廃止か  
 桜田義孝議員が新環境相に相談

 元東京五輪・パラリンピック担当相の桜田義孝衆院議員(71)が5日、ツイッターを更新。
 レジ袋有料化について新環境相に相談したと明かしている。

 コンビニなどでレジ袋が有料化されたのは昨年7月。
 プラスチックごみ削減のため、当時の環境相だった小泉進次郎氏が導入したが、利用者からは不満の声が上がっていた。
 岸田内閣で小泉氏が環境相を外れ、山口壮氏が新環境相となったことで、今後の動向に注目が集まっていた。

 桜田氏は「地域の皆様からの要望で、レジ袋についてのご要望を頂いております。レジ袋有料化のメリットデメリットについて、私の盟友である山口つよし環境大臣に直接ご相談をさせていただきました」とツイッターで報告した。
 このツイートは1万以上の「いいね」が集まるほどの注目で、「デメリットのが大きいなら訂正して、無料に戻すべき」「毎回『レジ袋はいかがされますか?』と聞かれるのは非常にストレスです」「レジ袋元に戻してください」などと有料化廃止を求める声が集まっている。

 小泉氏の肝入り政策も風前の灯なのかもしれない。

 10/5(火)  東スポWeb
 (c) 東京スポーツ新聞社


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 オリパラ終わったのに、岸田内閣でも
 担当大臣存続はなぜ?
 大会推進本部に聞いた。
 仕事は「レガシー残す」

 岸田新内閣が10月4日に発表され、閣僚の顔ぶれが明らかになった。

そのひとり、ワクチン担当大臣として初入閣した堀内詔子氏は、東京オリンピック・パラリンピック担当大臣も兼務する。
 【浜田理央 / ハフポスト日本版】

 東京オリパラはこの夏に終わった。
 当時の菅首相から岸田新首相へと代わり、新たな内閣が誕生したのに、なぜ担当大臣を据え続けるのか。
 内閣官房東京オリンピック競技大会東京パラリンピック競技大会推進本部事務局に聞いた。

 ◯ オリパラ大臣について定めた特措法

 オリパラ担当大臣などについて定めたオリパラ特別措置法などが、関係しているという。
 政府が、東京オリパラの運営組織『競技大会推進本部』設置のために定めたもので、第6条に「副本部長を置き、内閣官房長官及び東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣をもって充てる」と明記。
 設置期限について「令和4年(2022年)3月31日まで置かれるものとする」と定められている。

 事務局によると、オリパラ担当大臣は、推進本部の設置期限の22年3月31日まで据え置かれる可能性があるという。
 また内閣法の附則では、オリパラ担当大臣の設置を念頭に、競技大会推進本部が置かれている間は閣僚数の上限を増やすことができると定められている。
 これらの点を踏まえると、推進本部が廃止される22年4月1日以降は、この「枠」がなくなることに伴って、オリパラ担当大臣のポスト自体もなくなるとみられる。
 オリパラが終わったいま、担当大臣は何をするのか。
 事務局の担当者は「レガシーを残すための対応をする」と説明。
 推進本部自体も設置期限後に廃止される。

 浜田理央 / ハフポスト日本版
  
 10/5(火) 19:11 ハフポスト日本版
 (c) ハフポスト日本版


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 先日来保守派の高市氏が新総裁と予想した私だったが、見事に外し下馬評通り岸田氏が自民党総裁になった。

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕
 予想を外し大変申し訳なく、ここに謝罪したいと思います。
 申し訳ありませんでした。
⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕

 しかし私は高市氏が、完全に外れだったとは思わない。
 何故なら議員票で河野氏を抜いて、100票以上の票を取ったからである。
 党員票が伸びていたらアワや、と、言うところだったように思う。
 この結果を受けて、私は恐らく立民に票を投じるだろう。
 無論本意ではない。
 ただ、岸田氏では弱すぎて、菅総理が脆弱にしてしまった自民党の体制を立て直せないように思うのである。
 確かに高市氏は安倍晋三氏の傀儡かも知れないが、でも彼女は確かにあの安倍晋三氏を本気にさせた。
 彼女と彼女の回りに集まった陣営なら、脆弱になった自民党を、支持を失った保守岩盤層を繋ぎ止めれたように思う。
 が、岸田氏が新総裁になった。
 私は岸田新総裁が決定した当日に、1日中日経平均を注視していた。
 最も値が下がったのは、岸田氏と河野氏の決戦投票に決まったときである。
 つまり岸田氏が一位になった瞬間だ。
 恐らく株式市場や投資家は、私と似たり寄ったりの考えなのではないだろうか。
 河野氏支持か高市氏支持かは別にして、岸田氏では何も変わらないし、変えれない。
 それに金融所得課税の見直し(これによって株の譲渡益に対しての税負担が増える)の発言等、投資家に取って歓迎出来ない政策を掲げる岸田総理は受け入れ難い。
 投資家の皆さんは、そう思っているのではないだろうか?
 それならいっそのこと、一旦自民党を下野させて、岸田総理を降ろす方が良いのかも。
 そう考える人は少なくないように思う。
 仮に自民党が下野し、それを受けて岸田氏が引責辞任した後に高市総裁で参院選に臨むなら、私はその時に改めて自民党に票を投じる。
 次回の総選挙は岸田氏では自民党は危ういと見ている。 
 それに新内閣の顔ぶれを見ると、高市早苗の政調会長以外の人事は肯けないし、何とも心許ない。
 加えて安倍政権のような顔ぶれの割に、不安定で安倍氏が納得していない。
 それならいっそ、「高市幹事長」の方が良かったのかも知れない。
 やはり「甘利幹事長」は危険である。
 今回の人事で菅総理退陣によって戻した支持率が、再び下がっているのではなかろうか。
 共闘する野党に勝てそうな気がしないのだ。
 宏池会と麻生派或いは谷垣グループも合流する、所謂大宏池会構想も、飽くまで自公連で過半数を取っての話である。
 それ等が絵に描いた餅になる可能性は、今のところ充分に有り得る。
 かと言って、野党連合も強くないのだ。
 ならば何故岸田政権が危ういと思うのか。
 それは菅総理が脆弱にした自民党の保守基盤や支持率が、一向に回復出来ていない点だ。
 つまり自民党が弱いのである。
 何よりもここ数日の株式市場が、そのことを示しているのではないだろうか。

 (松平 眞之)


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


   ⭕⭕今日の国際ニュース⭕⭕


  台湾防空圏に中国軍56機 
  米の軍事連携「断固反対」

 【台北、北京】
 台湾国防部(国防省)は4日、中国軍の戦闘機など56機が同日台湾の防空識別圏に進入したと発表した。
 国防部が昨年9月に中国軍用機の進入情報を公表して以来、1日に入った機数として最多。 
 今月で149機となった。
 中国外務省の華春瑩報道局長は4日、談話を発表し、進入を巡り米国が懸念を示していることに「無責任なシグナルだ」と反発。
 米国による台湾への武器売却や軍事連携に関し「断固反対し、必要な対応を取る」と強調した。
 中国軍の行動が対抗措置の一環であることを強く示唆した。
 今月に入り台湾防空識別圏に相次いで進入して以降、中国政府の公式見解は初めて。 

 10/5(火)  共同通信
 (c) 一般社団法人共同通信社


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


  フジモリ元大統領が心臓手術 
  「容体は安定」と主治医

 【サンパウロ共同】
 ペルーからの報道によると、リマ市内の病院に入院していたアルベルト・フジモリ元大統領(83)の容体が悪化し、4日に別の病院に転院し心臓手術を受けた。
 主治医は術後の「容体は安定している」と述べた。
 フジモリ氏は1日に血中酸素飽和度の低下や胸の痛みのため収監中の拘置施設からリマ市内の病院に入院していた。
 4日、マスク姿で車いすに乗って転院する映像が報じられた。手術は心臓カテーテルやステントを挿入し40分ほどで終了したという。
 フジモリ氏は在任中の人権侵害事件などで禁錮25年の刑が確定し、服役中。
  
 10/5(火)  共同通信
 (c) 一般社団法人共同通信社


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


  「フランスのトランプ」大統領選前に
   旋風起こす

【パリ=三井美奈】
 フランスでイスラム移民の脅威を訴える評論家が、来年4月の大統領選を前に旋風を起こしている。
 マクロン大統領のライバルで極右、国民戦線のルペン党首の人気を切り崩しており、「第2の極右」として選挙への立候補が取り沙汰されている。

 この評論家はフィガロ紙の元政治記者、エリック・ゼムール氏(63)。
 移民流入を阻止して「偉大なフランスを取り戻せ」と訴えており、「フランスのトランプ」の別名を持つ。 
 大統領選では出馬表明もしていないのに、「誰に投票するか」の世論調査で15%を獲得し、2位のルペン氏(16%)に肉薄した。首位はマクロン氏で24%だった。
 ゼムール氏は、旧植民地からイスラム移民が押し寄せ、キリスト教徒の白人社会を凌駕するという「民族入れ替え論」の信奉者。
 フランスでは「子供にフランス風の名前を付けさせるべき」と提案するなど、挑発的な主張が売り物で、人種差別発言で有罪判決を受けたこともある。
 だが、新型コロナウイルス禍で有権者に「国を守れ」という意識が広がる中、大統領に擁立する動きが出てきた。新著は9月の発行から10日余りで14万部を売り上げ、ベストセラーとなっている。

 ゼムール氏は2日、北部リールで講演会を開き、「あなた方は政府に裏切られた。移民が社会保障のカネを奪い、彼らの文化を持ち込んでフランスを退化させている。国を取り戻せ」と訴えた。フランスの産業革命、英雄ナポレオンの治世など歴史の栄光に言及し、愛国心をくすぐる話術にたけている。観客は総立ちになり、「大統領! 大統領!」と連呼。
 参加した会社員(28)は「彼は、本音で問題を指摘する。ルペン氏より、視点が明快だ」と話した。

 フランス大統領選は、2回投票制。
 2017年の前回選挙ではマクロン、ルペン両氏が決選投票に進み、今回も2人の対決が有力視されている。
 ゼムール氏が大統領選に立候補表明すれば、ルペン氏の支持層を奪い、決選投票の構図を変える可能性がある。 
 最大野党の共和党は12月、公認候補を決める予定。
  
 10/5(火) 20:08 産経新聞
 (c) 産業経済新聞社


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕

  仏カトリック聖職者の性的虐待、
  21.6万人の子どもが被害=調査委

[パリ 5日 ロイター] - フランスのカトリック教会の聖職者による性的虐待を調査していた委員会が5日報告書を発表し、1950年以降、推定21万6000人の子どもが虐待の被害にあったと指摘した。
 最近、世界各地でカトリック聖職者による未成年者などへの性的虐待が明らかになっている。
 フランスでは、司教団体が、事実究明と教会の信頼回復に向け2018年末に調査委員会を設立した。
 調査委員会の委員長は、教会は2010年まで被害者に完全に無関心だったと指摘し、問題はまだ続いていると述べた。
  
 10/5(火) 19:50 ロイター 
 (c) Thomson Reuters


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


  《個別銘柄ニュース》

  ❇️❇️株式ニューストピックス❇️❇️

 米データストレージ製品大手ウエスタンデジタル(WD)と半導体メモリー大手キオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)による合併協議が、進んだ段階にある事が事情に詳しい関係者の話で明らかになった。

 キオクシアの企業価値は200億ドル(約2兆2000億円)以上になる可能性があるという。
 実現すれば、世界の半導体業界の再編が進むことになる。
 長引いている両社の協議がここ数週間で活発化し、早ければ9月中旬に合意に達する可能性があるという。
 WDによる支払いは株式交換方式で、合併後は同社のデービッド・ゴッケラー最高経営責任者(CEO)が経営を担う公算が大きいと関係者は話した。
 WDが合意をまとめる保証はなく、キオクシアも計画を進めていた新規株式公開(IPO)や他社との合併を選ぶ可能性が依然残されているという。

 これを受けてストックホルダーの6502・東芝の株価は、8月26日に4,730 円 +80 (1.72%)、と、なったが、まだまだ決定的なニュースでもなく、東芝本体に問題が有る為、実質投資やシミュレーションは見送りとするが、要注視案件ではある。

 ⭕⭕  9月29日は4,780円-110円⭕⭕
 ⭕⭕  9月30日は4,715円- 65円⭕⭕
 ⭕⭕  10月1日は4,860円+145円⭕⭕
 ⭕⭕  10月4日は4,920円+ 60円⭕⭕
 ⭕⭕今日10月5日は4,830円- 90円⭕⭕
 
 9月22日に水溶液に含まれる成分や物質を抽出する濃縮技術で、正浸透膜法向けの浸透圧物質の開発に成功との報が伝わり、2日間株価続伸で、9月28日は配当権利確定最終日にも拘わらず反落。
 次いで9月29日は配当権利落ち日で続落。
 そして9月30日も続落。
  しかし10月1日と昨日10月4日は、以下のニュースにあるような理由で株価が急伸。

 ◇<東証>東芝が急伸 「米エリオットが買い増し」で(11時20分、コード6502)東芝が4日ぶりに反発している。
 一時前日比220円(4.7%)高の4935円まで急伸した。
 一部報道で「米アクティビストのエリオット・マネジメントが東芝株を積み増し、主要な株主になった」と伝わり、企業価値の向上などを期待した買いが優勢となった。
 エリオットは物言う株主として知られ、米国企業からは「最恐」と疎まれる存在とされる。 
 東芝は海外のアクティビストらの保有比率が高まっており、21年の株主総会では社外取締役で取締役会議長だった永山治氏(中外製薬名誉会長)らの再任案が否決された。
 市場では「過去にはファンドによる買収の観測が出ていることもあり、思惑的な買いが入りやすい」(国内証券)との見方がある。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 それにしてもキオクシアホールディングスの合併話とは、全く関係の無い理由による株価変動で困惑してしまう。
 今後も値動きを注視する。

  ❇️❇️特注シミュレーション銘柄❇️❇️

 4507 塩野義製薬

 先ずは以下のニュースを読んで戴きたい。

 塩野義製薬は6日、開発中の新型コロナウイルスの飲み薬について、2021年中に100万人分以上の供給体制を整える方針を明らかにした。 
 国が新薬開発で設けた特例の「条件付き早期承認」の年内の申請も検討し、承認後の早期供給に備える。
 軽症者が自宅服用の飲み薬が実用化できれば、医療体制の逼迫を避けられる利点がある。
 また塩野義は新型コロナワクチンの開発も進めている。
 他社製のワクチンとの比較か偽薬との比較のいずれかの方式で最終段階の治験を年内に始め、22年3月末までの実用化を目指す。
 提携先の岐阜県の工場で年内に最大で年6000万人分の生産体制を整える計画だ。

 配当は上期下期とも55円で、次回配当の権利落ち日は9月29日。
 配当利回りは大した事無いが、大化けする可能性がある。
 8月6日に6038円315円高の引け値で仕込むシミュレーションを開始する。
 やはり10日に上昇した。
 6434円の396円高。
 8月10日いきなり利益は出たが、念の為その週一杯は様子を見た。
 8月13日は6536円の33円高。
 同日一旦引け値で手仕舞いし利益を確定。
 以降再度シミュレーションを手掛けれるか、様子を見る。
 約500円分利益が出た。
 しかし8月16日は6481円の55円安。
 売っておいて良かった。
 が、今週一杯再度仕込めるか様子を見る。
 昨日は6790円の16円安と値を消したが、今日は7106円の316円高と反発。
 明日少し下げてくれれば、再び買うシミュレーションに入りたい。
 しかし8月26日再び上昇したら見送る。
 と、そう思っていたら、8月26日反動安で6912の194円安。
 シミュレーションで、引け値6912の194円安で仕込む事にする。
 8月27日以降値動きを注視する。
 先週値を戻すと思っていたら、8月27日の引け値は6842円の70円安。
 9月7日は再び⭕⭕7489の209円高⭕⭕とシミュレーションの買値を577円上回ったので、大引けで利益確定。
 これで8月の初旬からすると、500円以上の利幅を二回連続ゲット。
 今週一杯迄は値動きを注視し、買えるかどうかを見極めたい。 
 少し下げてくれないと買えないし、このまま見送るのも手である。
 と、思っていたら、9月9日は高値圏で利食い売り優勢の展開からから7397円の226円安、9月30日は⭕⭕7654の390円高⭕⭕と、新薬の製品化が現実味を帯びて急上昇する展開。
 9月29日も配当権利落ち日ではあったが、経口薬の実用化期待で値を上げた。
 一旦緊急事態宣言解除で、コロナ薬開発の意義が希薄化しての株価下落分を取り戻し、9月10日に付けた最高値7623円をも取り戻し、尚も上昇の気配。
 もし明日下げなかったら、そろそろ天井なのではないだろうか。
 二回に亘って利益を上げれたし、明日も上げれば手仕舞いで良いかと思う。
 と、思っいたが、再び9月1日は、⭕⭕7500の150円安⭕⭕と、急落。
 今日は⭕⭕7397の197円安⭕⭕と反落。
 まだどうかは決めれないが、今週の相場次第ではあとワンチャンス有るかも。
 今週木曜迄引き続き手を出さずに注視する。

  ❇️❇️特注シミュレーション銘柄❇️❇️

 4507 塩野義製薬と共に明日もう1日様子を見て、シミュレーションで仕込みたい銘柄が出てきた。
 このところ現物で実際に買った銘柄が、総て下落しているので、暫く流れが戻る迄シミュレーションしてみる事にする。

 6376 日機装である。

 子会社のタックスヘイブン課税の追徴通達が、国税当局から届いた事で株価が下落した。
 既に追徴金は納税しており、脱税等違法なものではなく国税との見解の相違で、間もなく誤解は解け、適正な納税だったと証明されると日機装側は見解を示している。
 業績はそれ程悪くなく、と、言うより航空関連向け以外は好調で、深紫外線LED活用の空間除菌装置の新製品を販売したり、深紫外線LEDブランドの「sumiRay」を立ち上げたりと活発で、人工腎臓もトップ。
 他にもナノテクなど化学用精密ポンプ大手。
 これは一時的な下げで、日機装側の主張が通れば株価は戻るとみる。
 8月16日952円の56円安と急落し、8月20日には865円の20円安迄値を消した。
 ⭕⭕今日は941円の11円安⭕⭕、と、最安値からは少し値を戻した。
 ここ1~2週の何処か安いところで、実際にもしくはシミュレーションで仕込みたい。

 ❇️❇️特注買い付け銘柄❇️❇️


 注目銘柄☆3323レカム。
 配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは月20日以降のタイミングで良いような気がする。
 とは言え先日100円を切り始め、ここ数日で80円前後で推移。
 特に8月16日月曜日は、第三四半期の業績をネガティブ視しての下げである。
 このまま暫く70円~80円台を保ってくれれば、勝機到来の予感。
 もうそろそろ仕込む時期なのかも。

 と、思っていたら、⭕⭕9月2日は104円の17円高⭕⭕と、急騰してしまった。

 ⭕中国におけるウイルス除菌装置「ReSPR」の販売に関して、サンワサプライ上海と業務提携契約を締結したと発表。⭕

 上記理由で材料視された。 
 こうなれば熱が下がる迄静観するしかない。
 と、思っていたら、9月22日には⭕⭕85円の4円安⭕⭕で、沈静化。
 またも出遅れた事にショックではあったが、再び80円台に戻ったので狙える。

 ⭕⭕実際に9月28日に買い付け完了!⭕⭕

 89円で配当権利最終確定日に取得。
 配当権利落ち日には下落すると思うや、元々下げていたのに権利落ち日も変わらず。 
 配当額が小さい為に1割以上の下げにはならないと思う、との予想通り。
 先日ネガティブ決算発表はあったが、それも大した赤字幅ではない。
 アフターコロナ銘柄として期待。
 但し不安面も有る。
 中国に進出している同社は、良くも悪くも中国不動産ショックの影響を受けるだろう。
 それと低位株なので上昇する時も早いが、一旦下落するとその時も早い。
 今後は日々の値動きに注視。 

 ⭕⭕今日は82円の3円安⭕⭕で、権利落ち後の全体安でも大して下げず。
 太陽光発電関連の不採算子会社譲渡で、のれん代発生。
 決算スコアマイナスの割りには、株価は踏ん張っているように思う。

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 ❇️❇️見逃し反省からのリベンジ銘柄❇️❇️

 7896・セブン工業が4月末にストップ高の後520円の79円安と売られ、その後も496円の3円安と少し足踏み。
 500円を切ったら勝負出来る。
 と、思っていた矢先の6月初旬、いきなり602円の100円高と再び急激に上昇した。
 このまま上値離れしたら手は出せない。
 慎重に様子を見ていたら失敗した。
 決算の上方修正と木材価格の上昇で材料視された。

 しかし安値が555円で高値が597円と、6月11日の荒い値動きの流れの中、少しだけだが何とか559円で買う事が出来た。
 もう少し下げるかも知れないが、目標株価を660円前後に定めたいと思う。
 6月24日508円9円安と買値からは51円安も、翌日に起死回生の587円の79円高と復活。
 先日支配株主についての適時開示を行ったが、大株主の2社で凡そ50%を占める。
 大株主の2社は同業の都築木材と西垣林業で、東芝とは真逆で彼等は安定株主。
 海外ファンド等の資金が入っていない為オーバーハングの懸念がなく、それを好感した株価上昇と見る。
 株価は所謂「雲」と言われる抵抗線を上抜けした、「雲の上抜け」状態。
 株価上昇が期待出来る。
 とは言え7月9日521円の18円安と少し調整。  
 14日には531円まで戻したがす、7月20日516円の3円安と続落。
 第一四半期の決算が赤字転落した事から中々値が戻らなかったが、⭕⭕今日は509円の2円高⭕⭕と、配当権利落ち後の全体安のなか何とか踏ん張っている。
 まだまだ安いが、待つ価値はある。
 尚、今日権利確定最終日を通過したので、年末に配当7円分は入る。
 今後押し目買いも視野に入れながら、戻り高値に期待したい。


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・前澤工業。 
 上下水道機械の最大手。
 7月7日699円の82円高を付けて、7月14日水曜も690円の10円安と堅調だったが、7月15日木曜635円の55円安とかなり値を消した。
 業績好調の上自社株買いに増配と、株価が上がる条件が揃っているように見えたが、ここに来て今期の2桁営業減益見通しがマイナス視された。
 そして7月20日には633円迄値を消し、再び3日間で65円値上がりし698円と値を戻した。
 それなのにそこから3日間で41円も値下がりと乱高下。
 今日も744円の3円安と少し下げるも堅調。
 冷めるとみるか再び高騰すると見るか、何とも悩ましく判断に困る銘柄だ。

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・バイク王。 
 中古2輪売買最大手。
 7月9日952円の49円高で、7月13日は1158円の149円高と絶好調。
 8月2日に1313円の111円安と、増担保措置など取引規制強化をネガティブ視しての反落だったが、今日は利益見通しを据え置いた為、1229円の179円安と失望売りも堅調ではある。
 しかしこのまま下げてくれれば、また買い場もあろう。
 業績好調での株価なのだが、この銘柄実は200円を切る180円台の時から注目していて、遂に手を出せずに今日迄来た。
 こうなると情けないを通り越して、自分の才能の無さが恨めしい。
 しかし投資は才能でするものではない。
 飽くなき探求心と研鑽を積み上げてするものである、と、分かってはいるが、しかしこの状況何とかならないものか。

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 注目銘柄☆4355ロングライフ。
 関西中心に特養など老人ホーム運営。
 今日307円の1円安で配当権利落ち日は10月28日と今月の為、今月買い付けたい。
 配当は8円だが、200株以上で入所割引券カードが株主優待で贈られる。
 今はコロナ禍で全く注目されていない銘柄。
 安値圏である。


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 注目銘柄☆3248 アールエイジ。
 不動産関連
 今日690円の7円安で配当権利落ち日は10月28日と今月の為、今月買い付けたい。
 配当は中間期末と2回で年28円。
 もう少し安値圏で仕込みたい。


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 注目銘柄☆8077 トルク。
 ネジ製造
 今日222円の5円安で配当権利落ち日は10月28日と来月の為、今月買い付けたい。
 配当は中間期末と2回で年6円。
 安値圏である。


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 注目銘柄☆3452ビーロット。
 富裕層向け不動産売買。
 今日535円の9円安で配当権利落ち日は12月29日とまだまだ先の為、実際に買うのは来月以降のタイミングで良いような気がする。
 配当は15円だが、100株以上で1000円のクオカードが株主優待で贈られる。
 秋~冬に掛けて値動きに注目だ。


 危険注意銘柄☆2191「テラ」は急激な株価上昇の後急落で、当局から金融商品取引法違反で調査を受けた創薬ベンチャーで今日は189円の5円安で、凡そ2ヶ月前株価が少し動き始めたと思うや、その後は売りに押され下落した。
 誰かが仕掛けているのかも知れないが、危険なので買わずに注視する。 
 株式公開取り消しなのか、或いは再上昇なのか取捨が難しい処。 

 注目銘柄☆7537・丸文が業績好調で5月中旬558円の58円高の値を付け、今日も731円の14円安と少し下げるも堅調。
 半導体卸の会社である。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。

 注目銘柄☆9274・国際紙パルプ商事が業績好調と増配で、8月12日346円の80円高の値を付けた。
 8月13日は329円の17円安と反動安も、翌日は362円の33円高と値を戻し、
 9月27日は397円の56円高と再び上昇。  
 今日は利食い売りに押され、350円の43円安だったがそれでも堅調。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。
 業績好調は分かっていたが、ここ迄とは思わなかった。
 気付くのが今では話にならない、と、反省。

注目銘柄☆6069・トレンダーズが8月13日650円の8円高から、8月18日には3日間で1027円の127円高と約400円の値幅を取った。
 8月20日に一旦848円の42円安迄調整。
 その後再び値を戻し、今日は1034円の24円安と少し下げるも絶好調。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。
 何処かで高騰するとは思っていたが、ここ迄とは思わなかった。
 気付くのが今では話にならない、と、反省。

 注目銘柄☆5017の富士石油は5月末頃272円の53円高と、旧村上ファンド系のファンドの所有が明らかになった、
 今日は281円の8円高と未だ堅調だが、220円台の戻り安値が有れば仕込みたい。

 注目銘柄☆7544スリーエフが先日369円の69円高で業績V字回復予想、今日は318円の3円安
と未だに堅調ではあるが、勝負出来るレンジの一歩前迄調整した。
 再び300円前後なら勝負出来る。

 注目銘柄☆4334のユークスが、9月14日478円の80円高と決算大幅上方修正でストップ高、ゲーム、パチンコ、パチスロのソフト開発の会社で、今日は420円の4円高と未だ堅調。
 今後350円前後の戻り安値があれば狙えるが、この銘柄も気付くのが遅す過ぎて今更だ。
 またまた反省。


 注目銘柄☆8698のマネックスGが、7月27日に663円の20円安で、7月28日も639円の23円安と続落していて、狙おうと思っていたら7月29日687円の48円高と値を戻した。
 先日コインベースが日本でサービス提供開始と伝わり、最安値期は572円迄下げた。
 今日は594円の6円高。 
 随分と鎮静化はしている。
 少し前米アマゾンでビットコイン決済受入れ否定の報を受け下落し、上期8円下期18.5円と高配当で狙いを付けた。
 ビットコイン関連銘柄はこうした報で一時的に下げる事がある。
 しかし直ぐに値を戻したりと乱高下。
 570円前後の戻り安値があれば東急建設同様、狙える処で狙いたい。


  ⭕⭕配当権利落ちを過ぎても⭕⭕

  配当権利最終確定日は過ぎたが、明日以降権利落ちで或る程度安値があれば考えたいので、この8698のマネックスGは、本ボード上も継続して注視。

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕

 注目銘柄☆3449のテクノフレックスが、8月10日978円の23円安と急反落。
 決算2%下げでこの急落。
 配当は上期20円下期21円と高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 次回配当権利落ちは12月29日。
 今日は991円の1円安。
 今後もう少し下値が有るならば狙いたい。

  ⭕⭕今年の冬迄に決断する⭕⭕


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 注目銘柄☆3807のフィスコが、9月1日236円の50円高と急反発。
 今日は191円の変わらずとかなり沈静化。

「業績上方修正 通期純利益8.73億円→56.84億円」
「適時開示:(開示の経過)持分法適用関連会社の異動を伴う株式交付申込による特別利益(個別および連結)の発生の見込みに関するお知らせ」
 上記理由によるもので、今は手が出せないが、戻り安値の180円台が有れば狙いたい。


 ❇️❇️もしもデイトレするなら銘柄❇️❇️
 
 このところ連敗続きなので、もしもデイトレするならのコーナーはしはらくお休みにする。
 シミュレーションで良かった。

  ⭕但し飽く迄シミュレーション⭕


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 ⭕⭕《今日の東京コロナ感染状況》⭕⭕


 今日の東京都のコロナ新規感染者数は144人と、火曜日としては今年に入って最少。
 前週同曜日からは104人減少して約42%減。
  新規感染者数が順調に減少している。
 果たしてリバウンドは無いのかどうか。
 菅総理退陣と岸田政権の下で行う総選挙への景気付けでご祝儀を出した政府とは逆に、専門家や都道府県知事は慎重姿勢を崩していない。
 明日以降の新規感染者数に要注目である。
 それからこの内現在入院している重症患者も、74人と昨日から3人減少した。
 そして死者も5人と昨日から1人減少。
 ピークアウトの良い流れが継続しているが、
 まだまだ感染予防には気が抜けない。


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 都の担当者は「緊急事態宣言中の都民、事業者の協力によって減少してきた。ただ、ウイルスがなくなったわけではなく、再拡大のおそれもある。外出の頻度や人数を減らしたり人混みを避けたりなど対策をお願いしたい」と話しています。


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 ⭕⭕コロナ関連ニューストピックス⭕⭕


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


  旅行の行動制限緩和、添乗員つき団体
  ツアーで実証調査…観光庁

 観光庁は5日、新型コロナウイルス対策のための行動制限の緩和に向け、ワクチン接種証明書や陰性証明書を活用した感染対策技術「ワクチン・検査パッケージ」の有効性を検証する実証調査を8日から始めると発表した。
 旅行会社のツアーが対象で、効果や運用上の課題などを洗い出す。
 実証調査には、日本旅行、阪急交通社、読売旅行など11社が参加する。
 これらの会社が実施する計38の団体ツアーが対象となる。
 具体的には、添乗員がおり、航空機、鉄道、バスなど公共交通機関を利用する日帰り・宿泊それぞれの旅行について検証を進める。
 関係事業者やツアー参加者にアンケート調査を行うという。
  
 10/6(水)  読売新聞オンライン
 (c) 読売新聞社

  
⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕
 

 《今夜のニューヨーク市場》

 今夜のニューヨークダウは開場4時間の相場で、$34435の$435高と反発。
 またナスダックも14480pの224p高と反発。  

 【市場概況】

  NYダウ反発で始まる 
  主力ハイテク株に買い直し

  2021年10月5日 22:59

【NQNニューヨーク=川内資子】

5日の米株式相場でダウ工業株30種平均は反発して始まり、午前9時40分現在は前日比102ドル04セント高の3万4104ドル96セントで推移している。
 前日に大きく下げた主力ハイテク株の一角に短期的な戻りを見込んだ買いが入り、相場を支えている。
 ただ、インフレ加速や米連邦政府の債務上限問題への警戒感がくすぶり、上値は重い。

 米原油先物相場が朝方に一時1バレル78.88ドルと期近物として前日に続いて7年ぶりの高値を更新した。
 原材料高がインフレを招き、新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした供給網の混乱や人件費増とともに米企業収益を圧迫するとの懸念を誘った。
 米連邦債務の上限問題を巡っては、イエレン米財務長官が5日朝に米CNBCに出演し、米議会が18日までに債務上限を引き上げられない場合、「米経済がリセッション(景気後退)に陥る可能性がある」と警告した。

 顧客情報管理(CRM)のセールスフォース・ドットコムやソフトウエアのマイクロソフト、スマートフォンのアップルなど主力ハイテク株が高く始まった。
 ダウ平均の構成銘柄以外では、前日に5%下げた交流サイトのフェイスブックも小高い。

 原油高を受けて石油のシェブロンが買われている。
 5日朝に新型コロナワクチンの追加接種(ブースター接種)の緊急使用許可に関するデータを米当局に提出したと発表した医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も高い。


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 この様子では明日の東京も反発すると見た。
 しかしながらここ最近ニューヨークが下落した翌日に日経平均が上昇し、ニューヨークが上昇した翌日に日経平均が下落している。
 とは言え今日はさすがにニューヨーク同様東京も続落した。
 流れ的には明日の東京も反発すると見るのが順当だが、果して明日はどうなるのか。
 しかし反発したとしても、この状況ではとても株価が劇的に上昇するとは思えない。
 それに投資家心理では中国恒大集団の経営不安は未だ完全に払拭仕切れていない筈で、何れにしても株価の大幅な反発はないだろう。  
 また岸田内閣をネガティブ視する市場関係者は多い。
 加えてコロナ感染が縮小傾向にあるとは言え、完全に終息していない現状での株高は、どうにも納得出来ない。 
 無論現況を株高と見る私は、マイノリティなのかも知れない。
 何はともあれ日経平均上昇の折は、ダブルインバースの買い場が到来したと思うべき。
 と、30000円台前後で日経平均が推移したので、9月10日に373円の場面で日経ダブルインバースを買った。
 その時の買値からは利益が出ているが、全体的にはまだまだプラス圏には到達していない。
 何とか利益を出して欲しいが、微妙。
 またこのまま株価が下落し続けるとは思わないが、劇的に上昇するとも思えない。
 果たして今週の日経平均は、一体どこに着地するのか?
 その辺りは中国恒大を始め、中国不動産大手の経営危機が解決するかどうかと、岸田政権への投資家の期待値が上昇するかどうかに懸かっているような気がする。 
 
(松平 眞之)


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕
 

  《今日の依存症治療と総括》

 何が何でも弱気の立場を貫く私は、何はともあれ本間宗久の相場三昧伝に従うのみだ。
 それにしても、「不必要な射幸心は捨て、現実を受け入れる」、と、書いた貼り紙は良い。
 読む度に競馬やパチンコをする阿保らしさが身に沁みるのだ。
 依存症は完治しない病である。
 気を引き締めて頑張らねば。
 しかし何だかんだで、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせた。 
 今日の競馬やパチンコでの無事は、スーパーに買い出しに行ったお蔭か。
 競馬やパチンコの事を丸1日考えなかった。

 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の続落で確実としたい。
 兎に角明日日経平均が小幅続落なら発泡酒。
 26000円台に突入して大幅続落なら、明日こそビールを飲みたい。
 とは言え上昇ならお茶を飲んで早め就寝だ。  

 追伸・訳有って彦四郎君は私の従兄弟に貰わ      
    れてしまった。
    来月新しい男子の熱帯魚が来る予定。
    ちなみに先週迄は日経平均上昇でも、
    菅総理退陣で連夜の発泡酒だったが、
    岸田新総理では心許ない。
    今週は日経平均上昇なら祝杯は無し。
    で、明日の東京は反発気配。
    なのでお酒にはありつけなさそう。
 

 
 
    
    
 

 
   
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み