2023/04/25 『妖術武芸帳』の打ち切りは納得

文字数 968文字

現在「東映時代劇YouTube」で『妖術武芸帳』を配信しています。存在は知っていましたが、見た事はなかったのでありがたいです。

主演はアニソン歌手・声優として有名な、佐々木功(現:ささきいさお)さんです。当時ささきさんはこの番組のために京都に引っ越したのに、1クール13話で打ち切りになってしまったので、すぐに東京に戻って来た。というエピソードは知っていたので、どんな内容だったのか興味がありました。

配信された『妖術武芸帳』を視聴してみたところ、「あ、これは子供には受けないわ」って内容でした。とにかくおどろおどろしくて気持ち悪くて怖い。って、小さな子供なら思ってしまいそうです。首は飛ぶし腕も転がるし。自分が子供だったら見ないよな~。

自分の子供時代には子供向け番組ではあっても、内容がハードすぎる番組は実際に途中で見なくなりました。怖いのは平気だけど、気持ち悪いのは嫌い。シリアスすぎるのも好きじゃない。今ならそんなのも大丈夫だけど、面白くなければ見なくなるだけ。

オープニングの映像には主題歌が流れるけれど、そこに入るセリフがまた不気味で怖い。本当に子供向け番組として作ったのかな? 子供って怖い物好きだって思ったのかな?
主題歌は、せっかくささきさんが主演するなら、ささきさん自身に歌ってもらいたかったな。元々は歌手なんだから。

主演のささきさんは声が良いのはもちろんだけど、めっちゃイケメン。でもちょっと表情がカタイですね。もう少し喜怒哀楽の表情が顔に出たほうが良いのになって思います。衣装ももう少し子供に受けるような派手な感じでも良かった気がします。

『妖術武芸帳』というタイトルから、主人公も妖術を使って対抗するのかと思っていたら、単に剣の腕が良かっただけでした。妖術に対して剣だけで戦うのは、ちょっと無理があるような気がします。やはり、特殊スキルには特殊スキルで対抗した方が面白いんじゃないかと。サムライだから忍術だとキャラに合わないから、仙術をマスターしていて妖術と戦うとかだったら、もっと子供にウケたかも。

相棒は丹下段平の声やドラマでおなじみだった藤岡重慶さん。とても良いキャラです。
それと、この番組ではベジータの声でおなじみの声優、堀川りょうさんの子役時代の姿が見られます。当時は多少ポッチャリ君だったんですね。

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