2022/05/17 『思春期美少女合体ロボ ジーマイン』全6話を視聴

文字数 859文字

スーパーロボの事を調べていたら、OVAの『思春期美少女合体ロボ ジーマイン』(1999年)ってのがあった。
あー、これ観た事がないなー、思春期美少女? どんなアニメなのかな? 全6話だし、お手軽に観れそう。と思って視聴してみました。

浅草の下町に住んでいる四姉妹が巨大ロボに乗り込むわけですが、ロボを操縦するキャラにしてはちょっと顔が地味な気がする。ダメってわけじゃないけれど、ロボとの組み合わせだと、もうちょっと派手なお顔のキャラのほうが合うかなーと。
浅草の下町での日常生活や、住んでいる古い木造の日本家屋には、このキャラは抜群にマッチするけれど。この絵柄で下町での人情話とかのアニメを作れば、けっこういいアニメになりそうな気がする。
キャラデザをした『波丸鴨』という人を調べてみたら、少しレトロっぽい、しっとりとした良い絵を描くイラストレーターだった。名前が『ハマルかも』ってのがセンスがあって面白い。

未来からやって来たらしい敵のキャラデザインには、大友克洋っぽさを感じる。このまま『アキラ』に出演していても違和感を感じなさそう。液体金属生命体っぽいこの敵は、なんのために現代にやって来たのかの目的は不明だけれど、四姉妹を狙っているところを見ると、この姉妹の子孫が未来で邪魔になるとかの、ターミネーター的な理由なんだろうな。巨大ロボ・ジーマインの強化改良発展型に乗る子孫が、未来でこの敵を追い詰めているとかなんだろう。
姉妹の味方をしてくれる謎のイケメン青年は、プログラムを書き換えられたシュワちゃん的な人類側のターミネーターって事なんだろうな。T2をパクリすぎ。

巨大ロボは勇者ロボシリーズ的な、大きなパーツがゴテゴテと付いている物だけど、もうちょっとリアル寄りのシンプルなロボのほうが、自分好みだったかもしれない。この頃はまだ手描きロボだと思うけど、合体シーンが細かく描かれていて好き。

最終回の6話の最後に『To Be Continued』と出ていたけれど、続きは作られなかったみたい。あまり売れなかったのかな?

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