第254話 8ヶ月と6日目 2月1日(月)

文字数 1,570文字

 因果応報とは正に今日の事で、面白エッセイで先日「東京マーケットワイド」の事を笑っていたら、折角先週大幅に下げたのに、日経平均は再び上昇に転じてしっぺ返しを喰らった。
 が、前週に比べたら戻り幅は限定的だった。
 先週の金曜日には534円も下げていたのに、引け値の日経平均は427円高の28091円と、金曜日の下げた分を取り戻し切っていない。
 况んや先週木曜日に下げた分は全くだ。
 漸く28000円を越えた処である。
 因って買値は下回ったものの、日経ダブルインバースも467円の16円安と大幅な下落には到らなかった。
 また$¥レートは104.71円、と、若干円安とは言え日経平均に連動しているとは言えず、投資家から放っとかれているような様子。
 日経平均株価の推移と連動していない事は、今日も引き続き顕著。
 また大きなニュースではミャンマーで軍事政権によるクーデターが勃発。
 アウンサンスーチー氏等政府高官が拘束された模様。
 今日明日で直接株価に影響を及ぼすニュースで無いとは言え、制裁をも視野に入れると批判する米国と静観する中国で、何時ものように米中で完全に立場が割れた。
 今後米中摩擦に影響を及ぼす火種になりそうな気配がする。
 東京のコロナ新規感染者数は393人と、月曜とは言え久しぶりに400人を切った。
 ところがニューヨーク・ダウ先物は$240の上げ相場だったのに、今夜のニューヨークダウは上げたのは上げたのだが、どうも中途半端な上げ方なのだ。
 売り方の信用売りの買戻しだけなのか、今夜のニューヨークダウは開場直後の値段だが、$132高の$30093と何とも煮え切らない。
 この後の展開でニューヨークダウが安く引けたら、明日の日経平均の下降局面があるやも知れない。
 今日の東京市場は売り方の買戻し等で限定的な上げであった事もあって、明日下げるなら明後日は楽しみだが、何とも予測し切れない。
 上げる可能性も充分に有る。
 何が何でも弱気の立場を貫く私としては、キツい兆候ではあるが我慢のしどころだ。
 経済実態の伴わない株高等必ず崩れ去ると思ってはいても、精神的にしんどい。
 兎に角今の相場を読み切るのは難しいのだ。
 明日の相場に注目である。
 と、しか言い様が無いのが今の状況。
 我慢の相場は続く。
 唯一個別銘柄シミュレーションで推奨した、兵庫の工場でアストラゼネカワクチンの原液製造委託を受けたJCRファーマを、高値近辺から金曜日の引け値の中間の3600円位で、信用売りを掛ける作戦だけが当たった。
 3210円の240円安だったので、引け値で売って若干利益を上げた格好だ。
 今日の良い処と言えばそれくらいか。
 他では注目していた銘柄の7908・KIMOTO、並びに8897・タカラレーベンが、どちらも好決算で業績を上方修正して値を飛ばしたが、必ず買い場が来ると信じこの値段では買わない。
 NECとZOZOも同様好決算で値を飛ばしたようだが、こんな高値では手が出せない。
 とは言え業績下方修正したJALとは明暗を分けた形だ。
 と、しかし何と言っても感謝すべきは、この難解な株価予測である。
 何となれば今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせたのだから。
 やはり今日の競馬やパチンコでの無事は、株価予測のお蔭だろう。
 それと急遽入った派遣バイトも。
 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の下落と文学賞向け作品を書き始める事で確実としたい。
 文学賞向け作品なので大事に書きたい。
 しかし何と言ってもノベルデイズのお蔭で、本気で文学を追う道が拓けた感がある。
 こちらではエッセイと日記しか書かないので、リラックス出来て凄く気が楽なのだ。
 その意味ではノベルデイズに感謝だ。

 追伸・今日も動き活発な彦四郎君。
    週末公開予定。
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