2023/05/09 あっ! 左利きのサムライが登場したっ!

文字数 1,100文字

『素浪人 月影兵庫』第1シリーズの第15話に、左利きのサムライが登場した!
先月、左利きのサムライはいないとか書いたけれど、時代劇にもちゃんと登場していたんだな~。

コメント欄にも「時代劇でたまに左利きを見る」と書かれていたから、単に自分が知らなかっただけみたいですね。
大河ドラマとか見ないし、最近は民放で時代劇をやってないし、昔もそんなに大量に見ていたわけではなかったし。
(東映時代劇YouTubeチャンネルでも、視聴しているのは『月影兵庫』と『妖術武芸帳』だけだし)

それで第15話に登場した左利きの侍ですが、刀は通常通り左側の腰に差しています。居合斬りを得意としているようで、刀を抜く前には右手で(さや)を掴んで、グリっと捻ります。刃の部分が体側の向き、峰が外向きになるように水平に。そして独特のポーズで構えて左手で素早く刀を抜き、すぐに鞘に納めます。なんかカッコイイ。

「左の腰に差している刀は左手では抜けない」とかって説があるけれど、普通に抜けてますね。
ちょうどその前の週に配信されていた『妖術武芸帳』でも、右手を負傷した主人公が左手で刀を抜いていたんだけれど、左手で抜けない説は間違いなのか?
もっと長い刀なら抜けないかもしれないけど、普通サイズなら大丈夫みたいですね。

ついでだからもうひとつ。「背中に背負っている刀は、右肩側から出すと右手で抜けない」って説。YouTubeでそんな事を言ってる人が何人かいます。
『仮面の忍者 赤影』の赤影さんは普通に抜いてるんだけどね。刀の(つば)に手を引っかけて抜くという独特のスタイルですが。
『忍者部隊 月光』でも普通に右肩から出ている刀を抜いていたし、鞘に納めてもいた。
『変身忍者 嵐』と『快傑ライオン丸』は、その辺ごまかしていたように思う。特にライオン丸の刀は長いから難しそうです。ノールックで鞘に納めるなど、絶対にできない芸当だろう。(普通の人間にはね)
長い刀は無理でも、短い忍者刀だから可能なのかもしれない。と言っても、そんなに短くは見えないけれど。

「背中に背負った刀は左肩の方から出すのがリアルだ」という説が現在主流のような気がします。でも赤影さんと月光は実際に抜いているし、第一、右肩から出ている刀を右手で掴んでいるキメポーズは、めちゃくちゃカッコイイから右肩でもイイのだ‼

背負っている紐を少し緩めにして、右手で抜くのと同時に左手で鞘を下に引っ張れば、多少長い刀でも抜けそうな気がするんだけどな。手元に刀が無いから実証できないのが残念ですけど。
従兄の家に、山で拾ったという鹿の角に掛けられた模造刀が飾ってあるんだけど、アレ、貸してもらえないかな~?

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