2022/01/25 本宮ひろ志『まだ、生きてる…』を読んでみた

文字数 572文字

ヒロシのひとりキャンプのすすめ』で、ヒロシがおすすめ漫画だって言っていたので読んでみました。全2巻。
1巻は定年を過ぎた男が家族に捨てられ、全財産を持ち逃げされて絶望。死のうとしたけれど失敗して、そのまま山奥でサバイバル生活を始めるって内容。2巻はその息子の話。

読んでいる最中、勝手に他人の土地に住み着いて小屋を作ったり畑を作ったり、山菜なんかを取るってダメじゃーんって思って気になって仕方がなかった。日本が壊滅状態だったら許されるだろうけど。
畑に野生の獣対策をしていないのも気になった。全部動物に食べられちゃうぞ。

2巻しかないのでサラっと読めるけど、サバイバル生活も人間ドラマもちょっと物足りない感じがします。
1巻はまあ、こんなものかなって気がするけれど、2巻はわりと唐突にエピソードがポンポンっと出て来るので、もうちょっと長い話でじっくりと読みたかったですね。

日本の山ってほとんどが杉の木を植樹されているので、人間が生きていけるほどの食料を確保するのは難しそうだなー。広大な自然林が残っている場所なら可能かもしれないけれど。
テレビでたまに自給自足に近いような生活をしている人も見ますが、子供がいると学校に通わせないといけないし、お金もかかるから現金を稼がないといけない。病気やケガの時も困る。現代社会では完全自給自足は無理でしょうね。

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