第492話 2年目の5ヶ月と2日目 9月27日(月)

文字数 25,464文字

 《今日の東京市場》

 今日の東京市場は先週中国恒大集団の債務不履行懸念が一先ず解消した流れを受け、午前中は高く始まったが、小幅に反落して大引けを迎えた。
 また今日程度の下げ幅では例の如く日銀のTOPIX買い入れは無く、6月に2ヶ月ぶりにTOPIXを一度だけ701億円買い入れたきり。
 余程の下げ幅の時以外には、日銀のTOPIX買い入れは無いようだ。
 例えば1日200円~300円程度の下げ幅が20日間連続で続き、1ヶ月4~6000円を越える下げ幅になっても、1日の下げ幅がその程度なら日銀は動かないのだろうか。
 その辺りは全くの謎だ。
 結局今日の日経平均の引値は30240円の8円安と、30000円台のまま僅かに反落。
 それから日経ダブルインバースも369円の2円高と、僅かに反発した。
 
 とは言え私の日経ダブルインバースの買値平均値は、今日もマイナス圏である。
 しかし実は8月27日に或る一定量を445円で売却して、僅かだがその分は利益を得た。
 先日30000円を突破したら頃合いを見計らって、押し目買いの機会を狙う。
 と、言っていた通り、9月10日に373円で日経ダブルインバースを買い増した。
 今日は反発も9月10日の買値迄には到らず。


 【市場概況】

 東証大引け 小反落 中国不動産問題を懸念 海運株が大幅安

 2021年9月27日 15:36

 27日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落し、前週末比8円75銭(0.03%)安の3万0240円06銭で終えた。
 米ブルームバーグ通信がアジア時間27日に「中国の不動産大手、融創中国が浙江省紹興市の当局に支援を要請した」と伝えた。
 中国不動産市場の低迷を改めて懸念した売りが増えた。
 前週末に日本株は急騰していたため、このところ上昇していた海運株などに利益確定売りが出やすかった。

 午前は前週末比で高く推移する場面が目立った。
 政府が緊急事態宣言を解除するとの観測が強まり、経済再開への期待で空運や鉄道、観光関連など景気敏感株が買われた。
 一方、新型コロナウイルス禍で買われた巣ごもり関連や医療関連は下げが目立った。
 今週に投開票を迎える自民党総裁選を前に政策期待が高まっていることが相場全体を下支えした。
 円安・ドル高の進行も自動車など輸出関連には追い風となった。
 9月末の配当取りに絡んだ買いも入った。

 JPX日経インデックス400は反落。
 終値は前週末比40.03ポイント(0.21%)安の1万8843.14だった。
 東証株価指数(TOPIX)も反落し、3.01ポイント(0.14%)安の2087.74で終えた。

 東証1部の売買代金は概算で3兆2582億円。  
 売買高は12億9346万株だった。
 東証1部の値下がり銘柄数は1355と、全体の約6割を占めた。
 値上がりは736、変わらずは96銘柄だった。

 郵船や商船三井等海運株が大幅安となった。
 レーザーテクやキーエンスも安い。
 一方、米長期金利の上昇を背景に三菱UFJや三井住友FGなど銀行株は上昇した。
 円安・ドル高を追い風にトヨタは上場来高値を更新した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 【ドル/円と出来高】

 $¥レートは110.74円、と、110円台のまま円安ドル高傾向。
 東証一部の売買代金額は1日置いて減少したとは言え、3兆2582億円と大活況だった。
 今日は金曜より凡そ2996億円程の減少,。
 それにしても菅総理が辞めたお蔭で、今月は今日迄四週連続大活況の東京株式市場である。
 下げ主導故か菅総理退陣決定迄は、取引額増加で売り優勢の日が続いていたが、菅総理の退陣決定から大逆転。
 今日も買い優勢での取引増加で、3兆円を超える大活況相場。  
  明後日は配当権利落ち銘柄も多数見受けられるが、果たして配当落ちからそのまま下げ相場となるか、或いは30000円を取り戻したいま尚も上を目指すのか、明日と明後日は相場の正念場である。


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 7月12日に日経平均が大幅上昇した事を受けて、弱気の私は423円で日経ダブルインバースを買い増し、また8月12日に日経平均が後場に掛けて下げたので436円で買い増し、9月10日に373円で買い増したのだが、皆様には余りお薦めしない。
 何となれば投資家やアナリストのマジョリティは強気一辺倒なので、私なんぞ弱気の変わり者は完全にマイノリティだからである。
 ちなみに今日の引け値は369円の2円高。
 とは言えリスクヘッジと考えて、余り値動きを気にするのは止めるようにしている。


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  ⭕⭕《今週の株式トピックス》⭕⭕

 インターネット金融大手のSBIホールディングスは9日、新生銀行の株式を大幅に買い増すと発表した。9月10日から、株式公開買い付け(TOB)を行う。
 現状、議決権ベースで約2割の株式を保有しているが、これを最大48%まで引き上げることを目指す。
 複数の役員を派遣することも検討している。

 買い付け価格は1株2000円で、約1164億円を投じる。
 新生銀の9日の終値は、1440円。

 新生銀は9日、「事前の連絡を受けておらず、当行取締役会の賛同を得たものではない」とのコメントを発表した。
 TOBへの対応については、内容を分析・検討したうえで明らかにするとしている。
 新生銀の対応次第では、敵対的TOBに発展する可能性もある。

 SBIはこのところ、新生銀の株式を市場で買い集めてきた。
 新生銀の有価証券報告書によると、3月末時点でのSBIの持ち株比率は19・85%(議決権ベース)で、すでに筆頭株主の座にある。 
 消費者ローンやクレジットカード事業に強みを持つ新生銀を傘下に入れることで、収益基盤の多角化を図る狙いがある。

9/9(木) 読売新聞オンライン


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 9月9日(木)の新生銀行の引け値は、1,440円の13円安(0.89%)で、9月10日(金)の早朝から特別買気配が点灯。
 これは昨日市場の閉場後に発表されたニュースなので、9月9日(木)の相場は到って平穏。
 なので、翌日はさぞかし熱い相場になろう。
 と、思っていたら、9月10日(金)は1740円の300円高でストップ高。
 しかし9月10日(金)、仮に早朝から買い注文を出して買えたとしても、果たして利益の出るレンジで買えるかどうかは分からない。
 利益が出せる確証も無く、静観するしかないと思い捨てていた。
 たまたま9月9日(木)の引け値で新生銀行を買った人は、宝くじに当たったようなものだ。
 何とも羨ましい。
 一般の我々ギャラリーは、ショーを見るような心構えでいるしかない。
 一応今週も値動きには注目。
 先週木曜は1890 円の66円安で、9月22日は1876円の10円安。
 ⭕⭕今日は1871円の8円安。⭕⭕
 買い付け価格が2000円なので、9月10日(金)に1740円の300円高で買えていたら利益は出ていたろうが、実際に買い付け出来た人はほんの僅かだろう。
 そうそうその値で売り手が居る訳ではない。
 買えても一昨日か昨日の、1950円から1960円辺りのレンジだろう。
 そうなると利益どころか今日もマイナス。
 やはりショータイムを楽しむべきか。
 それを裏付けたのは以下のニュース。


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 ネット金融大手SBIホールディングス(HD)から一方的に株式公開買い付け(TOB)の提案を受けた新生銀行が買収防衛策の導入を検討していることが14日わかった。
 新たに株を発行してSBIの:::2株式保有比率を下げる案が軸だ。
 今後、株主を巻き込んだ対立に発展する可能性が出てきた
 新生銀の株を約20%保有するSBIは9日、TOBで保有比率を最大48%に引き上げて連結子会社化することをめざすと発表した。
 新生銀が検討している買収防衛策は「ポイズンピル(食べたら毒が回るという意味)」と呼ばれる。
 新生銀関係者によると、SBIを含めた既存の株主に事前に新たな株の「予約権」を無償で配り、SBIには予約権の行使に制限をかける。 
 TOBによってSBIが予定する株式数を手に入れたとしても、他の株主が予約権を行使することでSBIの保有割合が相対的に薄まり、買収を阻止する仕組みだという。
 新生銀は週内をめどにSBIに質問状を送り、取締役会に諮って防衛策を決定、発表する方向で調整している。

 9/14(火)  朝日新聞デジタル
 (c) 朝日新聞社

 こうなると買収取り止めの可能性も出てくるから、やはり9月11日迄の勝負だった。
 利益を上げた人は、二度と手を出さない方が賢明である。
 また当のソフトバンクグループは、米国株式市場の大幅上昇や中国リスクの後退を材料に、先週の金曜は⭕⭕6,627円の178円高⭕⭕と株価続伸したが、今日は⭕⭕6,624円の3円安⭕⭕と反動安。
 

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  《今日のニュース》

 大きいニュースでは、先ずはこれである。

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  ⭕今日の総裁選トピックスニュース⭕
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 岸田氏2位なら河野氏不利?
 「2位3位連合」なるか

 自民党総裁選(29日投開票)は、4候補が1回目の投票で過半数を得られず、上位2人による決選投票に進むとの見方が強まっている。有力視されるのは1回目の投票で河野太郎ワクチン担当相が1位となり、決選投票が①河野氏と岸田文雄前政調会長②河野氏と高市早苗前総務相-となるケースだ。
 岸田、高市両陣営の「2位-3位連合」による逆転が可能か否かが焦点となっている。

「ひどいフェイクニュースだ」。
 河野氏は、4候補が出演した26日のフジテレビ番組で、こう声を荒らげた。
 番組出演者が「河野氏と岸田氏の決選投票になると、岸田氏が逆転する可能性があるという考え方が一般的」とした上で、河野氏陣営の議員が1回目の投票で高市氏に投票し、高市氏を2位にしようとする動きがあると伝えた。
 河野氏は否定し、猛反発した。

 だが、この想定を裏書きするように、党内では決選投票に向け有力者が電話などで腹の探り合いを始めている。
 背景には、決選投票の仕組みと、岸田、高市両氏の支持層の違いがある。
 決選投票は議員票382票と党員・党友票47票の計429票で争い、第1回投票に比べ議員票の重みが増す。
 ①のケースは河野氏不利との見方がある。
 河野氏の「脱原発」や年金制度改革、党の部会を軽視する発言などに反発が広がっているためだ。

 一方、岸田氏は新たに旧竹下派(平成研究会)の支持を得るほか、安倍晋三前首相や麻生太郎副総理兼財務相とも関係が良好だ。
 決選投票で安倍氏が支持する高市氏の票が乗りやすい環境といえる。
 ②の場合は複雑だ。
 高市氏は主に保守系議員の支持を受ける。
 岸田派(宏池会)をはじめ岸田氏に近い議員はリベラルな考えが多く「高市氏には乗れない」(岸田派幹部)との声も多い。
 野田聖子幹事長代行の票も多くが河野氏に流れる公算が大きい。

 一方で高市氏が2位の場合は党員票を想定以上に多く獲得したことになり、「選挙の顔」とみた議員が高市氏支持に多く流れることもあり得る。
 河野氏が所属する麻生派(志公会)会長の麻生氏が「高市氏を推す」との情報もある。
 河野氏の陣営は「党員票の多数を得た候補を決選投票で逆転すれば、批判されて衆院選で痛い目にあう」と牽制(けんせい)する。
 これに対し閣僚経験者は「河野氏の党員票が5割以上なら逆転は許されない雰囲気になるが、5割未満なら『反河野』が半数以上いることになり、逆転は許される」と話す。
 決選投票の場合でも、1回目の党員票の行方がかぎを握ることになりそうだ。

 投票の形式は異なるが、自民党総裁選では過去4回、決選投票が行われた。
 第1回投票で2位だった候補が逆転した例は、安倍氏が勝利した平成24年を含め2回ある。

 9/27(月) 8:45 産経新聞 
 (c) 産業経済新聞社


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 「安倍改憲案」全候補が継承  
  積極性に差異 自民総裁選

 自民党総裁選では憲法改正にどう取り組むかも注目点の一つだ。
 河野太郎規制改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行の4候補共、9条への自衛隊明記など安倍晋三前首相の下で作成された4項目の改憲案を継承する立場を示すが、その積極性には温度差もある。

 4項目は他に▽緊急事態条項の創設▽参院選の合区解消▽教育の充実―。
 安倍氏が首相在任中に提起し、2018年に「たたき台」として条文の形でまとめた。
 安倍氏は新憲法の20年施行を訴えたが、野党の抵抗もあり議論は全体的に低調。
 菅政権では改憲国民投票の利便性を高める改正国民投票法を成立させるのにとどまった。

 改憲に最も積極的なのが安倍氏の支援を受ける高市氏だ。
 政策パンフレットで「『日本人の手による新しい日本国憲法』制定に力を尽くす」と表明。 
 告示日の17日の共同記者会見で、4項目のうち特に緊急事態への対応を重視する考えを示した。
 討論会では現行憲法を「今の技術革新、安全保障環境、社会の変化に追い付いていない」と問題視した。

 岸田氏は共同会見で4項目を「重要な課題」と位置付け、「総裁任期中に実現を目指したい。少なくともめどは付けたい」と踏み込んだ。
 保守票を意識した発言とみられるが、総裁選で掲げた政策は新型コロナウイルス対策と経済政策が中心。
 パンフは「新しい時代の変化に対応した憲法改正を目指す」としただけで、優先順位は必ずしも高くない。

 河野氏もパンフに「新しい時代にふさわしい憲法改正を進める」と記したが、共同会見や討論会では4項目案の存在に触れる程度。
 むしろ「野党にもいろいろな提案があるだろう」と、国会での合意形成を重視する考えを示した。
 河野陣営の閣僚経験者は「大事には思っているが、現下の状況でまず取り組むことではないという姿勢だ」と解説する。

 一方、野田氏は4項目案に賛意を表しつつも、「広く国民の意見を頂きたい」として、改めて民意を探る意向だ。
 また、現行憲法の内容や国民投票制度に対する国民の理解を深める必要があるとの認識を示している。 
 
 9/27(月)  時事通信 (c) 時事通信社


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 先日来報道されている通り、立民を始め野党が共通政策の締結をしたようだが、その程度のパフォーマンスでは、自民党総裁選には対抗出来まい。
 マスコミもそんなに取り上げる事もないだろうし、今の野党では非「菅政権」の受け皿になり得ないのは火を見るよりも明らかだ。

 さて、そこで自民党総裁選である。

 先日河野氏が出馬表明しが、現役のワクチン担当大臣とあってど派手なアピールとなった。
 その日は河野氏一色の1日であった。
 それに報道は連日河野氏優勢を伝える。
 最早河野氏が総裁になったかのようである。
 テレビ番組で発言する姿も内容も良い。
 また政策もしっかりしているし、最も総理に相応しいのは河野氏で間違いないと言える。
 その他石破氏不出馬で河野氏を支援する方向で検討を進めるとなると、河野氏が益々有利になり岸田氏は不利になるだろう。
 ところが石破氏と手を組むとなると、河野氏の所属派閥の長である麻生氏が許さない。
 河野氏に取ってはありがた迷惑である。
 そして岸田氏は森・加計問題に一定の配慮を見せて、安倍氏に秋波を送っている。
 しかし安倍氏が高市氏支持に回ったのは、岸田氏の森・加計問題発言だけではない。
 安倍氏は岸田氏が夫婦別姓推進派の議員連盟の呼び掛け人に名を連ねたことにも、以前に不満を漏らしていた。

 また現時点では前述の通り河野氏と岸田氏の二人が有力で、他の候補者に勝ち目はない。
 と、言うのが、一般的な専門家の意見。
 そしてその二人の内でも河野氏が圧倒的に有利と言われているが、しかし果たして河野氏が総裁で間違いないのだろうか?

 河野ワクチン担当大臣は9月3日午後、自らが所属する派閥の会長である麻生副総理兼財務大臣と面会し、立候補の意向を伝えたが、麻生派の議員によると麻生氏が「賛成もしないけど、反対もしない」と述べたのに対し、河野氏は「じゃあ出ます」と答えたらしい。
 また麻生派幹部は、「河野氏では派閥がまとまらない」と話している。
 ただ、ある他派閥の中堅議員は「世代交代の千載一遇のチャンスだ」として河野氏を支持する考えを示すなど、既に派閥横断的な若手議員を中心に立候補を後押しする動きが出ている。

 以上のように、麻生派が手放しで河野氏を応援するかと言うと、どうやらそう言う事ではないらしい。
 若手議員からはかなり人気があるが、問題発言やパワハラ疑惑の有る河野氏でもある。
 それに現菅内閣のワクチン担当大臣であるから、不人気内閣の一員でしかもワクチン接種が遅れた責任は?、と、問われれば、そこは否めないところでもある。

 また小泉環境相が河野氏支持を表明したタイミングが遅かったのが気になる。
 専門家は小泉環境相が計算の上でタイミングを選び、閣僚としてではなく横須賀支部として地元から河野氏支持を表明したのだと言う。
 その他事務所回りをしている河野氏が、偶然石破氏と出会ったように演出したのも、小泉氏であるとか。
 慎重に事を運んでいるようにも見えるが、小泉環境相の若さを感じると言うか、やはりまだまだ詰めが甘い気がする。
 対抗する安倍氏はそんなに甘くはない。
 私としては安倍氏が高市氏支持に回ったのには、深い戦略がある気がしてならないのだ。
 安倍氏周辺の話によると、安倍氏は河野氏だけは総理・総裁にしたくないらしい。

 また専門家の中には高市氏が決戦投票には残れずに、河野氏と岸田氏の決戦投票になり、安倍氏はその際岸田氏の支援に回ると言う強かな考えを持つ、と、予測する人も居たりする。
 しかしその専門家は、岸田氏が 森友・加計問題に言及していた事、並びに岸田氏が夫婦別姓推進派の議員連盟の呼び掛け人に名を連ねたことを念頭に置いていない。
 してみると安倍氏はたとえ決戦投票になっても、岸田氏を推す事はないのではないか。
 それでの高市氏支援なのでは?

 そこで高市早苗が浮上してくるのは自明だ。

 安倍氏の御墨付きを得たので、表立っては3A(安倍・麻生・甘利)のうち、麻生・甘利氏は岸田氏や河野氏支持に回っているが、蓋を開ければ最終的にやはり高市氏支持だったか。
 と、言う事は起こり得る。
 今は3Aの特に麻生・安倍ラインが目立っては、派閥政治と批判され兼ねないからだ。
 それに先頃立ち上げた高市氏の選対本部に、出席議員が予想以上に多かったことが他陣営に取り沙汰されている。
 安倍氏本人こそ主席していないが、それは高市氏が安倍氏の傀儡と言われている事への配慮に他ならない。
 安倍氏が本気だからこその、ここに来ての高市氏の支持拡大ではないかと思う。
 水面下では安倍氏と安倍氏周辺が動いている事は、火を見るより明らかである。
 また甘利氏は岸田氏支援を打ち出したが、但し冒頭に「事情が許せば」、と、している。
 つまり事情が許されないなら、他の候補者と言う事なのだろう。
 自民党総裁ならびに総理としては初となる女性という期待も高まっていることから、女性議員票や女性党員・党友票の動向も気になるところである。

 その他野田聖子氏も立候補に意欲を示しているが、仮に出馬しても次期総裁は岸田氏、河野氏、高市氏の三人に絞って良いだろう。  
 また野田氏が総裁になる事はないだろうが、彼女が出馬すれば岸田・高市両陣営に取っては追い風である。
 何故なら野田氏に革新支持の票が幾らかでも流れ、河野氏の票を奪ってしまうからである。
 河野氏は一回目の投票で決まらず、決戦投票になると負ける可能性が高いと言われている。
 
 それと気になるのは先日の午後、甘利氏との会見後に表明する筈だった河野氏が、出馬表明をしなかった事だ。
 自民党の甘利明税調会長は6日、国会内で行った講演で、党総裁選に立候補する意向を固めた河野太郎行政改革相について「菅(義偉)総理がダメだと、たたかれた一番の原因がワクチンの迷走といわれているのに、ワクチン担当大臣の評価が上がるとは、よくわからない」と皮肉った。
 麻生・甘利両氏が今は止めておけ、と、出馬に否定的だとすると、仮に当選しても政権運営が困難になって来る。
 ひょっとしたら河野氏が出馬断念する可能性も有るのではないか、と、思っていたら、出馬はすると言う。
 マスコミでは麻生氏が、「頑張れよ」と激励の言葉を掛けて河野氏を容認したとするが、「頑張れよ」と派を上げて支援する、と、言うのは違うような気がする。
 また岸田氏が総裁になるのは、二階派が許さないだろう。
 そこで推すのに最も問題の無い、保守派で無難な高市氏を、消去法で推す票が増えるのではないかと見る。
 現に細田派や麻生派、或いは二階派からも、高市氏支持に回る議員が相当数居る。
 とは言えこの今回の渾沌とした総裁選は、未だ誰が誰を推すと言う事が釈然としない。
 逆に言うと河野氏が出馬したは良いが、蓋を開けてみると、推す、推す、と、言っていた若手が、明日以降長い者(安倍・麻生・甘利)に巻かれないとは限らない。
 
 そこで私は本命でも対抗でも無く、国民の人気でも劣るが、クセの無い保守派の高市氏が、消去法で次期総裁なのでは、と、推察。
 最も総裁に相応しく、最も人気があっても、
総裁になれるとは限らないのが総裁選である。
 土壇場で安倍氏の底力が発揮されると見る。
 河野氏が一回目の投票で勝てずに高市氏が決戦投票に残る事が出来れば、私は高市氏が総裁になると見る。
 下馬評では河野氏が過半数の票を取って勝つか、決戦投票になって岸田氏が勝つか、どちらかであると言われている。
 殆どの専門家は決戦投票の場合、河野氏と岸田氏によるパターンしか予想していない。
 河野氏と高市氏の決戦投票については、誰一人言及していないが、私は1位河野氏と2位高市氏による決戦投票と見る。  
 安倍氏が岸田氏をひっくり返し、高市氏を2位に持ち上げるような気がしてならないのだ。
 つまり最終的には決戦投票で、高市氏が逆転して総裁になる気がするのである。

 烏合の衆の菅・二階・小泉・石破連合では、安倍・麻生・甘利連合に勝てないと思う。

 私には河野氏が関ヶ原合戦での石田三成に見えて仕方がないのだ。
 加えて安倍氏が石田三成との激突に備え、北政所(きたのまんどころ・豊臣秀吉正室)に近付いた、徳川家康に見えて仕方がない。
 無論北政所とは高市氏である。

 また石破氏が宇喜多秀家に、小泉氏が大谷刑部に見えてしまうのである。 
 大谷刑部が石田三成とお茶会で知り合ったと言う逸話があるが、小泉氏が「必勝会」で河野氏に抹茶を振る舞った事も、何とも酷似しているではないか。
 それに現職の不人気総理として動けない菅氏は、吉川広家の画策で大阪城に足止めされて動けなかった毛利輝元で、さしずめ二階派は全く動かず最後に戦場から離脱した、島津一門と言ったところか。

 詰めが甘い烏合の衆の西軍は、最後の最後に小早川秀秋に裏切られる気がする。
 誰とは特定出来ないが、河野陣営からは小早川秀秋のような人物が出て来るのではないか。
 また安倍・麻生・甘利連合は小早川秀秋に鉄砲を打ち掛けた徳川家康のように、石田三成ならぬ河野陣営からの裏切りを促すような気がしてならない。
 そして最後になってしまったが岸田氏は、会津で家康を手薬練引いて待ち構えるも、待ちぼうけを食わされて、結果冷飯を食らうことになる上杉景勝に喩えておこう。
 私には今回の総裁選が、関ヶ原の合戦と同じ結果になる気がするのだ。

 ここで高市氏が岸田氏と河野氏と決定的に違う点を挙げてみると、1つに候補者のなかで唯1人の保守派であると言う事。
 次に岸田・河野両氏のように、あいつだけは総理・総裁にしたくないと言う人が居ない事。
 最後に何と言っても安倍氏が本気で推していると言う事。
 以上の事から私は高市氏が新総裁と見る。
 また下記の記事を読んで戴きたい。

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 自民支持層、投票するなら河野氏47%、
 高市氏28%、岸田氏18%

 毎日新聞と社会調査研究センターは25日、自民党総裁選(29日投開票)に関する全国1万人規模のインターネット調査を実施し、総裁選終盤の世論動向を探った。
 自分が投票できるとしたら誰に投票するかを尋ねたところ、河野太郎行政改革担当相が45%で最も多く、高市早苗前総務相、岸田文雄前政調会長が18%で並んだ。
 野田聖子幹事長代行は7%だった。

 高市氏が岸田氏上回る 毎日新聞調査

自民支持層が「投票できるとしたら」

 自民党支持層3748人に絞って集計すると、ここでも河野氏が47%でトップとなった。
 高市氏は28%で2位に入り、岸田氏の18%を上回った。
 野田氏は4%にとどまった。

 「党員なので投票権がある」と答えた69人に限定すると、岸田氏22人(32%)、河野氏20人(29%)、高市氏12人(17%)、野田氏7人(10%)となった。
 8人が「答えたくない」と回答した。

 調査方法が異なるため単純に比較できないが、18日の毎日新聞の全国世論調査で、誰に総裁になってほしいかとの質問に対する自民支持層の回答は、河野氏50%、高市氏25%、岸田氏14%、野田氏3%の順番だった。

 調査は、TBSテレビ、フジテレビと合同で実施した。
 NTTドコモのプレミアパネル(dポイントクラブ、会員数約5400万人)から対象者を無作為に抽出し、メールで協力を依頼。1万90人から有効回答を得た。【仙石恭】

 2021/9/25 17:28(最終更新 9/25 20:00)
 毎日新聞社


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 ここで上記毎日新聞社のサンプル数と、前述の日本テレビを始め他社のサンプル数を比較して欲しいのだが、毎日新聞社のサンプル数が一万に対して、日本テレビのサンプル数が一千。
 実に10倍のサンプル数の違いが有る。
 前回の都議選でも、直前になって都民ファーストが盛り返す事態をデータで証明したのも、毎日新聞だけだった。
 つまりより多くのサンプル数では、高市氏が2位で岸田氏が3位なのだ。
 
 が、まぁ誰が総裁に選ばれようと、菅総理続投よりはずっと良い。
 但し総裁が誰になろうと、自民党が政権与党を維持出来るかどうかなんて分かりっこない。
 かと言って自民党以外の野党では頼りにならないし、難しいところである。

 唯一つ言える事は、今後日本人は己で己を守るしかないと言う事。
 しっかりと個々が個人で信念を持って。
 何はともあれ菅総理が降りた事で、自民党にしても、また国民にしても、一條の光が差したと言えよう。
 果たして自民党が政権を守るのか、或いは連立政権になるのか。
 その事は別にして、今後は国民の1人1人が、頼りにならない自治体にも、頼りにならない国家にも頼らずに生きて行く他ない
 自分の力だけで生き抜いて行く覚悟を持つべき時が来たのだ。
 誰にも頼らずに。
 このコロナ禍を。
 
 (松平眞之)
 

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   ⭕⭕今日の国際ニュース⭕⭕

 ドイツ連立交渉に数カ月かかる可能性
 -総選挙で明確な勝者なし

 26日投開票のドイツ連邦議会(下院)選は明確な勝者のいない接戦となり、中道左派の社会民主党(SPD)と保守のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の2大勢力が、それぞれ連立政権樹立に向けた次の動きを計画している。
(ブルームバーグ)

 ショルツ財務相のSPDとラシェットCDU党首率いるCDU・CSUはいずれも単独過半数には届かないため、環境保護政党の緑の党と中道の自由民主党(FDP)を取り込んで連立を組む必要があるが、これは複雑な交渉となりそうだ。
 緑の党はSPDと組むほうを好む傾向があるが、FDPのリントナー党首は、保守政党との連立のほうが望ましいと述べてきた。両党は実質的にどの閣僚ポストを望むか指定できる立場にある。
 4年前の総選挙では、メルケル首相の4期目最後の政権が発足するまで過去最長の約6カ月を要した。
 新首相が就任するまではメルケル氏が引き続き現内閣を率いる。

 SPDが望ましいと考えている連立パートナーは緑の党だが、過半数を確保するにはFDPの参加も必要だ。
 FDPは増税せず、政府借り入れに対する憲法上の制限を復活させることを公約に掲げており、インフラ投資拡大と富裕層増税を目指すショルツ氏および緑の党にとって受け入れるのは難しい要求だ。
 CDU・CSUとSPDの大連立となれば、現在のメルケル政権と同じ枠組みを踏襲することになる。
 緑の党とFDPを締め出す理由を説明するのが困難なほか、ショルツ、ラシェット両氏とも首相の座を目指しているため、大連立の可能性は低そうに見える。
 ただ、両党を合わせると408議席と大きな過半数を確保できるため、他の交渉が難航すれば、検討される可能性はある。
 他の議会制民主主義国家とは異なり、ドイツでは国家元首の大統領が次期首相を指名せず、各政党が独自に選択肢を模索する。
 連立交渉のプロセスが12月19日以降も続けば、メルケル氏はコール元首相を抜いて戦後ドイツで最長在任の首相となる。

原題:Inconclusive German Vote Could Mean Months of Coalition Talks(抜粋)

(c)2021 Bloomberg L.P.

Patrick Donahue, Benedikt Kammel

 9/27(月)  Bloomberg (c) Bloomberg L.P.


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 16年ぶり独社民党が第1党 
 総選挙連立交渉が焦点

 ドイツ連邦議会(下院)選挙が26日、投開票された。
 選挙管理委員会は27日、暫定最終結果を公表、政権与党で中道左派の社会民主党(SPD)が25・7%で首位となり、メルケル首相の保守、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が24・1%で第1党から転落した。 
 SPDが第1党になるのは16年ぶり。
 ドイツメディアによると、CDU・CSUは前回総選挙から得票率を8ポイント余下げた。
【ベルリン=三井美奈】

 CDU・CSUの得票率は過去最低。
どちらの党も過半数には及ばず、新首相が誰になるかは連立協議次第となる。
 地元紙によると、第3位は緑の党で得票率は過去最多の14・6%で前回から5ポイント以上伸ばした。
 中道の自由民主党は11・5%、「反難民」を掲げる右派「ドイツのための選択肢」(AfD)は10・4%にとどまる見込みだ。

 CDUのラシェット党首は26日、「満足できない結果になった」と退潮を認めた。
 そのうえで、「保守主導の政権樹立に全力を尽くす」と述べ、緑の党、自由民主党との連立政権樹立に意欲を示した。

 一方、SPDは前回から5ポイント以上も得票率を伸ばし、首相候補のショルツ財務相は、「多くの有権者がSPDを信任し、ショルツを次の首相にしたがっている」と述べ、同党から16年ぶりの首相となることに意欲を見せた。
 緑の党幹部はCDU・CSU、SPDのどちらとも連立交渉が可能だとしている。
 メルケル首相は今回の選挙後、任期満了に伴って退任を表明しているが、新首相が決まるまで留任する。

 9/27(月) 15:20 産経新聞
 (c) 産業経済新聞社


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 日本企業資産初の売却命令 
 韓国地裁、三菱重工の商標権

 韓国紙の京郷新聞(電子版)は27日、中部・大田地裁が同日、三菱重工業に損害賠償を求めた訴訟で勝訴が確定した元朝鮮女子勤労挺身隊員らが差し押さえた同社の商標権と特許権について、売却命令を出したと報じた。
 元徴用工や元隊員らによる一連の訴訟で、日本企業資産の売却命令は初めて。日本政府の反発は必至だ。
【ソウル共同】

 日本政府は、企業側に実害が生じれば報復措置も辞さない構え。
 ただ三菱重工は即時抗告などの異議申し立てが可能で、実際の売却までには時間がかかる見通し。

 9/27(月)  共同通信
 (c) 一般社団法人共同通信社


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 「即時抗告する」と三菱重工
  2021/9/27
  © 一般社団法人共同通信社

 三菱重工業は27日、元朝鮮女子勤労挺身隊員らの訴訟を巡り韓国の地裁が同社資産の売却命令を出したとする報道に関し「極めて遺憾だ。即時抗告するほか、日本政府とも連絡を取りつつ適切に対応する」とコメントした。
【ソウル共同】

 9/27(月)  共同通信
 (c) 一般社団法人共同通信社


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 別の不動産大手も資金難に 中国恒大危機が
 波及、一部に報道規制

 中国不動産大手・中国恒大集団の経営危機が、別の同業大手にも資金難という形で飛び火したもようだ。
【上海時事】

 業界内で連鎖的に資金繰りが悪化する可能性もあり、予断を許さない状況となっている。
 中国当局も神経をとがらせており、一部に報道規制とみられる動きまで出ている。
 中国のニュースサイト証券時報網が27日迄に報道した処によると、資金繰りに支障を来し始めているのは同業大手の融創中国(北京市)。
 報道によれば、浙江省紹興市での大型開発物件の販売が急激に落ち込み、市当局に不動産市場に対する締め付けの緩和を要請した模様だ。
 融創は紹興市政府に宛てた書簡で、当局の厳し過ぎる規制で住宅販売が大幅に減少したなどと現地事業の窮状を訴えた。
 中国では当局の不動産市場に対する規制強化で、恒大集団が経営危機に陥るなど、業界全体の苦境が深まっている。
 報道統制も強まっており、融創に関する証券時報網のニュースも既にインターネットから削除された。
 融創の負債総額は6月末時点で約1兆元(約17兆円)と、恒大集団の1兆9700億元(約33兆円)を下回るが、新たな危機の火種となりかねない。
 融創は現在、中国本土の100以上の都市で不動産事業を展開している。 

 9/27(月)  時事通信 (c) 時事通信社

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  《個別銘柄ニュース》

  ❇️❇️株式ニューストピックス❇️❇️

 米データストレージ製品大手ウエスタンデジタル(WD)と半導体メモリー大手キオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)による合併協議が、進んだ段階にある事が事情に詳しい関係者の話で明らかになった。

 キオクシアの企業価値は200億ドル(約2兆2000億円)以上になる可能性があるという。
 実現すれば、世界の半導体業界の再編が進むことになる。
 長引いている両社の協議がここ数週間で活発化し、早ければ9月中旬に合意に達する可能性があるという。
 WDによる支払いは株式交換方式で、合併後は同社のデービッド・ゴッケラー最高経営責任者(CEO)が経営を担う公算が大きいと関係者は話した。
 WDが合意をまとめる保証はなく、キオクシアも計画を進めていた新規株式公開(IPO)や他社との合併を選ぶ可能性が依然残されているという。

 これを受けてストックホルダーの6502・東芝の株価は、8月26日に4,730 円 +80 (1.72%)、と、なったが、まだまだ決定的なニュースでもなく、東芝本体に問題が有る為、実質投資やシミュレーションは見送りとするが、要注視案件ではある。

 ⭕⭕  9月15日は4,700円 -65円。⭕⭕
 ⭕⭕  9月16日は4,720円 + 20円。⭕⭕ 
 ⭕⭕  9月17日は4,720円 変わらず ⭕⭕ 
 ⭕⭕  9月21日は4,730円 + 10円。⭕⭕
 ⭕⭕  9月22日は4,805円 + 75円。⭕⭕ 
 ⭕⭕  9月24日は4,910円 +105円。⭕⭕
 ⭕⭕今日9月27日は4,920円 + 10円。⭕⭕
  と、9月21日は自社株買いによる株式消滅での上昇なのだが、それにしては上昇幅が限定的だった。
 しかし22日に水溶液に含まれる成分や物質を抽出する濃縮技術で、正浸透膜法向けの浸透圧物質の開発に成功との報が伝わり、2日間株価続伸。
 それにしてもキオクシアホールディングスの合併話とは、全く関係の無い理由による上昇で困惑してしまう。
 今後も値動きを注視する。

  ❇️❇️特注シミュレーション銘柄❇️❇️

 4507 塩野義製薬

 先ずは以下のニュースを読んで戴きたい。

 塩野義製薬は6日、開発中の新型コロナウイルスの飲み薬について、2021年中に100万人分以上の供給体制を整える方針を明らかにした。 
 国が新薬開発で設けた特例の「条件付き早期承認」の年内の申請も検討し、承認後の早期供給に備える。
 軽症者が自宅服用の飲み薬が実用化できれば、医療体制の逼迫を避けられる利点がある。
 また塩野義は新型コロナワクチンの開発も進めている。
 他社製のワクチンとの比較か偽薬との比較のいずれかの方式で最終段階の治験を年内に始め、22年3月末までの実用化を目指す。
 提携先の岐阜県の工場で年内に最大で年6000万人分の生産体制を整える計画だ。

 配当は上期下期とも55円で、次回配当の権利落ち日は9月29日。
 配当利回りは大した事無いが、大化けする可能性がある。
 8月6日に6038円315円高の引け値で仕込むシミュレーションを開始する。
 やはり10日に上昇した。
 6434円の396円高。
 8月10日いきなり利益は出たが、念の為その週一杯は様子を見た。
 8月13日は6536円の33円高。
 同日一旦引け値で手仕舞いし利益を確定。
 以降再度シミュレーションを手掛けれるか、様子を見る。
 約500円分利益が出た。
 しかし8月16日は6481円の55円安。
 売っておいて良かった。
 が、今週一杯再度仕込めるか様子を見る。
 昨日は6790円の16円安と値を消したが、今日は7106円の316円高と反発。
 明日少し下げてくれれば、再び買うシミュレーションに入りたい。
 しかし8月26日再び上昇したら見送る。
 と、そう思っていたら、8月26日反動安で6912の194円安。
 シミュレーションで、引け値6912の194円安で仕込む事にする。
 8月27日以降値動きを注視する。
 先週値を戻すと思っていたら、8月27日の引け値は6842円の70円安。
 9月7日は再び⭕⭕7489の209円高⭕⭕とシミュレーションの買値を577円上回ったので、大引けで利益確定。
 これで8月の初旬からすると、500円以上の利幅を二回連続ゲット。
 今週一杯迄は値動きを注視し、買えるかどうかを見極めたい。 
 少し下げてくれないと買えないし、このまま見送るのも手である。
 と、思っていたら、9月9日は高値圏で利食い売り優勢の展開からから7397円の226円安、今日は⭕⭕7387の106円安⭕⭕と、かなり値を下げる展開。
 やはり9月10日に付けた最高値7623円は、取り戻す勢いがないような気配。
 二回に亘って利益を上げれたし、手仕舞いで良いかと思う。
 来週も引き続き手を出さずに注視する。

  ❇️❇️特注シミュレーション銘柄❇️❇️

 4507 塩野義製薬と共に明日もう1日様子を見て、シミュレーションで仕込みたい銘柄が出てきた。
 このところ現物で実際に買った銘柄が、総て下落しているので、暫く流れが戻る迄シミュレーションしてみる事にする。

 6376 日機装である。

 子会社のタックスヘイブン課税の追徴通達が、国税当局から届いた事で株価が下落した。
 既に追徴金は納税しており、脱税等違法なものではなく国税との見解の相違で、間もなく誤解は解け、適正な納税だったと証明されると日機装側は見解を示している。
 業績はそれ程悪くなく、と、言うより航空関連向け以外は好調で、深紫外線LED活用の空間除菌装置の新製品を販売したり、深紫外線LEDブランドの「sumiRay」を立ち上げたりと活発で、人工腎臓もトップ。
 他にもナノテクなど化学用精密ポンプ大手。
 これは一時的な下げで、日機装側の主張が通れば株価は戻るとみる。
 8月16日952円の56円安と急落し、8月20日には865円の20円安迄値を消した。
 ⭕⭕今日は982円の9円安⭕⭕、と、かなり値を戻した。
 ここ1~2週の何処かで、実際にもしくはシミュレーションで仕込みたい。

 ❇️❇️特注買い付け銘柄❇️❇️

 1605 INPEX

 先ずは以下の決算内容を読んで戴きたい。

INPEX 営業利益 21/12 ↑↑↑→↓
(1605) 505,748 → 484,006 3社
21/12 +2.0倍 → +94.8%
22/12 +8.0% → +12.2%

 決算内容を上方修正し、また配当が年24円配から40円配に増配。
 恐らく4桁が当たり前の銘柄だと思う。
 先日原油安の煽りを喰らって一時750円台迄落ち込んだが、ここへ来て持ち直している。
 INPEXと言われても、それ何の会社?
 と、仰る方には言わずと知れた、「国際石油帝石」の正式社名です、と、お伝えしよう。

 このINPEXだが実は主力商品はLNGだ。
 石油が乱高下しているのを尻目に、LNG(天然ガス)は脱炭素と経済回復により需給が逼迫していて、今夏は例年の5倍以上に高騰しているのだ。
 同社はLNGの高騰と共に、今夏は日を追う毎に株価も高騰すると見た。
 買値は802円。
 その日の高値は812円迄あったが、何とか引け寸前で安い処を買えた。
 少し下げてしまったが、来週以降押し目買いも含め注視する。

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 8月30日INPEXが反発。
 原油上昇、米ハリケーンの影響懸念
(12時30分、コード1605)INPEXが反発している。前場に一時、前週末27日と比べて22円(2.9%)高の771円をつけた。
 27日のニューヨーク(NY)原油先物は1バレル68.74ドルと、26日と比べて2%上昇。
 石油施設が集中するメキシコ湾岸にハリケーンが接近するなか、石油企業の操業停止が伝わり、目先の供給減を見込んだ買いが入った。
 原油高がINPEXの買いを誘っている。
 このところのアフガニスタン情勢の緊迫化が中東地域にも広がり、原油の供給不安につながるのではないかという懸念もくすぶっている。ただ、市場では「米国や中国の経済鈍化で、需要には後退懸念が意識され始めている」(国内のエコノミスト)という声も出ている。
 NY原油は日本時間30日の時間外取引では朝方に強含んだ後、足元では小幅ながら下げに転じる場面もある。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕


 また9月16日は米エネルギー省による原油週間在庫統計が、2019年9月以来の低水準で原油価格高騰。
 それによって、INPEX 789 +15

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 また23日のニューヨーク先物市場で原油相場が上昇したことを受け、23日INPEXの株価が上昇。
 そして今日27日は、NY原油先物が75ドル台乗せ/本日の物色テーマに取り上げられる。

【原油】
 原油先物相場はアジア時間27日午前の取引で上昇。
 エネルギーの世界的需給ひっ迫で、原油市場は引き締まりの兆しがあると報じられている。
 米在庫は3年ぶり低水準付近にあるようだ。
 INPEX     
 原油高でINPEXの石油開発事業の収益が上向くとの見方から買いが入っている。 
 
 今日の引け値は⭕⭕857円の39円高⭕⭕と、大幅上昇。
 買い値の802円を上回り上昇が続く。
 待った甲斐があった。


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 ❇️❇️見逃し反省からのリベンジ銘柄❇️❇️

 7896・セブン工業が4月末にストップ高の後520円の79円安と売られ、その後も496円の3円安と少し足踏み。
 500円を切ったら勝負出来る。
 と、思っていた矢先の6月初旬、いきなり602円の100円高と再び急激に上昇した。
 このまま上値離れしたら手は出せない。
 慎重に様子を見ていたら失敗した。
 決算の上方修正と木材価格の上昇で材料視された。

 しかし安値が555円で高値が597円と、6月11日の荒い値動きの流れの中、少しだけだが何とか559円で買う事が出来た。
 もう少し下げるかも知れないが、目標株価を660円前後に定めたいと思う。
 6月24日508円9円安と買値からは51円安も、翌日に起死回生の587円の79円高と復活。
 先日支配株主についての適時開示を行ったが、大株主の2社で凡そ50%を占める。
 大株主の2社は同業の都築木材と西垣林業で、東芝とは真逆で彼等は安定株主。
 海外ファンド等の資金が入っていない為オーバーハングの懸念がなく、それを好感した株価上昇と見る。
 株価は所謂「雲」と言われる抵抗線を上抜けした、「雲の上抜け」状態。
 株価上昇が期待出来る。
 とは言え7月9日521円の18円安と少し調整。  
 14日には531円まで戻したが、7月20日516円の3円安と続落。
 第一四半期の決算が赤字転落した事から中々値が戻らず、⭕⭕今日515円の1円高⭕⭕と再び500円台は取り戻している。
 まだまだ安いが、流れは良くなって来た。
 今後押し目買いも視野に入れながら、戻り高値に期待したい。


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 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・前澤工業。 
 上下水道機械の最大手。
 7月7日699円の82円高を付けて、7月14日水曜も690円の10円安と堅調だったが、7月15日木曜635円の55円安とかなり値を消した。
 業績好調の上自社株買いに増配と、株価が上がる条件が揃っているように見えたが、ここに来て今期の2桁営業減益見通しがマイナス視された。
 そして7月20日には633円迄値を消し、再び3日間で65円値上がりし698円と値を戻した。
 それなのにそこから3日間で41円も値下がりと乱高下。
 今日も801円の10円安と少し下げるも堅調。
 冷めるとみるか再び高騰すると見るか、何とも悩ましく判断に困る銘柄だ。

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・バイク王。 
 中古2輪売買最大手。
 7月9日952円の49円高で、7月13日は1158円の149円高と絶好調。
 8月2日に1313円の111円安と、増担保措置など取引規制強化をネガティブ視しての反落だったが、今日1517円の33円安と少し下げるも絶好調である。
 しかしこのまま下げてくれれば、また買い場もあろう。
 業績好調での株価なのだが、この銘柄実は200円を切る180円台の時から注目していて、遂に手を出せずに今日迄来た。
 こうなると情けないを通り越して、自分の才能の無さが恨めしい。
 しかし投資は才能でするものではない。
 飽くなき探求心と研鑽を積み上げてするものである、と、分かってはいるが、しかしこの状況何とかならないものか。


 注目銘柄☆3323レカム。
 配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは月20日以降のタイミングで良いような気がする。
 とは言え先日100円を切り始め、ここ数日で80円前後で推移。
 特に8月16日月曜日は、第三四半期の業績をネガティブ視しての下げである。
 このまま暫く70円~80円台を保ってくれれば、勝機到来の予感。
 もうそろそろ仕込む時期なのかも。

 と、思っていたら、⭕⭕9月2日は104円の17円高⭕⭕と、急騰してしまった。

 ⭕中国におけるウイルス除菌装置「ReSPR」の販売に関して、サンワサプライ上海と業務提携契約を締結したと発表。⭕

 上記理由で材料視された。 
 こうなれば熱が下がる迄静観するしかない。
 と、思っていたら、⭕⭕今日は89円の4円だが⭕⭕と、上げるも鎮静化。
 またも出遅れた事にショックではあったが、再び80円台に戻ったので狙える。

  ⭕⭕実際に明日買い付け予定!⭕⭕
 

 注目銘柄☆3452ビーロット。
 富裕層向け不動産売買。
 今日546円の1円高で配当権利落ち日は12月29日とまだまだ先の為、実際に買うのは秋以降のタイミングで良いような気がする。
 配当は15円だが、100株以上で1000円のクオカードが株主優待で贈られる。
 秋~冬に掛けて値動きに注目だ。


 危険注意銘柄☆2191「テラ」は急激な株価上昇の後急落で、当局から金融商品取引法違反で調査を受けた創薬ベンチャーで今日は198円の変わらずで、凡そ2ヶ月前株価が少し動き始めたと思うや、その後は売りに押され下落した。
 誰かが仕掛けているのかも知れないが、危険なので買わずに注視する。 
 株式公開取り消しなのか、或いは再上昇なのか取捨が難しい処。 

 注目銘柄☆7537・丸文が業績好調で5月中旬558円の58円高の値を付け、今日も792円の9円安と少し下げるも堅調。
 半導体卸の会社である。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。

 注目銘柄☆9274・国際紙パルプ商事が業績好調と増配で、8月12日346円の80円高の値を付けた。
 8月13日は329円の17円安と反動安も、翌日は362円の33円高と値を戻し、
 今日も416円の19円高とまたも続伸。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。
 業績好調は分かっていたが、ここ迄とは思わなかった。
 気付くのが今では話にならない、と、反省。

注目銘柄☆6069・トレンダーズが8月13日650円の8円高から、8月18日には3日間で1027円の127円高と約400円の値幅を取った。
 8月20日に一旦848円の42円安迄調整。
 その後再び値を戻し、今日は1089円の8円安と少し下げるも絶好調。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。
 何処かで高騰するとは思っていたが、ここ迄とは思わなかった。
 気付くのが今では話にならない、と、反省。

 注目銘柄☆5017の富士石油は5月末頃272円の53円高と、旧村上ファンド系のファンドの所有が明らかになった、
 今日は268円1円の高と未だ堅調だが、220円台の戻り安値が有れば仕込みたい。


 注目銘柄☆7544スリーエフが先日369円の69円高で業績V字回復予想、今日は323円の1円高
と未だに堅調ではあるが、勝負出来るレンジの一歩前迄調整した。
 再び300円前後なら勝負出来る。


 注目銘柄☆4334のユークスが、9月14日478円の80円高と決算大幅上方修正でストップ高、ゲーム、パチンコ、パチスロのソフト開発の会社で、今日は425円の4円高と未だ堅調。
 今後350円前後の戻り安値があれば狙えるが、この銘柄も気付くのが遅す過ぎて今更だ。
 またまた反省。


 注目銘柄☆8698のマネックスGが、7月27日に663円の20円安で、7月28日も639円の23円安と続落していて、狙おうと思っていたら7月29日687円の48円高と値を戻した。
 先日コインベースが日本でサービス提供開始と伝わり、最安値期は572円迄下げた。
 今日は587円の4円高と、少し上昇するも鎮静化はしている。
 少し前米アマゾンでビットコイン決済受入れ否定の報を受け下落し、上期8円下期18.5円と高配当で狙いを付けた。
 ビットコイン関連銘柄はこうした報で一時的に下げる事がある。
 しかし直ぐに値を戻したりと乱高下。
 570円前後の戻り安値があれば東急建設同様、狙える処で狙いたい。

 ⭕⭕明日ギリギリまで見守りたい⭕⭕


 注目銘柄☆3449のテクノフレックスが、8月10日978円の23円安と急反落。
 決算2%下げでこの急落。
 配当は上期20円下期21円と高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 次回配当権利落ちは12月29日。
 今日は992円の6円高。
 今後もう少し下値が有るならば狙いたい。

  ⭕⭕今年の秋~冬に決断する⭕⭕

 注目銘柄☆5009の富士興産が、8月27日969円の28円安と急反落。
 今日は1086円の53円高と堅調。
 ファンドによるTOBによる買収が中止になり、新株予約権の無償割当てを中止した事によるもので、時間は掛かるかも知れないが、再び上昇の余地はある。
 配当は上期・下期合計54円と高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 次回配当権利落ちは9月29日。
 もし買収が成立していたら1250円での公開買い付けであった。
 今後もう少し下値が有るならば狙いたい。


 注目銘柄☆3807のフィスコが、9月1日236円の50円高と急反発。
 今日も207円の1円安とかなり沈静化。

「業績上方修正 通期純利益8.73億円→56.84億円」
「適時開示:(開示の経過)持分法適用関連会社の異動を伴う株式交付申込による特別利益(個別および連結)の発生の見込みに関するお知らせ」
 上記理由によるもので、今は手が出せないが、戻り安値の180円台が有れば狙いたい。


 ❇️❇️もしもデイトレするなら銘柄❇️❇️
 

 5121 藤倉コンポジット
 (産業用資材大手)

 9月27日
 今日832円30円安の引け値で仕込む。
 株価急騰からの反動安。
 明日値を戻したら売って利益確定する。

  ⭕但し飽く迄シミュレーション⭕


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 ⭕⭕《今日の東京コロナ感染状況》⭕⭕


 今日の東京都のコロナ新規感染者数は154人と、200人を下回るの3月22日以来。
 前週同曜日からは148人減少して約49%減。
 それからこの内現在入院している重症患者も、125人と昨日から4人減少した。
 しかし死者が11と昨日と同様二桁台。
 ピークアウトの良い流れが継続しているが、死者数が減らない。
 連休が終わり検査数が通常に戻る明日以降、減少傾向が続くかどうかに注目である。


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 ⭕⭕コロナ関連ニューストピックス⭕⭕


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【速報】今月30日で全地域の「宣言」解除の  
    方針固める 政府

 今月末に期限を迎える東京、大阪など19の都道府県への緊急事態宣言を巡って、菅総理は先ほど“5大臣会合”を開いて、全て解除する方針を固めました。
 また、8県に出されているまん延防止等重点措置についても全て解除する方針です。
 政府はあす専門家らによる分科会にこうした方針を諮った上で菅総理が自ら国会報告を行い、対策本部で正式に決定する見込みです。

 9/27(月) 20:51 TBS系(JNN) (c) Japan


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 酒類提供20時まで認める方向で調整 東京

 今月30日が期限の緊急事態宣言が解除された場合の対応について、東京都は、飲食店などに対して、午後9時までの営業時間の短縮を求めた上で、午後8時までは酒類の提供を認める方向で、政府と最終調整に入ったことが分かりました。
 政府は今月30日が期限の「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」について、全て解除する方向で調整に入っています。
 これを受け東京都は、飲食店などに対して、営業時間の短縮要請を現在の午後8時までから、午後9時までに緩和した上で、午後8時まで酒類の提供を認める方向で政府と最終調整していることが関係者への取材で分かりました。
 ただ、感染のリバウンドが危惧されることから、酒類の提供を認めるのは、感染対策の徹底など都の認証を受けた店で、時間や人数などの条件を付けることも検討しています。
 東京都など1都3県の知事は、宣言解除後の緩和策について、自治体に判断を委ねないよう、政府が基本的対処方針に明記することを求めています。

 Nippon News Network(NNN)

 9/27(月)  日本テレビ系(NNN)
 (c) Nippon News Network


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 《今夜のニューヨーク市場》

 今夜のニューヨークダウは開場4時間の相場で、$34931の$133高と続伸。
 しかしナスダックは14970pの77p安と続落。  

 【市場概況】

 NYダウ、続伸で始まる 
 金融・石油など景気敏感株に買い

 2021年9月27日 23:15

【NQNニューヨーク=横内理恵】

 27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸で始まり、午前9時45分現在、前週末比182ドル14セント高の3万4980ドル14セントで推移している。

 新型コロナウイルス感染者数が減少傾向にあり、米景気減速の過度な懸念が和らいでいる。
 原油高や米長期金利の上昇を受け、景気敏感株全般に買いが入っている。
 原油先物相場が7月以来の高値を付けており、シェブロンなど石油株が高い。
 米長期金利指標である10年債利回りが朝方に一時、前週末比0・06%高い1・51%を付けた。
 金利上昇基調が強まっており、利ざや改善期待からJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融株が買われている。
 ハイテク株に比べた値ごろ感もあり、航空機のボーイングや建機のキャタピラーなど景気敏感株にも物色が入っている。
 一方、PER(株価収益率)の高さなどから金利上昇時に割高感が意識されやすいハイテク株が安い。

 ダウ平均ではスマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトの下げが目立つ。 
 エヌビディアなど半導体株の一角も売られている。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落している。


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 この様子では明日の東京も反発すると見た。
 しかしながらここ最近ニューヨークが下落した翌日に日経平均が上昇し、ニューヨークが上昇した翌日に日経平均が下落している。
 今日も先週のニューヨークとは逆の動き。
 それにナスダックの反落が気になる。
 明日はどうなるのか。
 しかしたとえ反落しても小動きだとは思う。
 投資家心理では中国恒大集団の経営不安は、まだ完全に払拭仕切れていない筈で、何れにしても大きくは上昇しないように思う。
 それにしてもこのコロナ感染激増下の、しかも緊急事態宣言下の東京の株高は、どうにも納得出来ない。 
 無論現況を株高と見る私は、マイノリティなのかも知れない。
 何はともあれ日経平均上昇の折は、ダブルインバースの買い場が到来したと思うべき。
 30000円台前後で日経平均が推移したので、9月10日に373円の場面で日経ダブルインバースを買った。
 今週は売り場が来るのか?
 やはり気長に待つしかないのか?
 その辺りは中国恒大を始め、中国不動産大手の経営危機が解決するかどうかに懸かっているような気がする。


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  《今日の依存症治療と総括》

 何が何でも弱気の立場を貫く私は、何はともあれ本間宗久の相場三昧伝に従うのみだ。
 それにしても、「不必要な射幸心は捨て、現実を受け入れる」、と、書いた貼り紙は良い。
 読む度に競馬やパチンコをする阿保らしさが身に沁みるのだ。
 依存症は完治しない病である。
 気を引き締めて頑張らねば。
 しかし何だかんだで、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせた。 
 今日の競馬やパチンコでの無事は、今日は1日中部屋に居て小説を書いたお蔭か。
 競馬やパチンコの事を丸1日考えなかった。
 
 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の続落で確実としたい。
 兎に角明日日経平均が小幅続落なら発泡酒。
 29000円台に戻して大幅続落なら、明日こそビールを飲みたい。
 とは言え上昇ならお茶を飲んで早め就寝だ。  

 追伸・訳有って彦四郎君は私の従兄弟に貰わ      
    れてしまった。
    今月新しい男子の熱帯魚が来る予定。
    ちなみに今日は日経平均が続落して、
    連夜の発泡酒。
    しかし仮に日経平均が反発しても、菅 
    総理が退陣したのだから、やはり明日
    も祝杯を上げよう。

 
   
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