2022/06/05 『テレビマガジン』と『冒険王』の思ひで

文字数 917文字

どちらの雑誌も特撮ヒーロー物を前面に押し出していましたが、『テレビマガジン』は画像と情報が主体、『冒険王』は漫画が主体の雑誌でした。テレマガにも漫画は載っていましたけれど、ページ数が少ないんですよね。ヒーロー漫画は冒険王のほうが読み応えがありました。

(大昔にスキャンした画像です)


特撮ヒーローが全盛期の頃の雑誌です。テレマガにはキカイダーが載ってなかったんですよね。小学館の独占だったから。戦隊もか。円谷のウルトラマンも無し。トリプルファイターは載ってたけど。突撃ヒューマンも載ってた様な?

あだち充先生が描いたレインボーマンの漫画はカッコよくて好きでした。特に目の描き方が大好き! でもちょうどこの頃に石油ショックなどというものが起こって、紙の値段が高騰して漫画のページが減少。レインボーマンも打ち切りになっちゃいました。残念だったなー。
破裏拳ポリマーの漫画も絵がかっこよくて大好きでした。

雑誌に掲載されている画像のヒーロースーツは、テレビ放送前の検討段階に作られた物がよく載っていました。V3の胸のコンバーターラングが付いていなかったり、Xライダーの胸の形状が違っていたり手袋やブーツの色が違っていたりとか、けっこう貴重な画像です。流星人間ゾーンの女の子のゾーンエンジェルのNG衣装が銀色パンツじゃなくて、タイツと同色同素材のブルマみたいだったのは、見た時にちょっとHだなーって思いました。

初期のテレマガって特撮情報誌みたいな感じで、わりと高年齢層向けな感じでしたけれど、何年かして読んでみたらめっちゃ低年齢層向け、幼児向けの内容になっていてガッカリしました。

(大昔にスキャンした画像です)


冒険王はけっこう分厚くて、ひとつの漫画のページ数が多くて読み応えがありました。
やっぱりすがやみつる先生の仮面ライダーの漫画が好きでした。新サイクロン(漫画内ではニューサイクロンと呼称)が登場した時は胸が躍りました。
一峰大二先生の快傑ライオン丸も好きでした。ちょっと独特の絵のタッチが時代劇によく合っていました。
石川賢先生が描く変身忍者嵐はテレビの内容とかなり違っていて、当時はちょっとだけ違和感がありましたけど嫌いじゃなかったです。

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