第441話 2年目の3ヶ月と13日目 8月7日(土)

文字数 5,026文字

《昨夜のニューヨーク市場と週明け東京市場》

 今日は土曜で東京市場は休場。
 昨夜のニューヨークダウは大引けの株価で、$35208の$144高と続伸。
 しかしナスダックは$14835の$59安と反落。  

 【市場概況】

 6日の米ダウ工業株30種平均は続伸して始まった。午前9時35分時点は前日比147ドル32セント高の3万5211ドル57セントで推移し、7月26日に付けた過去最高値(3万5144ドル)を上回っている。
 取引開始前に発表された7月の米雇用統計で雇用者数が市場予想以上に増加した。
 米経済の回復が続いているとの見方から景気敏感株が買われている。
 雇用統計で景気動向を映す非農業部門雇用者数は前月比94万3000人増と市場予想(84万5000人増)を上回った。
 外食や宿泊業などサービス業が雇用回復をけん引した。
 6月実績も85万人増から93万8000人増に上方修正された。
 業績が景気の影響を受けやすい銘柄が上昇し、化学のダウ、航空機のボーイング、建機のキャタピラーが高い。米債券市場では長期金利が一時、前日比0.07%高い1.29%に上昇した。 
 利ざや改善につながるとの見方から金融のJPモルガン・チェースとゴールドマン・サックスも買われている。
 景気敏感株に投資資金が移る一方で、ハイテクなどグロース(成長)株は売りが優勢。
 長期金利が上昇すると高PER銘柄の相対的な割高感が意識されやすい面もある。
 スマートフォンのアップルと顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムが安い。
 ハイテク株が多いナスダック総合株価指数は小幅に5営業日ぶりに反落して始まった。

 この様子では週明け月曜が山の日の振替休日の為、火曜から開場する東京も続伸で間違い無いだろう。
 しかしながら月曜ニューヨークは開場する。   
 先ずは月曜のニューヨークを見てからの判断にしたい。
 それにしてもこのコロナ感染激増下の、しかも明日閉幕するオリンピック開催後の東京の株高は、どうにも納得出来ない。 
 どう考えても経済効果は、マイナスでしかない今回のオリンピック開催である。
 その上パラリンピック開催も控えている。
 とは言え現況を株高と見る私は、マイノリティなのかも知れない。
 何はともあれ日経平均上昇の折は、ダブルインバースの買い場が到来したと思うべき。
 今少し値が上がれば、その時にはまた日経ダブルインバースを買いに入る。

 《今日のニュース》

 大きいニュースでは、国内の新型コロナウイルスの新規感染者が7日、1万5700人超となり過去最多を更新した。最多を更新するのはこれで4日連続となる。
 東京の新規感染者数は4566人で過去最多ではないが、埼玉県▽千葉県▽山梨県▽静岡県▽滋賀県▽熊本県で、其々過去最多を更新した。

 また新型コロナウイルスのワクチンをめぐり、東京23区で年代別の接種率を公表した18区のうち14区が、50代の1回目の接種率が5割に満たないことが7日、産経新聞の調べで分かった。 
 40代では17区が5割未満だった。感染拡大の「第5波」で40~50代の重症者が増加する中、この年代のワクチン接種が進んでおらず、自治体から供給不足を指摘する声が相次いでいる。
 23区に聞き取り調査を実施し、18区が7月下旬~今月6日時点の年代別の接種率を公表。5区は65歳以上や64歳以下の接種率を回答したが、詳細については集計中や非公表だった。
 その結果、50代の1回目の接種率は墨田区の65・1%が最も高く、千代田区、台東区、江東区も5割を超えた。
 港区など6区が4割台、中央区など6区が3割台。
 十分な抗体を得るのに必要とされる2回目の接種率は、千代田区、墨田区、豊島区、板橋区が2割を超えていた。
 40代の1回目の接種率で、5割を超えたのは58・3%の墨田区のみ。
 2回目の接種率は12区が1割未満だった。
 一方、65歳以上の1回目の接種率は一部の年代を除き23区全てで8割を超え、2回目も8区では8割を超えていた。
 多くの自治体は65歳以上の優先接種に続き、年代の高い順から接種を始めている。
 ただ墨田区と渋谷区を除く21区は、ワクチンの供給が「不足」か「十分とはいえない」などと回答した。
 都によると、4日時点の重症者115人のうち、50代が48人、40代が22人で合わせて6割以上を占める。
 一方で、ワクチン接種が進んだ60代以上の割合は減少傾向にある。
 都の感染状況を分析する専門家は「40代以上に対し、ワクチン接種は重症化の予防効果が期待されていることを啓発する必要がある」としている。
 
 その他新型コロナウイルスの深刻な感染拡大が続く東京都内で、過去2番目に多い4566人の感染が確認された。
 東京都内の新たな感染者は4566人で、過去2番目に多く、4日連続で4000人を上回っている。
 30代の女性が3人で自宅で飲み会をし、感染したケースもあったという。
 重症者は9人増えて150人で、150人以上となるのは1月28日以来。
 一方、新たに4人の死亡が確認された。
 このうち50代の女性は自宅で倒れているところを夫が見つけ病院に搬送され、その際に陽性が判明、病院で死亡が確認された。
 別の50代の女性は自宅で療養していたが、感染確認から3日後に容体が急変し、自ら救急搬送を要請し病院に搬送されたが、その日に亡くなったという。
 第5波に入り、自宅療養していた人の死亡が確認されたのは初めて。
 また、入院患者は3485人で、1月12日の3427人を超え、過去最多。
 都の担当者は、感染者を減らすことが入院患者や重症者を減らすことにつながるとし、「連休やお盆での不要不急の外出は控えていただきたい」と呼びかけている。

 この状況は総選挙で自民党を排除しない限り永遠に続くのだ。
 デルタ株で国民の半分が死に絶えようが、オリンピックの閉幕後、菅総理はパラリンピックを開催するだろう。
 兎に角1日も早く総選挙を、そして菅総理以外のまともな総理と、まともな政府の成立を、何としても、1日も早く望む。
 
 それから国際ニュースでは、米ニューヨークの連邦地検は6日、ミャンマーのチョー・モー・トゥン国連大使の暗殺を企てたとして、外国政府職員に危害を加えようとした容疑で、ニューヨーク市在住のミャンマー人2人を逮捕したと発表した。
 同大使はクーデターを起こしたミャンマー国軍へ批判を続けており、暗殺計画は同国軍と取引のあるタイの武器商も加わっていたという。
 地検によると、2人のうち1人がミャンマー国軍に武器を売っているタイの武器商と連絡を取り、人を雇って大使を襲わせて辞任を迫る計画を立てた。
 武器商は、大使が辞任を拒否すれば殺害するべきだと提案したという。

 また東京五輪の陸上女子ベラルーシ代表のクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手(24)の亡命を巡り、ポーランド政府が受け入れに向けていち早く動いていたことが分かった。
 パベウ・ミレフスキ駐日ポーランド大使が6日、本紙との電話インタビューで語った。
 大使によると、ツィマノウスカヤ選手は羽田空港で保護された8月1日夜、亡命先としてオーストリア、チェコなどと並べてポーランドの名を挙げた。
 大使はその晩のうちに隣国リトアニアの駐日大使と電話で対応を協議したことを明らかにし、「どの国に行きたいのか、はっきりしなかったので、彼女の決定を待とうと話した」と語った。
 1日深夜には、ポーランド大使館の領事にツィマノウスカヤ選手本人から電話が入った。
 人道ビザの申請に対し、即座に支援する用意があると伝えたという。
 ツィマノウスカヤ選手は翌日午後、日本警察の車で大使館に移送された。
 大使によれば、ポーランドを選んだのは、ビザ発給を受けやすいと考えたためだった。
 ポーランドは過去1年間にベラルーシ人150人に人道的な理由でビザを発給している。
 ツィマノウスカヤ選手の夫が国境の町ブレストの出身で、ポーランド語が達者だったことも影響した。
 ミレフスキ大使は「日本の警察、外務省などとの連携が非常に重要だった。
 移送、大使館の安全確保など、日本当局の協力がなければ、秘密を要するこの難しい任務は達成できなかっただろう」と感謝を述べた。

《今日の東京コロナ感染状況》

 今日の東京都のコロナ新規感染者数は4566人と、過去2番目に多かった。
 最早先週と比べてとか、そう言ったレベルの感染者数の増加ではないが、敢えて比べれば前週同曜日から、508人増の感染大激増である。
 この内現在入院している重症患者は、昨日より9人増の150人。

 都の担当者は「感染者が第3波のピークの倍近くになっていて、それに伴って入院患者と重症患者が増えている。感染者の増加から、少し遅れて増えるので、今後、さらに増える可能性が高い」と話している。
 そのうえで、「『医療体制のひっ迫が始まっている』と専門家も指摘している。感染者を少しでも減らすことが入院患者と重症患者を減らすことにつながる。連休やお盆休みもステイホームしていただき、会食など感染リスクがある行動を控えてほしい」と話していた。

 こうした非常事態のなか、菅義偉(すが・よしひで)首相は7月30日の記者会見で、新型コロナウイルスへの対応に失敗した場合、引責辞任する考えがあるかを問われ、「対応することが私の責任で、私はできると思っている」と語った、と、言う。
 開いた口が塞がらない。
 ワクチン接種の遅れや五輪バブル方式の失敗等、既に対応出来ていないではないか。
 このまま国民に謝罪もせずに、逃げ仰せるとでも思っているのだろうか。
 それに東洋の魔女発言こそしなくなったが、菅総理は事ここに及んでも、パラリンピックでさえ中止しない意向だ。
 してみると日本人は自分で自分の身を守るしかない、と、言う事。
 最早菅総理はバッハ会長同様に、日本国民の敵でしかない
 秋の総選挙で政権交代したとしたら、次の与党には菅総理を始め現政権の閣僚等に、責任だけは取らせて欲しい。
 
 《馬券を買わなければこんなに得する!》

 今日も競馬依存症治療の方は到って順調。
 さて祭日なので先月から始めた新企画、「馬券を買わなければこんなに幸せ」、に続く、「馬券を買わなければこんなに得する」と、競馬をしないと得する事について書くコーナー。

 第23話

 今日も馬券を買わなかったが、今日は中央競馬が開催されている事さえ忘れていた。
 気が付いた時には、18時00分を回っていた。
 
 で、今日競馬をしなくて得をしたのは、競馬を忘れていた為ストレスが全く無かった事。
 もし買っていたらも何も、損しようがない。
 1円も損していないから、1日幸せな気分で居られた事は言う迄もなく、競馬の無い人生は最高に幸せ、と、感じられた1日であった。
 それにしても「射幸心を捨てて、現実を受け入れる」、と、書いた貼り紙は効果大だ。
 馬券を買う気が失せる処か、競馬自体が社会の害悪としか思えないようになっている。
 日本全体が馬券を買わない気運になれば、宿敵JRAが潰れる可能性も出て来る。
 そんな夢のような出来事を夢想する私。

 何と言っても馬券を買わないと、馬券を買いに行く労力も負けての精神的ストレスも無い。
 お金もそうだが、やはり精神的ストレスを感じ無いのが、1番の幸せだ。
 
 とか、言っている間に、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間も過ぎた。
 やはり今日の競馬やパチンコでの無事は、中央競馬が開催されている事さえ忘れていたお蔭だろう。
 で、明日の競馬やパチンコでの無事は明日は日曜日だが、明日も中央競馬が開催されている事を忘れる事で確実としたい。

 最近はJRAの場外馬券売場は開いているものの、買いに行くのが面倒臭いを通り越して、場外馬券売場の存在意義への不信が募り、馬券を買う事を害悪とさえ思うようになって来た。
 自画自賛になるが私も成長したものだ。
 射幸心を捨てて貧乏を受け入れるに限る。

 追伸・訳有って彦四郎君は私の従兄弟に貰わ      
    れてしまった。
    来月新しい男子の熱帯魚が来る予定。
    なので表紙は飽く迄イメージ。 
    ちなみに私の場合ワクチン接種から3  
    日間経って漸く普通の身体に戻った。
 
   


 
 
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