2022/04/30 『味玉』を作る百均の容器が欲しい!

文字数 1,786文字

ある日冷蔵庫を開けてみると、卵が多めに入っていた。今週はあまり卵を使った料理を作らなかったみたいだ。
そんなに古い卵と言うわけではないが、生っぽい卵料理にはなんとなく使いたくない気分。だから早めに使い切ったほうが無難だろう。
生っぽい料理とは言っても、自宅では卵かけごはんは食べないし、うどんやそばを月見にするくらい。あとは目玉焼きは片面焼きのサニーサイドアップ派で、黄身はトロトロが好きなので、生っぽいのはそれくらいかな。

そういえば、自宅でゆで卵ってあまり作った事がない。好きなんだけれど、なぜか作らない。ごはんのおかずと言うよりも、おやつっぽい感じだからかな?
では久々に、ここは一発ゆで卵を作るとしましょう。
ゆで卵の作り方を古い記憶、脳内アーカイブから引き出す。えーと確か、卵は水から茹でて箸でコロコロ動かしてやると、黄身が綺麗に中心に来るとか言っていたと思う。でも鍋に張り付いてずっとコロコロするのもめんどくさい。とりあえずそこは省略して水から茹でる。なんか、酢をちょっと入れるとなんとかだと言っていたような気もする。殻が綺麗に剥けるとかだったかもしれないけれど、そこも省略。下手して酸っぱくなったら嫌だし。

お湯が沸騰したら15分くらい茹でればいいのかな? 半熟も美味しそうだけれど、ここはハードボイルド、固茹で卵で。
茹で上がったら水にさらして冷ます。冷めたら固いテーブルなどの平らな所に、優しく全体を叩きつけて殻にヒビを入れる。
殻は気持ちが良いほどに綺麗に剥けた。やはりゆで卵は少し古めの卵のほうが殻を剥きやすい。小学校の家庭科の授業でもそう習ったような記憶がある。

小学校と言えば、小学校の給食でゆで卵が出された時の事を思い出す。卵が新鮮過ぎたのか、殻と白身の表面の薄皮がぜんぜん剥けなかった事があった。無理やり剥いたら殻側にごっそりと白身を持っていかれて、表面がボコボコの小っちゃな卵になってしまった、そんな懐かしき遠い記憶。

塩をかけた物とマヨネーズをかけた物を食べてみたが、どちらも甲乙付け難い。シンプルにさっぱりとした塩も良いし、こってりとして酸味の効いたマヨネーズも捨て難い。

でもやっぱり煮卵だよなー。煮卵サイコー!
と言うわけで、残りのゆで卵で煮卵を作る事にする。
作り方なんて知らないけれど、要は玉子を醤油味で煮ればいいだけだろう?
家にある一番小さな鍋を選択してみたが、それでもまだ大きい。大量に煮るならともかく、数個の玉子では無駄なスペースが出来てしまう。煮汁を玉子が半分ほど浸かる量にしても、かなり無駄になる。

これは以前にテレビで見た、100均の『味付けたまごメーカー』ってやつを使えば、少量のめんつゆで作れるはずだが、何度も買いに行ったが売り切れで買えなかった。ビニール袋を使っても同様の事が出来るらしいが、あいにくと袋の収納場所が分からない。家探しするのもメンドーだし。まあ、『煮卵』と言う名称からして、本来は鍋で煮て作る物だと思うから、方法としては間違っちゃいないだろう。
で、出来上がったので食べてみる。ムチャクチャうまいっ‼ テキトーに作ってもこの美味さ! やっぱ煮卵はおいしいな~。

それからまた卵が多めに余っている時に味付け玉子を作ってみた。今度は煮ないで作るから煮卵ではなく、味付け玉子だ。
新品のビニール袋の収納場所も分かったので、ビニール袋に少量のめんつゆを入れて作ってみる。
あの有名なジップロックの袋が二種類の大きさであったのだが、味玉を作るにはちょっと大きすぎるサイズ。それより小型の類似品があったのでそれにした。ジップロックだと、ジッパーの部分を横にシャーっと引っ張れば開閉が簡単なんだけど、類似品はジッパーをプチプチと閉じねばならぬ。でもまあ、そんなに労力が必要でもないし、これで充分なんだけど。
そしてめんつゆを入れて玉子を漬け込む。出来上がりは、表面が多少まだら模様ではあるが、味に変わりはない。メチャウマー!

あの手に入れられなかった100均の『味付けたまごメーカー』だが、つい先日のテレビで大量に再入荷したと言っていたけれど、テレビで情報を流すと直後に絶対に売り切れになってしまうから、もう残ってはいないだろう。めっちゃ欲しいんだけど、もう少し期間を開けてから100均に行って、再々入荷していたらゲットしたいなー。

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