第268話 8ヶ月と20日目 2月15日(月)

文字数 1,109文字

 今日日本中で弱気で売り方なのは私だけだ、と、確信出きる悲惨な1日であった。
 日経平均は大幅な上昇で引けた。
 ここ最近は連日で東京MXテレビの「東京マーケットワイド」を見ていない。
 相場などどうでも良い、と、思える程。
 引け値の日経平均は564円高の30084円と狂乱相場は絶好調。
 因って日経ダブルインバースも買値からはほど遠く下回り、405円の17円安と続落。
 また$¥レートは105.25円、と、円安に小動きした。
 大きなニュースでは宮城・福島の震度6の大地震で、3・11程の大地震ではないにしてもこのコロナ禍である。
 ダブルパンチの両県に於いては如何ばかりか心が痛む。
 そんな今日日経平均が30000円を超えるとは、今の相場はどうかしている。
 またアメリカは大恐慌以来のマイナス経済成長率で、イギリス等はブレグジットにコロナが加わり9・2%のマイナス成長は数百年振りのマイナス成長。
 株高はあり得ないのだが、異常に過ぎる。
 また株価には直接関係ないが、オリンピックパラ組織委員会の森会長の後任が決まらないようで、それこそ相場よりもどうでも良い話なのかも知れない。
 それともう一つ、シミュレーション銘柄である6459大和冷機が、買値を下回っていたがここに来て買値を取り戻している。
 今少し上がったら売りたい。
 また東京のコロナ新規感染者数は266人と、今日もステージチェンジの目標人数に到るも、小池知事は東京の緊急事態宣言解除の時期について今日も言及せず。
 肝心のニューヨーク市場はワシントンバースデー(大統領の日)で今夜は休場。
 但しニューヨーク先物はやはり$150程の上昇で、明日の日経平均も上昇するだろう。
 何が何でも弱気の立場を貫く私としては、目を瞑って遣り過ごすしかない。
 しかし考えようによっては来月日経ダブルインバースを買い増す際、安いのはプラス。
 と、プラス思考に自身を励ます私。
 しかし何と言っても感謝すべきは、不本意だが今日の狂乱相場だ。
 何となれば今日は阿呆らしいやら、悲しいやらで、競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせたのだから。
 やはり今日の競馬やパチンコでの無事は、出掛ける気にもなれなかった狂乱相場のお蔭か。
 それと今日歴史小説がもう1作書き出せた。
 あと文学賞用の作品も。
 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、歴史小説と文学賞向け作品の進展で確実としたい。
 と、言うか、小説でも書いていないとやってられない相場なのだ。
 我慢の相場は続くが信念は貫き通す。
 が、辛いけど競馬依存症の自主治療は順調。

 追伸・今日も元気な彦四郎君。
    やはり水槽の清掃後は気持ちが良い。
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