2023/03/07 漫画『サンダー3』を読んでみた

文字数 912文字

『川島・山内のマンガ沼』で、かまいたち・山内がオススメ漫画として紹介していたので『サンダー3』を読んでみました。
山内が「何を言ってもネタバレになるから言えない」と言っていましたが、読んでみたらなるほどねって思いました。この漫画は事前情報を一切入れずに読んだ方が衝撃度は高いです。まだ未読の人は、何も調べずにとにかくいきなり読んでみる事をおすすめします。

この漫画は連載前から話題になっていたそうですが、発表もされていないのになんで話題になるの? って意味不明でしたが、どうやら編集長がチビるくらいの衝撃を受けたとかって事を連載前に書いたらしいです。

元となる大雑把なアイデアとしては、過去に作られた何作かの映画などでも使われていますが、それを漫画として表現するとなるとかなりの力量が必要です。アイデアを思い付いたとしても、このように描ける漫画家は少ないんじゃないかと思います。

これを描いた漫画家はこの作品がデビュー作だという事らしいですが、某有名な漫画家のアシスタントだったんじゃないかと言われていたり、実はその漫画家が別名で描いているんじゃないかと言われているらしいです。
某有名漫画家の別名説は、もしも本当の事だとしたらなんとなく腑に落ちます。その漫画家の作品だと言うだけでネタバレしそうで、最初の衝撃的なインパクトの威力が損なわれる気がしますので。

多少の懸念事項として、この漫画のコミックスの表紙の絵はどうなのかな~、売り上げに影響しないかな~って事です。この漫画の内容を知らない人が表紙を見ただけで買ってくれるのかなと。表紙の絵が気に入ったから買うという「表紙買い」はよくある事なので、それがこのコミックスの絵で通用するのかどうか。決して悪い絵ではないし、この絵柄が好きって人もいるでしょうけれど……うん、まあこの絵じゃないとアレですから、仕方なしですけどね。

まだ連載の途中なのでなんとも言えませんけれど、主人公たち以外の人の話は個人的にはちょっとだれるような気がします。よくある普通の漫画って感じ。でも面白くなる要素はかなりありますので、今後の展開には注目したいと思います。ただの出オチ漫画ではない事を祈ります。

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み