第157話 5ヶ月と2日目 10月27日(火)

文字数 818文字

 今日はハロウィーンジャンボの抽選日。
 競馬開催日に結果をこっそり知りたいとか言う後ろ暗い気持ちを抱く必要もなく、公然と胸を張って抽選時間を待てた。
 結果も胸を張れると良かったのだが、そうはいかなかった。
 それでも3000円の当たり券が有ったので、年末ジャンボにその分を回せる。
 損はしているが何かと物入りな年末になる訳だし、何より熱帯魚君達を飼うのにはお金が掛かるから、たとえ3000円でも有り難い。
 それと熱帯魚君で思い出したが、熱帯魚に付ける名前に許可を出してくれた人に言いたいことがあったのだが、この日誌なら良いだろう。
 その人が読んでくれていることを前提に書くことにする。
 その人は身体が弱いから、書くことと読むことしか出来無いと嘆いていたのだが、勘違いしている。
 そうではなく書くことと読むことの為に、あなたは生まれて来たのだ。
 と、そう言いたい。
 羨む程の凄い才能がある。
 天が与え賜うた才能を発揮する為に生まれて来たのだから、少しの弱点が有ることは当たり前なのだ。
 天はニ物を与えずである。
 才能を信じて読み、そして書き続ければ、きっと報われる時が来る。
 そう考え直して欲しい。
 あなたにはそれだけの才能が有る。
 と、言いたいことが言えてすっきりしたぁ。
 自分の日記だから、ま、いいか。
 勝手なこと言って御免なさい。
 それでも後悔はしていません。
 とか、言っている間に今日も競馬の開催時間も、パチンコ屋の閉店時間も過ぎた。
 やはり今日の競馬やパチンコでの無事は、ハロウィーンジャンボに感謝だ。
 それと明日の競馬やパチンコでの無事は年末ジャンボの的中で、と、言いたいところだが、発売さえまだなのにそれを言うには早過ぎる。
 なので明日はもう一作、お仕事小説を書き上げることで無事としたい。
 それと自分の才能を信じることと、書く為に生まれて来たのだと言うことも忘れずに。
 
 
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