2022/04/24 『ぼんじり』を使ってお手軽クッキング

文字数 828文字

冷凍庫を開けてみたら、一番底に味付けの『ぼんじり』が2パック入っていた。
これは以前に取り寄せた物だが、めちゃくちゃ脂っこかったし食感もフニャフニャしていてあまり好みではなかった。
「好きじゃない」と言ったせいか、残りは冷凍保存したまま冷凍庫の底に放置されていたようだ。

世間では『ぼんじり』は好まれているようだが、自分は店では食べた事がない。店で調理された物を食べてみれば美味しいのかもしれない。特に焼き鳥にした物は美味しそうに見える。
あのフニャフニャの食感はじっくりと火を通して、表面が少し焦げるくらいにすれば改善するかもしれない。
まだ賞味期限切れになるまでは少し日数が有るけれど、今の内に食べて処分してしまおうと決意した。

冷蔵庫の中を見ると、定番の〇ちゃんの焼きそばが入っている。野菜室を覗くと、大き目のタッパーに入ったキャベツの千切りが入っている。まだシャキシャキとはしているが、一部分がほんの少し変色し始めている。こいつも食べて処分だ。
ピーマンも有るが、一部が少し柔らかくなっている。こいつも処分!
ニンニクも丸ごと一個未使用のまま入っている。これを2欠けらほどスライスして入れるとなおイイ感じかも。

と言うわけで、冷蔵庫の中の食材処分として『ぼんじり』入りの焼きそばを作る事にした。
フライパンにニンニクのスライスと共に『ぼんじり』を入れ、じっくりと火を通してから残りの野菜をぶち込み、麺を入れて完成。うむ、お手軽だ。
それから実食。熱々の麺を口に運ぶ。ニンニクとソースの焦げた香りが食欲を刺激する。
口に入れて噛み締める。『ぼんじり』は味付けだったので、ちょっと味が濃すぎるかとも思ったが、やはり焼きそばは味が濃い目の下品な味がよく似合う。
正直、めちゃくちゃ美味いっ‼ 普段食べる焼きそばより数段美味いっ‼ 少し焦げ目をつけた『ぼんじり』は麺とよく合うっ‼

結論っ! 食材処分で作った『ぼんじり』入りの焼きそばは、自分の予想の上を行く美味しさでしたっ‼

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