第648話 ウクライナがキエフを死守して7日目 3月2日(水)

文字数 30,079文字

 ※平穏を取り戻す迄の間、エールを贈るべ    
 くウクライナ国旗を表紙にさせて戴きたい※

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕中ロ分断から、ロシア「反戦派」の蜂起を促す
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 先ずは以下の14件の記事をお読み戴きたい。
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 「戦争の止め方」教えて 砲声やまぬ
  キエフで8歳が検索

 砲声と機関銃の音が鳴りやまないウクライナの首都キエフで、家族と暮らしを守るため、ロシア軍に静かな抵抗を続けている元留学生の女性がいる。
 「怖い」とおびえる小学生の息子をなだめながら火炎瓶をつくり、いずれ前線に動員される夫を支える。
 「平和で自由なウクライナを絶対に守る」。
 停戦交渉の帰趨(きすう)が見えない中、女性はSNS(会員制交流サイト)を通じて取材に応じ、日本をはじめとする国際社会の連帯を強く訴えた。

 キエフ郊外の街道に接する一軒家。  
 そこがIT会社勤務、ユーリア・クリメンコさん(34)の自宅だ。
 夜間は戦闘が激しく、爆発音で4、5回は目が覚める。
 長男(8)が泣き出すことにも慣れてきた。ユーリアさんはゆっくりと語りかける。

「サイレンが鳴ったら、あわてず地下のシェルターに逃げるのよ」

■続く銃撃戦、決死の買いだし

 キエフの学校で日本語を専攻、14年前に京都の大学に1年間留学した。
 「心に留めておく貴重な1年だった」とユーリアさん。
 大好きな日本が対露制裁に加わり、母国を支援してくれた事が「とてもうれしい」と語る。

 2月24日にロシア軍の侵攻が始まり、「日常」は一変。
 キエフでは民間人の外出禁止令が出され、長男の学校も休校となった。

 以降、砲弾の爆発音と銃声があちこちから聞こえ、市当局からは絶えず注意を呼びかけるメッセージがスマートフォンに届く。

 周辺の3割くらいの住民がキエフから逃れたが、ユーリアさん一家はここに残ると決めた。
 戦時下において、夫(37)と60代の両親、長男を含めた5人家族の生活を維持するのに今は必死だ。

 ジャガイモ、砂糖、小麦粉、ひまわり油などは2週間分をストックしているが、バターや牛乳、肉と野菜が足りない。
 休業していたスーパーマーケットは停戦交渉の開始に伴い、一部で再開。
 店頭に野菜はないが、物資を求める市民の長蛇の列ができていた。
 銃撃戦は続いているが、食料品の買いだしには行かざるを得ない。

 ガスや電気、水道などライフラインはまだ維持されているが、簡単なジャガイモ料理、パスタやかゆしか作れない。
 それでも「砲撃の恐ろしさと比べると、粗食は問題ではない」と、流暢(りゅうちょう)な日本語のメッセージで答えた。

■「日常」求め、シェルターで仕事

 命を脅かされつつも、ユーリアさんは「日常」を送ろうと奮闘している。
 仕事はITのテクニカルサポートで、顧客は国外。
 会社からは今は働かなくていいと言われているが、「無駄に家にいるのはいや」と、シェルターにパソコンを持ち込み、業務を続ける。

 国民総動員令のもと、いずれ夫も軍に動員される。
 少しでも力になろうと、火炎瓶作りや献血にも協力している。

 激しい砲撃におびえる息子に、根拠がなくても「大丈夫よ」となだめるしかない。
 「私は死を恐れていないが、息子には自由な国で生きていってほしい」と苦しい胸の内を明かす。

「どうしてロシアは自分たちを攻撃するの」。息子はそう嘆き、「戦争の止め方」を、グーグルで検索していたという。

 このほど開始された停戦交渉に、ユーリアさんは懐疑的だ。
 クリミア半島と東部ドンバス地方を手に入れるまで、プーチン大統領は引かないとみる。 
 「日本や他の国の支援で、ロシアを追い詰めることができると信じている。プーチンがしている事はロシア国民にとっても弊害。どうか、早くプーチンをとめて、世界を平和にしたい」(木村郁子)

 3/2(水) 産経新聞 (c) 産業経済新聞社

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   内臓ブルブル震える寒さ…戦火逃れて
   国境目指す人々、不安もピークに

 ウクライナに侵攻したロシア軍の攻撃が激しさを増す中、戦火を逃れた避難民がウクライナ西方のポーランド国境に殺到している。
 彼らを待ち受けていたのは、疲労と寒さ、不安が襲う過酷な道のりだった。

 ウクライナ西部リビウの街は静まりかえっていた。
 4日前までの喧騒(けんそう)がうそのようだ。
 2月27日朝、市中心部のホテルを出た。
 前日まで鳴り響いていた空襲警報のサイレンも、この日は鳴らなかった。
 人も車もほとんど通らない。

 ロシア軍の工作員が市内に侵入しているとの情報が、数日前から飛び交っていた。  
 警察が市内各所で車両やブロックを使って道路を塞ぎ、検問を実施していた。
 検問を通るたびに、身分証を入念にチェックされた。

 市中心部から車で約60キロ・メートル走ったところで、3度目の検問に止められた。
 渋滞のため、この先は国境を越える車しか通さないという。  
 ここでリビウ在住の運転手に別れを告げ、国境まで26キロ・メートルの道のりを歩くことにした。

 まっすぐに延びる一本道が、視界の先まで続いていた。
 大きな荷物を持った避難民が、一様に西を目指して車道の脇を歩いてゆく。

 スーツケースを引きずる人、衣類と食料を詰め込んだビニール袋を両手に持つ人、大きな荷物を持たず、毛布にくるまりながら歩く人、猫を連れている人もいた。
 道端には、荷物を軽くするために捨てられたのか、スーツケースや衣類が散乱していた。

 所々で休憩を挟み、互いに声を掛け合った。 
 歩き始めて30分後、リビウの方からサイレンが聞こえた。
 逃げる場所はない。
 誰も振り返らず、歩みを止めなかった。

 集落を通りかかると、村人たちが炊き出しを行っていた。
 物流が滞る中だというのに、お茶やスープ、パンやリンゴを惜しみなく差し出す。
 「プーチンくそ食らえ!」と叫ぶ人もいた。

 夕方、雪が舞い始めても、避難民は無言で歩みを進めた。
 歩き始めて9時間後の午後8時半頃、国境まであと3キロ・メートルの地点で、治安部隊が道路を封鎖していた。
 ここから先は150人ずつしか通行が許されない。
 300人以上が並んでいた。

 気温は氷点下2度。
 内臓がぶるぶると震えるような感覚が続いた。
 治安部隊が用意してくれたたき火を囲んで暖を取った。

 後ろから、急に叫び声がした。
 治安部隊が駆けつけ、1人の避難民を木の棒で殴り始めた。
 順番を巡るトラブルがあったのか、原因は分からないが、治安部隊に突っかかる人もいた。
 寒さと不安がピークに達し、人々は感情的になっていた。

 冷え切った車道で待ち続けて約8時間後の28日午前5時頃、ようやく通行が許可され、3キロ・メートル先の国境の検問所に向かった。

 (記事 笹子美奈子、写真 三浦邦彦)

 3/2(水) 読売新聞オンライン
 (c) 読売新聞社

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 キエフのスーパーの棚が「空」…深刻化する
 食料不足と恐怖に怯える市民生活を取材

 停戦協議再開が見込まれていますが、ウクライナ市街地へのロシア軍による攻撃は激化しています。
 いつ攻撃を受けるかわからない状況で暮らす市民。
 今、その安全や生活はどうなっているのでしょうか。

◯市街戦激化にウクライナ市民の生活は?

 ハリコフ市内の地下のシェルター内では、子供たちはパンを食べ、スマートフォンをいじったりして過ごしています。
 棚の上には、ヘルメットやバッグが置かれています。

 地下の避難所で過ごす女性:
 私たちが地下室にいるのはもう5日目です。
 とても心配していて、とても怖いです。
 ここには小さな子供やお年寄りがいて、とても恐ろしいです。

 めざまし8は、ハリコフで暮らすウクライナ人夫婦に話を聞くことができました。

 ハリコフ在住の夫婦:
 外を見るのも怖くて、カーテンを閉めて電気もつけない生活をしています。今は何の音もしないんですが、逆にその静けさが怖いです。

 恐怖に怯えながらの生活を余儀なくされている人々。

 香港出身のジャーナリスト、クレ・カオルさん。

 2月18日から3月1日まで現地取材を続け、その中で撮影した、およそ300本の映像とともに、キエフの実情を伝えてくれました。

 キエフに入ってから2月23日までは、街にもまだ人通りがあったといいます。
 しかし、24日のロシアによる侵攻開始と共に、街の雰囲気も一変。

 安全な場所へと逃げようとし、渋滞する様子が。

 さらに、キエフの街から逃れようと、列車に人々が殺到する姿もおさめられています。

 1回目の停戦協議で合意できず、交渉継続となった後は、街の雰囲気がより厳しいものになったといいます。

◯深刻化する食料不足
 これは、3月1日のキエフの街の様子。

 撮影したのは、現地に15年住んでいる高垣典哉さん。買い物に行く途中でカメラを回したといいます。

 同乗者:
 昨日兵士達が4つの戦車を防いだ場所です。

 道路には、進撃を止めるために、ところどころに、コンクリートの柱が。

 3月1日は外出禁止令が解かれていましたが、走る車は少なく、人通り殆んどありません。
 立ち寄ったスーパーマーケットの店内は。

 高垣典哉さん:
パンとケーキの棚なんですけど、パンがほとんどない状態ですね。
 すぐ食べられるような物は全部売り切れる。
 ジュース類とか調味料とかお菓子ははいっぱいありました。
 お酒も結構あります。
 パンとか惣菜全部、売り切れています。
 パンほしいんですけど…


 不定期に開くスーパーマーケットに注意を払い、食料を買いに行く生活が続いているといいます。
 そんな高垣さんの自宅の様子は。

 高垣典哉さん:
 今日はこんだけ缶詰買ってきました。
 お茶とクッキーみたいなものとか、トイレットペーパーも買いました。
 後は水とジュース類、チーズを買いました。


 かろうじて買えた缶詰やクッキー。
 これで数日を乗り切るということです。

 高垣典哉さん:
 3日間、クラッカーと缶詰のコーンとソーセージしか食べてないです。
 近くは大きなスーパーマーケットがあるのでトイレットペーパーとかは買えましたけどね。      
 人気のある商品、みんなが使いたいような商品は全然ないですね。


 深刻化する食料不足や命の危険と隣り合わせの生活を送っています。
 これは、ハリコフ市内のインフラ状況です。

 電気は砲撃による変電所の損傷により、一部地域で停電となっており、復旧時期は3月末が予定されています。
 1ヶ月近く電気がない地域があるということになります。
 そして、水道も停電が原因で影響が出ているといいます。
 一方、ガスは現状影響がないといいます。

 ロシア軍からの攻撃がエスカレートする中、食料不足問題や、インフラの維持など現地は課題に直面しています。

(「めざまし8」3月2日放送より)

 めざまし8 3/2(水)
 FNNプライムオンライン (c) FNN PRIME

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 【独自】「首都5日以内陥落の可能性高い」 
     アメリカ国防総省が分析

 ロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻から、7日目となった。

 アメリカの国防総省が、「5日以内にウクライナの首都・キエフが陥落する可能性が高い」と分析している事が、FNNの取材でわかった。

 ミサイルのようなものが鉄塔に命中し、炎と黒煙が上がった。

 これは1日、キエフのテレビ塔をとらえた映像で、ウクライナ当局によると、ロシア軍によるこの攻撃で、5人が死亡したという。

 ロシア軍は都市部への攻撃を強めていて、第2の都市ハリコフでも、少なくとも10人が死亡、35人が負傷したとしている。

 ロシア軍による攻勢が強まる中、アメリカの国防総省は「5日以内に首都・キエフが陥落する可能性が高い」と分析を示していることがわかった。

 また、「経済制裁によるロシアのプーチン大統領へのダメージは限定的」としていて、今後の情勢に厳しい見方を示している。

 こうした中、ロシアメディアなどによると、ウクライナとロシアによる2回目の停戦協議は2日に行われる予定で、双方の代表団が、すでに会場に向かっているという。

 ウクライナ ゼレンスキー大統領「爆撃機が上空を飛び、攻撃されている間は協議の席に着くことはできない」

 一方でゼレンスキー大統領は、ロシア側の姿勢を批判しているほか、双方の主張には隔たりがあり、協議による進展があるのかは不透明。

 3/2(水)  フジテレビ系(FNN)
 (c) Fuji News Network.

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   ロシアの若者、ひそかな抗議
   ウクライナ国境の町

【AFP=時事】
 ロシア南西部のロストフナドヌー(Rostov-on-Don)。
 ウクライナとの国境に近いこの町で、若者がロシアのウクライナ侵攻に対するひそかな抗議活動を行っている。

 中心部の広場には、ヘッドホンを着けた数人の若者がそこここに所在なさそうにたたずんでいるだけだ。
 警察官の注意を引かないように。
 抗議デモには見えない。

 しかし、若者たちはSNSの呼び掛けに応じて集まったのだ。

 寒さの中、1時間立ち続けた。
 目配せし合うと、さりげなく数人ずつ固まり、少しだけ言葉を交わした。
 スローガンもプラカードもシュプレヒコールもない。

 長時間同じ場所にいると、警察官に身分証の提示を求められる。

 ジャーナリストは身分証を念入りに調べられ、コピーを取られる。
 マイクを取り出せばすぐ、私服の治安要員が近寄ってくる。

 首都モスクワやサンクトペテルブルク(St Petersburg)などの大都市では、ウクライナ侵攻に抗議する大規模なデモが行われた。
 拘束された参加者も数千人に上る。

 ロストフナドヌーでは、大勢を招集するわけにはいかない。
 抗議デモに参加する用意がある者は一握りだが、覚悟が必要で、恐怖心もある。

 コーヒーカップで手を温めていた、劇場の技術者として働くニコライ・コワシェビッチ(Nikolai Kovaschevich)さん(30)が取材に応じてくれた。

「核兵器で世界を脅してもどうにもならない」

「おしまいだ。未来はない。子供も生まれてこないだろう。あすはこない」と憤りを見せた。

 コワシェビッチさんのパートナーで、ビデオブロガーのマルガリータ・ハイシュバシェワ(Margarita Khaishbasheva)さん(29)は「みんなおびえている。刑務所に入れられたり、払えないほど高い罰金を科されたりするのを恐れている」と、声を荒らげた。

「私たちは警察国家に住んでいる。強い恐怖の中で暮らしている」


■「この戦争は狂っている」

 2人から数メートル離れて立っていた、英文学を学ぶ23歳の男性。 
 アントンとのみ名乗った。

 私服の治安要員を警戒し、「本当にAFPの記者だという証拠」を見せるよう要求した。
 警官がやって来て身分証の提示を求められた時も、記者の傍らを離れなかった。

 アントンさんは、ロストフナドヌーの北約200キロに位置する、親ロシア派武装勢力に実効支配されているウクライナ・ルガンスク(Lugansk)の出身だという。

「周りでは誰一人(ウクライナ侵攻に)賛成していない」と打ち明けた。  
「誰にも死んでほしくないとみんな思っている。でも、声を上げたり、支援したりする用意があるのはごく少数だ。たいていの人はそんな心構えはできていない」

 経営学を学ぶニコライ・ジマ(Nikolai Zima)さん(18)は、毒殺未遂事件に遭い、現在収監されている反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏を支持する集会に、数年前から参加していた。

 徴兵されれば「戦争に行くつもりだ」と話す。

「もし攻撃されれば戦う用意はできている」と言うジマさんだが、「ウクライナや他の姉妹国相手にはごめんだ」と語った。

「この戦争は狂っている。全面的に反対だ。無関心ではいられない」と、人けのない広場に目をやりながら話した。

 10代の息子と来ていたイリーナ・アロヤン(Irina Aroyan)さん(52)は、ただ一人「目印」を着けていた。
 それはカバンに結び付けられた、ウクライナ国旗の色を表す青と黄色のリボンだった。

 アロヤンさんは元フリージャーナリストで、今は教師をしている。
 教え子10人のうち8人はウクライナでの戦争を支持しているという。

「残念な事にロシアのテレビではプロパガンダか政府寄りの番組しか見られない」と語った。

「若者の8割がプロパガンダの被害者ということ。彼らは世界で何が起きているのか全く分かっていない」
【翻訳編集】 AFPBB News

 3/2(水) AFP=時事
 (c) AFPBB News

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【解説】 プーチン氏、誤算でいっそう強硬策
  に出る可能性 ウクライナの激しい抵抗

 ジョン・シンプソン、世界情勢担当編集長

 ウクライナは侵攻の1週目、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が思っていたより、またはロシア軍司令官たちが彼に言っていたより、ずっと強力な反撃をみせている。
 しかしこれはまだ、醜い戦争になりうる戦いの初期段階でしかない。

 プーチン氏はロシア軍が侵攻して数日で、首都キーウ(キエフ)は陥落すると思っていたはずだ。
 そして、歴史的にロシアの一部だと彼が主張している領土を奪還したことについて、西側諸国はおびえ、分裂し、受け入れると考えていたはずだ。

 そうはならなかった。
 ウクライナはしぶとく、西側諸国(特にドイツ)の反応は想定外に激しかった。
 ロシア経済には既に深刻な影響が出ている。
 プーチン氏の有力な友人である中国は、西側の怒りがいつか自国に向けられ、中国経済に大打撃を及ぼすのではないかと心配しているように見える。
 今回の侵攻からはすでに距離を置いている。

 対照的に、北大西洋条約機構(NATO)は力を増す可能性がある。
 フィンランドとスウェーデンは共に、自衛のためにNATOに加盟するかもしれない。
 プーチン氏は今回の戦争を、ウクライナのNATO加盟を実現させないために始めた。
 しかし、ロシアと北西で国境を接する国などがNATOに加盟する結果になるかもしれない。

 これらはどれもプーチン氏にとって痛手となる。
 彼自身の計算違いが原因で、新型コロナウイルスで自ら隔離していた時期に決定したものだった。
 彼は限られた側近にしか会わず、側近らは彼が聞きたいことだけ伝えたのではないか。
 いま彼は、別の選択肢を探ることになる。
 彼ははねつけられても、決して後ずさりはしてこなかった。
 さらに強くやり返す。
 そして、彼にはそのための兵器がある。

 ウクライナの駐米大使は、ロシアがすでに気化爆弾(サーモバリック爆弾)を使ったと主張している。
 「真空爆弾」と呼ばれ、酸素を吸収して高温の爆発を発生させるものだ。
 現在のような状況に置かれた大使は一般に過激な主張をするものだが、ロシアの気化爆弾発射台がウクライナに向けて運ばれている映像を、私たちはすでに目にしている。
 アナリストらは、もっと多く使用されるのは時間の問題だろうとしている。

 写真からは、クラスター爆弾がハルキウ(ハリコフ)で民間人に対して使用された疑いもうかがえる。
 これら「小型爆弾」が降り注げば、広い範囲で人々は破片を浴び、恐ろしいけがを負う。
 クラスター爆弾は2008年に国際条約で使用が禁止されている。
 しかしロシアは署名しておらず、国際人権法に則って使用していると主張している。
 ハルキウ市民はこの説明を受け入れないかもしれない。

 プーチン氏は、非常に危険な兵器の使用をまったくためらわない。
 2006年にロンドンで起きた、元KBG将校アレクサンドル・リトヴィネンコ氏の毒殺事件では、放射性物質ポロニウムの使用を承認したとみられている。
 2018年に英南部ソールズベリーで、ロシアの元スパイのセルゲイ・スクリパリ氏をロシア軍情報機関が有毒の神経剤ノビチョクで襲撃することにも、同意した可能性が高い。
 スクリパル氏は助かったが、神経剤にさらされた女性ドーン・スタージェス氏が死亡した。

 まったく罪のない民間人が危機に置かれることを、プーチン氏は気にかけていないように思われる。
 前述の事案は計画的暗殺で、現在ウクライナで繰り広げられている広範囲な攻撃と異なる。 
 それでも原則は同じだ。
 ロシアの国益が脅かされる場合、民間人の命は問題にならない。

 ウクライナで思い通りにいかない場合、プーチン氏は核兵器を使う準備を進めるのだろうか。
 可能性はある。
 ただ、大半のアナリストたちは、その段階にはまだ至っていないとみている。
 プーチン氏は確かに、ウクライナに介入しようとする部外者は過去に見たことないような結果に見舞われると、暗い言葉を唱えた。
 ロシアがない世界に存在理由はあるのか、という考えも、繰り返し示している。
 とはいえ、核を使った衝突は、NATOがとんでもない計算違いをしなければ、近づくことはない。

 歴史は繰り返すのかもしれない。
 1939年、スターリンはフィンランドを攻撃。
 数日で陥落すると考えていた。
 しかしフィンランドは反撃し、ロシア軍は面目をつぶされた。
 冬戦争と呼ばれたこの戦いは1年程続いた。
 フィンランドは領土を失ったが、独立は維持した。
 ウクライナの戦争が似たような形で終わる可能性はある。

 この戦争はまだ初期段階だ。
 ウクライナがこれまで持ちこたえるからといって、ロシアの全面侵攻に長く耐えられるとは限らない。
 それでも、第1ラウンドは疑いなく、ウクライナにとってうまくいった。  
 西側の対応は、大方の予想よりずっと断固としたものとなっている。
 プーチン氏の予想を含めて。

(英語記事 Putin's miscalculations mean he
 could strike harder)
 (c) BBC News
 
 3/2(水) BBC News (c) BBC
   
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 ウクライナ南部都市を制圧 ロシア国防省

【AFP=時事】
 ロシア軍は2日、併合したクリミア(Crimea)半島に近いウクライナ南部の都市ヘルソン(Kherson)を制圧した。
 ロシア国防省のイーゴリ・コナシェンコフ(Igor Konashenkov)報道官がテレビで発表した。【翻訳編集】 AFPBB News

 3/2(水) AFP=時事
 (c) AFPBB News
  
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 「民間人136人が死亡」ウクライナ   
  メディア報道 子どもは13人

 ウクライナメディアの「キエフ・インディペンデント」は2日、国連人権高等弁務官事務所の発表にもとづき、2月24日以降、砲撃や空爆などで136人の民間人がウクライナで死亡したと伝えた。
 そのうち13人が子どもという。

 同事務所によると、民間人の負傷者は400人で、そのうち26人が子どもという。
 同事務所は「実際の犠牲者はもっと多い可能性がある」とみており、即時の停戦を呼びかけている。

 朝日新聞社 3/2(水)
 朝日新聞デジタル (c) 朝日新聞社

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  “ロシア機”ヘリ領空侵犯 政府
  「極めて遺憾だ」

 ロシア機とみられるヘリコプターが、2日、日本の領空を侵犯した問題で、政府は「極めて遺憾だ」としてロシアに対し厳重に抗議しました。

 松野官房長官「今回の領空侵犯は極めて遺憾であり、本日、ロシア政府に対して外交ルートで厳重に抗議をするとともに、再発防止を強く求めたところであります」

 防衛省によりますと、2日午前10時23分頃、ロシアのものと推定されるヘリコプター1機が北海道根室半島沖の領空を侵犯しました。

 航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して対応し、ヘリコプターは引き返したということです。

 領空侵犯が確認されるのは、去年9月にロシアの航空機が知床岬付近を飛行して以来のことです。

 松野長官は、会見で「我が国周辺の海空域でロシアの活動が活発化していることは懸念すべきものだ。警戒監視や情報収集に万全を期していきたい」と述べました。

 3/2(水)  日テレNEWS
 (c) Nippon News Network(NNN)

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 岸田総理が表明「ウクライナ避難民の受け入れを進める」「水際対策とは別に考えるべき」

 ドイツのシュタインマイヤー大統領とポーランドのモラヴィエツキ首相との電話会談を終えた岸田総理は記者団に対し、「困難に直面するウクライナの人々のための緊急人道支援や国外に避難される方の日本への受け入れを進めていくことを伝えた。
 まずは親族・知人が日本にいらっしゃる方を受け入れることを想定しているが、それにとどまらず、人道的観点から対応する。
 具体的にはこれから調整をしたいが、基本的には水際対策とは別に考えるべきだ」とした。(ABEMA NEWS)

 3/2(水) ABEMA TIMES (c) ABEMA TIMES

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  「義勇兵」募集、自制促す 政府

 松野博一官房長官は2日の記者会見で、ロシア軍と戦う「義勇兵」を募っている在日ウクライナ大使館に対し、「(日本国民には)退避勧告が出ている」と説明していることを明らかにした。

 自制を促す狙いがあるとみられる。

 松野氏は「目的のいかんを問わず、ウクライナへの渡航はやめてほしい」と述べ、募集に応じないよう呼び掛けた。 

  3/2(水)  時事通信 (c) 時事通信社

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  北京パラ ロシア、ベラルーシは
  中立選手で参加容認 
  IPC声明「選手は侵略者ではない」

 国際パラリンピック委員会(IPC)は2日、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、理事会を開催し、4日に開幕する北京パラリンピックに出場予定のRPC(ロシアパラリンピック委員会)、ベラルーシの選手について、中立選手として参加させる声明を発表した。
 「パラリンピックの旗の下で競争し、メダルテーブル(メダルの国別集計)には含まれない」と、した。

 ウクライナ侵攻を巡っては、2月28日に国際オリンピック委員会(IOC)がすべての国際競技連盟に、ロシアとベラルーシの選手、関係者について国際大会から除外することを勧告。
 国際スケート連盟など、複数の競技団体が両国の選手の除外を発表していた。

 IPCのパーソンズ会長は中立選手として参加を容認したことについて「憲法と現在のIPC規則の範囲内でできる最も厳しい罰」であるとし、北京パラリンピック後の理事会で両国のNPCの資格停止や除名を検討することも示唆した。

 ただ、4日に開幕を控えた大会については「決定により、参加しているすべてのNPCはどんなに困難であっても、他のアスリートと同じように中立選手を扱うことを期待している。政府とは異なり、パラリンピックアスリートと役員は侵略者ではなく、他の皆と同じようにスポーツイベントに参加しているためにここにいる」と、選手らへの配慮を求めた。

 3/2(水)  デイリースポーツ
 (c) デイリースポーツ/神戸新聞社
 
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  ウクライナ非常事態庁「民間人2000人
  以上死亡」ロシア侵攻

 ウクライナの非常事態庁は2日、ロシアによる軍事侵攻でこれまでに民間人2000人以上が死亡したと発表しました。

 ロシアは先月24日にウクライナに侵攻しましたが、ウクライナ軍が激しく抵抗。
 今月に入ってからは第2の都市・ハリコフで住宅街に砲弾が撃ち込まれるなど民間人への被害が拡大していました。

 3/2(水)  日テレNEWS
 (c) Nippon News Network(NNN)

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⑭   
  北京パラ ロシア、ベラルーシは
  中立選手で参加容認 
  IPC声明「選手は侵略者ではない」

 国際パラリンピック委員会(IPC)は2日、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、理事会を開催し、4日に開幕する北京パラリンピックに出場予定のRPC(ロシアパラリンピック委員会)、ベラルーシの選手について、中立選手として参加させる声明を発表した。
 「パラリンピックの旗の下で競争し、メダルテーブル(メダルの国別集計)には含まれない」と、した。

 ウクライナ侵攻を巡っては、2月28日に国際オリンピック委員会(IOC)がすべての国際競技連盟に、ロシアとベラルーシの選手、関係者について国際大会から除外する事を勧告。
 国際スケート連盟など、複数の競技団体が両国の選手の除外を発表していた。

 IPCのパーソンズ会長は中立選手として参加を容認したことについて「憲法と現在のIPC規則の範囲内でできる最も厳しい罰」であるとし、北京パラリンピック後の理事会で両国のNPCの資格停止や除名を検討することも示唆した。

 ただ、4日に開幕を控えた大会については「決定により、参加しているすべてのNPCはどんなに困難であっても、他のアスリートと同じように中立選手を扱うことを期待している。政府とは異なり、パラリンピックアスリートと役員は侵略者ではなく、他の皆と同じようにスポーツイベントに参加しているためにここにいる」と、選手らへの配慮を求めた。

 3/2(水)  デイリースポーツ
 (c) デイリースポーツ/神戸新聞社

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 今日も昨日に引き続き冒頭掲載記事が14件にも及ぶ為、掲載記事の左上に①から⑭迄の番号を付したので、参照して戴きたい。

 さて、上記の記事では、首都キエフを始めとするここ数日のウクライナ国内で、戦禍の惨状が如何に猖獗を極めているのか、或いは国境を越えて母国を後にしなければならないウクライナの女性や子供達が、如何に悲惨な現状を送っているかを伝えている。
 また60歳迄の戦闘に加われる男性は、たとえポーランドなどウクライナ以外の地域に居ても、母国を守る為に自ら国境を越え命を投げ出す覚悟で、ウクライナに戻っていると言う。
   
 そのように甚大な被害を受けながらも、総じてウクライナ兵の士気が高く、ロシア兵の士気の低い事も同時に伝えている。

 とは言え上記の記事群のなかでも、「首都キエフが5日以内に陥落の可能性高い」とアメリカ国防総省が分析しているとする記事がある。
 ただ、一方で、第1ラウンドは疑いなく、ウクライナにとってうまくいった、と、ロシア側の作戦が失敗に終わった事を伝える記事もあり、西側の対応はプーチンの予想を含め、大方の予想よりずっと断固としたものとなっているとも重ねている。

 日本に於いてもロシアへの経済制裁を始め、ウクライナへの支援は元より、今日になり岸田総理が「水際対策とは別に考えるべき」と付け加え、「ウクライナ避難民の受け入れを進める」と表明した。

 その事もあってか防衛省によると、2日午前10時23分頃、ロシアのものと推定されるヘリコプター1機が北海道根室半島沖の領空を侵犯したと言う。

 これはロシアに経済制裁を発動させる日本への牽制もあるが、たとえウクライナ侵攻で軍をヨーロッパ側に集中させているとは言え、極東に展開する軍も機能しているんだぞ、との、米国に対するアピールとも取れる。

 先日も書かせて戴いたが、極東に展開するロシア軍はたとえ手薄であっても、無傷で居る事は間違いななく、仮にこの「極東ロシア軍」を「反戦派」のロシア軍内の上級将校が掌握し、ナワリヌイ氏を中心としたネット世代の若者達と合流し、極東からクレムリンに大挙して押し寄せたら、そこで漸くプーチンによるウクライナ侵略は終わりを告げる。

 然し乍らロシア国民が、自力でこうしたクーデターが起こせるかと言うと、それはかなり難しい。

 上記記事に於いても、ウクライナとの国境に近いロシア南西部のロストフナドヌー(Rostov-on-Don)で、若者がロシアのウクライナ侵攻に対する密かな抗議活動を行っているとされるが、それは飽くまでも密かになのだ。

 そうした若者の一人が曰く、「周りでは誰一人(ウクライナ侵攻に)賛成していない」と打ち明け、「誰にも死んでほしくないと皆が思っている。でも、声を上げたり、支援したりする用意があるのはごく少数だ。たいていの人はそんな心構えはできていない」としている。

 ただ、そうしてたとえ度重なる粛清でロシア国内に「反プーチン派」が居ないと言え、「反戦派」が存在している事は確かなのである。

 他にも、二回目の停戦協議が継続して行われるものの、停戦協議が進展するとはとても考えられないし、やはりここはロシア国内に於ける「反戦派」の蜂起しかない。
 しかしその事を成就させる為には、ロシア国内に潜伏するCIAやMi6の諜報員の手助けが必要になって来るところだ。
 
 またそうしてロシア国内の「反戦派」の蜂起を促すには、何としても中ロの分断だけは必ず為し遂げておかなければならない。
 何となれば中国がロシアの後ろ楯で居る限り、西側の経済制裁が如何に強くとも、ロシアは痛くも痒くもないからだ。

 然し乍らここ最近の中国の態度が、北京冬季オリンピック開催時と一変しているのである。
 
 それが顕著に現れているのが、4日に開幕する北京パラリンピックに出場予定のRPC(ロシアパラリンピック委員会)、ベラルーシの選手について、中立選手として参加させる声明を発表し、「パラリンピックの旗の下で競争し、メダルテーブル(メダルの国別集計)には含まれない」、と、した事にある。

 つまりオリンピックでの女子フィギュアの時とは打って変わって、たとえメダルを取ってもROC選手としてロシアにメダルを持って帰れないと言う事になるのだ。

 オリンピックでの女子フィギュアでは、ワリエワがドーピング疑惑の影響でメダルを取り逃がしたものの、他の2選手が金・銀メダルともロシアに持ち帰った事とは大違いである。
 それにワリエワは曲がりなりにもフリー競技に参加出来た訳で、これは中国の介入が無ければとても叶わなかったような、ロシア贔屓のCASの対応だったと言える。

 対して今回のパラリンピックでの、ロシアとベラルーシへの対応である。
 恐らく中国のテコ入れは、「ロシアとベラルーシの選手に参加だけはさせてくれ」、と、でも助言した程度のように思う。
 ワリエワの際と比べると、明らかにトーンダウンしている。

 そうして今、中国は、明後日に迫ったパラ開催迄にウクライナ侵攻を終えれなかったプーチンとロシアに、確かに距離を置き始めている。
 今回のウクライナ侵攻で、プーチンが習近平の顔に泥を塗ったからである。

 ここで西側諸国は一気に責める必要がある。
 無論日本に於いても然り。

 そうして中ロ分断の為に、西側諸国が一致して全力を尽くす事こそが、ロシア国内の「反戦派」の蜂起を促す為の、またウクライナを守る最も有効な一手となると思うのだが、如何か。

 (松平 眞之) 


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《今日の東京市場》

 今日の東京市場は予測通り反落した。
 ロシア軍によるウクライナへの攻撃が首都キエフでも激化するなか、各国はロシアに対する経済制裁を強化している。
 世界景気や企業業績に与える影響を懸念した売りが相場を押し下げた。

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    日銀のETF買い入れについて
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 21日ぶりにの2月14日漸く買い入れたが、ロシアがウクライナに侵攻した2月24日に買い入れなしとは? 日銀の意図が分からない。
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 2月14日も21日ぶりに701億円買い入れたが、焼け石に水の616円安。
 そしてロシアがウクライナに侵攻した日に買い入れが無いとは、もはや日銀のTOPIX買い入れは、期待しない方が良いように思う。

 結局今日の日経平均の引け値は、2万6393円の451円安と反落して引けた。
 またそれを受けダブルインバースは、447円の14円高と反発。

 ただ、私の日経ダブルインバースの買値平均値は未だプラス圏。
 500円に到達したら一旦売る予定。
 逆に360円近辺まで来たら買い増したい。
 それにしても昨年末から乱高下している。
 こうした相場を魔物と言わずして、何と言えば良いのか。
 今日は日経平均の反落でダブルインバースは反発したが、翌営業日も日経平均が続落してダブルインバースも続伸するのか、或いは日経平均が反発しダブルインバースも反落するのか、何とも流れが読み辛い。

(松平 眞之)


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 【市場概況】

   東証大引け 4日ぶり反落、
   自動車や金融に売り

   2022年3月2日 15:17

2日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、前日比451円69銭(1.68%)安の2万6393円03銭で終えた。
 ロシア軍によるウクライナへの攻撃が首都キエフでも激化するなか、各国はロシアに対する経済制裁を強化している。
 世界景気や企業業績に与える影響を懸念した売りが相場を押し下げた。

 世界展開するトヨタやホンダ、デンソーなど自動車関連の下げが目立った。
 株から債券に資金を移す動きもあるなかで米長期金利が低下し、利ざや悪化の思惑から保険や銀行株も売られた。
 日経平均は下げ幅を一時は500円超まで広げるなど、投資家のリスク回避姿勢が改めて強まった。このところ買われていたエムスリーといったグロース(成長)株にも売りが及んだ。

 一方、ニューヨーク原油先物価格の上昇でINPEXが大幅高となった。
 他の資源の需給逼迫も警戒されるなか、非鉄金属株などへの買いも目立った。

 JPX日経インデックス400は4営業日ぶりに反落した。
 終値は前日比325.48ポイント(1.91%)安の1万6753.33だった。  
 東証株価指数(TOPIX)も4日ぶりに反落し、37.23ポイント(1.96%)安の1859.94で終えた。

 東証1部の売買代金は概算で3兆1119億円。売買高は14億2553万株だった。
 東証1部の値下がり銘柄数は1875と、全体の86%を占めた。
 値上がりは251、変わらずは53銘柄だった。

 T&D、三菱UFJ、東エレク、ダイキン、ブリヂストンが下落した。
 一方、ソフトバンクグループ(SBG)、コナミHD、住友鉱、大平金が上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕
 
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 【ドル/円と出来高】

 $¥レートは115.21円と、115円台のままやや円安ドル高に振れた。
 東証一部の売買代金は1日置いて増加し、売り優勢での増加となった。
 今日は3兆1119億円と増加し、5営業日連続で3兆円を上回った。
 前営業日から凡そ775億円の増加。
 売り優勢での売買代金の増加は、売り方の勢いが加速しながらの株価下落で、以降の相場が更に下落する可能性が高い。
 弱気の私には株価下落に向けて大歓迎だが、強気の人に取っては余り嬉しくない傾向。

 私としてはオミクロン株発生やロシアによるウクライナ侵攻を受けて弱気であったが、今後のオミクロン株の感染状況次第やウクライナ情勢次第では、強気も有り得る。
 今のところは弱気のままだが、今後のオミクロン株感染者の重症化状況とウクライナ情勢を注視し、株価変動に備えたい。
 それにしても、読み切れない今の相場は、正に魔物だ。

 とにもかくにも、ウクライナに平穏を!
 
(松平 眞之)


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住信SBIネット銀行 IPO  
 (新規公開株式)のご案内

 この度、住信SBIネット銀行 のIPO(新規公開株式)が実施されることになりました。
 弊社では、本銘柄のお取り扱いを開始致しましたので、お知らせいたします。

銘柄名 住信SBIネット銀行
銘柄コード 7163
市場 東証市場第一部
事業内容 インターネット専業銀行
申込株数単位 100株
仮条件 決定日:2022年3月7日(月)
価格帯:未定
ブックビルディング期間 2022年3月8日(火)から2022年3月11日(金)
条件決定日 2022年3月14日(月)
募集・売出価格 未定
株式公開日 2022年3月24日(木)
ご購入方法 ・「◯◯◯・コンサルティング」コースのお客さま|お店でのお申込み、新規公開株式抽選参加サービス(いずれも利用可)
・「◯◯◯・ダイレクト」コースのお客さま|新規公開株式抽選参加サービス

※ 2022年2月17日(木)時点の情報を記載しております。

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(松平 眞之)


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      《今日のニュース》

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    ⭕⭕今日の国内ニュース⭕⭕
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 生活保護申請23万5000件 2年連続増加

 厚生労働省によりますと、去年1年間の生活保護の申請は速報値でおよそ23万5000件で前の年に比べ1万1400件ほど増加しました。
 2年連続での増加です。

 生活保護の申請が増えた理由について、厚労省は「新型コロナの影響で雇用情勢が依然として厳しい状態のため」と分析しています。
(02日12:42)

 3/2(水)  TBS系(JNN)
 (c) Japan News Network.

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   岡口判事、弾劾裁判で「おわび」
   SNSで遺族傷つける投稿

 SNSへの投稿で殺人事件の遺族を傷つけたなどとして訴追された岡口基一・仙台高裁判事(56)=職務停止中=を辞めさせるかどうかを決める弾劾(だんがい)裁判が2日午後、裁判官弾劾裁判所(裁判長・船田元(はじめ)衆院議員)で始まった。
 岡口判事は「私の表現行為は不適当なものもあり、深くおわび申し上げたい」と述べた。
 その後、弁護団が裁判官を辞めさせる「罷免(ひめん)」にあたらないと主張した。

 弾劾裁判は裁判官役を国会議員14人が務め、別の国会議員らによる裁判官訴追委員会から訴追された裁判官について「裁判官としての威信を著しく失う非行」があったかどうかを審理する。

 審理は公開で行われ、関わった議員のうち3分の2以上が辞めさせることに賛成すれば裁判官の職だけでなく、法曹資格も失わせる。
 判決はその場で確定し、退職金も出ない。

 岡口判事は2017年、東京高裁がウェブサイトに誤って載せた殺人事件の判決文を引用し、自身のツイッターに「首を絞められて苦しむ女性に性的興奮を覚える性癖を持った男」「そんな男に無残にも殺されてしまった17歳の女性」と投稿。
 これに抗議した遺族について19年、フェイスブックで「高裁に洗脳」されていると書いた。

 別の投稿も含め最高裁は、2度にわたって岡口判事を戒告処分にした。
 一方、遺族は19年、訴追委に岡口判事を訴追するよう請求。
 訴追委が昨年6月、弾劾裁判にかける判断をした。

 弾劾裁判はこれまでに9件(8人)あり、罷免された7人は収賄やストーカー、盗撮、児童買春といった刑事事件やそれに近い行為をしていた。
 SNSでの投稿が審理対象になるのは初めて。

 岡口判事に対する弾劾裁判の2回目以降の期日は決まっていない。
 今後、複数回の公判を開いて遺族の証人尋問などを行い、判決が言い渡される見込み。
(阿部峻介)

 朝日新聞社 3/2(水)
 朝日新聞デジタル (c) 朝日新聞社


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    ⭕⭕今日の国際ニュース⭕⭕
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  訪台の米軍元高官、蔡総統と会談 
  対中国、「米国の関与を示したい」

 台湾を訪問している米軍元制服組トップら超党派の代表団は2日、台北市の総統府で蔡英文(ツァイインウェン)総統と会談した。
 ロシアのウクライナ侵攻を受け、中国が台湾への「情報戦」を強める中、代表団は台湾への揺るぎない支援を表明した。

 一行はマレン元米統合参謀本部議長が率いる軍高官や国家安全保障を担当した政府高官ら5人。
 マレン氏は「台湾海峡の安定は米国だけでなく、世界の利益につながる。今回の訪問を通し、台湾だけでなく、他の同盟国に対しても、インド太平洋地域への米国の関与を示したい」と語った。

 これに対し、蔡氏は「ウクライナ問題を見ても、地域の安定には民主主義陣営の協力が必要だ」と述べ、バイデン米政権の台湾支援の姿勢に謝意を示した。

 朝日新聞社 3/2(水)
 朝日新聞デジタル (c) 朝日新聞社

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  エリザベス英女王、通常公務に復帰 
  先月に新型ウイルス陽性

 イギリス王室のバッキンガム宮殿は1日、新型コロナウイルスに感染し、ウィンザー城で「軽い公務」を続けていたエリザベス女王(95)が通常の公務に復帰したと発表した。
 この日、オンライン形式で2件の公務に臨んだという。

 エリザベス女王は先月20日に新型ウイルス検査で陽性と判定された。
 「軽い風邪のような症状」がみられ、複数の予定を取りやめていた。

 公務に復帰した女王は、ウィンザー城からオンライン形式で、新しくイギリスに着任したアンドラ公国とチャド共和国の駐英大使の信任状捧呈式に参加した。

 側近によると、女王は今後、いくつかのプライベートな予定もこなすという。

 宮殿関係者は女王の健康状態について「随時説明」は行っていないが、情報筋によると、公務への復帰は新型ウイルスからの回復を示すものだという。

 イギリス王室では先月10日、女王の息子のチャールズ皇太子(73)が新型ウイルスに感染。皇太子は陽性の検査結果が出る2日前に、エリザベス女王と面会していた。

 その後、皇太子の妻カミラ夫人(74、コーンウォール公爵夫人)も感染が確認された。

 ウィンザー城ではこのところ、複数の感染者が出ているという。

 女王は今週、ウィンザー城での外交レセプションで対面公務に臨む予定だったが、外務省はこれを取りやめた。

(英語記事 Queen recovers to carry out virtual  
 engagements)
 (c) BBC News

 3/2(水)  BBC News (c) BBC
  

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   ❇️❇️経済ニューストピックス❇️❇️
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 【独自】政府ガソリン補助金 上限25円へ
 の引き上げ固める あす岸田総理が発表へ

 政府はガソリンなどの価格高騰を抑えるための補助金について、上限を1リットルあたり25円程度に引き上げる方針を固めました。

 現在、政府はガソリンなどの燃油価格の高騰を抑えるため、石油元売りなどに対し1リットルあたり5円を上限に補助金を出しています。

 政府は、この上限をトリガー条項を発動した場合と同じレベルの1リットルあたり25円程度に引き上げる方針を固め、きょう午前、自民党の幹部に伝えました。
 その後、行われた自民党の会合で、茂木幹事長は早急な対策を訴えました。

 茂木敏充幹事長
 「きょうは国際エネルギー市場では原油価格8年6か月ぶり(の高値)っていうことで、次元の異なる追加対策を早急に措置する必要がある」

 岸田総理はあす、補助金引き上げの方針を自ら発表する見通しです。
(02日14:15)

 3/2(水)  TBS系(JNN)
 (c) Japan News Network.

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  ホンダ、ロシアへの乗用車やオートバイ
  の輸出停止-物流や金融混乱で

(ブルームバーグ): ホンダは2日、ウクライナに侵攻したロシア向けの乗用車やオートバイなどの商品の輸出を一時停止している。
 物流や金融が混乱しているためという。

 ホンダ広報担当の坂実沙子氏が電話取材で明らかにした。
 同社は四輪に関してはロシアでは現地の販売業者と契約を結んで輸出している。
 現在販売している車種はSUVの「CR-V」のみ。
 今後状況が通常に戻れば再開の予定という。

 ホンダの2020年度のロシアでの四輪販売台数は1406台にとどまり、以前から今年中の同国への車両供給の終了を予定していた。

 ホンダのロシア向け商品の輸出停止についてはNHKが同日、先に報じていた。

 (c)2022 Bloomberg L.P.
 Masatsugu Horie 3/2(水)  Bloomberg
 (c) Bloomberg L.P.

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   露ズベルバンク、欧州市場から
   撤退発表 預金流出で

[モスクワ 2日 ロイター]
  - ロシアの最大手行ズベルバンクは2日、ほぼ全ての欧州市場から撤退すると発表した。
 欧州子会社が大規模な預金流出に見舞われているほか、従業員や支店の安全が脅かされていることが理由とした。

 同行は、中央銀行の指示に従い、欧州子会社にこれ以上流動性を供給することはできないと表明。
 ただ、資本の水準と資産の質は十分で、全ての預金者に支払いを行えるとしている。

 同行は声明で「現状を踏まえ、欧州市場からの撤退を決めた」と表明。 
 「子会社が異常な資金流出に見舞われ、従業員と支店の安全が脅かされている」と述べた。

 ロシアのウクライナ侵攻を受けて、欧米は経済制裁を強化しており、ロシアの一部の銀行は国際送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除された。

 欧州中央銀行(ECB)は先月28日、ズベルバンク・ロシアの完全子会社「ズベルバンク・ヨーロッパ」、および同社のクロアチアとスロベニア部門が破綻しているか破綻しそうだと発表していた。

 同行はオーストリア、クロアチア、ドイツ、ハンガリーなどで事業を展開している。
 2020年12月31日時点の欧州資産は130億ユーロ。

 スロベニアの銀行NLBは、ズベルバンクのスロベニア子会社を買収する事を明らかにした。

 ズベルバンクのスイス事業は欧州市場撤退の影響を受けないという。

 同行が発表した2021年決算は、純利益が前年比64%増の1兆2500億ルーブル(123億8000万ドル)と過去最高を記録。
 株主資本利益率(ROE)は24.2%、純金利収入は1兆8000億ルーブル。

 モスクワ取引所は、資本流出を防ぐため、株式の取引を停止しているが、ロンドン市場のズベルバンクの預託証券の価値はゼロとなった。

 3/2(水)  ロイター (c) Thomson Reuters

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   EU、国際決済網排除を発動 
   ロシア7行対象、移行期間10日間

 【ブリュッセル時事】
 欧州連合(EU)は2日、ロシアによるウクライナ侵攻への制裁として、世界の銀行決済取引網「国際銀行間通信協会(SWIFT)」からロシアの銀行7行を排除する措置を発動した。

 企業の混乱を避けるため、10日間の移行期間を設ける。

 米国や英国、日本とも連携して実施。
 ロシア経済をさらに世界から孤立させ、プーチン政権への圧力を高める。
 ただ、ロシア最大手の国営ズベルバンクや国営天然ガス独占企業ガスプロム傘下のガスプロムバンクは排除対象から外した。 

 3/2(水)  時事通信 (c) 時事通信社


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    《株式個別銘柄ニュース》
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  ❇️❇️株式ニューストピックス❇️❇️
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先ずは以下のニュースをお読みいただきたい。
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  「メタバース」関連株が上昇
 
 人々が自由に交流できる仮想空間「メタバース」に関連する事業を手がける企業の株価が上昇している。
 米フェイスブック(FB)が「メタ」に社名変更すると発表したことがきっかけだ。
 将来の市場規模拡大を期待する先回り買いが入っている。

 米国市場では4日、ゲーム向け半導体を手掛けメタバース関連株とされる米エヌビディアが前日比12%高と急伸した。
 旧FBが社名変更を発表する前日の10月27日の終値比では22%高。

 2021年11月6日 2:00
 日経電子版

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕

 ここ最近以下の銘柄に短期筋の資金が入り、メタバース関連株として急騰している。

 
 ⭕6554 エスユーエス⭕

開発系技術者派遣・請負とコンサルティングが2本柱。コンサルはERP導入等システム関連

【連結事業】 技術者派遣94(4)、コンサルティング6(8)、AR/VR0(-5466)、他1(-84)

【利益好転】
 開発系技術者派遣は受注遅れで稼働率低下響く。新規のAR/VRも人員増で赤字拡大。
 営業減益幅拡大。営業外に助成金。
 22年9月期は技術者派遣が通信、製造業の受注回復で後半上向く。
 AR/VRの開発・営業要員増吸収し営業益反発。

【育成強化】
 AR/VRは観光(京都仁和寺、錦町市場商店街)、教育などコンテンツ開発。
 災害分野でも大手企業と商談中。

【本社】 600-8008京都市下京区四条通烏丸東入ル長刀鉾町8京都三井ビルディング
TEL075-229-6514

 昨年10月26日は401円の1円安だったが、続伸に継ぐ続伸で、11月12日は⭕646円の7円安⭕と一服気味だったが、3円増配と業績見通しが好調な事を手掛かりに続伸に継ぐ続伸。
 昨年11月19日の引け値は、
 ⭕1530円の 184円高⭕

 一旦下げては上げての繰り返しで、今日は ⭕760円の30円安⭕と、反落。

 僅か16営業日で4倍近い株価になったが昨年11月10日から11月12日迄反動安で、短期筋が資金を抜く時の動きにも見える。 
 と、していたが、予測通り短期筋の手口らしく、連日ストップ高で先日迄荒っぽい値動き。
 そしてまた昨年11月24日・11月25日も続落してから、11月26日反発。
 ここ最近は下落と反発を繰り返しており、こうなっては手を出せないが、暫くは値動きに要注目だ。

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕
  ❇️❇️株式ニューストピックス❇️❇️
⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕

  本日より個別銘柄情報を刷新する為、

 6502・東芝、4334・ユークス、4287・ジャストプランニング、6489・バイク王、3550 ・スタジオアタオ、2191・「テラ」、6069・トレンダーズ、5017・富士石油、7544・スリーエフ、3449・テクノフレックスのボードは本日以降割愛する
 

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕
 
     ❇️❇️特別注目銘柄❇️❇️

 ☆3003のヒューリック。
 不動産デベロッパーの会社で、年初来安値は1020円で、年初来高値は1412円。
 今日は⭕1013円の21円安⭕と続落。
 配当権利落ち日は6月と12月の為、実際に買うのは春以降でも、
 とは言え、安い所があれば買い付けたい。
 配当は19円×2の38円。

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕
   
     ❇️❇️特別注目銘柄❇️❇️

 ☆1945の東京エネシス。
 年初来安値866円で、年初来高値は1161円で、火力・原子力完結のメンテ会社。

 今日は⭕952円の35円安⭕と反落。
 配当権利落ち日は3月と9月の為、実際に買うのは3月ギリギリでも。
 とは言え、安い所があれば買い付けたい。
 配当は15円×2の30円。
 
⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕

     ❇️❇️特別注目銘柄❇️❇️

 ☆7537の丸文。
 半導体卸の会社で、年初来安値は487円で、年初来高値は959円。
 今日は⭕694円の10円安⭕と続落。
 配当権利落ち日は3月と9月の為、実際に買うのは3月に入ってからでも、
 とは言え、安い所があれば買い付けたい。
 配当は3月・20円と9月・10円の30円。

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕

     ❇️❇️特別注目銘柄❇️❇️

 ☆6489のマネックスG。
 半導体卸の会社で、年初来安値は394円で、年初来高値は1175円。
 今日は⭕581円の37円安⭕と反落。
 配当権利落ち日は3月と9月の為、実際に買うのは3月に入ってからでも、
 とは言え、安い所があれば買い付けたい。
 配当は3月・18円と9月・7.6円の25.6円。
 マネックスポイントの優待有り。
⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕

 2月10日に564円で購入。
 株価に大きな変動がなければ、翌月配当権利落ち以降も、もう少し安いところがあれば、再び買い増したいと思う。
 
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     ❇️❇️特別注目銘柄❇️❇️

 ☆5162の朝日ラバー。
 工業用ゴム製品の製造・販売をする会社で、年初来安値は551円で、年初来高値は807円。
 今日は⭕562円の3円高⭕と続伸。
 配当権利落ち日は3月と9月の為、実際に買うのは3月に入ってからでも。
 とは言え、安い所があれば買い付けたい。
 配当は3月・10円と9月・10円の20円。
 
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     ❇️❇️特別注目銘柄❇️❇️

 ☆8864の空港設備。
 空港付設の商業施設やホテルの運営会社で、年初来安値は465円で、年初来高値は696円。
 今日は⭕540円の12円安⭕と続落。
 配当権利落ち日は3月と9月の為、実際に買うのは3月に入ってからでも。
 とは言え、安い所があれば買い付けたい。
 配当は3月・7円と9月・7円の14円。
 
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    ❇️❇️特別注目銘柄❇️❇️

 ☆4241のアテクト。
 半導体保護資材の会社で、年初来安値は720円で、年初来高値は1170円。
 今日は⭕768円の5円安⭕と反落。
 配当権利落ち日は3月の為、実際に買うのは3月に入ってからでも。
 とは言え、安い所があれば買い付けたい。
 配当は3月のみ10円と復配になった。

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     ❇️❇️特別注目銘柄❇️❇️

 ☆3536のアクサス。
 アクサスが旧・雑貨屋ブルドッグを経営統合。生活雑貨、酒類など扱う店舗や不動産業を展開する徳島県基盤の会社で、年初来安値は99円で、年初来高値は165円。
 今日は⭕101円の3円安⭕
 配当権利落ち日は8月の為、実際に買うのは8月に入ってからでも。
 とは言え、安い所があれば買い付けたい。
 配当は8月のみ2円。
 1000株以上保有でウイスキーの優待有り。

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 3月2日に102円で購入。
 8月配当権利落ち日迄、徐々に買い増したいと思う。
 
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    ❇️❇️特別注目銘柄❇️❇️

 ☆3646の駅探。
 インターネット上の交通情報提供サイト、およびこれを運営する企業で、主なサービスは乗り換え案内の会社で、年初来安値は411円で、年初来高値は617円。
 今日は⭕422円の9円安⭕と反落。
 配当権利落ち日は3月の為、実際に買うのは3月に入ってからでも。
 とは言え、安い所があれば買い付けたい。
 配当は3月のみ14円。

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    ❇️❇️特別注目銘柄❇️❇️

 ☆5458の高砂鐵工。
 東京を拠点とする鋼板圧延業者で、日本製鉄のグループ企業の会社。
 年初来安値は635円で年初来高値は926円。
 今日は⭕899円の3円高⭕と続伸。
 配当権利落ち日は3月の為、実際に買うのは3月に入ってからでも。
 とは言え、安い所があれば買い付けたい。
 配当は3月のみ35円と増配になった。

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     ❇️❇️特別注目銘柄❇️❇️

 ☆7813のプラッツ。
 介護用品メーカーの会社で、主に介護ベッドで業界をリード。
 年初来高値は1835円で年初来安値は829円。
 今日は⭕853円の11円安⭕と続落。
 配当権利落ち日は6月の為、実際に買うのは5月以降でも。
 とは言え、安い所があれば買い付けたい。
 配当は6月のみ33円。

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     ❇️❇️特別注目銘柄❇️❇️

 ☆3940のノムラシステム。
 ERPソリューション、業務一元管理アプリを中心に展開する会社。
 年初来高値は269円で年初来安値は204円。
 今日は⭕229円の13円安⭕と反落。
 配当権利落ち日は12月の為、実際に買うのは秋以降でも。
 配当は12月のみ6.5円。
 今期大幅減益による下落。
 下げ止まったと思えるところで狙う。

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  ❇️❇️要注意・大損・整理銘柄❇️❇️

 注目銘柄☆6541グレイステクノロジー。
 配当は9円で権利落ち日は3月末日。

 不適切会計疑念での決算発表延期から、
 上場廃止した。

 上場廃止になった株がどうなるか、授業料を支払って最後を見届けるつもり。

 遂に上場廃止したが、今後も報告を続ける。

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 ❇️❇️もしもデイトレするなら銘柄❇️❇️
 
 このところ連敗続きなので、もしもデイトレするならのコーナーはしはらくお休みにする。

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 ⭕⭕《今日の東京コロナ感染状況》⭕⭕
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 今日の東京都のコロナ新規感染者数は、1万2693人と、新規感染者は1週間前の水曜日と比べて1874人減った。
 一日の新規感染者数が前の週の同じ曜日を下回るのは、3日ぶり。
 とは言え死者の数も、病床使用率も、或いは都の基準での重症者もほぼ横ばい。

 尚、3月2日時点の病床使用率は、昨日から僅かに減少し51.1%だが、都が国に緊急事態宣言を要請する目安とした50%を、2月1日から上回っている。

 東京都が2月3日に発表した緊急事態宣発令要請すの安となる新たな指標によると、重症者用病床使用率か、酸素投与が必要な患者の割合が30~40%で、かつ1週間平均の新規感染者数が2万4000人となった段階で判断するとした。

 都が30~40%で緊急事態宣言の要請を判断する指標としている重症者用病床使用率は、前日時点で28.9%になり、漸く緊急事態宣言の要請判断となる30%を下回った。

 また2月2日の発表から、感染者の濃厚接触者に症状が出た場合、検査をせずに医師の判断で陽性とみなす「特例疑似症患者」(みなし陽性者)を総数に含めている。
 3月2日のみなし陽性者は606人。

 東京都は1月13日感染状況の警戒レベルを4段階のうち上から、2番目の「感染が拡大している」に引き上げていたが、1月20日都内の感染状況の警戒レベルを1段引き上げ、4段階のうち最も深刻なレベルにした。
 2022年2月3日には、医療提供体制の警戒レベルも、「最も深刻」なレベルとなった。 
 また医療提供体制の警戒度を、最も高いレベルまで引き上げたのは2021年10月7日以来、およそ4カ月ぶりの処置となった。

 一方、都の基準で集計した3月2日時点の重症患者は、1日と同じく68人。
 また今日は死者を過去最多の昨日から1人減って、31人出した。
 そうして死者数は多数、重症患者数も横ばいと、完全に第5波を上回る第6波の真っ只中。
 今は医療逼迫状態と言える。
 時間の経過と共に、緊急事態宣言の適用も有り得る緊迫した状況。
 明日以降も感染状況に要注目である。

 (松平 眞之)

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 都の担当者は「病院内や高齢者施設での感染が多くなっているが、高齢者や基礎疾患がある人は重症化しやすく実際に亡くなっている。何よりも感染しないことが重症化を防ぐことにもつながるので感染防止対策を徹底するようお願いしたい」と話していました。

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 ⭕⭕コロナ関連ニューストピックス⭕⭕

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  尾身会長 感染減少鈍化は3回目接種
  遅れも関係していると指摘

 新型コロナウイルス対策で新規の感染者数がなかなか減少しないことについて、政府分科会の尾身会長は、ワクチンの3回目接種が遅れていることも関係していると指摘しました。

 尾身会長は、感染が思うように下火にならないのは高齢者と子供に感染が広がっていることに加え、ワクチンの3回目接種が遅れていることも原因の1つだと説明しました。

 政府分科会・尾身会長「若い人はだんだんと減ってきますけど、二極化といいますか、高齢者の方とそれから児童、子供の方にいま感染が広がっているので、その事によって感染がなかなか思うように下火にならない。ワクチンの3回目の接種がいってないという事も関係ある」

 尾身会長はまた、感染再拡大への懸念を問われ「リバウンドする可能性は否定できない」と述べました。

 理由としてオミクロン株のBA.2など、新たな変異株が出る可能性と、今後の卒業式や入学式等の行事をあげ注意が必要だと指摘しました。

 また、野党側は第6波の感染が下がりきらないまま、第7波に突入する可能性についてただしました。

 尾身会長は「可能性は否定できない」とし、医療逼迫(ひっぱく)の原因となる高齢者の重症化をいかに抑えるかということを優先し、対策を行っていく必要があると述べました。

 3/2(水)  日テレNEWS
 (c) Nippon News Network(NNN)

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  【速報】神奈川など1都3県知事 
     まん延防止の延長要請

 神奈川など首都圏の1都3県知事は2日午後、6日に期限を迎える「まん延防止等重点措置」の延長を、国に合同で要請した。

 要請にあたっては、「現在病床使用率は50%を超えており、高齢者を中心とした重症者の増加により、依然として医療提供体制がひっ迫している」ことを理由とした。

 3/2(水)  tvkニュース(テレビ神奈川)
 (c) Television KANAGAWA, Inc.

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 《今夜のニューヨークと明日の東京市場》

 今夜のニューヨークダウは大引けの株価で、$3万3891の$596高と反発。
 ナスダックも1万3752pの219p高と反発。
 またCMEシカゴ日経平均先物も、26670円の310円高と反発した。

【市場概況】
 
 米国株、ダウ反発し596ドル高 
 ロシアが停戦協議再開を表明で 
 ナスダックも上昇

 2022年3月3日 6:20

【NQNニューヨーク=張間正義】
 2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比596ドル40セント(1.8%)高の3万3891ドル35セントで終えた。 
 上げ幅は一時700ドルを超えた。
 ロシアがウクライナとの停戦協議を再開する意向を表明したとの報道を受け、地政学リスクの緩和を期待した買いが入った。
 今週に入り下げがきつかった景気敏感株に加え、原油高で資源関連株への買いが目立った。

 両国は2日に再協議する見通しだったが、ウクライナ政府は3日に行うと発表したようだ。
 双方の立場は隔たりが大きいが、停戦協議の継続自体は投資家心理の改善につながった。

 相対的に安全資産とされる債券は売られ、米長期金利は一時1.91%と前日比0.17%上昇。
 前日は投資家が運用リスクを回避する目的で株式から債券に資金を移す動きが鮮明だったが、2日は一転して債券売り・株買いが優勢となった。

 建機のキャタピラーが5%高、化学のダウや工業製品・事務用品のスリーMも上昇し、前日に下げが目立った景気敏感株に買いが入った。
 ゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースなど金融株も反発した。
 米原油先物が2011年5月以来の水準に上昇したのを受け、石油のシェブロンは3%上げた。

 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は2日、米下院で議会証言に臨んだ。
 地政学リスクの高まりを踏まえ3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅な利上げを見送り、通常の0.25%にどどめる考えを示した。
 市場では「3月の利上げ開始は織り込み済みで、4月以降の利上げペースに関心が高い」(インガルズ・アンド・スナイダーのティム・グリスキー氏)といい、相場への影響は限られた。

 ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前日比219.557ポイント(1.6%)高の1万3752.016で終えた。
 スマートフォンのアップルが高い。
 エヌビディア等半導体株の買いも目立った。
    
 日経電子版

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 この様子では明日の東京も反発か。
 ロシアがウクライナとの停戦協議を再開する意向を表明したとの報道を受け、地政学リスクの緩和を期待した買いが入った。
 今週に入り下げがきつかった景気敏感株に加え、原油高で資源関連株への買いが目立った。

 但し、ここ最近ニューヨークが下落した翌日に日経平均が上昇し、ニューヨークが上昇した翌日に日経平均が下落している。
 その事を考慮に入れれば、明日の東京市場は続落の可能性も考えられる。
 ウクライナ情勢が刻一刻と変化している事もあり、何とも相場が読み辛い。

 私としては飽くまで弱気だったが、ウクライナ情勢が好転すれば強気も有り得る。
 ただ、たった一つ私に言える事は、予断を許さない状況であると言う事だけである。
 何よりウクライナに平穏が、1日も早く訪れる事を祈る。
 明日の東京市場寄り付きに注視しつつ。

(松平 眞之)

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 翌営業日以降日経平均が大幅続落となれば、1357日経ダブルインバース(弱気)を売って、1570日経インデックス(強気)を買いたい。
 日経ダブルインバース(弱気)の年初来高値が512円、日経インデックス(強気)の年初来安値が12735円。
 然し乍ら、日経インデックスは年初来安値付近だが、日経ダブルインバースの年初来高値・500円に到達していない。
 翌営業日以降日経ダブルインバースが500円に到達したら、決断する。
 何となればオミクロン株の重症者が大きく伸びていないので、終息の目処が立ちそうだからである。
 それ故に強気かと読んでいたのだが、ここに来てウクライナ情勢も気になる。

 従って、逆に日経平均が上昇に転じ、日経ダブルインバース(弱気)が年初来安値である356円に、また日経インデックス(強気)の年初来高値である17920円に、双方がそうした数値に近付けば、再び1357日経ダブルインバース(弱気)を買い増したい。
 今の状態で株価が上昇仕切れば、一転、世界的な株安になる事も充分に有ると読む。

 因って、コロナ重症者率とウクライナ情勢の両睨みとしたい。
 
(松平 眞之)

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 (新依存症治療法模索中)

 先日39000円を失い、失望に包まれた私は、その日1日は外出もせずに終始考えていた。

 少額競馬による反動か、それともフラッシュバックか、或いはその両方か。
 ひょっとしたら、ここ数日の株での大損が影響したのかも知れない。
 何れにしても今までの対策では不十分である事だけは確か。

 とする先日からの考えを基本に、財布に2000円しか入らないようにするのにはどうすれば良いか、或いは場外馬券売り場やパチンコ店に行きたくなくなるのにはどうしたら良いかなど、今一度考え直し、先日は場外馬券売場に小銭だけ持って行く事と、パチンコ店に行っても良いが、夕方6時以降にしか行ってはいけないことと、行っても遊タイム(或る程度お金をつぎ込んだら、必ず当ててくれるシステム。天井)到達まで200回転を切っている台しか打たないようにする事を決めた。
 そうすればホールに行っても、打てる可能性が限りなく0に近くなるからだ。

 先日それを実践してみたが、そうした対策を立てた事でホールに行く気もなくなった。
 また先週の週末は、馬券1500円だけの支出だけで、土曜は当たり日曜は外す。
 結果先週はマイナス。

 今日は派遣の事務仕事明け2日目で、或る程度疲労も取れ、食料買い出しで外出こそしたがギャンブルとは無縁の1日を過ごした。
 今日は昨日に引き続き1日中ウクライナ情勢について考えていた。
 明日も引き続きウクライナ情勢については、熟慮したい。

 先週日曜はセオリー通り馬券を外したが、土曜は当たったので、使わずにウクライナへの支援募金に充てるつもり。
 やはりウクライナの事を考えると、ギャンブルをする気になれない。
 何とも皮肉だが。
 ウクライナには絶対プーチンなんかに負けないで欲しい!
 ウクライナに栄光あれ!

 今の私は無力である。
 しかし自主治療だけは続ける。
 あと、ウクライナの応援をする事も。

 小さいことだが、先日来から今日もウクライナ製のお菓子を買って来た。  
 プーチンを食い止める事と自主治療は、こうした小さいことの積み重ねであるように思う。

 ウクライナも自主治療も前進あるのみだ!

 (松平 眞之)

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