第443話 2年目の3ヶ月と15日目 8月9日(月)
文字数 7,052文字
《今夜のニューヨーク市場》
今日の東京市場は祭日で休場。
しかしニューヨークは開場している。
今夜のニューヨークダウは開場3時間の株価で、$35135の$73安と反落。
しかしナスダックは$14859の$23高と反発。
【市場概況】
9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落して始まった。
午前9時35分現在は前週末比122ドル77セント安の3万5085ドル74セントで推移している。
中国など世界的な新型コロナウイルスの感染拡大で景気の不透明感が強まり、石油や資本財など景気敏感株に売りが先行した。
ダウ平均は前週末に過去最高値を付けた後とあって短期的な利益確定の売りも出やすい。
中国では新型コロナのインド型(デルタ型)の感染拡大を受け、当局が省をまたぐ移動の制限を呼びかけ、大型イベントが一時的に中止されたと伝わった。
中国税関総署が7日発表した7月の貿易統計では輸出の伸びが6月から大幅に減速した。
中国の経済活動の停滞を警戒して、米原油先物相場が早朝に一時1バレル65ドル台前半と5月下旬以来の安値を付けた。
これを受け、シェブロンなど石油株が下落。
航空機のボーイングや機械のハネウェル・インターナショナルなど他の景気敏感株も安い。クレジットカードのアメリカン・エキスプレスやビザも下げている。
6日発表の7月の米雇用統計で雇用者数の増加幅が市場予想を上回り、ダウ平均は同日に過去最高値を付けた。
9日は雇用回復の加速で米連邦準備理事会(FRB)によるテーパリング(量的緩和の縮小)開始が早まる可能性が意識され、相場の重荷になった面もあった。
この様子では週明け月曜の東京も、反落で間違い無いだろう。
しかしながらここ最近ニューヨークが下落した翌日に日経平均が上昇し、ニューヨークが上昇した翌日に日経平均が下落している。
ひょっとしたら続伸するかもだが、何れにしても東京の明日火曜は小動きのように思う。
それにしてもこのコロナ感染激増下の、しかもオリンピック開催中の東京での株高は、どうにも納得出来ない。
無論現況を株高と見る私は、マイノリティなのかも知れない。
何はともあれ日経平均上昇の折は、ダブルインバースの買い場が到来したと思うふべき。
今少し値が上がれば、その時にはまた日経ダブルインバースを買いに入る。
《今日のニュース》
大きいニュースでは、菅義偉首相は9日、閉幕した東京オリンピックについて「さまざまな制約のもとでの大会となったが、開催国としての責任を果たして無事に終えることができたと思っている」と述べた。
「国民の皆さんのご理解とご協力の賜物であり、心から感謝申し上げたい」とも語った。
長崎市内での記者会見で記者団の質問に答えた。
首相は、大会でとられた新型コロナウイルスの感染防止対策に関し「海外からは『厳しすぎる』との声もあったが、『日本だからできた』と評価する声も聞かれている」と強調。
「ようやく(大会を)招致した国としての責任を果たすことができたのかなと思っている」と述べた。
また、史上最多のメダルを獲得した日本選手団については「大活躍だったと思う。念願のメダルに手が届いた人も、そうでなかった人も、たくさんの選手から感動をもらった」と語り、「素晴らしい大会になった」と総括した。
また読売新聞社が7~9日に実施した全国世論調査で、東京五輪が開催されてよかったと「思う」は64%に上り、「思わない」の28%を大きく上回った。
今回の五輪をどのように開催するのがよかったかについては、「中止した方がよかった」が25%となった。
前回調査(7月9~11日)の同様の質問では、「中止する」が41%に上っていた。
日本選手の活躍などによって、厳しい見方が和らいだようだ。
ただ、今回調査で「もっと観客を入れた方がよかった」は12%にとどまり、「無観客でよかった」は61%だった。
五輪を今後も日本で開催してほしいと「思う」は57%、「思わない」は38%だった。
と、ここ迄の記事を読んだら、五輪後はさぞ菅総理の株は上がったのだろう、と、思う。
が、しかし、さすがは菅総理。
以下の記事を読んで戴きたい。
読売新聞社の全国世論調査で、菅首相にどのくらい首相を続けてほしいかを聞くと「すぐに交代してほしい」が18%、「今年9月の自民党の総裁任期まで」が48%で、9月の総裁任期までの交代を求める人は計66%に達し、同じ質問をした6月調査の59%から上昇した。
次の首相にふさわしい自民党の政治家は、石破茂・元幹事長が19%で、河野行政・規制改革相が18%、小泉環境相が17%などの順で、菅首相は3%にとどまった。
調査は8月7~9日に実施した。
さすがは菅総理である。
五輪の強行開催での不満、ワクチン接種の遅れはきっちりと自身の不人気に繋げていると言うのに、五輪開催での高評価は全く彼の人気に反映されていない。
これ程不人気な総理が過去に居ただろうか。
そしてその不人気総理のパラリンピック開催後、総裁選と総選挙がある。
二階氏は自身の幹事長職に執着する余り、次期総裁選でも菅総理を担ぐと公言。
これに対して3Aも同調するのかと思っていたら、高市早苗前総務相(60)=衆院奈良2区=が、菅義偉首相(党総裁)の任期満了に伴い9月に予定される党総裁選出馬に意欲を示していることが5日分かった。
10日発売の月刊誌「文芸春秋」で表明するという。
また詳細は不明だが、どうやら高市氏は事前に安倍元総理の許可を取り付けているらしい。
そうして仮に高市氏が阿倍氏の了承を得ているとなると、同時に麻生・甘利氏の3Aの了承も得ている事になる。
そして現在の菅総理の、国民を始め与党内からも嫌われる程の不人気である。
極端な話今であれば、菅総理以外なら誰であっても総裁選に勝つ可能性があると思う。
そこへ今のところ大したスキャンダルも問題発言も無い女性候補の高市氏が出馬、と、なれば、史上初の女性総裁、初の女性総理の誕生と言う新たな希望が生まれる事となる。
その上現在無派閥であっても、彼女であれば元細田派で安倍総理を始め3Aの意思を反映出来るし、彼女が総理になれば幹事長職を甘利氏の手に渡す事が出来る。
3Aに取っては二階降ろしと菅降ろしが、同時に遣ってしまえると言うメリットがある。
また何より菅総理とは確執があることが幸いし、彼女は現政権の閣僚にはなっていない。
後はフルスペックで総裁選を望む若手議員等と、菅総理を推す二階派以外を取り込めば、総裁選は高市早苗に決まる。
それに3Aが後ろ楯なら他の候補は立つ気が失せるだろうし、そうなると菅氏と高市氏の一騎討ちとなる公算が高まる。
仮にパラリンピック後に自民党が高市総裁で総選挙を戦うのであれば、色々な問題はある自民党ではあるが、総選挙で大敗はしないのではないだろうか。
不満は有るが以前の民主党程信頼を置けない立民と比較すれば、自民党に越した事はない。
議席数が減る事はあっても、自民党大敗と迄はいかないように思う。
斯く言う私も高市早苗が総裁であれば、自民党に投票するだろう。
しかし自民党に票を投じるとすれば、それは飽く迄も菅総理が総理で無い場合に限る。
菅総理の1日も早い退陣を、それが私を始め多くの日本国民の望む処ではないだろうか。
それから国際ニュースでは、新型コロナウイルスの影響で史上初の1年延期となった東京五輪だが、これをどのように見詰めたか様々な意見が上がっていたる。
異例の大会の光と影を見詰めた世界は、8日の閉会式から次の冬季、夏季五輪にバトンをつなごうとしている。
◇多様性の裏で
「一つの米国、一つのチームで共に成し遂げられることを示した」。バイデン米大統領は閉幕前、多様性を体現した選手団をたたえた。
ただ、スポーツ大国で、東京五輪は終始盛り上がりに欠けた。
独占放映権を持つNBCテレビによる中継の視聴者数は1日平均で約1700万人。
2016年のリオデジャネイロ五輪の半数近くに落ち込んだ。
ソーシャルメディアの普及により、五輪に触れる手段が多様化。
地球の裏側で競技が放映される頃には多くの人が結果を既に知っていた。
体操女王のシモーン・バイルス選手の欠場が続いたことも響いた。
「五輪熱」は下がる傾向にあり、モンマス大の世論調査では、過去の大会と比べて関心が「高まった」のは3%。
36%は「低くなった」と答えている。
◇無観客論も
中国にとって東京五輪は、金メダル数でライバル米国とトップ争いを演じる国威発揚の場となった。
人民日報系の環球時報英語版は「いろんな食事、清潔な会場など日本のサービスは素晴らしかった。
段ボールのベッドは快適だった」と感謝する選手の声を紹介した。
北京冬季五輪を半年後に控え、デルタ株が広がり始める中で注目されたのは、やはりコロナ対策だ。
中国の大会組織委員会幹部は7月の記者会見で「東京の対策を注視しており、手本にする」と述べた。
中国メディアは、無観客は「今後の競技大会でも続く」(専門家)という意見や、冬季大会は屋外会場が多いため「中国人は直接見られるだろう」(別の専門家)と有観客を予想する分析も伝えている。
欧米などでは、人権侵害を理由に要人の欠席やスポンサー企業の降板を求める声が上がる。中国政府は「国際社会はスポーツの政治問題化に反対だ」(外務省報道官)とくぎを刺した。
◇セーヌ川で開会式
次の夏季大会を24年に控えるフランス。
レゼコー紙は今月5日付の記事で「終盤でアクシデントがない限り、要の部分で成功した」と東京五輪を評価した。
パリ市内のパブリックビューイング会場では8日の閉会式に合わせて音楽ライブがあり、帰国した選手も合流。
マクロン大統領はパリ五輪開会式をセーヌ川で行う考えで、盛り上げに躍起になっている。
一方で、コロナ禍が早期に収束するかも気掛かりなようだ。
ルモンド紙(電子版)は、五輪と感染拡大の因果関係はないという菅義偉首相の説明に「疑問が残る」と指摘。
「緊急事態宣言のあまりに早い解除後、わずか数週間で再発令され、ワクチン接種も遅れている」と日本政府の対応を批判している。
またペリー元米国防長官や元ホワイトハウス高官など核軍縮の専門家らが長崎原爆の日の9日、バイデン米政権が検討を進めている「核の先制不使用」を軸とした政策の採用に反対しないと宣言するよう求める公開書簡を、菅義偉首相をはじめ、日本の主要政党党首に送った。
「核なき世界」を掲げたオバマ元政権が2016年に先制不使用を検討した際、日本など一部同盟国の反対で断念した経緯がある。
書簡は「核廃絶に向けた小さな、しかし重要な一歩を、核攻撃を受けた唯一の国の日本が阻止することになれば悲劇だ」と賛同を促した。
バイデン政権は新たな核戦略指針の策定を来年初めにも終えるとみられる。
その他アフガニスタンで南部を主な拠点とする反政府勢力タリバンが、政府側軍閥の地盤である北部を次々と攻略している。
9日までの4日間で北部5州を含む6州の州都を制圧。
月末の駐留米軍撤収完了を前に重点的に攻撃し、政府側の戦力をそぐ作戦とみられる。
タリバンは7日、中央アジアのトルクメニスタンに近い北部ジョズジャン州の州都を占領。
旧タリバン政権に抵抗を続けた「北部同盟」の一員で知られる有力軍閥のドスタム将軍(前第1副大統領)の牙城だ。
8日には、過去に北部同盟が支配した北部クンドゥズ、タハル両州の州都も陥落。
タリバンと渡り合った実績を持つ北部の軍閥は、ガニ政権の頼みの綱だった。
ガニ大統領は2日の演説で、今後6カ月で劣勢を挽回し、安定を取り戻すと強調。
「計画の要点は国家総動員だ」と述べ、各地の軍閥などから民兵を編成して政府軍を支援する必要性を訴えた。
ただ、6月にも同様の演説を行っており、北部が攻略される中、実効性に疑問符も付く。
《今日の東京コロナ感染状況》
今日の東京都のコロナ新規感染者数は2884人と、過去月曜としては最多。
最早先週と比べてとか、そう言ったレベルの感染者数の増加ではないが、敢えて比べれば前週同曜日から、689人増の感染大激増である。
この内現在入院している重症患者は、昨日より6人増の157人。
こうして感染が拡大するなか、自宅療養を余儀なくされる患者も増え続けている。
■ホテル療養は「100人待ち」
感染が拡大するなか、懸案となっているのが「自宅療養者」の急増である。
7日には、東京都の50代の女性が自宅療養中に急変し、亡くなっていたことが分かった。
■「もがき苦しんで、気付いたら…」
自宅療養者の命綱ともいえる“訪問診療”の現場では…。
40代男性:「(Q.きょうは何月何日?)きょうは、8月の…8月の…」
都内に住む40代の男性である。
一時、血中酸素飽和度が50〜60%と、かなり危険な状態だった。
しかし入院先が見つからず、10日間、自宅療養が続いている。
ひなた在宅クリニック山王・田代和馬院長(31):「肺炎の音が聞こえるので早めの、ちゃんとした大きな病院で診てもらうことが重要だと思います」
診断は「肺炎による意識障害」。
保健所に緊急入院が必要だと報告すると…。
ひなた在宅クリニック山王・田代和馬院長(31):「(入院先が)見つかりました、あの後。でも、プッシュしてプッシュしてって感じでしたね」
医師は、すでに医療崩壊が起きていると訴えている。
ひなた在宅クリニック山王・田代和馬院長(31):「一部の訪問診療医だけが頑張ったところで、到底間に合わない数に今後、なっていく。直接的な医療が届かないせいで、家で、もがき苦しんで気付いたら亡くなっていく人っていうのは、もう本当に急増していくだろうなと思う」
こうした非常事態に、菅義偉(すが・よしひで)首相は7月30日の記者会見で、新型コロナウイルスへの対応に失敗した場合、引責辞任する考えがあるかを問われ、「対応することが私の責任で、私はできると思っている」と語った、と、言う。
そしてそれ以降今も尚菅総理の口からは、謝罪の言葉さえ聴かれない。
開いた口が塞がらない。
ワクチン接種の遅れや五輪バブル方式の失敗等、既に対応出来ていないではないか。
このまま国民に謝罪もせずに、逃げ仰せるとでも思っているのだろうか。
それに東洋の魔女発言こそしなくなったが、菅総理は事ここに及んでも、パラリンピックでさえ中止しない意向だ。
してみると日本人は自分で自分の身を守るしかない、と、言う事。
最早菅総理はバッハ会長同様に、日本国民の敵でしかない
秋の総選挙で政権が変わったしたとしたら、次の総理はたとえそれが自民党総裁であっても、菅総理を始め現政権の閣僚等に責任だけは取らせて欲しい。
《馬券を買わなければこんなに得する!》
今日も競馬依存症治療の方は到って順調。
さて祭日なので先月から始めた新企画、「馬券を買わなければこんなに幸せ」、に続く、「馬券を買わなければこんなに得する」と、競馬をしないと得する事について書くコーナー。
第25話
今日も馬券を買わなかったが、今日は公営競馬が開催されている事さえ忘れていた。
気が付いた時には、18時00分を回っていた。
で、今日競馬をしなくて得をしたのは、競馬を忘れていた為ストレスが全く無かった事。
もし買っていたらも何も、損しようがない。
1円も損していないから、1日幸せな気分で居られた事は言う迄もなく、競馬の無い人生は最高に幸せ、と、感じられた1日であった。
それにしても「射幸心を捨てて、現実を受け入れる」、と、書いた貼り紙は効果大だ。
馬券を買う気が失せる処か、競馬自体が社会の害悪としか思えないようになっている。
日本全体が馬券を買わない気運になれば、宿敵JRAが潰れる可能性も出て来る。
そんな夢のような出来事を夢想する私。
何と言っても馬券を買わないと、馬券を買いに行く労力も負けての精神的ストレスも無い。
お金もそうだが、やはり精神的ストレスを感じ無いのが、1番の幸せだ。
とか、言っている間に、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間も過ぎた。
やはり今日の競馬やパチンコでの無事は、公営競馬が開催されている事さえ忘れていたお蔭だろう。
で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の反落で確実としたい。
なので仮に小幅反落なら発泡酒。
そこそこの反落なら久しぶりにビールを。
上昇ならお茶を飲んで早め就寝だが、明日は最低限発泡酒は飲めそうな気配。
或いはビール迄有るのか。
兎に角明日は早起きしよう。
最近は公営競馬やJRAの場外馬券売場は開いているものの、買いに行くのが面倒臭いを通り越して、場外馬券売場の存在意義への不信が募り、馬券を買う事を害悪とさえ思うようになって来た。
自画自賛になるが私も成長したものだ。
射幸心を捨てて貧乏を受け入れるに限る。
追伸・訳有って彦四郎君は私の従兄弟に貰わ
れてしまった。
来月新しい男子の熱帯魚が来る予定。
なので表紙は飽く迄イメージ。
今日の東京市場は祭日で休場。
しかしニューヨークは開場している。
今夜のニューヨークダウは開場3時間の株価で、$35135の$73安と反落。
しかしナスダックは$14859の$23高と反発。
【市場概況】
9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落して始まった。
午前9時35分現在は前週末比122ドル77セント安の3万5085ドル74セントで推移している。
中国など世界的な新型コロナウイルスの感染拡大で景気の不透明感が強まり、石油や資本財など景気敏感株に売りが先行した。
ダウ平均は前週末に過去最高値を付けた後とあって短期的な利益確定の売りも出やすい。
中国では新型コロナのインド型(デルタ型)の感染拡大を受け、当局が省をまたぐ移動の制限を呼びかけ、大型イベントが一時的に中止されたと伝わった。
中国税関総署が7日発表した7月の貿易統計では輸出の伸びが6月から大幅に減速した。
中国の経済活動の停滞を警戒して、米原油先物相場が早朝に一時1バレル65ドル台前半と5月下旬以来の安値を付けた。
これを受け、シェブロンなど石油株が下落。
航空機のボーイングや機械のハネウェル・インターナショナルなど他の景気敏感株も安い。クレジットカードのアメリカン・エキスプレスやビザも下げている。
6日発表の7月の米雇用統計で雇用者数の増加幅が市場予想を上回り、ダウ平均は同日に過去最高値を付けた。
9日は雇用回復の加速で米連邦準備理事会(FRB)によるテーパリング(量的緩和の縮小)開始が早まる可能性が意識され、相場の重荷になった面もあった。
この様子では週明け月曜の東京も、反落で間違い無いだろう。
しかしながらここ最近ニューヨークが下落した翌日に日経平均が上昇し、ニューヨークが上昇した翌日に日経平均が下落している。
ひょっとしたら続伸するかもだが、何れにしても東京の明日火曜は小動きのように思う。
それにしてもこのコロナ感染激増下の、しかもオリンピック開催中の東京での株高は、どうにも納得出来ない。
無論現況を株高と見る私は、マイノリティなのかも知れない。
何はともあれ日経平均上昇の折は、ダブルインバースの買い場が到来したと思うふべき。
今少し値が上がれば、その時にはまた日経ダブルインバースを買いに入る。
《今日のニュース》
大きいニュースでは、菅義偉首相は9日、閉幕した東京オリンピックについて「さまざまな制約のもとでの大会となったが、開催国としての責任を果たして無事に終えることができたと思っている」と述べた。
「国民の皆さんのご理解とご協力の賜物であり、心から感謝申し上げたい」とも語った。
長崎市内での記者会見で記者団の質問に答えた。
首相は、大会でとられた新型コロナウイルスの感染防止対策に関し「海外からは『厳しすぎる』との声もあったが、『日本だからできた』と評価する声も聞かれている」と強調。
「ようやく(大会を)招致した国としての責任を果たすことができたのかなと思っている」と述べた。
また、史上最多のメダルを獲得した日本選手団については「大活躍だったと思う。念願のメダルに手が届いた人も、そうでなかった人も、たくさんの選手から感動をもらった」と語り、「素晴らしい大会になった」と総括した。
また読売新聞社が7~9日に実施した全国世論調査で、東京五輪が開催されてよかったと「思う」は64%に上り、「思わない」の28%を大きく上回った。
今回の五輪をどのように開催するのがよかったかについては、「中止した方がよかった」が25%となった。
前回調査(7月9~11日)の同様の質問では、「中止する」が41%に上っていた。
日本選手の活躍などによって、厳しい見方が和らいだようだ。
ただ、今回調査で「もっと観客を入れた方がよかった」は12%にとどまり、「無観客でよかった」は61%だった。
五輪を今後も日本で開催してほしいと「思う」は57%、「思わない」は38%だった。
と、ここ迄の記事を読んだら、五輪後はさぞ菅総理の株は上がったのだろう、と、思う。
が、しかし、さすがは菅総理。
以下の記事を読んで戴きたい。
読売新聞社の全国世論調査で、菅首相にどのくらい首相を続けてほしいかを聞くと「すぐに交代してほしい」が18%、「今年9月の自民党の総裁任期まで」が48%で、9月の総裁任期までの交代を求める人は計66%に達し、同じ質問をした6月調査の59%から上昇した。
次の首相にふさわしい自民党の政治家は、石破茂・元幹事長が19%で、河野行政・規制改革相が18%、小泉環境相が17%などの順で、菅首相は3%にとどまった。
調査は8月7~9日に実施した。
さすがは菅総理である。
五輪の強行開催での不満、ワクチン接種の遅れはきっちりと自身の不人気に繋げていると言うのに、五輪開催での高評価は全く彼の人気に反映されていない。
これ程不人気な総理が過去に居ただろうか。
そしてその不人気総理のパラリンピック開催後、総裁選と総選挙がある。
二階氏は自身の幹事長職に執着する余り、次期総裁選でも菅総理を担ぐと公言。
これに対して3Aも同調するのかと思っていたら、高市早苗前総務相(60)=衆院奈良2区=が、菅義偉首相(党総裁)の任期満了に伴い9月に予定される党総裁選出馬に意欲を示していることが5日分かった。
10日発売の月刊誌「文芸春秋」で表明するという。
また詳細は不明だが、どうやら高市氏は事前に安倍元総理の許可を取り付けているらしい。
そうして仮に高市氏が阿倍氏の了承を得ているとなると、同時に麻生・甘利氏の3Aの了承も得ている事になる。
そして現在の菅総理の、国民を始め与党内からも嫌われる程の不人気である。
極端な話今であれば、菅総理以外なら誰であっても総裁選に勝つ可能性があると思う。
そこへ今のところ大したスキャンダルも問題発言も無い女性候補の高市氏が出馬、と、なれば、史上初の女性総裁、初の女性総理の誕生と言う新たな希望が生まれる事となる。
その上現在無派閥であっても、彼女であれば元細田派で安倍総理を始め3Aの意思を反映出来るし、彼女が総理になれば幹事長職を甘利氏の手に渡す事が出来る。
3Aに取っては二階降ろしと菅降ろしが、同時に遣ってしまえると言うメリットがある。
また何より菅総理とは確執があることが幸いし、彼女は現政権の閣僚にはなっていない。
後はフルスペックで総裁選を望む若手議員等と、菅総理を推す二階派以外を取り込めば、総裁選は高市早苗に決まる。
それに3Aが後ろ楯なら他の候補は立つ気が失せるだろうし、そうなると菅氏と高市氏の一騎討ちとなる公算が高まる。
仮にパラリンピック後に自民党が高市総裁で総選挙を戦うのであれば、色々な問題はある自民党ではあるが、総選挙で大敗はしないのではないだろうか。
不満は有るが以前の民主党程信頼を置けない立民と比較すれば、自民党に越した事はない。
議席数が減る事はあっても、自民党大敗と迄はいかないように思う。
斯く言う私も高市早苗が総裁であれば、自民党に投票するだろう。
しかし自民党に票を投じるとすれば、それは飽く迄も菅総理が総理で無い場合に限る。
菅総理の1日も早い退陣を、それが私を始め多くの日本国民の望む処ではないだろうか。
それから国際ニュースでは、新型コロナウイルスの影響で史上初の1年延期となった東京五輪だが、これをどのように見詰めたか様々な意見が上がっていたる。
異例の大会の光と影を見詰めた世界は、8日の閉会式から次の冬季、夏季五輪にバトンをつなごうとしている。
◇多様性の裏で
「一つの米国、一つのチームで共に成し遂げられることを示した」。バイデン米大統領は閉幕前、多様性を体現した選手団をたたえた。
ただ、スポーツ大国で、東京五輪は終始盛り上がりに欠けた。
独占放映権を持つNBCテレビによる中継の視聴者数は1日平均で約1700万人。
2016年のリオデジャネイロ五輪の半数近くに落ち込んだ。
ソーシャルメディアの普及により、五輪に触れる手段が多様化。
地球の裏側で競技が放映される頃には多くの人が結果を既に知っていた。
体操女王のシモーン・バイルス選手の欠場が続いたことも響いた。
「五輪熱」は下がる傾向にあり、モンマス大の世論調査では、過去の大会と比べて関心が「高まった」のは3%。
36%は「低くなった」と答えている。
◇無観客論も
中国にとって東京五輪は、金メダル数でライバル米国とトップ争いを演じる国威発揚の場となった。
人民日報系の環球時報英語版は「いろんな食事、清潔な会場など日本のサービスは素晴らしかった。
段ボールのベッドは快適だった」と感謝する選手の声を紹介した。
北京冬季五輪を半年後に控え、デルタ株が広がり始める中で注目されたのは、やはりコロナ対策だ。
中国の大会組織委員会幹部は7月の記者会見で「東京の対策を注視しており、手本にする」と述べた。
中国メディアは、無観客は「今後の競技大会でも続く」(専門家)という意見や、冬季大会は屋外会場が多いため「中国人は直接見られるだろう」(別の専門家)と有観客を予想する分析も伝えている。
欧米などでは、人権侵害を理由に要人の欠席やスポンサー企業の降板を求める声が上がる。中国政府は「国際社会はスポーツの政治問題化に反対だ」(外務省報道官)とくぎを刺した。
◇セーヌ川で開会式
次の夏季大会を24年に控えるフランス。
レゼコー紙は今月5日付の記事で「終盤でアクシデントがない限り、要の部分で成功した」と東京五輪を評価した。
パリ市内のパブリックビューイング会場では8日の閉会式に合わせて音楽ライブがあり、帰国した選手も合流。
マクロン大統領はパリ五輪開会式をセーヌ川で行う考えで、盛り上げに躍起になっている。
一方で、コロナ禍が早期に収束するかも気掛かりなようだ。
ルモンド紙(電子版)は、五輪と感染拡大の因果関係はないという菅義偉首相の説明に「疑問が残る」と指摘。
「緊急事態宣言のあまりに早い解除後、わずか数週間で再発令され、ワクチン接種も遅れている」と日本政府の対応を批判している。
またペリー元米国防長官や元ホワイトハウス高官など核軍縮の専門家らが長崎原爆の日の9日、バイデン米政権が検討を進めている「核の先制不使用」を軸とした政策の採用に反対しないと宣言するよう求める公開書簡を、菅義偉首相をはじめ、日本の主要政党党首に送った。
「核なき世界」を掲げたオバマ元政権が2016年に先制不使用を検討した際、日本など一部同盟国の反対で断念した経緯がある。
書簡は「核廃絶に向けた小さな、しかし重要な一歩を、核攻撃を受けた唯一の国の日本が阻止することになれば悲劇だ」と賛同を促した。
バイデン政権は新たな核戦略指針の策定を来年初めにも終えるとみられる。
その他アフガニスタンで南部を主な拠点とする反政府勢力タリバンが、政府側軍閥の地盤である北部を次々と攻略している。
9日までの4日間で北部5州を含む6州の州都を制圧。
月末の駐留米軍撤収完了を前に重点的に攻撃し、政府側の戦力をそぐ作戦とみられる。
タリバンは7日、中央アジアのトルクメニスタンに近い北部ジョズジャン州の州都を占領。
旧タリバン政権に抵抗を続けた「北部同盟」の一員で知られる有力軍閥のドスタム将軍(前第1副大統領)の牙城だ。
8日には、過去に北部同盟が支配した北部クンドゥズ、タハル両州の州都も陥落。
タリバンと渡り合った実績を持つ北部の軍閥は、ガニ政権の頼みの綱だった。
ガニ大統領は2日の演説で、今後6カ月で劣勢を挽回し、安定を取り戻すと強調。
「計画の要点は国家総動員だ」と述べ、各地の軍閥などから民兵を編成して政府軍を支援する必要性を訴えた。
ただ、6月にも同様の演説を行っており、北部が攻略される中、実効性に疑問符も付く。
《今日の東京コロナ感染状況》
今日の東京都のコロナ新規感染者数は2884人と、過去月曜としては最多。
最早先週と比べてとか、そう言ったレベルの感染者数の増加ではないが、敢えて比べれば前週同曜日から、689人増の感染大激増である。
この内現在入院している重症患者は、昨日より6人増の157人。
こうして感染が拡大するなか、自宅療養を余儀なくされる患者も増え続けている。
■ホテル療養は「100人待ち」
感染が拡大するなか、懸案となっているのが「自宅療養者」の急増である。
7日には、東京都の50代の女性が自宅療養中に急変し、亡くなっていたことが分かった。
■「もがき苦しんで、気付いたら…」
自宅療養者の命綱ともいえる“訪問診療”の現場では…。
40代男性:「(Q.きょうは何月何日?)きょうは、8月の…8月の…」
都内に住む40代の男性である。
一時、血中酸素飽和度が50〜60%と、かなり危険な状態だった。
しかし入院先が見つからず、10日間、自宅療養が続いている。
ひなた在宅クリニック山王・田代和馬院長(31):「肺炎の音が聞こえるので早めの、ちゃんとした大きな病院で診てもらうことが重要だと思います」
診断は「肺炎による意識障害」。
保健所に緊急入院が必要だと報告すると…。
ひなた在宅クリニック山王・田代和馬院長(31):「(入院先が)見つかりました、あの後。でも、プッシュしてプッシュしてって感じでしたね」
医師は、すでに医療崩壊が起きていると訴えている。
ひなた在宅クリニック山王・田代和馬院長(31):「一部の訪問診療医だけが頑張ったところで、到底間に合わない数に今後、なっていく。直接的な医療が届かないせいで、家で、もがき苦しんで気付いたら亡くなっていく人っていうのは、もう本当に急増していくだろうなと思う」
こうした非常事態に、菅義偉(すが・よしひで)首相は7月30日の記者会見で、新型コロナウイルスへの対応に失敗した場合、引責辞任する考えがあるかを問われ、「対応することが私の責任で、私はできると思っている」と語った、と、言う。
そしてそれ以降今も尚菅総理の口からは、謝罪の言葉さえ聴かれない。
開いた口が塞がらない。
ワクチン接種の遅れや五輪バブル方式の失敗等、既に対応出来ていないではないか。
このまま国民に謝罪もせずに、逃げ仰せるとでも思っているのだろうか。
それに東洋の魔女発言こそしなくなったが、菅総理は事ここに及んでも、パラリンピックでさえ中止しない意向だ。
してみると日本人は自分で自分の身を守るしかない、と、言う事。
最早菅総理はバッハ会長同様に、日本国民の敵でしかない
秋の総選挙で政権が変わったしたとしたら、次の総理はたとえそれが自民党総裁であっても、菅総理を始め現政権の閣僚等に責任だけは取らせて欲しい。
《馬券を買わなければこんなに得する!》
今日も競馬依存症治療の方は到って順調。
さて祭日なので先月から始めた新企画、「馬券を買わなければこんなに幸せ」、に続く、「馬券を買わなければこんなに得する」と、競馬をしないと得する事について書くコーナー。
第25話
今日も馬券を買わなかったが、今日は公営競馬が開催されている事さえ忘れていた。
気が付いた時には、18時00分を回っていた。
で、今日競馬をしなくて得をしたのは、競馬を忘れていた為ストレスが全く無かった事。
もし買っていたらも何も、損しようがない。
1円も損していないから、1日幸せな気分で居られた事は言う迄もなく、競馬の無い人生は最高に幸せ、と、感じられた1日であった。
それにしても「射幸心を捨てて、現実を受け入れる」、と、書いた貼り紙は効果大だ。
馬券を買う気が失せる処か、競馬自体が社会の害悪としか思えないようになっている。
日本全体が馬券を買わない気運になれば、宿敵JRAが潰れる可能性も出て来る。
そんな夢のような出来事を夢想する私。
何と言っても馬券を買わないと、馬券を買いに行く労力も負けての精神的ストレスも無い。
お金もそうだが、やはり精神的ストレスを感じ無いのが、1番の幸せだ。
とか、言っている間に、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間も過ぎた。
やはり今日の競馬やパチンコでの無事は、公営競馬が開催されている事さえ忘れていたお蔭だろう。
で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の反落で確実としたい。
なので仮に小幅反落なら発泡酒。
そこそこの反落なら久しぶりにビールを。
上昇ならお茶を飲んで早め就寝だが、明日は最低限発泡酒は飲めそうな気配。
或いはビール迄有るのか。
兎に角明日は早起きしよう。
最近は公営競馬やJRAの場外馬券売場は開いているものの、買いに行くのが面倒臭いを通り越して、場外馬券売場の存在意義への不信が募り、馬券を買う事を害悪とさえ思うようになって来た。
自画自賛になるが私も成長したものだ。
射幸心を捨てて貧乏を受け入れるに限る。
追伸・訳有って彦四郎君は私の従兄弟に貰わ
れてしまった。
来月新しい男子の熱帯魚が来る予定。
なので表紙は飽く迄イメージ。