2022/05/14 『デビルマン』の実写映画を久しぶりに観た

文字数 745文字

GYA〇で無料だったので、2004年に公開された実写映画の『デビルマン』を久しぶりに観ました。
当時観た時には、何から何までがすべて酷すぎる映画だと思った。今回観終わったら、めちゃくちゃに酷評しようと思った。
でもしかし、あれ? どうした? なぜだ? 酷いは酷いけれど、そんなに最低な出来の映画だとは今回感じなかった。それほど悪くもないかなーって感じ。もちろん不満な箇所は多々あれども。ちゃんとした演技ができる俳優さんも出演しているし。
やはり、期待度最低、いや、マイナス1000くらいに思って観ていたから、それほどダメ映画に感じなかったのかも。

前に何かのインダビューで読んだけれど、この映画の監督に那須博之監督を指名したのは、東映の白倉Pだと自分で言っていた。
当時那須監督は『セーラームーン』の実写映画化を企画していたけれど、白倉Pが自分でテレビドラマ化したいからと、その企画をぶん取ったらしい。その代わりとして『デビルマン』の監督を任せたと言っていた。

那須監督は実写映画の『ビー・バップ・ハイスクール』で名を馳せた監督で、シリーズ化して6本撮った。その後『ろくでなしBLUES』や『新・湘南爆走族』の実写や『モー娘。』の映画を撮った監督だ。
撮った映画の系統的に『デビルマン』を撮らせるのは、ちょっと荷が重すぎたんじゃないかと思う。監督を依頼するならば、大昔から『デビルマン』が大好きでしょうがなく、デビルマン愛がはち切れて溢れ出しまくっている監督に依頼して欲しかった。
この映画が酷評されているのは、白倉Pにも責任の一端がある気がする。

那須監督が撮った『セーラームーン』も観てみたかったな。若くてカワイイ女優さん達が多数出演して、チャラチャラとした明るく楽しい映画になったんじゃないかなー。

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