第247話 7ヶ月と30日目 1月25日(月)

文字数 1,755文字

 折角先週末下げたのに、今日日経平均は再び上昇に転じた。
 因って買値からは程遠く、日経ダブルインバースは446円の5円安で引けた。
 日経平均も190円高の28822円と、再び上昇しまたも29000円を目指そうとしている。
 が、ここ数日は上げたり下げたりを繰り返し、結局は29000円を前に尻込みしている。
 無論今の相場を創っているのは海外勢で、その動きを読む事が困難なのは分かっている。
 それに$¥レートも103.78円、と、尚も円高水準なのに全く関係がないような日経平均株価の推移で、連動していない事は火を見るより明らかな事も不可解。
 しかし何となくだが彼等が売り場を模索しているような気がする。
 何故なら何時まで経っても日経平均が29000円に達さないからだ。
 なので仮に29000円に達しても、海外勢の資金が他に向いたり或るいは狼狽売りに走ったりすると、相場が急落する可能性は十分に有り得ると思う。
 思っていた程の突き抜け感のない事が、それを物語っている。
 順番で言うなら明日下げて明後日上げる。
 なので仮に明後日下げれば、相場の流れが激変する要素は有る。
 東京のコロナ新規感染者数は618人と、検査数が少ないとは言はえ漸く1000人を切った。
 そこからすると日経平均は上げて然るべきであるが、しかし順番からいくと明日は日経平均が下げる日だ。
 況してや今夜のニューヨーク・ダウは、$75安の$30921、と、小幅安とは言え下げは下げである。
 私の方はと言うと、何が何でも弱気の立場を暫くは貫くつもりだし、経済実態の伴わない株高など早晩崩れ去ると思ってはいるが、今の市場は異常に過ぎるので迷う日もしばしば。
 然しながら初心は貫く。
 我慢の弱気である。
 とは言え感謝すべきはその難解な株価予測のお蔭で、競馬の開催時間やパチンコ屋の閉店時間をやり過ごす事が出来た事だ。
 やはり今日の競馬やパチンコでの無事は、株価予測のお蔭だろう。
 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の下落と文学賞向け作品の書き出しの成功で確実としたい。

 やっと文学賞向け作品の着想が出来た。
 ダイエットに纏わる小説とだけ言っておく。
 それにしてもノベルデイズで文学を追う事を止めてから、体調等総てが調子良い。
 悩みと言える悩みは日経平均が下がらない事くらいか。
 やはり推し作者さんには感謝しかない。
 ノベルデイズはノベルデイズなのであって、文学を追うべきでない事を教えて戴いた。
 本当に有り難い。
 もし文学賞で私に何か進展があれば、推し作者さんに真っ先に報告しよう。
 頑張れる希望を戴けたのだから。

 それともう一つ。
 韓国大統領文在寅(ムン・ジェイン)氏の今日の発言には、失望を通り越して悲哀さえ感じた。
 これから彼の率いる韓国政府は、「K-POP」或るいは「パラサイトに代表される映画」、等のコンテンツをバックアップするらしい。
 情けない。
 一国を代表する大統領の言葉とは思えない。
 検察を始め法曹界からはソッポを向かれ、日本政府は先日の従軍慰安婦裁判に於けるソウル地裁の判決で、最早話し合う事さえしないつもりだ。
 そればかりではない日本政府の輸出規制で、サムスンを始め半導体製造に絡む韓国の財閥企業からも、その外交能力の無さには辟易とされている事だろう。
 何より国民からも不支持率ばかりが高まり、
レームダック化が止まらない有様なのだ。
 北朝鮮にも、中国にも、誰にも相手にされず、何一つとして成果を挙げれない彼が、言うに事欠いて芸能や映画を支援するとは、余りにも酷過ぎて開いた口が塞がらないとはこの事。
 韓国の主幹産業とは何なのか。
 コンテンツでない事は小学生にも分かる。
 最早そんな事しか口に出来ないほど、彼は追い詰められているのだろう。
 恐らく彼は任期終了後の事が不安なのだ。
 歴代大統領のように自身も牢獄送りになる事が。
 しかしそうならない為にも、潔く後進に総てを委ねるべきだと思う。
 彼の残り一年以上の任期中、韓国の政治も、経済も、外交も、総てが停滞する。
 何とかならないのだろうか。
 それこそ世宗大王(セジョンデワン)のような名君が一刻も早く出て来る事を祈る。

 追伸・今日も滅茶苦茶元気な彦四郎君。
    週末公開予定。
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