2023/12/14 『ブレインダイバー新子景視』スゲー!!

文字数 2,946文字

12月12日に放送された『出川一茂ホラン☆フシギの会 超常現象3時間SP』を見ました。特に面白かったのは『ブレインダイバー新子景視』が出演したコーナー。
「ブレインダイバー新子景視」って人はあれですね。

(((本物の異能力者だっ!)))

って思えるほどの凄い技を持った人!
実際はマジシャンなんだろうからタネはあるはずだけれど、どんなトリックを使っているのかは素人にはまったく分かりません。
ただ最新の科学技術を用いているのならば可能な気がします。本当にそんな事ができるのか、実際にやっているのかどうかは分かりませんけど。

以前の放送でやったという、一茂の初恋の人の名前を一茂の脳内にダイブして当てるってやつ。小・中学校で一茂とすごく仲が良かった友人を探して金を払って口止めして聞き出していれば分かるかもしれない。でも本当に誰にも言った事がなかったのだとしたら不思議。

〔※追記:この時一茂は事前に初恋の人の名前「ゆみこ」と書いた紙を挟んだ小型のクリップボード(紙を挟む板)を、胸に押し当てて他人に見えないようにして持っていた。このクリップボードには筆圧を検知して送信する機能があったのではないかと思う〕

目隠しして椅子に座っている出川と一茂の感覚を繋げて、一茂に触ったらそれを出川が感じ取るってやつ。座っていたパイプ椅子の背もたれ部分と座面に仕掛けがあったのかもしれない。よくある電気ショックが出る椅子だったら出川なら簡単に分るだろうから、背もたれ部分は人が体に触ったように感じる程度にチューニングされた出力と放出時間にする。フォークを突き刺した時は座面に近い太ももかお尻付近を刺していたようだし、その部分だけにチューニングされた強い電気ショックが出るようにしておく。その操作はどこかにいるアシスタントがするとか?

〔※追記:電気じゃなくても、もっと単純に椅子の背もたれ部分から指で押した感じにむにゅっと付き出すピンが何か所かに仕込まれていたのかもしれない〕

今回の放送での一発目はホランが出したサイコロの目を当てるというもの。最初に「1」ばかり出たサイコロは、よく賭博のイカサマなんかで使う重り入りのサイコロなんだろうけど、すぐにすり替えたみたい。すり替えはマジシャンならお手の物。
で、ホランしか知らないサイコロの目を当てるってのは、サイコロの中に仕込まれている、現在どの面が上になっているかを検知する小型の装置から発信されている情報を、アシスタントが伝えているのではないかと思う。伝達方法は体のどこかに密着させている薄型の装置からの微弱な電気、もしくはピンのようなものが付き出すか振動。その回数か、あらかじめ決められていた短い暗号をモールス信号のようにして送信しているとか?
だとすれば澤部がサイコロの目を「3」から「4」に変更した時の事も簡単に分かる。一茂が上に投げてキャッチしたサイコロの目を当てたのもそれで説明できる。サイコロの目が何だったのかを見せない前に紙にどの目なのかを書いていたけれど、一茂をコントロールしてその目を出させたというのなら、投げる前に書いておかなきゃおかしい。それはキャッチしてどの目が上かが確定しないと答えられないから。

紙袋の中に入っている色違いの大きなボタンを四人にランダムに持ってもらうってやつ。ボタンを握っている本人も何色のボタンなのかは分からない。これはそれぞれのボタンの中に周波数の違う発信機が仕込まれていたんじゃないのかと思う。どの人が何色を持っているのか、右手に握っているのか左手に握っているのかは、GPSで検知していたのかな。でも普通のGPSではそんなに狭い範囲での高精度な情報は得られないんじゃないかと思うので、スタジオの天井かどこかにGPSのような装置が設置されていたのかもしれない。
しかしこの説の弱点は、ホランが握っているボタンの色を出川に当てさせた事。見つめ合ったホランの目が緑色に見えたってどーゆー事? ここにどんなトリックがあったんだろう? アシスタントがホランの目だけにピンポイントで害のない低出力のレーザー光でも当てていたのか? …………あ~~なんかそんな気がして来たな~。

ホランが描いたカエルのイラストとそっくりそのままの同じ絵を描いたやつ。ホランは一応自分にしか見えないように描いてはいたけれど、後方の壁のどこかに小型カメラが設置されていればどんな絵を描いていたのかは分かる。もしくは絵を描いていた黒板がタブレットのような機能を持つ物だったら、それを受信すればどんな絵なのか分かる。
その絵をスタジオのどこかの壁に人間の目では見えない赤外線か何かで投射する。その絵を赤外線を視認できるコンタクトレンズをはめた目で見て同じ絵を描く。って感じかな?

でもこの時予期せぬ事態がっ! 『一茂ダイブ』が発動してしまったのだっ!
一茂もホランとほぼ同じような絵を描いてしまったのだ! なんだっこの展開は? 意味わかんねーよ~! 一茂こそ真のナチュラルボーン能力者なのか?!

〔※追記:壁に投射するなんて面倒な事をしなくてもこれはできた。新子氏はホランと同じような黒板にチョークで絵を描いていた。(微妙に形状が違うのは、発信側と受信側の黒板を間違えないため?)しかも描いている絵の進行具合を誰にも見せずにだった。ガラス板に黒板と同じ色の塗料をごく薄く塗って、その下に仕込んだ液晶タブレットに絵を映してその線をなぞって描けば同じ絵になる。黒板全体の大きさに対してどの位置に描かれているのかと、絵の大きさも同じすぎる。少し微妙な線の違いはわざとなのかもしれないし、ナチュラルなのかもしれない。(ホランのチョークの中にはタブレットペンのようなものが仕込まれていたのかも)〕

最後にやったのは出川がクマの塗り絵に色を塗るというもので、塗り終わったらその塗り絵のクマと同じ配色のぬいぐるみが登場するというやつ。出川が何色のマジックを取ったのかは目隠しをしているから分からないという事だけど、アシスタントが通信装置で何色のマジックを取ったのか教えていればそれは分かる。出川にどこの部分にでも好きな色で塗ってもいいという指示ではなく、取った色を使って手を塗れ足を塗れと指示していたので、箱に入って隠されていたぬいぐるみと同じ配色になるように誘導していたんだろうな。

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※:これは余談です。
◎「ブレインダイバー」って言葉は、May'nが歌っていたアニメ『ファイ・ブレイン 神のパズル』のオープニング主題歌の「Brain Diver」と同じですね。このアニメを視聴していたし、主題歌も好きでした。(May'nの歌は「マクロスF」の時が最高に良かった!)

◎ブレインダイバー新子景視さんが着ていた黒いジャケットの背中には、派手なでっかい星のマークが付いていたけれど、なんかダッサ~って思ってしまった。色をダークグレーかダークブラウンにでもすればもうちょっとイケてる気がするんだけど……。いや、余計なお世話ですよね。本人はカッコイイと思っているのかもしれないですし。


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