2021/06/30 バラエティー番組で自衛隊スペシャル

文字数 1,022文字

少し前のバラエティー番組で自衛隊の特集をやっていた。ゲストに元自衛官のお笑い芸人やす子と、ドラマのリコカツで自衛官役の田辺桃子さんが番宣も兼ねて出演していた。(やす子がリコカツの最終回にちょろっと出演していたのにはビックリした。このバラエティーが伏線だったんだ!)

興味があったのは陸上自衛隊の幹部候補生の訓練風景だ。
新型の20式小銃が見られるかと期待していたが、残念ながら89式小銃しか映らなかった。まだ納入数が少ないから無理もないけれど。
その代わりに高速道路を走れるほどのスピードが出せる装輪戦車と、分隊支援火器のMINIMIの射撃(空砲)が見られたので良しとしよう。

20式と89式でどっちがカッコイイか。自分の好みだと今のところ89式かな。スラっとしたデザインが好き。20式のデザインは他国の銃を色々とパクっているみたいでちょっとどうかなーとか思ってしまうし。実際に使うとしたら20式のほうが扱いやすそうではあるけれど。

今回初めて気が付いた事。射撃の時って銃床の一番下の面しか肩に付けないんだなと。直銃床だと照門の位置が低いから、覗くとどうしても銃床は上に上がってしまうみたいだ。肩が痛くはならないのだろうか?
米軍のM-16って、どうしてあんな高い位置に照門と照星が付いているんだろうと思っていた。銃身に近い低い位置のほうが命中率が上がるのではと。でもそれは、銃床をしっかりと肩付けするためだったのかもしれないと今回思った。

針金が沢山張ってある下の狭い空間を小銃を持って匍匐前進する場面があったが、芸人のやす子がたまに披露する匍匐前進のほうが上手なんじゃないかとちょっと思った。
地面は砂場になっているんだけれど、どう見ても銃口に砂が入っているけれど大丈夫なのか? と思っていたら、続く伏射での実弾射撃で射撃は得意だという隊員が四発全弾外していた。砂が銃口から入ると弾が真っ直ぐ飛ばないらしい。銃の作動不良も多かったみたいだ。やっぱりね。(AK-47なら命中率はともかく、作動不良にはならないかも?)

標的に命中すると竹竿の先の標的がクルクルと左右に回転するんだけれど、その回転の仕組みが超アナログ式で驚いた。
地面の下にコンクリートで固めた狭くて細長い廊下みたいなものがあって、そこに潜っている人が標的の付いた竹竿を持っていて、命中すると手でクルクル回すって感じで。機械式にすると故障の可能性があるからだそうだが、なんか原始的な感じ。

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み