2023/08/23 突然使えなくなった画像編集ソフトの原因を究明!(1)

文字数 2,515文字

画像編集ソフトの『Photoshop Elements 2.0』を、XP時代から長年愛用しています。2002年製のソフトですから、21年も昔のものです。古くてもシロートがちょっと使うくらいなら機能的に特に問題はなし。

この『Photoshop Elements 2.0』は同じものを二つ持っています。CD二枚とシリアルナンバー二つ。昔同じ時期に買ったスキャナーとペンタブに、それぞれオマケとして付いてきたものです。(単体で買うとしたら一万円ちょっとくらいのソフト)

当時十数万円もした本物の『Photoshop』が欲しかったけれど、とりあえず『Elements』を使いこなせるようになって、機能的に物足りなくなったら本物を買えばいいかな~とか思っていましたが、『Elements』で充分事足りてしまったので本物は買いませんでした。(本物はめちゃくちゃ勉強しないと全機能は使いこなせないとか聞きましたし)

プロとして完成品を納入するには機能が不足していますが(CMYKカラーに対応していない等)、ネットで何かをちょっと発表する程度なら、必要にして充分じゃないかな?
本物だと自動でワンタッチで出来る事を、手動で2、3工程増やすだけで同じような結果が得られますしね。


で、その『Photoshop Elements 2.0』を、新しく作ったPCにインストールしたわけですよ。ところがまともに作動しない。
「あれ~? なんでだ? 旧メインPCではちゃんと動いていたぞ?」
「OSもWin10で同じだし、なぜ動かないのか理由が分からない」
(※:Win11にしなかった理由や新しいPCについては、そのうちに書くかもしれません)

「最新のパーツのPCだと、古いソフトはもはや動かないのか?」
「ちょっと使うだけなら古いソフトで充分なのだが、やはり買い替えねばならないのか?」
などと色々と考えてみる。

買い替えなけりゃならないとしたら、値段はどのくらいなのかを調べてみた。
本物のPhotoshopの買い切り型は今は存在せずに、サブスクオンリーになっているのは知っていたけれど、一番安いプランで月1,078円。Photoshop以外に「Lightroom」「Lightroom Classic」「20GBのクラウドストレージ」付き。
余計なものはいらないから、Photoshopだけ使えて月500円ぐらいのプランがあればいいのにな~とか思う。

『Photoshop Elements 2023』は買い切り型しかなくて、Adobeからだと19,580円。尼が販売元・出荷元だとオンラインコードWin版が17,622円。(もっと安いのもあるけれど、怪しい香りがする。1万円以下のは特に怪しい)
Elementsならサブスクを一年ちょっと払う値段で買えてしまうんだよな。機能は劣るけれど、自分的にはElementsで充分な気がするしな~。

でも最新版のPhotoshopにはAIによる画像生成の機能が搭載されていて、とても魅力的ではある。体験版もあるから、ちょっと試してみたかったけれど7日間しか使えない。Elementsの場合は30日間の無料体験版があるのにケチくさい気がするけれど、値段が違うしね。

基本操作も分からない体験版を7日間使ってもしゃーないから、Elements 2023の体験版を新しいPCにインストールしてみた。あたりまえだけどちゃんと動作する。


↑『Photoshop Elements 2.0』(この画像は旧サブのサブPCのもの。旧メインPCのは一番下のバーを非表示にして、作業領域を少し広くしてあります)



↑『Photoshop Elements 2023』

2023は、エキスパートモードにしてみてもめっちゃ初心者向けって感じ。
上下のバーの面積が広すぎて、作業領域が狭いです。左右のツールバーとパネルバーの面積が広いし、固定されていて動かせない。(非表示にはできるけど)

UIスケールの切り替えが100パーセントと200パーセントしかない。(本物は25パーセント刻みで変えられるのに)

タブ形式だと複数の画像を開いた時にめんどくさい気がする。(別の画像から一部を切り取って貼り付ける時など。これは個人的な使用方法にもよりますが)

レイヤーの表示・非表示がパッと見分かりづらい。目玉マークに斜めの赤線より、2.0みたいに目玉が表示されているかいないかの方が分かりやすいのに。

使用する時にツールオプションバーが下段のタスクバーからでっかく飛び出すのが好きじゃない。2,0みたいに上方に細く出ているだけで良い。(しかも好きな場所に移動できたし)

本物とUIが違いすぎる。同じUIにして、機能だけを制限すれば良いのにな。Elementsから本物に変えた時に、違いすぎてとまどってしまうかも。
2.0にはあった、数値を直接入力する機能が省略されている。バーのボタンをつまんで数値を見ながら動かすのはめんどくさい。

一応Elements 2023にもAIによる画像生成の機能が搭載されていたので使ってみましたが、「なんじゃこりゃ?」って感じで使い物にならなかった。使い方が悪いのかもしれないけれど。

--------------------------------------------------------

使い慣れていないせいもあるとは思いますが、『Photoshop Elements 2023』はイマイチな感じ。できる事なら引き続き慣れている『Photoshop Elements 2.0』を使いたいんだけど……。
とか思いながら、旧サブのサブPCのWindowsアップデートがてら、なぜこのPCでは古いソフトが使えているのかを解明しようとしました。

が、あ~ら、なんて事でしょう。旧サブのサブPCの『Photoshop Elements 2.0』が使えなくなっているではありませんか~!
「ええーーっ!! 以前はバリバリに使えていたはずだよなーーーっっ!!!」
「なんでだあぁあぁーーーーーっっ!!!!!」


(※:長くなったので次回に続く)

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み