2020/07/20 セーラームーンの昔話など

文字数 575文字

昔々のある日、『美少女戦士セーラームーン』というアニメ番組の放送が開始された。

第一話から視聴し始めたのだが、その面白さにすでに一話目から“ドハマリ”した。
もう、自分のハートはセーラームーンに夢中で、ガッチリと鷲掴みされた状態なのさ!
しかし、五話目くらいでフッと我に返って思った。


「ヤバイ! このまま面白過ぎるセーラームーンの視聴を続けると、自分はダメ人間になる! 人の道を踏み外し、奈落の底へと転落し、一般人として社会に適合するなどという事は二度と叶わぬ夢になる!」


……そして自分は五話くらいで視聴を止めた。

それは断腸の思いだった。胸の奥がジリジリと焼け焦げるような、心がキリキリと締め付けられるような、そんな思いだった。
が、それから2、3話くらい視聴するのを止めていた自分だったが、日に日にセーラームーンへの思いは募るばかり。
あの可愛いキャラ達をもう一度観たい! あの楽しい話をもう一度観たい! まるで麻薬の禁断症状のように(使った事が無いので想像ですが)心から渇望し、恋焦がれる。

まあ、そんなこんなで結局また観始めました。
ええ、そうです。自分はダメ人間になりました。
今にして思えば、視聴再開という選択をした時点が自分の『人生の分岐点』だったのかも知れない。
しかし、現在ではその選択に後悔は無い! それでいいのだ! ああ、楽しきかなダメ人間っ!!!
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