第250話 8ヶ月と2日目 1月28日(木)

文字数 948文字

 久しぶりに予測通りの相場が展開し、今日は日経平均が下がった。
 日経ダブルインバースも買値の474円迄後8円の処まで迫り、466円の15円高で引けた。
 朝一番は特別買気配で、暫く取引が成立しなかった程だ。
 日経平均も下落し437円安の28197円と大台の28000円こそ割らなかったが、一時は27000円代に落ち込んだ。
 しかし最近の傾向として、$¥レートが円安方向に振れ104.28円だったのに、全く日経平均と連動しておらず、今日などは上昇の素振りすら見せなかった。
 これは株価が実体経済に伴っていない証左であると言えよう。
 東京都のコロナ新規感染者数は1064人と、再び1000人越え。
 米商務省が発表した2020年の実質国内総生産GDPの速報値は、前年比マイナス3・5%と11年ぶりのマイナス成長だった。
 そうした状況からニューヨーク・ダウは下落すると思ったのだが、ところが蓋を開けてみると今夜は$428高の$30731と節目の$31000にこそ到らなかったものの、昨日のマイナス分は或る程度戻した形。
 明日の日経平均も上げ戻しが濃厚。
 私としては明日こそもう一段下げる事を期待していたのだが、相場は甘くない。
 1日毎に上げて下げてを繰り返す相場は、暫く続きそうな気がする。
 弱気の立場を貫き通す私には芳しくない状況だが、いつも通り相場が下げる迄個別銘柄には意地でも手を出さない。
 とは言え個別銘柄と言えば、兵庫の工場でアステラゼネカワクチンの原液製造委託を受けた
JCRファーマが、373円高の3115円と値を飛ばしていた。
 今更手を出せないが、しかし注目の銘柄ではある。

 と、こうして株価予測をしているお蔭で、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごす事が出来た。
 やはり今日の競馬やパチンコでの無事は、株価下落と自身依存症である事を忘れるくらい好調な、競馬依存症治療の成果のお蔭だろう。
 で、明日の競馬やパチンコでの無事も、たとえ株価が上昇しても弱気を貫き通す事で確実としたい。
 競馬依存症は不治の病だが、競馬と距離を置き続ける事で体調も精神状態も、総てが順調で有る事が身に沁みて分かった。
 競馬からは距離を置くのみである。

 追伸・彦四郎君も順調です。
    週末公開予定。
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