第290話 9ヶ月と11日目 3月9日(火)

文字数 1,735文字

 今日は下げ相場と思いきや、最後は上げ相場で終わった。
 開場当初は100円程度下げて始まったのだが、今日の引け値は29027円の284円高と、何とか29000円代に到達した。
 日銀のETF買介入は、株価や取引総額の3兆2706億からも無かったように思う。
 有ったとしても僅かだったろう。
 日経ダルインバースは430円の9円安と下落。
 まだまだ売らないし今日は下がったので売れないが、自身の買値平均値を上回ってはいる。
 また$¥レートは109.16円、と、遂に109円代に突入しドル高円安傾向は続く。

 ニューヨークダウが大幅高だった割には、日経平均の上げ幅が少ない。
 とは言えナスダックは安かった。
 米投資家等が米長期金利上昇によるドル高で、東京市場から資金を引き上げたままになっているからだろうか。
 またGAFA主導で引っ張って来た相場に終わりを告げ、ニューヨーク市場ではヴァリュー株に資金が集まって来ている。
 今尚世界同時株高を迎えているが、ナスダックが安くダウが上がったのは、どうやらその辺りに理由が有るようだ。

 大きなニュースでは日本製鉄が東京製綱の株式を19%取得。
 日本製鉄の発言権が増すと共に連日の株価上昇で、無論東京製綱も2社共に今日も上昇。
 コロナ変異種感染が国内で380人に達する。
 プラゴミ減でプラスチック製のスプーンやフォークの、飲食店やコンビニスーパー等での無料配布を禁止する法案が提出された。
 国際ニュースではミャンマーの軍事政権によるクーデターで、ミャンマーのメディアが免許を剥奪される。
 また日本大使が国軍に対しアウン・サン・スーチー氏の解放を要求。
 イギリスでは段階的な制限の緩和が始まる。
 OECDが世界経済見通しを上方修正。
 大型財政出動のアメリカは6.5%。
 日本は2.7%。
 唯中国だけ7.8%と2ポイント下方修正。

 それからシミュレーション銘柄である6459大和冷機が、今日は上がったが未だ中途半端。
 暫くは保有。
 今少し上がるのを待ちたい。
 その他新たに注目した8893・新日本建物。
 現在値は428円の25円高と反発。
 配当は22円で権利落ちはこの3月末。
 明日以降月末迄注視する。
 また連日の8301日銀出資証券のストップ安だったが、今日は落ち着く。
 35000円で2000円安だった。
 ストップ高からの連日のストップ安で、狂乱相場を物語る1つの現象として面白い。
 あと急激な株価上昇の後急落で、当局から金融商品取引法違反で調査を受けた創薬ベンチャーの「テラ」は、今日は234円の21円高と少し持ち直す。
 明日以降も注視する。
 それと東京のコロナ新規感染者数は290人と、減少鈍化は否めないまま。
 このままだと緊急事態宣言の期限再延長も充分有り得る

 今夜のニューヨークダウは開場後2時間の時間で、$32065の$262高と史上最高値を更新する形で上昇。
 ナスダックも$13048$の$439高と大幅な戻り高値だった。
 またニューヨークダウ先物もナスダック先物もやはり上昇。
 こうなると明日の日経平均は上昇するしかないのだが、果たしてそれがどのくらいの上昇になるのか。
 しかし仮に日経平均が小動きだとしたら、海外勢の資金が戻らなかった事の証左となろう。
 或いは大幅な上昇なら、海外勢の資金が戻った事になる。
 後は米10年物国債の利回りが1・6%を超えるかどうかが鍵となろう。
 明日はその辺りに注目である。
 が、何が何でも弱気の立場を貫く私としては、どう有っても日経ダブルインバースを週末迄に買い増すつもり。
 何はともあれ本間宗久の相場三昧伝に従うのみだ。
 で、何と言っても感謝すべきは、昨日に引き続きやはりアメリカドラマ、「ライ・トゥ・ミー」を観ていたお蔭だろう。
 競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせたのだから。
 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の下落が無理でも小動きで確実としたい。
 実は今日株価上昇で発泡酒も呑んでいない。
 なので明日下落すれば明日こそビールを。
 しかし明日は大幅上昇しそうな気がするので、小動きだったら発泡酒でも呑む事にする。

 追伸・元気な彦四郎君の姿は週末公開予定。
    
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