第293話 9ヶ月と14日目 3月12日(金)

文字数 1,751文字

 流石に今日は大幅な上げ相場だった。
 今日の日経平均の引け値は、29717円の506円高と続伸して引けた。
 日銀のETF買介入は、株価や取引総額の3兆6235億だから有ったのかも知れない。  
 今日は海外勢が参戦していると思えないので、日銀が買ったと思う方が自然だ。
 年間6兆円の予算で買い一辺倒の株主なのだから、売り方の私には脅威の存在である。
 日経ダルインバースの引け値は409円の16円安と下落。
 自分は410円で買い増したから、今日の底値に近い値段では買えた。
 まだまだ売らないし今日は下がったので売れないが、流石に今日は自身の買値平均値を下回ってしまった。
 また$¥レートは108.94円、と、108円代で小動き。

 しかしニューヨークダウが連日の最高値更新の割には、日経平均の上げ幅は然程でもない。
 またナスダックも上昇していたのに何故か。
 やはり連日の東京の小動きは米投資家が米長期金利上昇によるドル高で、東京市場から資金を引き上げたままになっているからだろう。

 大きなニュースでは、菅総理長男の所属会社
である東北新社が衛生放送の認定取り消し。
 シャープ子会社のカンタツが不正会計。
 BMWジャパンが過剰ノルマで、公正取引委員会が立入検査。
 国際ニュースではミャンマーの国軍が70人を殺害したとして、国連のアンドリュース特別報告者が非難声明。
 世界の国々で囲い込んで、ミャンマー国軍を追い込む必要がある、と。

 また来週16日〜17日は、FMOCが金融政策発表。
 来週18日〜19日は、日銀の金融政策発表が有り、株価に影響有る為に注視。

 それからシミュレーション銘柄である6459大和冷機が、今日は昨日と変わらずで中途半端。
 暫くは保有。
 今少し上がるのを待ちたい。
 その他新たに注目した8893・新日本建物。
 現在値は430円の1円安と今日は小動きだが、数日で下がった分を戻した。
 配当は22円で権利落ちはこの3月末。
 来週以降月末迄注視する。
 また乱高下した8301日銀出資証券。
 昨日は下落今日は上昇と、やはり乱高下。
 38300円で3600円高と今日は反発。
 狂乱相場を物語る1つの現象として面白い。
 あと急激な株価上昇の後急落で、当局から金融商品取引法違反で調査を受けた創薬ベンチャーの「テラ」は、今日は227円の2円安と小動きで、株式公開取り消しなのか、或いは再上昇なのか取捨が難しい処。
 しかし今日自身で調査し直した限りでは、やはりメキシコでのコロナ新薬の開発は、株価誘導の作り話だったとしか考えられない。
 それに膵臓癌の新薬も治験の結果判断が来年に伸びているから、上がるとしても今の問題が解決しない事には怖くて手が出せない。
 後一相場有るかもだが買わない事に決定。

 それと東京のコロナ新規感染者数は304人と、減少鈍化は否めないままじわり拡大傾向。
 このままだと緊急事態宣言の期限再延長。

 今夜のニューヨークダウは開場後3時間半の時間で、$32642の$156高と史上最高値を更新する形で上昇。
 然しナスダックは$13253$の$145安と反落している。
 またニューヨークダウ先物は上昇。
 ナスダック先物は現物より下落幅大。
 こうなると週明けの日経平均は判断が難しいが、ここ最近はナスダックに左右されている。
 下落しそうな気がする。
 しかし来週月曜も海外勢の資金が戻るかどうかが気になる。
 また米10年物国債の利回りが1・6%を超えるかどうかが鍵。
 週明け月曜はその辺りに注目である。
 が、何が何でも弱気の立場を貫く私としては、まだまだ日経ダブルインバースを来月も買い増すつもり。
 何はともあれ本間宗久の相場三昧伝に従うのみだ。
 で、何と言っても感謝すべきは、バレンタインジャンボ抽選結果を待っていたお蔭だろう。
 抽選結果発表待ちで、競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせたのだから。
 宝くじはやはり外れたが・・・・・。
 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、東京市場が休みなので、「この人良い人〜」を探す事で確実としたい。
 実は今日も発泡酒はお預け。
 なので来週月曜下落すればビールを。
 またもし小動きだったら発泡酒を呑む。

 追伸・元気な彦四郎君の姿は明日公開予定。
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