第489話 2年目の4ヶ月と30日目 9月24日(金)

文字数 29,068文字

 《今日の東京市場》

 今日の東京市場は中国恒大集団の債務不履行懸念が一先ず解消した事を受け、前夜反発したニューヨークと同様の動きを示し、大幅に反発して大引けを迎えた。
 また今日程度の下げ幅では例の如く日銀のTOPIX買い入れは無く、6月に2ヶ月ぶりにTOPIXを一度だけ701億円買い入れたきり。
 余程の下げ幅の時以外には、日銀のTOPIX買い入れは無いようだ。
 例えば1日200円~300円程度の下げ幅が20日間連続で続き、1ヶ月4~6000円を越える下げ幅になっても、1日の下げ幅がその程度なら日銀は動かないのだろうか。
 その辺りは全くの謎だ。
 結局今日の日経平均の引値は30248円の609円高と30000円台を取り戻し、大幅に反発。
 それから日経ダブルインバースも367円の17円安と、大幅に反落した。
 
 無論私の日経ダブルインバースの買値平均値は、今日もマイナス圏である。
 しかし実は8月27日に或る一定量を445円で売却して、僅かだがその分は利益を得た。
 先日30000円を突破したら頃合いを見計らって、押し目買いの機会を狙う。
 と、言っていた通り、9月10日に373円で日経ダブルインバースを買い増した。
 今日は再び9月10日の買値を割り込んだ。


 【市場概況】

 2021年9月24日 15:31

 24日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、大引けは前営業日比609円41銭(2.06%)高の3万0248円81銭だった。
 終値で3万円台に乗せるのは17日以来1週間ぶり。
 足元で世界的に株式相場の下押し要因となっていた、中国不動産大手の中国恒大集団の債務問題を巡る不安がいったん後退し、短期筋による株価指数先物への買い戻しが先行した。
 円安・ドル高の進行も輸出関連株への買い安心感を誘い、主力株はほぼ全面高となった。
 21~22日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が、金融市場で混乱なく受け止められたことも支えとなった。
 市場では「FOMCを前に売り持ち高を増やしていた投資家が多く、きょうは買い戻しを迫られたようだ」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)との指摘があった。
 自民党総裁選や衆院選を控える中、日本株の先高観は根強いとの声も聞かれた。
 足元の相場は調整局面もあったため、テクニカル指標は特に過熱を示唆していないとして「9月前半の急ピッチの上昇局面で買い遅れていた投資家が、恒大問題の懸念後退を機に買いを入れたのではないか」(国内証券)との見方があった。

 JPX日経インデックス400は反発。
 終値は前営業日比404.48ポイント(2.19%)高の1万8883.17だった。東証株価指数(TOPIX)は反発し、47.20ポイント(2.31%)高の2090.75で終えた。

 東証1部の売買代金は概算で3兆5578億円。売買高は14億2537万株だった。
 東証1部の値上がり銘柄数は2104と、全体の約96%を占めた。
 値下がりは68、変わらずは16銘柄だった。

 ソニーGは5%高と急伸し、21年ぶりの高値を付けた。
 川崎汽は11%近く上昇し、三菱UFJ、日本製鉄も買われた。
 一方、信越化、エムスリーが下落した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 【ドル/円と出来高】

 $¥レートは109.55円、と、110円台に戻し円安ドル高傾向。
 東証一部の売買代金額は3日ぶりの増加で、3兆5578億円と大活況だった。
 今日は昨日より凡そ6677億円程の増加,。
 それにしても菅総理が辞めたお蔭で、今月は今日迄三週連続大活況の東京株式市場である。
 下げ主導故か菅総理退陣決定迄は、取引額増加で売り優勢の日が続いていたが、菅総理の退陣決定から大逆転。
 今日も買い優勢での取引増加で、3兆円を超える大活況相場。  
  来週は配当権利落ち銘柄も多数見受けられるが、果たして配当落ち相場となるか、或いは30000円を取り戻して尚も上を目指すのか、週明けの水曜日は相場の正念場である。


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 7月12日に日経平均が大幅上昇した事を受けて、弱気の私は423円で日経ダブルインバースを買い増し、また8月12日に日経平均が後場に掛けて下げたので436円で買い増し、9月10日に373円で買い増したのだが、皆様には余りお薦めしない。
 何となれば投資家やアナリストのマジョリティは強気一辺倒なので、私なんぞ弱気の変わり者は完全にマイノリティだからである。
 ちなみに今日の引け値は367円の17円安。
 とは言えリスクヘッジと考えて、余り値動きを気にするのは止めるようにしている。


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  ⭕⭕《今週の株式トピックス》⭕⭕

 インターネット金融大手のSBIホールディングスは9日、新生銀行の株式を大幅に買い増すと発表した。9月10日から、株式公開買い付け(TOB)を行う。
 現状、議決権ベースで約2割の株式を保有しているが、これを最大48%まで引き上げることを目指す。
 複数の役員を派遣することも検討している。

 買い付け価格は1株2000円で、約1164億円を投じる。
 新生銀の9日の終値は、1440円。

 新生銀は9日、「事前の連絡を受けておらず、当行取締役会の賛同を得たものではない」とのコメントを発表した。
 TOBへの対応については、内容を分析・検討したうえで明らかにするとしている。
 新生銀の対応次第では、敵対的TOBに発展する可能性もある。

 SBIはこのところ、新生銀の株式を市場で買い集めてきた。
 新生銀の有価証券報告書によると、3月末時点でのSBIの持ち株比率は19・85%(議決権ベース)で、すでに筆頭株主の座にある。 
 消費者ローンやクレジットカード事業に強みを持つ新生銀を傘下に入れることで、収益基盤の多角化を図る狙いがある。

9/9(木) 読売新聞オンライン


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 9月9日(木)の新生銀行の引け値は、1,440円の13円安(0.89%)で、9月10日(金)の早朝から特別買気配が点灯。
 これは昨日市場の閉場後に発表されたニュースなので、9月9日(木)の相場は到って平穏。
 なので、翌日はさぞかし熱い相場になろう。
 と、思っていたら、9月10日(金)は1740円の300円高でストップ高。
 しかし9月10日(金)、仮に早朝から買い注文を出して買えたとしても、果たして利益の出るレンジで買えるかどうかは分からない。
 利益が出せる確証も無く、静観するしかないと思い捨てていた。
 たまたま9月9日(木)の引け値で新生銀行を買った人は、宝くじに当たったようなものだ。
 何とも羨ましい。
 一般の我々ギャラリーは、ショーを見るような心構えでいるしかない。
 一応今週も値動きには注目。
 先週木曜は1890 円の66円安で、9月22日は1876円の10円安。
 ⭕⭕今日は1879円の3円高。⭕⭕
 買い付け価格が2000円なので、9月10日(金)に1740円の300円高で買えていたら利益は出ていたろうが、実際に買い付け出来た人はほんの僅かだろう。
 そうそうその値で売り手が居る訳ではない。
 買えても一昨日か昨日の、1950円から1960円辺りのレンジだろう。
 そうなると利益どころか今日もマイナス。
 やはりショータイムを楽しむべきか。
 それを裏付けたのは以下のニュース。


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 ネット金融大手SBIホールディングス(HD)から一方的に株式公開買い付け(TOB)の提案を受けた新生銀行が買収防衛策の導入を検討していることが14日わかった。
 新たに株を発行してSBIの:::2株式保有比率を下げる案が軸だ。
 今後、株主を巻き込んだ対立に発展する可能性が出てきた
 新生銀の株を約20%保有するSBIは9日、TOBで保有比率を最大48%に引き上げて連結子会社化することをめざすと発表した。
 新生銀が検討している買収防衛策は「ポイズンピル(食べたら毒が回るという意味)」と呼ばれる。
 新生銀関係者によると、SBIを含めた既存の株主に事前に新たな株の「予約権」を無償で配り、SBIには予約権の行使に制限をかける。 
 TOBによってSBIが予定する株式数を手に入れたとしても、他の株主が予約権を行使することでSBIの保有割合が相対的に薄まり、買収を阻止する仕組みだという。
 新生銀は週内をめどにSBIに質問状を送り、取締役会に諮って防衛策を決定、発表する方向で調整している。

 9/14(火)  朝日新聞デジタル
 (c) 朝日新聞社

 こうなると買収取り止めの可能性も出てくるから、やはり9月11日迄の勝負だった。
 利益を上げた人は、二度と手を出さない方が賢明である。
 また当のソフトバンクグループは、米国株式市場の大幅上昇や中国リスクの後退を材料に、今日は⭕⭕6,627円の178円高⭕⭕と株価続伸だが、新生銀行の方は全然である。
 

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 ⭕⭕今週の大手証券の逆利用情報!⭕⭕


 ⭕⭕⭕以下の営業メールにご用心⭕⭕⭕

 先日私に届いたインチキ営業メールです!

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  《今日のニュース》

 大きいニュースでは、先ずはこれである。

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  ⭕今日の総裁選トピックスニュース⭕
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 総裁選ドキュメント 河野氏「部会でギャーギャー」発言撤回

9/24(金) 17:37

 自民党総裁選に出馬している河野太郎ワクチン担当相は24日、政策立案をめぐり「(党の)部会でギャーギャー言っているよりも副大臣、政務官チームを非公式に作ったらどうか」と述べた発言を撤回し、謝罪した。

 「ギャーギャーというのは不適切で、取り消したい」と語った。

 河野氏は21日、若手議員との意見交換会で、こうした党を軽視するような発言をし、佐藤正久外交部会長がツイッターに「部会で国民の声を政策や議員立法にしている議員に失礼」と書き込むなど、党内の反発を招いていた。

 河野氏は「部会の提言がすべて(政府の政策に)取り上げられているわけではない。副大臣や政務官と若手議員のチームが一緒に担当分野の政策を作っていければ、政府や党の境もなくなる」と真意を説明した。
「一番、部会でギャーギャー言っていたのは私ではないかとも思う」とも述べた。
 国会内で記者団に語った。
 
 9/24(金)  産経新聞
 (c) 産業経済新聞社


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 二階派が高市氏「全面支持」の仰天情報!
  “2位・3位連合潰し”で、岸田総理誕生を
 絶対阻止

 9/24(金) 14:30 配信
 日刊ゲンダイDIGITAL

 ウルトラCで岸田文雄前政調会長を潰す?  
 (C)日刊ゲンダイ

 岸田氏だけは許さないということか――。
 残り1週間を切った自民党総裁選(29日投開票)は、河野ワクチン担当相と岸田前政調会長が国会議員票で先行している。  
 候補者3人に推薦人を出しながら岸田氏にだけは出さなかった二階派が、岸田氏勝利を阻止しようと、あっと驚くウルトラCを“画策”しているという話が広がっている。

 総裁選は国会議員票382票と、党員・党友票382票で争われ、どの候補者も過半数を獲得できなかった場合、国会議員票382票と、都道府県連票47票で決選投票が行われる。 
 今回、決選投票にもつれる可能性が高い。
 1回目の投票は1位河野氏、2位岸田氏、3位高市前総務相との見方が大勢だ。
 決選投票になった場合は2位・3位連合で岸田氏が逆転勝利すると予測されている。
 しかし、岸田氏を敵視している二階派は、この構図をひっくり返すつもりだという。
「役員任期は1期1年、連続3期まで」とブチ上げ、露骨な二階幹事長“外し”に動いた岸田氏に対し、二階派はいまでも「岸田だけは絶対、許さない」とカンカンだ。

■河野推しでキングメーカーに

「まことしやかにささやかれているのが、二階派による高市氏全面支持です。二階派は支持を一本化せず、最初の投票を自主投票にしていますが、イザとなったら高市さんに票を集め、岸田さんを3位に沈めるつもりなのではないか、とみられています。二階派は47人なので、全員が高市さんに流れたら、岸田さんとの逆転はあり得る。岸田さんは決選投票に進出できない。河野さんと高市さんの決選投票になったら、二階派は結束して河野さんを支持する。河野さんを総理に担ぎ、最終的にキングメーカーとして影響力を残すシナリオを描いているといいます」(自民党関係者)

 要するに、二階派は安倍前首相が支持する高市を支援することで、岸田氏を潰す“高等テクニック”に打って出ようというのだ。

「岸田さん以外の各陣営に推薦人を出して恩を売り、最後には笑う。岸田さんを蹴落とし、安倍・麻生の影響力を完全に排除しようとする二階幹事長の面目躍如だなんて声もあがっています」(永田町関係者)

 その答えはもうすぐ出る。

 9/24(金)  日刊ゲンダイDIGITAL
 ©Nikkan Gendai. All Rights Reserved


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 「アベノフォン」で高市早苗氏が2位に浮上、安倍院政も 霞が関が最も嫌がる総理は?

dot. 2021/09/24 10:00

「2番手に入れそうなので、高市さんをよろしく、とすごい勢いでした」

 こう話すのは、自民党の無派閥の国会議員だ。見せてくれたスマートフォンの着信履歴のディスプレイには「安倍総理」と表示がある。
 自民党総裁選で高市早苗前総務相の支援を表明している安倍晋三前総理。
 連日のように、携帯電話を片手に自民党の若手議員や地方の自民党支部関係者に高市氏に「一票を」と自ら呼びかけているという。

「安倍氏とは随分前に携帯電話で話したことがありました。その時に番号を登録したのだと思います。安倍氏から着信があった時、ミスタッチの間違い電話かと思いましたよ。それが高市氏の支援をと言われて、びっくりでした。他の若手議員に聞くと、何人か安倍氏から直接、電話があったそうです。アベノミスクの次は、アベノフォンかと評判です」(前出の国会議員)

 安倍氏の高市氏推しに拍車がかかってきたのは、世論調査の数字やSNSなどの情報で高市氏の支持が急上昇してからだという。
 自民党総裁選は党員票では、河野太郎ワクチン担当相がリード、岸田文雄元政調会長が追いかけ、高市氏は3番手だという予想が大半だった。
 しかし、安全保障政策では敵基地攻撃にまで踏み込む発言をし、選択的夫婦別姓は反対、と他の3人の候補と違いを鮮明にした高市氏の存在感が増している。
 自民党で20年以上、政務調査会の調査役を務めた政治評論家の田村重信氏が党内情勢をこう分析する。

◆高市氏と河野氏の決選投票も?

「高市氏と他の3人との違いは、歯切れの良さと安倍氏のバックだね。高市氏は安倍氏の支援がなければ総裁選出馬も難しかった。高市氏は安倍政治の継承を打ち出し、安倍氏もそれに応え、後ろ盾になって、ますます勢いづいている。4人の候補で一番、運動量が多いのが高市氏ですよ。それが党員、議員にも響いている。安倍氏の電話攻勢の効果も高市氏が党員票を伸ばしている要因だ。党内でも『岸田氏はやばい、高市氏が2位になるんじゃないか』『河野氏と高市氏の決戦投票になったら、どうしよう』などという議員の声も聞こえてきます」
 
 確かに、高市氏の話は歯切れがいい。
 9月20日の自民党青年局・女性局主催の公開討論会でも冒頭の決意表明では、「海外からサイバー攻撃が1日に13億6600万回にまで達しております。皆様の命や財産守り抜く」と力強く訴えた。
 そして高市氏のセールスポイントともいえる、憲法改正では他の3人の候補が「国民投票」にポイントを置く中で、「今の憲法では、技術革新、安全保障環境など社会の変化に追いついていない。時代にあった憲法にしていく」と改憲が前提ともとれる持論を展開した。
 高市氏の急上昇に本命視される河野氏、岸田氏の両陣営も警戒感を滲ませる。

◆効果がイマイチだった小石河連合

 河野氏は人気の高い小泉進次郎環境相、石破茂元幹事長を応援団にして「小石河連合」を結成。党員票で大差をつけて、議員票でも岸田氏と互角に戦い、勝利するという戦略だった。

「小石河連合の効果がイマイチだ。安倍高市連合の進撃で党員票をかなり取られている」
 こう語る河野氏陣営の国会議員は、渋い表情だった。

 また、国会議員票でリードしていると報じられた岸田陣営は、河野氏と決選投票で一騎打ちを想定していたが、高市氏の猛追という想定外の事態に慌てた様子だ。 

 岸田派の国会議員はこう話す。
「うちの課題は党員票だ。アベノフォンで高市氏が党員票をかなり獲得しているのは間違いない。現在、岸田氏が2番手という甘い考えではダメだ。ツイッターでも、『高市2位』というフレーズがトレンドになっている。今日も支援している議員が党員票を固めるため、電話作戦をしている」

 総裁選で4人の候補が並ぶと、必ずと言っていいほど出る質問の一つが安倍前総理の負の遺産である、森友学園への国有地払下げ事件と「桜を見る会」前夜祭の疑惑への対応だ。
 9月18日に行われた日本記者クラブ主催の討論会で高市氏は、「あれだけ長く国会審議で説明されている。本人は虚偽と思って答弁されたのではございません」と再調査を否定した。

「安倍氏のアキレス腱は、森友学園の事件と、今も検察が再捜査している桜を見る会前夜祭の疑惑だ。安倍氏が高市氏をしゃかりきに応援しているのは、2つの疑惑を追及しないと半ば、明言しているからでしょう。河野氏や岸田氏も再調査には消極的だが、安倍氏は信用していない様子。安倍氏が率いる清和会に次いで、有力派閥の麻生派、二階派が今回は自主投票です。高市氏が勝てば、安倍院政になる可能性もあり、余計に力が入っていると思う」
 (前出の田村氏)

 官邸の主が交代する総裁選の行方は、霞ヶ関も固唾を飲んで見守っている。

◆霞が関が最も嫌がる総理総裁は?

「各候補の政治姿勢や政策についての分析がなされています。最も官僚から嫌がられているのは、河野さんですね。世論調査と違って評価は低いです。思い込みが激しく、役人の進言に耳を貸さず、耳の痛い説明をすると声を荒げることもよくあります。人事権を示唆して威圧するなど、悪い意味での”菅総理後継者”という見方が強いです」(内閣府関係者)

 一方、高市氏、岸田氏、野田氏の評価はどうか?

「高市さんは総務大臣時代のNHKの接待問題で世論からの非難を浴びた際、メディアからの追及に対し、『NHKの監督は所管局長が決裁権を持っていて、自分は利害関係がない』旨の発言をしたことで、霞ヶ関内ではリーダーの資質としてありえないという考えが強いです。疑惑を全て他人のせいにした安倍総理の”劣化版”という見方がある一方で、熱狂的な高市推しの役人も一部にいます。姉御肌の野田さんは役人のウケはいいですが、夫の疑惑などが気にかかりますね。岸田さんは可もなく不可もなくです。総裁選用の政策集を読む限りは、特に今回は相当に政策が練り上げられています」(官邸関係者)

 党員票の郵送締め切りは9月28日。すでに多くの党員は態度を決めている模様で、議員票が勝負の分かれ目となりそうだ。

(今西憲之 AERAdot.取材班)

 
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 先日来報道されている通り、立民を始め野党が共通政策の締結をしたようだが、その程度のパフォーマンスでは、自民党総裁選には対抗出来まい。
 マスコミもそんなに取り上げる事もないだろうし、今の野党では非「菅政権」の受け皿になり得ないのは火を見るよりも明らかだ。

 さて、そこで自民党総裁選である。

 先日河野氏が出馬表明しが、現役のワクチン担当大臣とあってど派手なアピールとなった。
 その日は河野氏一色の1日であった。
 それに報道は連日河野氏優勢を伝える。
 最早河野氏が総裁になったかのようである。
 テレビ番組で発言する姿も内容も良い。
 また政策もしっかりしているし、最も総理に相応しいのは河野氏で間違いないと言える。
 その他石破氏不出馬で河野氏を支援する方向で検討を進めるとなると、河野氏が益々有利になり岸田氏は不利になるだろう。
 ところが石破氏と手を組むとなると、河野氏の所属派閥の長である麻生氏が許さない。
 河野氏に取ってはありがた迷惑である。
 そして岸田氏は森・加計問題に一定の配慮を見せて、安倍氏に秋波を送っている。
 しかし安倍氏が高市氏支持に回ったのは、岸田氏の森・加計問題発言だけではない。
 安倍氏は岸田氏が夫婦別姓推進派の議員連盟の呼び掛け人に名を連ねたことにも、以前に不満を漏らしていた。

 また現時点では前述の通り河野氏と岸田氏の二人が有力で、他の候補者に勝ち目はない。
 と、言うのが、一般的な専門家の意見。
 そしてその二人の内でも河野氏が圧倒的に有利と言われているが、しかし果たして河野氏が総裁で間違いないのだろうか?

 河野ワクチン担当大臣は9月3日午後、自らが所属する派閥の会長である麻生副総理兼財務大臣と面会し、立候補の意向を伝えたが、麻生派の議員によると麻生氏が「賛成もしないけど、反対もしない」と述べたのに対し、河野氏は「じゃあ出ます」と答えたらしい。
 また麻生派幹部は、「河野氏では派閥がまとまらない」と話している。
 ただ、ある他派閥の中堅議員は「世代交代の千載一遇のチャンスだ」として河野氏を支持する考えを示すなど、既に派閥横断的な若手議員を中心に立候補を後押しする動きが出ている。

 以上のように、麻生派が手放しで河野氏を応援するかと言うと、どうやらそう言う事ではないらしい。
 若手議員からはかなり人気があるが、問題発言やパワハラ疑惑の有る河野氏でもある。
 それに現菅内閣のワクチン担当大臣であるから、不人気内閣の一員でしかもワクチン接種が遅れた責任は?、と、問われれば、そこは否めないところでもある。

 また小泉環境相が河野氏支持を表明したタイミングが遅かったのが気になる。
 専門家は小泉環境相が計算の上でタイミングを選び、閣僚としてではなく横須賀支部として地元から河野氏支持を表明したのだと言う。
 その他事務所回りをしている河野氏が、偶然石破氏と出会ったように演出したのも、小泉氏であるとか。
 慎重に事を運んでいるようにも見えるが、小泉環境相の若さを感じると言うか、やはりまだまだ詰めが甘い気がする。
 対抗する安倍氏はそんなに甘くはない。
 私としては安倍氏が高市氏支持に回ったのには、深い戦略がある気がしてならないのだ。
 安倍氏周辺の話によると、安倍氏は河野氏だけは総理・総裁にしたくないらしい。

 また専門家の中には高市氏が決戦投票には残れずに、河野氏と岸田氏の決戦投票になり、安倍氏はその際岸田氏の支援に回ると言う強かな考えを持つ、と、予測する人も居たりする。
 しかしその専門家は、岸田氏が 森友・加計問題に言及していた事、並びに岸田氏が夫婦別姓推進派の議員連盟の呼び掛け人に名を連ねたことを念頭に置いていない。
 してみると安倍氏はたとえ決戦投票になっても、岸田氏を推す事はないのではないか。
 それでの高市氏支援なのでは?

 そこで高市早苗が浮上してくるのは自明だ。

 安倍氏の御墨付きを得たので、表立っては3A(安倍・麻生・甘利)のうち、麻生・甘利氏は岸田氏や河野氏支持に回っているが、蓋を開ければ最終的にやはり高市氏支持だったか。
 と、言う事は起こり得る。
 今は3Aの特に麻生・安倍ラインが目立っては、派閥政治と批判され兼ねないからだ。
 それに先頃立ち上げた高市氏の選対本部に、出席議員が予想以上に多かったことが他陣営に取り沙汰されている。
 安倍氏本人こそ主席していないが、それは高市氏が安倍氏の傀儡と言われている事への配慮に他ならない。
 安倍氏が本気だからこその、ここに来ての高市氏の支持拡大ではないかと思う。
 水面下では安倍氏と安倍氏周辺が動いている事は、火を見るより明らかである。
 また甘利氏は岸田氏支援を打ち出したが、但し冒頭に「事情が許せば」、と、している。
 つまり事情が許されないなら、他の候補者と言う事なのだろう。
 自民党総裁ならびに総理としては初となる女性という期待も高まっていることから、女性議員票や女性党員・党友票の動向も気になるところである。

 その他野田聖子氏も立候補に意欲を示しているが、仮に出馬しても次期総裁は岸田氏、河野氏、高市氏の三人に絞って良いだろう。  
 また野田氏が総裁になる事はないだろうが、彼女が出馬すれば岸田・高市両陣営に取っては追い風である。
 何故なら野田氏に革新支持の票が幾らかでも流れ、河野氏の票を奪ってしまうからである。
 河野氏は一回目の投票で決まらず、決戦投票になると負ける可能性が高いと言われている。
 
 それと気になるのは先日の午後、甘利氏との会見後に表明する筈だった河野氏が、出馬表明をしなかった事だ。
 自民党の甘利明税調会長は6日、国会内で行った講演で、党総裁選に立候補する意向を固めた河野太郎行政改革相について「菅(義偉)総理がダメだと、たたかれた一番の原因がワクチンの迷走といわれているのに、ワクチン担当大臣の評価が上がるとは、よくわからない」と皮肉った。
 麻生・甘利両氏が今は止めておけ、と、出馬に否定的だとすると、仮に当選しても政権運営が困難になって来る。
 ひょっとしたら河野氏が出馬断念する可能性も有るのではないか、と、思っていたら、出馬はすると言う。
 マスコミでは麻生氏が、「頑張れよ」と激励の言葉を掛けて河野氏を容認したとするが、「頑張れよ」と派を上げて支援する、と、言うのは違うような気がする。
 また岸田氏が総裁になるのは、二階派が許さないだろう。
 そこで推すのに最も問題の無い、保守派で無難な高市氏を、消去法で推す票が増えるのではないかと見る。
 現に細田派や麻生派、或いは二階派からも、高市氏支持に回る議員が相当数居る。
 とは言えこの今回の渾沌とした総裁選は、未だ誰が誰を推すと言う事が釈然としない。
 逆に言うと河野氏が出馬したは良いが、蓋を開けてみると、推す、推す、と、言っていた若手が、明日以降長い者(安倍・麻生・甘利)に巻かれないとは限らない。
 
 そこで私は本命でも対抗でも無く、国民の人気でも劣るが、クセの無い保守派の高市氏が、消去法で次期総裁なのでは、と、推察。
 最も総裁に相応しく、最も人気があっても、
総裁になれるとは限らないのが総裁選である。
 土壇場で安倍氏の底力が発揮されると見る。
 河野氏が一回目の投票で勝てずに高市氏が決戦投票に残る事が出来れば、私は高市氏が総裁になると見る。
 下馬評では河野氏が過半数の票を取って勝つか、決戦投票になって岸田氏が勝つか、どちらかであると言われている。
 殆どの専門家は決戦投票の場合、河野氏と岸田氏によるパターンしか予想していない。
 河野氏と高市氏の決戦投票については、誰一人言及していないが、私は1位河野氏と2位高市氏による決戦投票と見る。  
 安倍氏が岸田氏をひっくり返し、高市氏を2位に持ち上げるような気がしてならないのだ。
 つまり最終的には決戦投票で、高市氏が逆転して総裁になる気がするのである。

 烏合の衆の菅・二階・小泉・石破連合では、安倍・麻生・甘利連合に勝てないと思う。

 私には河野氏が関ヶ原合戦での石田三成に見えて仕方がないのだ。
 加えて安倍氏が石田三成との激突に備え、北政所(きたのまんどころ・豊臣秀吉正室)に近付いた、徳川家康に見えて仕方がない。
 無論北政所とは高市氏である。

 また石破氏が宇喜多秀家に、小泉氏が大谷刑部に見えてしまうのである。 
 大谷刑部が石田三成とお茶会で知り合ったと言う逸話があるが、小泉氏が「必勝会」で河野氏に抹茶を振る舞った事も、何とも酷似しているではないか。
 それに現職の不人気総理として動けない菅氏は、吉川広家の画策で大阪城に足止めされて動けなかった毛利輝元で、さしずめ二階派は全く動かず最後に戦場から離脱した、島津一門と言ったところか。

 詰めが甘い烏合の衆の西軍は、最後の最後に小早川秀秋に裏切られる気がする。
 誰とは特定出来ないが、河野陣営からは小早川秀秋のような人物が出て来るのではないか。
 また安倍・麻生・甘利連合は小早川秀秋に鉄砲を打ち掛けた徳川家康のように、石田三成ならぬ河野陣営からの裏切りを促すような気がしてならない。
 そして最後になってしまったが岸田氏は、会津で家康を手薬練引いて待ち構えるも、待ちぼうけを食わされて、結果冷飯を食らうことになる上杉景勝に喩えておこう。
 私には今回の総裁選が、関ヶ原の合戦と同じ結果になる気がするのだ。

 ここで高市氏が岸田氏と河野氏と決定的に違う点を挙げてみると、1つに候補者のなかで唯1人の保守派であると言う事。
 次に岸田・河野両氏のように、あいつだけは総理・総裁にしたくないと言う人が居ない事。
 最後に何と言っても安倍氏が本気で推していると言う事。
 以上の事から私は高市氏が新総裁と見る。
 
 が、まぁ誰が総裁に選ばれようと、菅総理続投よりはずっと良い。
 但し総裁が誰になろうと、自民党が政権与党を維持出来るかどうかなんて分かりっこない。
 かと言って自民党以外の野党では頼りにならないし、難しいところである。

 唯一つ言える事は、今後日本人は己で己を守るしかないと言う事。
 しっかりと個々が個人で信念を持って。
 何はともあれ菅総理が降りた事で、自民党にしても、また国民にしても、一條の光が差したと言えよう。
 果たして自民党が政権を守るのか、或いは連立政権になるのか。
 その事は別にして、今後は国民の1人1人が、頼りにならない自治体にも、頼りにならない国家にも頼らずに生きて行く他ない
 自分の力だけで生き抜いて行く覚悟を持つべき時が来たのだ。
 誰にも頼らずに。
 このコロナ禍を。
 
 (松平眞之)


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   ⭕⭕今日の国際ニュース⭕⭕

 中国が暗号資産の交換など全面禁止、刑事責任も追及…人民銀「金融秩序乱し犯罪生む」

 【北京=小川直樹】中国人民銀行(中央銀行)は24日、中国で暗号資産(仮想通貨)の交換や情報仲介などを全面的に禁止すると発表した。
 関連サービスは全て違法な金融活動に該当するとして、刑事責任を追及する。
 暗号資産取引監視や取り締まりを強化する。

 人民銀や公安省など10部門連名で中国の省・直轄市・自治区に出した通知によると、禁止するのは暗号資産と法定通貨の交換や暗号資産同士の交換、情報仲介や価格設定サービスなど。
 国内の居住者が、インターネットを介して国外の仮想通貨交換所のサービスを利用することも禁じる。
 通知では、ビットコインやイーサリアムなど代表的な暗号資産を名指ししたうえで、法定通貨と同等の法的地位はなく、通貨として市場で流通・使用すべきではないと明記した。
 人民銀の担当者は「ビットコインなど仮想通貨は経済や金融秩序を乱し、資金洗浄(マネーロンダリング)や違法な資金調達、詐欺など違法な犯罪活動を生んでいる」と指弾した。
 その上で、暗号資産取引などの監視と取り締まりを強め、経済と金融秩序と社会の安全を守ると主張した。

 中国は2017年に国内の暗号資産交換所を閉鎖し、今年5月には暗号資産の取引を確定させる作業である「マイニング(採掘)」を禁止するなど取り締まりを強化していた。
 人民銀はデジタル通貨「デジタル人民元」の発行を準備中で、民間のデジタル通貨の発行を禁じる方針を示していた。
 
 9/24(金) 21:47 読売新聞オンライン
 (c) 読売新聞社


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 中国、恒大の経営破綻に備え対策指示 
 地方政府に

 【シンガポール】中国当局は地方政府に対し、不動産開発大手の中国恒大集団(チャイナ・エバーグランデ・グループ)の経営破綻に備えるよう指示している。
 複数の当局者が明らかにした。
 政府は巨額の債務を抱える同社の救済に二の足を踏み、経営破綻による経済・社会的影響をにらんで対策を進めているようだ。
 これら当局者は「見込まれる嵐に備える」よう指示を受けた、としている。
 地方政府や国有企業は、恒大集団が秩序ある手法で事態に対処できなくなった場合、土壇場になってから介入するよう指示されたという。
 地方政府は例えば失業対策などで社会不安を抑え、住宅購入者および幅広い経済への影響を和らげるよう求められた。
 恒大集団を巡る状況が悪化すれば、雇用情勢にも影響が及びそうだ。

 恒大集団は今後、次々に社債の利払い期限を迎える。
 注目は23日に期日を迎える米ドル債の利払いだ。
 地方政府は会計や法務の専門家を集めてグループを立ち上げ、それぞれの地域における恒大集団の事業活動を巡る財務を調査するよう命じられた。
 地元の不動産開発事業の引き継ぎについての国有・民間の不動産開発業者との協議や、大衆の怒りや抗議活動を監視する法執行部隊の設立も指示された。
 恒大集団の広報担当者と中国国務院新聞弁公室は今のところコメントに応じていない。
 By Keith Zhai

 9/24(金)
 ウォール・ストリート・ジャーナル日本版
 (c) Dow Jones & Company


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 ファーウェイ、スマホ事業で4兆円規模
 の減収へ

 中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の徐直軍副会長兼輪番会長は24日に北京市内で行った記者会見で、今年のスマートフォン事業の売上高について「少なくとも300億~400億ドル(約3兆3千億~4兆4千億円)減るだろう」との見通しを明らかにした。 
 米政府が華為への半導体輸出を禁じたことで主力製品の製造に支障が生じ、販売にも大打撃を与えている。
【北京=三塚聖平】

 徐氏によると、2020年のスマホ事業の売上高は500億ドル程度だった。
 21年は前年比6~8割減収になる見込み。
 徐氏は今後の課題は「生き残り」だと強調。
 米国による華為への輸出規制は解除される見通しがなく、「米国の制裁には慣れた」という表現で厳しい状況を説明した。
 華為は、スマホ以外の事業強化へ取り組みを積極化させている。
 創業者の任正非最高経営責任者(CEO)は、今月中旬に公表された社内会議の議事録で、高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムの次の規格となる「6G」の研究開発を加速させる方針を示した。
 ただ他の事業を拡大する事でスマホ事業の減収を補うには、長い時間が掛かるとみられる。
 
 9/25(土)  産経新聞 (c) 産業経済新聞社


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 金与正氏、終戦宣言は「良い発想」 
 硬軟で揺さぶり

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記の妹、金与正(ヨジョン)党副部長は24日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が国連演説で提案した朝鮮戦争(1950~53年)当事者による終戦宣言について「良い発想だ」と評価し、韓国との対話再開にも応じる用意があるとする談話を発表した。
【ソウル=時吉達也】

 北朝鮮は同日、与正氏の談話に先立ち、終戦宣言は「米国による敵対視政策が残る限り、虚像に過ぎない」とする外務次官の談話を公表していた。
 硬軟両様で米韓を揺さぶり、対北政策の転換を求める狙いがあるとみられる。
 与正氏は談話で、終戦宣言について「朝鮮半島の不安定な停戦状態を物理的に終わらせ、相手方に対する敵対視を撤回するという意味で興味深い提案」だと指摘。
 韓国側が言動を改めれば「北南間で再び緊密に意思疎通し、関係回復に向け建設的な議論をする用意がある」と主張した。
 一方、「半世紀を超えて敵対的だった国々」が北朝鮮敵視の姿勢を維持すれば「宣言は話にならない」とも強調。
 米国の政策転換が先行すべきだと牽制(けんせい)した。

 文氏は米東部時間21日、米ニューヨークでの国連総会の一般討論演説で終戦宣言締結を提案していた。
 文氏は米国から帰国する機内で記者団の取材に対し、弾道ミサイル発射などの北朝鮮の挑発について「核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)ではなく、米国が対話を断念しない程度の低いレベル」と指摘。
 改めて米朝、南北対話の再開に期待感を示した。
 
 9/24(金)  産経新聞 (c) 産業経済新聞社


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  《個別銘柄ニュース》

  ❇️❇️株式ニューストピックス❇️❇️

 米データストレージ製品大手ウエスタンデジタル(WD)と半導体メモリー大手キオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)による合併協議が、進んだ段階にある事が事情に詳しい関係者の話で明らかになった。

 キオクシアの企業価値は200億ドル(約2兆2000億円)以上になる可能性があるという。
 実現すれば、世界の半導体業界の再編が進むことになる。
 長引いている両社の協議がここ数週間で活発化し、早ければ9月中旬に合意に達する可能性があるという。
 WDによる支払いは株式交換方式で、合併後は同社のデービッド・ゴッケラー最高経営責任者(CEO)が経営を担う公算が大きいと関係者は話した。
 WDが合意をまとめる保証はなく、キオクシアも計画を進めていた新規株式公開(IPO)や他社との合併を選ぶ可能性が依然残されているという。

 これを受けてストックホルダーの6502・東芝の株価は、8月26日に4,730 円 +80 (1.72%)、と、なったが、まだまだ決定的なニュースでもなく、東芝本体に問題が有る為、実質投資やシミュレーションは見送りとするが、要注視案件ではある。

 ⭕⭕  9月15日は4,700円 -65円。⭕⭕
 ⭕⭕  9月16日は4,720円 + 20円。⭕⭕ 
 ⭕⭕  9月17日は4,720円 変わらず ⭕⭕ 
 ⭕⭕  9月21日は4,730円 + 10円。⭕⭕
 ⭕⭕  9月22日は4,805円 + 75円。⭕⭕ 
 ⭕⭕今日9月24日は4,910円 +105円。⭕⭕ 
  と、一昨日は自社株買いによる株式消滅での上昇なのだが、それにしては上昇幅が限定的だった。
 しかし22日に水溶液に含まれる成分や物質を抽出する濃縮技術で、正浸透膜法向けの浸透圧物質の開発に成功との報が伝わり、今日は株価続伸。
 それにしてもキオクシアホールディングスの合併話とは、全く関係の無い理由による上昇で困惑してしまう。
 今後も値動きを注視する。

  ❇️❇️特注シミュレーション銘柄❇️❇️

 4507 塩野義製薬

 先ずは以下のニュースを読んで戴きたい。

 塩野義製薬は6日、開発中の新型コロナウイルスの飲み薬について、2021年中に100万人分以上の供給体制を整える方針を明らかにした。 
 国が新薬開発で設けた特例の「条件付き早期承認」の年内の申請も検討し、承認後の早期供給に備える。
 軽症者が自宅服用の飲み薬が実用化できれば、医療体制の逼迫を避けられる利点がある。
 また塩野義は新型コロナワクチンの開発も進めている。
 他社製のワクチンとの比較か偽薬との比較のいずれかの方式で最終段階の治験を年内に始め、22年3月末までの実用化を目指す。
 提携先の岐阜県の工場で年内に最大で年6000万人分の生産体制を整える計画だ。

 配当は上期下期とも55円で、次回配当の権利落ち日は9月29日。
 配当利回りは大した事無いが、大化けする可能性がある。
 8月6日に6038円315円高の引け値で仕込むシミュレーションを開始する。
 やはり10日に上昇した。
 6434円の396円高。
 8月10日いきなり利益は出たが、念の為その週一杯は様子を見た。
 8月13日は6536円の33円高。
 同日一旦引け値で手仕舞いし利益を確定。
 以降再度シミュレーションを手掛けれるか、様子を見る。
 約500円分利益が出た。
 しかし8月16日は6481円の55円安。
 売っておいて良かった。
 が、今週一杯再度仕込めるか様子を見る。
 昨日は6790円の16円安と値を消したが、今日は7106円の316円高と反発。
 明日少し下げてくれれば、再び買うシミュレーションに入りたい。
 しかし8月26日再び上昇したら見送る。
 と、そう思っていたら、8月26日反動安で6912の194円安。
 シミュレーションで、引け値6912の194円安で仕込む事にする。
 8月27日以降値動きを注視する。
 先週値を戻すと思っていたら、8月27日の引け値は6842円の70円安。
 9月7日は再び⭕⭕7489の209円高⭕⭕とシミュレーションの買値を577円上回ったので、大引けで利益確定。
 これで8月の初旬からすると、500円以上の利幅を二回連続ゲット。
 今週一杯迄は値動きを注視し、買えるかどうかを見極めたい。 
 少し下げてくれないと買えないし、このまま見送るのも手である。
 と、思っていたら、9月9日は高値圏で利食い売り優勢の展開からから7397円の226円安、今日は⭕⭕7493の114円高⭕⭕と、少しを戻す展開。
 しかし9月10日に付けた最高値7623円は、取り戻す勢いがないような気配。
 二回に亘って利益を上げれたし、手仕舞いで良いかと思う。
 来週も引き続き手を出さずに注視する。

  ❇️❇️特注シミュレーション銘柄❇️❇️

 4507 塩野義製薬と共に明日もう1日様子を見て、シミュレーションで仕込みたい銘柄が出てきた。
 このところ現物で実際に買った銘柄が、総て下落しているので、暫く流れが戻る迄シミュレーションしてみる事にする。

 6376 日機装である。

 子会社のタックスヘイブン課税の追徴通達が、国税当局から届いた事で株価が下落した。
 既に追徴金は納税しており、脱税等違法なものではなく国税との見解の相違で、間もなく誤解は解け、適正な納税だったと証明されると日機装側は見解を示している。
 業績はそれ程悪くなく、と、言うより航空関連向け以外は好調で、深紫外線LED活用の空間除菌装置の新製品を販売したり、深紫外線LEDブランドの「sumiRay」を立ち上げたりと活発で、人工腎臓もトップ。
 他にもナノテクなど化学用精密ポンプ大手。
 これは一時的な下げで、日機装側の主張が通れば株価は戻るとみる。
 8月16日952円の56円安と急落し、8月20日には865円の20円安迄値を消した。
 ⭕⭕今日は991円の20円高⭕⭕、と、かなり値を戻した。
 ここ1~2週の何処かで、実際にもしくはシミュレーションで仕込みたい。

 ❇️❇️特注買い付け銘柄❇️❇️

 1605 INPEX

 先ずは以下の決算内容を読んで戴きたい。

INPEX 営業利益 21/12 ↑↑↑→↓
(1605) 505,748 → 484,006 3社
21/12 +2.0倍 → +94.8%
22/12 +8.0% → +12.2%

 決算内容を上方修正し、また配当が年24円配から40円配に増配。
 恐らく4桁が当たり前の銘柄だと思う。
 先日原油安の煽りを喰らって一時750円台迄落ち込んだが、ここへ来て持ち直している。
 INPEXと言われても、それ何の会社?
 と、仰る方には言わずと知れた、「国際石油帝石」の正式社名です、と、お伝えしよう。

 このINPEXだが実は主力商品はLNGだ。
 石油が乱高下しているのを尻目に、LNG(天然ガス)は脱炭素と経済回復により需給が逼迫していて、今夏は例年の5倍以上に高騰しているのだ。
 同社はLNGの高騰と共に、今夏は日を追う毎に株価も高騰すると見た。
 買値は802円。
 その日の高値は812円迄あったが、何とか引け寸前で安い処を買えた。
 少し下げてしまったが、来週以降押し目買いも含め注視する。

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 8月30日INPEXが反発。
 原油上昇、米ハリケーンの影響懸念
(12時30分、コード1605)INPEXが反発している。前場に一時、前週末27日と比べて22円(2.9%)高の771円をつけた。
 27日のニューヨーク(NY)原油先物は1バレル68.74ドルと、26日と比べて2%上昇。
 石油施設が集中するメキシコ湾岸にハリケーンが接近するなか、石油企業の操業停止が伝わり、目先の供給減を見込んだ買いが入った。
 原油高がINPEXの買いを誘っている。
 このところのアフガニスタン情勢の緊迫化が中東地域にも広がり、原油の供給不安につながるのではないかという懸念もくすぶっている。ただ、市場では「米国や中国の経済鈍化で、需要には後退懸念が意識され始めている」(国内のエコノミスト)という声も出ている。
 NY原油は日本時間30日の時間外取引では朝方に強含んだ後、足元では小幅ながら下げに転じる場面もある。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕


 また9月16日は米エネルギー省による原油週間在庫統計が、2019年9月以来の低水準で原油価格高騰。
 それによって、INPEX 789 +15

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 また今日であるが、23日のニューヨーク先物市場で原油相場が上昇したことを受け、INPEXの株価が上昇。
 原油高でINPEXの石油開発事業の収益が上向くとの見方から買いが入っている。 
 同業の石油資源(1662)も高い。

 今日の引け値は⭕⭕818円の27円高⭕⭕と、大幅上昇。
 漸く買い値の802円を上回った。
 待った甲斐があった。


 ❇️❇️大失敗❇️❇️大反省❇️❇️銘柄❇️❇️
 
 6月29日が配当権利落ちで、苦慮の末6月末に買い付けを見送った3286トラストHDが、7月6日に601円の100円高と急騰した。
 ところが7月12日は7月9日に引き続き450円から、430円の20円安と続落した。
 とは言え堅調と言えば堅調。
 配当権利落ち直後のストップ高など通常は考えられないが、最近は配当の権利確定後に株価下落防止策として、各上場会社が株主に有利な情報を発信するパターンが散見されるる。
 例えば自社株買いや新規事業参入、或いは企業間買収等だ。
 他にも通期決算が急上昇する等。
 しかしそのような情報はインサイダーでも無い限り、一般の投資家は知る由も無い。
 今回のトラストHDの株価急騰の理由は分からないし、何者かが仕掛けているのかも知れないが、これも長期保有を考えて買っていたらこのストップ高を享受する事が出来た訳で、今後は短期ではなく長期での保有を考えるべき、と、そう再考する良き教訓となった。
 日経ダブルインバースを始めETFでリスクヘッジをしながら、長期保有を旨とすべし。
 やはりバークシャー&ハザウェイのウォーレンバフェット氏は正しい。
 兎に角戻り安値の300円台に期待したい。
 
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 しかしながら7月7日~7月9日と比べ、7月の12日にははかなり下げ幅が縮まって来た。
 そこで300円台に到っていないが、7月12日の相場が二番底と見てリベンジを期して買いに入った。
 もう少し下げるかもだが、買値は433円。
 先週一旦は422円の変わらずと下げ止まったかと思いきや、そこから節目の400円を割り込んでかなり値を消したが、下げ始めてから16日目に漸く下げ止まり、その後3日間続伸の後の3日続落。
 創業者が株式を売却したいらしく、株価を下げない為にもその求めに応じて、自社株買いを行うとの事。
 115万株を上限に全体の23%にも及ぶ。
 朝方は気配値も含め相当株価は上がっていたのだが、場が開くとそうでもない市場の反響。
 それにしても反応は薄かった。
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 自社株買いで総ての銘柄が根を上げると思っていたら、大間違いなのだ。 ⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕
 この銘柄の場合353円で創業者の株を自社株買いしたのだが、創業者の個人的な都合で現金を作る為にされた自社株買いのよう。
 相場より低い353円での自社株買いで、会社の資産基盤を脆弱にするだけの自社株買いであった。
 それに配当も減配になる様子。
 騙された、と、言うべきか。
 私が阿保だったのか。
 やはり射幸心から短期で稼ぎたいと思った部分があり、自身の愚かさが露見したパターン。
 この銘柄は絶対に手を出さないで欲しい!
 塩漬けにするか、損切りするかは、今月中に決める。
 否、やはり塩漬けにする。
 良く精査せずに手を出し、大失敗したこの惨状を忘れない為にも。
 己の愚かさの証拠として。
 馬鹿だった。

⭕⭕9月14日は355円の15円高⭕⭕で自社株買いを実施したらしいが、上昇幅は限定的。
 
⭕⭕今日は336円の変わらず⭕⭕、と、5日ぶりに漸く反発。
 こうして値動きを見ていると、手を出して損した自身への大いなる反省になる。
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 しかしながら良く良く反省したので、諦めて損切りしあらたな銘柄にチャレンジする。
 大損である。
 ⭕⭕来週よりこの銘柄は割愛する。⭕⭕

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 ❇️❇️見逃し反省からのリベンジ銘柄❇️❇️

 7896・セブン工業が4月末にストップ高の後520円の79円安と売られ、その後も496円の3円安と少し足踏み。
 500円を切ったら勝負出来る。
 と、思っていた矢先の6月初旬、いきなり602円の100円高と再び急激に上昇した。
 このまま上値離れしたら手は出せない。
 慎重に様子を見ていたら失敗した。
 決算の上方修正と木材価格の上昇で材料視された。


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 しかし安値が555円で高値が597円と、6月11日の荒い値動きの流れの中、少しだけだが何とか559円で買う事が出来た。
 もう少し下げるかも知れないが、目標株価を660円前後に定めたいと思う。
 6月24日508円9円安と買値からは51円安も、翌日に起死回生の587円の79円高と復活。
 先日支配株主についての適時開示を行ったが、大株主の2社で凡そ50%を占める。
 大株主の2社は同業の都築木材と西垣林業で、東芝とは真逆で彼等は安定株主。
 海外ファンド等の資金が入っていない為オーバーハングの懸念がなく、それを好感した株価上昇と見る。
 株価は所謂「雲」と言われる抵抗線を上抜けした、「雲の上抜け」状態。
 株価上昇が期待出来る。
 とは言え7月9日521円の18円安と少し調整。  
 14日には531円まで戻したが、7月20日516円の3円安と続落。
 第一四半期の決算が赤字転落した事から中々値が戻らず、⭕⭕今日514円の2円安⭕⭕と再び500円台は取り戻している。
 まだまだ安いが、流れは良くなって来た。
 今後押し目買いも視野に入れながら、戻り高値に期待したい。


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・前澤工業。 
 上下水道機械の最大手。
 7月7日699円の82円高を付けて、7月14日水曜も690円の10円安と堅調だったが、7月15日木曜635円の55円安とかなり値を消した。
 業績好調の上自社株買いに増配と、株価が上がる条件が揃っているように見えたが、ここに来て今期の2桁営業減益見通しがマイナス視された。
 そして7月20日には633円迄値を消し、再び3日間で65円値上がりし698円と値を戻した。
 それなのにそこから3日間で41円も値下がりと乱高下。
 今日も811円の12円高と堅調。
 冷めるとみるか再び高騰すると見るか、何とも悩ましく判断に困る銘柄だ。

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・バイク王。 
 中古2輪売買最大手。
 7月9日952円の49円高で、7月13日は1158円の149円高と絶好調。
 8月2日に1313円の111円安と、増担保措置など取引規制強化をネガティブ視しての反落だったが、今日1550円の97円高と絶好調である。
 しかしこのまま下げてくれれば、また買い場もあろう。
 業績好調での株価なのだが、この銘柄実は200円を切る180円台の時から注目していて、遂に手を出せずに今日迄来た。
 こうなると情けないを通り越して、自分の才能の無さが恨めしい。
 しかし投資は才能でするものではない。
 飽くなき探求心と研鑽を積み上げてするものである、と、分かってはいるが、しかしこの状況何とかならないものか。


 注目銘柄☆3323レカム。
 配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは月20日以降のタイミングで良いような気がする。
 とは言え先日100円を切り始め、ここ数日で80円前後で推移。
 特に8月16日月曜日は、第三四半期の業績をネガティブ視しての下げである。
 このまま暫く70円~80円台を保ってくれれば、勝機到来の予感。
 もうそろそろ仕込む時期なのかも。

 と、思っていたら、⭕⭕9月2日は104円の17円高⭕⭕と、急騰してしまった。

 ⭕中国におけるウイルス除菌装置「ReSPR」の販売に関して、サンワサプライ上海と業務提携契約を締結したと発表。⭕

 上記理由で材料視された。 
 こうなれば熱が下がる迄静観するしかない。
 と、思っていたら、⭕⭕今日は89円の4円だが⭕⭕と、上げるも鎮静化。
 またも出遅れた事にショックではあったが、再び80円台に戻ったので狙える。

  ⭕⭕実際に買い付け予定!⭕⭕
 

 注目銘柄☆3452ビーロット。
 富裕層向け不動産売買。
 今日545円の10円高で配当権利落ち日は12月29日とまだまだ先の為、実際に買うのは秋以降のタイミングで良いような気がする。
 配当は15円だが、100株以上で1000円のクオカードが株主優待で贈られる。
 秋~冬に掛けて値動きに注目だ。


 危険注意銘柄☆2191「テラ」は急激な株価上昇の後急落で、当局から金融商品取引法違反で調査を受けた創薬ベンチャーで今日は198円の2円高で、凡そ2ヶ月前株価が少し動き始めたと思うや、その後は売りに押され下落した。
 誰かが仕掛けているのかも知れないが、危険なので買わずに注視する。 
 株式公開取り消しなのか、或いは再上昇なのか取捨が難しい処。 

 注目銘柄☆7537・丸文が業績好調で5月中旬558円の58円高の値を付け、今日も801円の24円高と堅調。
 半導体卸の会社である。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。

 注目銘柄☆9274・国際紙パルプ商事が業績好調と増配で、8月12日346円の80円高の値を付けた。
 8月13日は329円の17円安と反動安も、翌日は362円の33円高と値を戻し、
 今日も397円の56円高とまたも急騰。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。
 業績好調は分かっていたが、ここ迄とは思わなかった。
 気付くのが今では話にならない、と、反省。

注目銘柄☆6069・トレンダーズが8月13日650円の8円高から、8月18日には3日間で1027円の127円高と約400円の値幅を取った。
 8月20日に一旦848円の42円安迄調整。
 その後再び値を戻し、今日も1097円の86円高と絶好調。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。
 何処かで高騰するとは思っていたが、ここ迄とは思わなかった。
 気付くのが今では話にならない、と、反省。

 注目銘柄☆5017の富士石油は5月末頃272円の53円高と、旧村上ファンド系のファンドの所有が明らかになった、
 今日は267円8円の高と未だ堅調だが、220円台の戻り安値が有れば仕込みたい。


 注目銘柄☆7544スリーエフが先日369円の69円高で業績V字回復予想、今日は322円の3円高
と未だに堅調ではあるが、勝負出来るレンジの一歩前迄調整した。
 再び300円前後なら勝負出来る。


 注目銘柄☆4334のユークスが、9月14日478円の80円高と決算大幅上方修正でストップ高、ゲーム、パチンコ、パチスロのソフト開発の会社で、今日は421円の変わらずと未だ堅調。
 今後350円前後の戻り安値があれば狙えるが、この銘柄も気付くのが遅す過ぎて今更だ。
 またまた反省。


 注目銘柄☆8698のマネックスGが、7月27日に663円の20円安で、7月28日も639円の23円安と続落していて、狙おうと思っていたら7月29日687円の48円高と値を戻した。
 先日コインベースが日本でサービス提供開始と伝わり、最安値期は572円迄下げた。
 今日は583円の31円高と、全体高で戻したが鎮静化はしている。
 少し前米アマゾンでビットコイン決済受入れ否定の報を受け下落し、上期8円下期18.5円と高配当で狙いを付けた。
 ビットコイン関連銘柄はこうした報で一時的に下げる事がある。
 しかし直ぐに値を戻したりと乱高下。
 570円前後の戻り安値があれば東急建設同様、狙える処で狙いたい。

 ⭕⭕来週ギリギリまで見守りたい⭕⭕


 注目銘柄☆8897のタカラレーベンが、8月2日に322円の20円安と急落。
 今日も326円の4円高。
 株主優待の取り止めがネガティブ視された。
 しかし配当は維持。
 上期4円下期10円と依然として高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 大反省銘柄のトラストHDとは真逆に地道だが目立たない銘柄で、トラストHDの大失敗を糧にこの銘柄こそ買いたい。
 9月権利落ち迄に下げ止まった処で狙う。

 ⭕⭕株価が下がらないし動かないので、今季の買い付けは見送る⭕⭕
 ⭕⭕来週からはこの銘柄は割愛する⭕⭕


 注目銘柄☆8798のアドバンスクリエイトが、8月4日964円の49円安と急落。
 大した理由の無い下げで明日以降反発必至。
 株主優待は2500円相当のカタログギフト。
 配当は上期30円下期15円と高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 次回配当権利落ちは9月29日。
 今日も110の30円高と値を戻している。
 今後今少し下値で狙いたい。

 ⭕⭕株価が下がらないので、今季の買い付けは見送る⭕⭕
 ⭕⭕来週からはこの銘柄は割愛する⭕⭕

 注目銘柄☆3449のテクノフレックスが、8月10日978円の23円安と急反落。
 決算2%下げでこの急落。
 配当は上期20円下期21円と高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 次回配当権利落ちは12月29日。
 今日は992円の6円高。
 今後もう少し下値が有るならば狙いたい。

  ⭕⭕今年の秋~冬に決断する⭕⭕

 注目銘柄☆5009の富士興産が、8月27日969円の28円安と急反落。
 今日は1086円の53円高と堅調。
 ファンドによるTOBによる買収が中止になり、新株予約権の無償割当てを中止した事によるもので、時間は掛かるかも知れないが、再び上昇の余地はある。
 配当は上期・下期合計54円と高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 次回配当権利落ちは9月29日。
 もし買収が成立していたら1250円での公開買い付けであった。
 今後もう少し下値が有るならば狙いたい。

 ⭕⭕株価が下がらないので、今季の買い付けは見送る⭕⭕
 ⭕⭕来週からはこの銘柄は割愛する⭕⭕


 注目銘柄☆3807のフィスコが、9月1日236円の50円高と急反発。
 今日も208円の6円高とかなり沈静化。

「業績上方修正 通期純利益8.73億円→56.84億円」
「適時開示:(開示の経過)持分法適用関連会社の異動を伴う株式交付申込による特別利益(個別および連結)の発生の見込みに関するお知らせ」
 上記理由によるもので、今は手が出せないが、戻り安値の180円台が有れば狙いたい。


 ☆☆注目銘柄☆7775 大研医器☆☆

 もしもデイトレしてたら銘柄からの変更。

 8月31日
 医療関連。
 584円の16円安の引け値で仕込む。

 9月1日
  579円の5円安。
  
 この銘柄も短期的な下げと予測していたが、
この日値を戻せなかったので、以降もうひと下げあれば、シミュレーションもしくは実際に長期投資をしたい。
 翌日1日様子を見る。

 9月2日
 今日577円の2円安と続落したので、長期保有として注目したい。
 と、思っていたら

 9月3日
 今日になって600円の23円高。

 シミュレーションなので利益を確定出来なくもないが、もう少し下げたところを仕込むつもりだったので、今日から注目銘柄にしたところだった。

 やはりデイトレは難しい。

 ⭕⭕今日は622円の2円高⭕⭕
 暫く値動きに注視する。
 
 ⭕⭕株価が下がらないし動かないので、今季の買い付けは見送る⭕⭕
 ⭕⭕来週からはこの銘柄は割愛する⭕⭕


 ❇️❇️もしもデイトレするなら銘柄❇️❇️
 
 もしもデイトレするならで、連続でマイナスを出してしまった。
 次回は暫く様子を見て、状況を判断してからの再開にする。
 
  ⭕但し飽く迄シミュレーション⭕


 ⭕⭕《今日の東京コロナ感染状況》⭕⭕

 今日の東京都のコロナ新規感染者数は235人と、9日連続で1000人を切った。
 前週同曜日から547人減少して約70%減。
 またこの内現在入院している重症患者も、139人と昨日から7人減少した。
 とは言え死者が15人と昨日から1人減少しただけで二桁のままだし、かなり減少したように見えるが、先週は前日が祭日ではなかったので一概に減少を真に受けるのは如何か。
 ピークアウトの良い流れが継続しているが、来週の火曜日以降がどうなるかだ。


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 専門家「再拡大の危険高い」
 小池知事、宣言解除言及せず 都会議

 東京都は24日、新型コロナウイルスのモニタリング会議を開いた。

 新規感染者数は5週連続で減少したが、専門家は冬季に向け「感染の再拡大の危険性が高い」と指摘。
 感染状況と医療提供体制は共に最も深刻な警戒レベルに据え置いた。
 小池百合子知事は「感染の減少を確実なものにしなければならない」と述べ、不要不急の外出自粛などを改めて要請。
 国が今月30日の期限をもって解除を検討している緊急事態宣言には言及しなかった。 
 
 9/24(金)  時事通信 (c) 時事通信社


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 ⭕⭕コロナ関連ニューストピックス⭕⭕


【速報】大規模接種センター 16歳と17歳の  
    対象追加を決定 。
    来月3日から予約受け付け開始予定。

 防衛省は先ほど、東京と大阪の新型コロナワクチン・大規模接種センターについて、16歳と17歳を新たに接種対象へ加えることを決定しました。
 自衛隊が運用する大規模接種センターでは全国の18歳以上に対して接種を行ってきましたが、デルタ株の拡大などで子どもたちの間での感染が広がっていることから対象年齢を16歳以上に引き下げることを決めました。
 来月3日から予約受け付けを開始する予定。

 9/24(金)  TBS系(JNN)
 (c) Japan News Network.


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 行動制限緩和、13自治体で実証実験 北海道・兵庫・福岡など10月にも 政府

 西村康稔経済再生担当相は24日の記者会見で、新型コロナウイルスのワクチン接種進展に伴う行動制限緩和の実証実験について、13自治体から参加表明があったと明かした。
 10月にも飲食店や大規模イベントを対象に始めたい考えで、自治体や事業者と具体的な内容の調整を急ぐ。

 22日までに北海道、大阪府、兵庫県、福岡県、沖縄県などが申請。今後さらに対象が増える可能性もあるという。

 政府は、19都道府県に発令中の緊急事態宣言について、30日の期限での全面解除を視野に入れる。
 これを踏まえ、西村氏は「解除地域から(実験を)進めていきたい」と説明した。
 実験地域では、ワクチン接種やPCR検査の陰性証明を条件に、飲食店の酒類提供やイベントの観客数などに関する制限を緩める方針。
 QRコードなども活用し、利用者の感染状況を追跡する。 

 9/24(金)  時事通信 (c) 時事通信社 


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 《今夜のニューヨーク市場》

 今夜のニューヨークダウは開場5時間の相場で、$34750の$14安と反落。
 またナスダックも15011pの40p安と反落。  

 【市場概況】

 米国株、ダウ反落で始まる 利益確定売り先行 ビットコイン安も重荷

 2021年9月24日 22:42

【NQNニューヨーク=張間正義】

 24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落して始まり、午前9時35分時点は前日比11ドル82セント安の3万4753ドル00セントで推移している。
 ダウ平均は前日までの2日間で800ドル超上昇しており、短期的な過熱感を意識した利益確定目的の売りが出ている。
 暗号資産(仮想通貨)のビットコインが下落していることも、同じリスク資産である株式への売りにつながっている。
 足元で上げが目立っていた化学のダウや建機のキャタピラーなど景気敏感株の一角に売りが出ている。
 米長期金利が1.4%台で推移しており、スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトなど高PER(株価収益率)のハイテク株が下げて始まった。
 23日夕に発表した2021年6~8月期決算で売上高が市場予想に届かなかったスポーツ用品のナイキも大幅に下落している。
 一方、業績期待の高い顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムが続伸し、ダウ平均を下支えしている。

 中国人民銀行(中央銀行)は24日、仮想通貨の決済や取引情報の提供など関連サービスを全面的に禁止すると発表した。
 発表を受け、ビットコイン相場は下落しており、投資家心理の悪化につながっている。
 交換業者のコインベース・グローバルに売りが先行している。

 ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落し、前日比73.914ポイント安の1万4978.330で推移している。


 明日は土曜で東京市場は休場。
 この様子では来週月曜の東京も続伸すると見たが、ここ最近ニューヨークが下落した翌日に日経平均が上昇し、ニューヨークが上昇した翌日に日経平均が下落している。
 今週こそニューヨークと同様の動きをしたものの、来週はどうなるのか。
 それにしても中国恒大集団は破綻するのか?
 否、中国政府が何とかするだろう。
 仮に中国政府が何もしなければ中国恒大集団の経営不安は世界的な株安を招くだろうし、流石に何らか中国政府も手を打つ筈との楽観論が多いなか、今回は不動産価格を沈静化さす為に、中国政府は中国恒大集団を生け贄にするつもりだとか。
 とは言え中国政府もこのまま放置できまい。
 報道では中国政府は、最後の最後迄手を差し差し伸べるつもりはないとか。
 今後中国政府がどんな手法で沈静化させるつもりなのか、大注目である。
 それにしてもこのコロナ感染激増下の、しかも緊急事態宣言下の東京の株高は、どうにも納得出来ない。 
 無論現況を株高と見る私は、マイノリティなのかも知れない。
 何はともあれ日経平均上昇の折は、ダブルインバースの買い場が到来したと思うべき。
 30000円台前後で日経平均が推移したので、9月10日に373円の場面で日経ダブルインバースを買った。
 日経平均が急落すれば或る程度は売りたいと思うが、来週売り場が来るのかどうかは?だ。

 
  《今日の依存症治療と総括》

 何が何でも弱気の立場を貫く私は、何はともあれ本間宗久の相場三昧伝に従うのみだ。
 それにしても、「不必要な射幸心は捨て、現実を受け入れる」、と、書いた貼り紙は良い。
 読む度に競馬やパチンコをする阿保らしさが身に沁みるのだ。
 依存症は完治しない病である。
 気を引き締めて頑張らねば。
 しかし何だかんだで、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせた。 
 今日の競馬やパチンコでの無事は、今日もファミレスに行って小説を書いたお蔭か。
 競馬やパチンコの事を丸1日考えなかった。
 
 で、明日の競馬やパチンコでの無事も、中央競馬が開催されている事を忘れる事で確実としたい。
 また明日は土曜なので、「馬券を買わなければこんなに得する」、と、競馬をしなかった場合如何に得するかについて書く、昨今新たに立ち上げた新コーナーを粛々と続ける。

 最近はJRAや公営の場外馬券売場は開いているものの、買いに行くのが面倒臭いを通り越して、場外馬券売場の存在意義への不信が募り、馬券を買う事を害悪とさえ思うようになって来た。
 自画自賛になるが私も成長したものだ。
 射幸心を捨てて貧乏を受け入れるに限る。

 追伸・訳有って彦四郎君は私の従兄弟に貰わ      
    れてしまった。
    今月新しい男子の熱帯魚が来る予定。
    と、思っていたが、来月になるかも。
    ちなみに今日は日経平均が反発したの 
    だが、菅総理の退陣を祝して発泡酒を 
    飲んだ。
    相場はどうあれ、菅総理の退陣祝いは
    今日も明日も暫く続く。
   
   
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