2023/02/25 『呪怨』シリーズを観る

文字数 1,187文字

『CUBE キューブ』が面白かったので、ちょっと怖い映画が観たくなって『呪怨』シリーズを観てみました。

『呪怨(ビデオ版)』(2000年)
『呪怨2(ビデオ版)』(2000年)
『呪怨(劇場版)』(2003年)
『呪怨2(劇場版)』(2003年)
『呪怨 白い老女』(2009年)
『呪怨 黒い少女』(2009年)
『呪怨 終わりの始まり』(2014年)
『呪怨 -ザ・ファイナル-』(2015年)

の8作品を休み休みですが一気見しました。
ドラマの『呪怨:呪いの家』と、ハリウッドのリメイク版『THE JUON/呪怨』『呪怨 パンデミック』『呪怨 ザ・グラッジ3』は今回パスしました。

ビデオ版の『呪怨』は大昔にレンタルかテレビで観た記憶がありますが、劇場版はどうだったのか忘れました。昔見た時にはけっこう怖かったけれど、今回観てみたら昔よりは怖くなかったです。面白い映画ではありましたけれど。

しかし、恨みのある人間を呪うだけならまだしも、あまり関係のない人間まで呪い殺すってのは理不尽すぎるよな~って思います。まあ、現実でも他人に八つ当たりする人はいるし、理性の無い恨みだけの霊という存在になったら、誰かれ構わず呪ってしまうのかもしれないけれど。でもやっぱり理不尽すぎて迷惑だな~。

伽椰子と俊雄という二体の霊が、それぞれに違う怖さがあって良いですね。血まみれの姿で這いずり廻って「ア゛ア゛ア゛ア゛」と気味の悪い声を発する伽椰子。「ニャー」としか言わない白塗りの俊雄。
俊雄がなぜ「ニャー」って鳴いているのかは、劇中では一切説明がなくて分からないけれど、設定を読むと「ああ、そうなんだ」って納得(?)します。猫は出てくるから、めっちゃ推理力のある人なら分かるかもしれないけれど。

伽椰子がなぜ殺されて霊になったのかも、劇中でしっかりとした説明がされていません。よく観ていればなんとなくは推察できるかもしれないけれど、細かい部分は設定を読まなければ分かりません。細かい事は必要ないと言えば無いんですけれどね。恐ろしい怨霊であればそれで良し、という判断なのでしょう。

初期の4作品で使われていた「昭和の家」って感じの佐伯家は今でもあるのかなって思って調べてみたら、どうやら再開発っぽい事になって取り壊されてしまったようです。Google Earthで見ると新しい建物を建設中みたいです。その辺りに集中していた、劇中で使われていた貸しスタジオだった他の何軒かの家も無くなってしまったようで寂しいです。昭和の香りのする良い雰囲気の家ばかりだったのに。

今回は8作品を一気見しましたけれど、特に話が進展するという事もなく、たたひたすらにいろんな人が理不尽に呪い殺されるばかりで、同じようなパターンの繰り返しなので、少し期間を開けてたまに見た方が良いかもしれません。そのほうが飽きずに観られるかも。

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