第423話 2年目の2ヶ月と26日目 7月20日(火)

文字数 8,929文字

  《今日の東京市場》

 今日の東京市場は予想通り続落した。
 とは言え然程の下げ幅にはならなかった。
 また例の如く日銀のTOPIX買い入れは無く、先月2ヶ月ぶりにTOPIXを一度だけ701億円買い入れたきり。
 余程の下げ幅の時以外には、日銀のTOPIX買い入れは無いようだ。
 例えば今日のように1日200円~300円程度の下げ幅が20日間連続で続き、1ヶ月4~6000円を越える下げ幅になっても、1日の下げ幅がこの程度なら日銀は動かないのだろうか。
 その辺りは全くの謎だ。
 結局今日の日経平均の引値は27388円の264円安と、続落するも27000円台は守った。
 また日経ダブルインバースも、456円の7円高と続伸。
 私の日経ダブルインバースの買値平均値も、プラス圏に突入の後さらに上昇。
 それから$¥レートは109.59円、と、109円台のまま若干の円安傾向。
 東証一部の総取引額は5日ぶりに増加し、2兆3941億円と、昨日よりも商いが凡そ3275億円程増加し売り優勢。
 
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 先週月曜日経平均が大幅上昇した事を受けて、弱気の私は423円で日経ダブルインバースを買い増したが、皆様には余りお薦めしない。
 何となれば投資家やアナリストのマジョリティは強気一辺倒なので、私なんぞ弱気の変わり者は完全にマイノリティだからである。
 ちなみに今日は456円の7円高。
 とは言えリスクヘッジと考えて、余り値動きを気にするのは止めるようにしている。
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  《今日のニュース》

 大きいニュースでは、東京五輪・パラリンピック組織委員会は19日、五輪開会式作曲担当のミュージシャン小山田圭吾氏の辞任を発表したが、今度は東京五輪・パラリンピックの公式文化プログラム「東京2020 NIPPONフェスティバル」の一つ「MAZEKOZEアイランドツアー」に出演予定だった絵本作家ののぶみさんが出演を辞退する事になった。
 公式HPによると「ご本人のご意思」によるものだという。
 これは8月22日にオンラインでライブ配信予定の「共生・多様性」を可視化、体験化できる映像作品で、俳優の東ちづるさんが総合構成、演出、総指揮を務めている。
 のぶみさんをめぐっては、教員への嫌がらせなど、過去の著作での内容がネットで批判されていた。
 とは言え不祥事だらけの五輪開催なので、のぶみさんがまともじゃないのも当たり前か。
 不祥事当たり前の「不興五輪」である。
 しかし開催前からこれでは、五輪終了時迄に何が起こるのか考えるだに恐ろしい。

 そんな異常な五輪関連ニュースばかりの中で、今日久しぶりに良いニュースがあった。
 経済3団体のトップが東京五輪の開会式に出席しない事が、今日20日分かったのである。
 経団連の十倉雅和会長は20日の記者会見で、欠席する意向を明らかにした。
 理由について「総合的に勘案して」とした。
「家で一国民としてオリンピックを楽しみたい」とも述べた。
 経団連によると、大会組織委員会から14日に十倉会長への出席要請があり、16日に欠席すると回答した。
 十倉会長は会見で、五輪について「私が出席しないことで意義や価値が変わるものでは全くなく、成功を心から願っている」と述べた。
 日本商工会議所の三村明夫会頭と、経済同友会の桜田謙悟代表幹事も欠席する方向だ。
 これに先駆け東京五輪・パラリンピックの最高位スポンサーを務めるトヨタ自動車が9日、豊田章男社長の開会式への出席を見送った事に続き、至極適切で良心有る行動。
 この事を以て政府と経済界に亀裂が生じているとする人も居るが、そうではなく単純に政府が異常で経済界が正常なだけだと思う。

 それから国際ニュースでは、インドネシアなど東南アジア各国で新型コロナウイルスの感染が急拡大している。
 感染力が強いインド型変異株(デルタ株)が広がり、地域医療を圧迫。
 各地で医療崩壊の危険性が指摘されていた。
 各国は感染拡大防止の切り札としてワクチン接種を進めたい考えだが、供給不足もあって思うように進んでいないのが現状だ。
 インドネシアは6月上旬から感染者が急増、最大時には1日当たりの新規感染者は5万人を超え、累計感染者は300万人に迫る勢いだ。
 今月19日には1日として過去最多の1338人が死亡した。
 特に首都ジャカルタを抱えるジャワ島の感染状況が深刻で、医療用酸素の需要は感染拡大前の5倍に急増。
 ジャカルタでは病床の使用率が90%を超える病院が相次ぎ、入院できなかった患者が車内で息を引き取るケースが報告されている。検査体制が未熟で、実際の感染者はさらに多いとみられている。
 20日はイスラム教犠牲祭の祝日だったが、一部のモスク(イスラム教礼拝所)で感染防止対策として禁止された集団礼拝を行う様子も見られ、当局は規制の順守を呼びかけている。
 タイでは19日、1万1784人の新規感染が確認され、1日当たりの過去最多を更新。累計では40万人以上が感染した。
 マレーシアでも感染拡大が続き、18日発表の新規感染者は1万710人。
 1万人台は6日連続で、累計感染者は91万人を超えた。
 各国ではワクチン普及が伸び悩んでおり、インドネシアとタイでは接種が完了した国民は5%程度。両国とも中国製薬大手・科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製ワクチンの普及を進めてきたが、デルタ株への効果に疑念が上がっており、接種計画の見直しを迫られている。

 その他米アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏が立ちあげた宇宙企業「ブルーオリジン」が20日、自社のロケットで4人乗りの宇宙船を打ち上げ、顧客を乗せた世界初の宇宙旅行に成功。
 搭乗したのは、ベゾス氏と弟のマーク・ベゾス氏、1960年代に女性飛行士候補だったウォリー・ファンクさん(82)。
 そして、残る1席のオークションに参加したオランダの投資会社の創業者の息子オリバー・デーメンさん(18)が、旅費を払う初の顧客となった。2人は宇宙に行った最年長と最年少となる。
 英BBCによると、オークションは、別の人物が約30億円で落札したが、都合が合わずに飛行を延期したため、オリバーさんの父親が繰り上がった。
 その後物理学を学んでいるオリバーさんに権利を譲ったという。金額は公表されていない。
 4人が乗る宇宙船は日本時間20日午後10時すぎ、新型ロケット「ニューシェパード」で打ち上げられた。約3分後に切り離され、放物線を描きながら地上100キロを超えて宇宙空間に到達した。
 船内は無重力になった。
 その後、大気圏に再突入し、打ち上げから約10分後、パラシュートを開いて砂漠地帯に軟着陸した。
 今回のように宇宙空間に行ってすぐ降りてくる飛行は、地球を周回するオービタル(軌道)飛行とは違い、「サブオービタル(準軌道)」と呼ばれる。
 ブルーオリジンは、テキサス州南西部の発射場からウェブサイトで飛行の様子を中継した。
 年内に後2回の飛行を予定していると言う。
 
  《今日の個別銘柄ニュース》

 ❇️❇️見逃し反省からのリベンジ銘柄❇️❇️
 
 6月29日が配当権利落ちで、苦慮の末6月末に買い付けを見送った3286トラストHDが、先日601円の100円高と急騰した。
 先週月曜は先々週に引き続き450円から、430円の20円安と続落した。
 とは言え堅調と言えば堅調。
 配当権利落ち直後のストップ高など通常は考えられないが、最近は配当の権利確定後に株価下落防止策として、各上場会社が株主に有利な情報を発信するパターンが散見されるる。
 例えば自社株買いや新規事業参入、或いは企業間買収等だ。
 他にも通期決算が急上昇する等。
 しかしそのような情報はインサイダーでも無い限り、一般の投資家は知る由も無い。
 今回のトラストHDの株価急騰の理由は分からないし、何者かが仕掛けているのかも知れないが、これも長期保有を考えて買っていたらこのストップ高を享受する事が出来た訳で、今後は短期ではなく長期での保有を考えるべき、と、そう再考する良き教訓となった。
 日経ダブルインバースを始めETFでリスクヘッジをしながら、長期保有を旨とすべし。
 やはりバークシャー&ハザウェイのウォーレンバフェット氏は正しい。
 兎に角戻り安値の300円台に期待したい。
 
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 しかしながら先週月曜は先々週の7・8・9日と比べ、かなり下げ幅が縮まって来た。
 そこで300円台に到っていないが、先週の相場が二番底と見てリベンジを期して買いに入った。
 もう少し下げるかもだが、買値は433円。
 先週一旦は422円の変わらずと下げ止まっていたが、株安の煽りを喰らって今日は385円の8円安。
 遂に節目の400円を割り込んだが、もうそろそろ三番底だと思う。
 今後押し目買いも視野に入れながら、戻り高値に期待したい。
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 ❇️❇️見逃し反省からのリベンジ銘柄❇️❇️

 7896・セブン工業が4月末にストップ高の後520円の79円安と売られ、その後も496円の3円安と少し足踏み。
 500円を切ったら勝負出来る。
 と、思っていた矢先の6月初旬、いきなり602円の100円高と再び急激に上昇した。
 このまま上値離れしたら手は出せない。
 慎重に様子を見ていたら失敗した。
 決算の上方修正と木材価格の上昇で材料視された。
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 しかし安値が555円で高値か597円と、6月11日の荒い値動きの流れの中、少しだけだが何とか559円で買う事が出来た。
 もう少し下げるかも知れないが、目標株価を660円前後に定めたいと思う。
 6月24日508円9円安と買値からは51円安も、翌日に起死回生の587円の79円高と復活。
 先日支配株主についての適時開示を行ったが、大株主の2社で凡そ50%を占める。
 大株主の2社は同業の都築木材と西垣林業で、東芝とは真逆で彼等は安定株主。
 海外ファンド等の資金が入っていない為オーバーハングの懸念がなく、それを好感した株価上昇と見る。
 株価は所謂「雲」と言われる抵抗線を上抜けした、「雲の上抜け」状態。
 株価上昇が期待出来る。
 とは言え7月9日521円の18円安と少し調整。  
 14日には531円まで戻したが、今日は全体的に相場が停滞する流れのまま、516円の3円安と続落。
 今後押し目買いも視野に入れながら、戻り高値に期待したい。
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 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 以前から注目していた8070東京産業が、先日656円の48円高と急騰。
 今日は655円の19円高と逆行高で復活。
 三菱パワー製品の受託販売が柱の機械商社であり、再生エネルギー関連に注力する同社は自社株買いを実施するらしい。
 業績好調で配当は中間期末とも13円で、次回配当が9月末の為注視していたのだが、またまた見逃した銘柄が急騰してしまった。
 今後戻り安値600円前後の戻り安値に期待する他無い。
 この銘柄も時期を逃した事に反省である。

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・前澤工業。 
 上下水道機械の最大手。
 先日699円の82円高を付けて、7月14日水曜も690円の10円安と堅調だったが、7月15日木曜635円の55円安とかなり値を消した。
 今日も633円の1円安。
 業績好調の上自社株買いに増配と、株価が上がる条件が揃っているように見えたが、ここに来て今期の2桁営業減益見通しがマイナス視された。
 出遅れたと思っていたが、後一押し下げてくれて600円前後の戻り安値があれば買える。

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・バイク王。 
 中古2輪売買最大手。
 7月9日952円の49円高で、7月13日は1158円の149円高と絶好調。
 今日も1062円の18円安と下げるも絶好調。
 業績好調での株価なのだが、この銘柄実は200円を切る180円台の時から注目していて、遂に手を出せずに今日迄来た。
 こうなると情けないを通り越して、自分の才能の無さが恨めしい。
 しかし投資は才能でするものではない。
 飽くなき探求心と研鑽を積み上げてするものである、と、分かってはいるが、しかしこの状況何とかならないものか。

 注目銘柄☆東証一部2353・日本駐車場開発。 
 駐車場最大手。
 今日は161円の4円安と堅調。
 配当次回権利落ちは7月29日で、下期のみで4.75円と増配も株価はそんなに高く無い。
 配当落ち迄に安い処を見計らい、良い局面でシミュレーションもしくは実際に購入したいと思っていたが、動き方が今一つなのと配当がそれ程でもないので、現物を買って信用で売って利益を取る手法は使えない。
 この銘柄は配当権利落ちギリギリの来週、見送るかどうか決定する。

 注目銘柄☆東証一部3245ディア・ライフで、投資用マンション等を手掛ける。
 ストップ高の後5月中旬に440円の32円安だったのが、その後値を戻し今日も465円の4円安と堅調で、配当権利落ちは9月29日とまだ先の為、実際に買うのは夏以降のタイミングで良いような気がするが、配当が20円と増配しているのに、地合いの悪さで急落後の連日反発。
 注目である。

 注目銘柄☆東証一部7618のPCデポで、シニア層主体の顧客を持つPC専門店。
 増配を予定しているのに、この会社が起こしたのではないが、ハッキングや情報流出懸念で相場の全体的な流れでこの業種各社の株価下落に繋がった。
 今日は465円の4円安。
 配当権利落ちは9月29日とまだ先の為、実際に買うのは夏以降のタイミングで良いような気がするが、下期配当が7円(上期7円で年ベースでは14円)と増配しているのに、地合いの悪さで株価急落。
 また株主優待も有る。
 配当権利落ち月迄には仕込みたいが、狙っていた429円から既にかなり上昇した。
 今後の戻り安値に期待しつつ注目である。

 注目銘柄☆8737・あかつき本社
 中古住宅や老人ホーム等を扱う不動産会社。
 今日378円の4円安と下げるも堅調。
 配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 以前にも保有していた事があり、利益が乗った処てま売却したのだが、今回増収増益で増配するのだとか。
 来月末ぐらい迄に仕込める処で仕込みたい。

 注目銘柄☆2411・ゲンダイエージェンシー。
 パチンコ店の広告を扱う専業1位。
 先週320円の26円高と急上昇。
 今日も322円の3円安と下げるも堅調。
 配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 以前にも保有していた事があり、配当見送りで売却したのだが、今回業績回復で上期3円下期4円と復配するのだとか。
 少し値下がりしたら、来月末ぐらい迄に仕込める処で仕込みたい。

 注目銘柄☆3323レカム。
 今日は100円の1円安で配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 とは言え先日も100円を切っていて、再び100円を切れば勝機到来の予感。
 来月末ぐらい迄値動きに注目だ。

 注目銘柄☆3452ビーロット。
 富裕層向け不動産売買。
 今日566円の6円安で配当権利落ち日は12月29日とまだまだ先の為、実際に買うのは夏~秋以降のタイミングで良いような気がする。
 配当は15円だが、100株以上で1000円のクオカードが株主優待で贈られる。
 秋~冬に掛けて値動きに注目だ。

 注目銘柄☆8622水戸証券
 今日293円の1円安で配当権利落ち日は9月29日と少し先の為、実際に買うのは7月~8月のタイミングで良いような気がする。 
 上期6円下期 10円と高配当なのだが、個人的に株主優待のカレンダーが欲しい。
 凄く実用的なのだ。
 来月末ぐらい迄値動きに注目だ。

 危険注意銘柄☆2191「テラ」は急激な株価上昇の後急落で、当局から金融商品取引法違反で調査を受けた創薬ベンチャーで今日は208円の2円安で、凡そ2ヶ月前株価が少し動き始めたと思うや、その後は売りに押され下落した。
 誰かが仕掛けているのかも知れないが、危険なので買わずに注視する。 
 株式公開取り消しなのか、或いは再上昇なのか取捨が難しい処。 

 注目銘柄☆7537・丸文が業績好調で5月中断558円の58円高の値を付け、今日も673円の15円安と少し下げるも堅調。
 半導体卸の会社である。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。

 注目銘柄☆5017の富士石油は5月末頃272円の53円高と、旧村上ファンド系のファンドの所有が明らかになった、
 しかし今日は248円の5円安と下げるも堅調。
 220円台の戻り安値が有れば仕込みたい。

注目銘柄☆3289東急不動産が先日700円の39円高で業績上昇、少し下げていて今日は616円の16円安。
 今後 600円前後に調整すれば狙える。
 とは言えまたも出遅れた自身に反省。

 注目銘柄☆7544スリーエフが先日369円の69円高で業績V字回復予想、今日は317円の変わらずと未だに堅調ではあるが、勝負出来るレンジの一歩前迄調整した。
 再び300円前後なら勝負出来る。

 注目銘柄☆9696のウイザスが、先日575円の69円高と決算大幅上方修正でストップ高、今日も607円の1円高と逆行高で堅調。
 今後戻り安値があれば狙いたい。

  《今日の東京コロナ感染状況》

 今日の東京都のコロナ新規感染者数は1387人と、前週同曜日から557人増加した。
 これで31日連続で前週の同曜日より増加。
 オリンピック開幕を直前に控えた東京都内の感染状況について、都の「専門家ボード」の座長を務める東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は、「今、東京都は、これまでで最大の危機を迎えていると思う。今回は、1日の感染者数が3000人を超える感染が起こりえる可能性があり、非常に危惧している。全国に波及する可能性もあり、全国でも比較的若い人が入院することがあると思うので医療体制や自宅やホテル療養で重症化を防ぐ体制を作ることが求められる」と指摘した。
 顕著なのがワクチン未接種の40代~50代の、中高年層のデルタ株への感染拡大である。
 既に第五波が到来したと言える現況で、医療環境は逼迫する手前の処迄来ている。
 それに加え緊急事態宣言再発令中の今、五輪開会式が3日後に迫っている。
 何より恐ろしいのは菅政権の迷走ぶりで、最早政権として機能していない。
 各省庁がバラバラに動いているような気がして仕方ない。
 政権内で菅総理は総理として認知されていないような気さえする。
 この上感染大爆発による五輪パラの大失敗、或いは医療崩壊や重傷者・死者の増加を来したとしたら、責任は誰が取るのか?
 仮に秋の総選挙で政権交代したとしたら、その何れかの野党に菅総理はその犯した罪を擦り付ける、と、でも言うのだろうか?
 何れにしても現政権の閣僚等に、責任だけは取らせるべきだ。

  《今夜のニューヨーク市場》

 それから今夜のニューヨークダウは開場3時間の株価で、$34578の$616高と大幅反発。
 またナスダックも$14501の$226高と、こちらも大幅に反発。  
 昨日とは一転両市場共大幅に反発した。
 IBMがクラウドコンピューティング部門の好調から好決算。
 株価も上昇している。
 その他景気敏感株に買い物が入り、ニューヨークダウは堅調に推移している。
 ニューヨークの市場関係者によると、我々は
デルタ株の拡大による株価の下落は一時的なものであると思っている。
 その上で気に掛けるべきは、米雇用統計であり、インフレ懸念であり、テーパリング戦略等のFRBのスタンスにあるとした。
 この状況では明日水曜の東京市場も、恐らく大幅に反発するだろう。
 今週はオリンピックウィークの為、海の日とスポーツの日が週末に移動。
 つまり明日で今週の東京市場は閉場する。
 次は26日の月曜迄東京市場は開かないのだ。
 そうなると実質週末になる明日は、或いは今年一番の上昇となるのかも知れない。
 何やかやで結局はニューヨーク市場に引き摺られる東京市場である。
 東京市場だけ小幅上昇や続落になる事は考え難く、朝一からどれ程大幅に反発するのか、明日の日経平均の上昇幅に注目である。
 日経ダブルインバースは大幅に下落するたろうし、今日一旦売る手もあったのだが、飽く迄リスクヘッジでの保有なのだ。
 静観する他有るまい。

  《今日の依存症治療と総括》

 何が何でも弱気の立場を貫く私は、何はともあれ本間宗久の相場三昧伝に従うのみだ。
 それにしても、「不必要な射幸心は捨て、現実を受け入れる」、と、書いた貼り紙は良い。
 読む度に競馬やパチンコをする阿保らしさが身に沁みるのだ。
 依存症は完治しない病である。
 気を引き締めて頑張らねば。
 しかし何だかんだで、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせた。 
 今日の競馬やパチンコでの無事は、1日部屋に居て小説を書いていたお蔭か。
 競馬やパチンコの事を丸1日考えなかった。

 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の続落で確実としたい。
 兎に角明日日経平均が小幅続落なら発泡酒。
 26000円台に突入して大幅続落なら、明日こそビール。
 上昇ならお茶を飲んで早め就寝だ。  
 ちなみに日経平均が或る程度の幅で続落したので、今日は少し上等なメーカー物の発泡酒。 
 明日こそはビールが飲みたいものだ。
 とは言え明日は日経平均上昇でお茶濃厚。
 明日はお茶を飲んで早め就寝する事にする。

 追伸・訳有って彦四郎君は私の従兄弟に貰わ      
    れてしまった。
    来月新しい男子の熱帯魚が来る予定。
    
 
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