第２２９話　７ヶ月と１２日目　１月７日（木）

　アメリカが滅茶苦茶な事になっていて、東京都の新規感染者数が2447人、また明日から１ヶ月間緊急事態宣言が発出されると言う日に、日経平均株価が434円高の27490円と言う高値をつけたのは如何なる理由か。
　バイデン政権への移行か決定し大型の財政出動が期待されそれを好感した、と、言う理由かららしいが、アメリカの議事堂で人が死んでいると言うのに訳が分からない。
　トランプ氏に到っては支持者を議会に抗議突入させておいて、その後死者が出たとなると今度は家へ帰ろうなどと言っているらしい。
　最早阿呆を通り越して異常者の域に達しているのだが、考えてみればその異常者に４年間も国の舵取りを任せていたのだから、大国とは言えアメリカの政治に対しては疑問符を打たざるを得ない。
　またトランプ氏は任期ギリギリでアリババとテンセントにアメ力からの投資を禁じ、中国系通信大手４社へ上場を禁じる法案の発出に踏み切ったが、仮にそれをバイデン政権が踏襲しても最早それをレジェンドとは呼べまい。
　そうして分断が進む米国。
　しかしブルーウェーブ（民主党の青い波）相場なのか、今夜もニューヨークダウは195＄高の31025＄と、遂に31000＄の大台に突入。
　＄￥レートも103・81円と間もなく104円代に突入しようかと言う円安方向。
　明日も日経平均は上昇を示唆。　
　しかし同時に米国債が売られ長期金利が１％を越える状況である。
　何時マネーが逆流を始めるかだ。
　仮想通貨も１ビットコインが４万＄、と、僅かな期間に倍程値上がった。
　フィスコを始め仮想通貨銘柄も上昇を続けている。
　そうしてマネーの一部は仮想通貨へと流れているのだが、幾らダブついているとは言え米国債市場へもマネーが流れ始めると東京市場など一溜りもない。
　一気に下降相場に突入する。
　来週個別銘柄のオンワードＨを買う予定だったが、焦らずとも早晩下がるだろうから、買う時期をズラす。
　来週は日経平均28000円の前後で、日経ダブルインバースを買えるだけ買いたい。
　明日は相場を注視し動かないつもり。
　と、株価予測はこのくらいにして、小説の方だが、取り敢えず夏を目指して何作か上梓させたい。
　勿論ノベルデイズではなく文学賞に。
　しかしそう思えば気が軽くなったのか、今日も面白エッセイが書けた。
　やはりノベルデイズで文学を追うのを止めて良かった。
　元々文学を追うべき場所では無かったのだ。
　しかしストレス発散には凄く良い場所だ。
　自由に、振り切って、考えずに書く。
　それでこそノベルデイズではないか。
　何も求めず、気負う事なく。
　気負うのは真剣な文学賞の場ですべきだ。
　とか、言っている間に、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間も過ぎた。
　やはり今日の競馬やパチンコでの無事は、ノベルデイズで気負わなくなったお蔭だ。
　で、明日の競馬やパチンコでの無事は、宝くじの当たりを換金する事で確実としたい。
　ま、当たりと言っても数千円で、結局はマイナスなのであって、しかもスライドで競馬しない分を貯金なのだ。
　あーあ。
　
　追伸・彦四郎君最近水草をベッドに寝ます。
　　　　近々掲載予定。