2022/06/19 『保護されました』と『発見されました』

文字数 501文字

時たま『警察署からのお知らせ』と言って、そこら辺に立っているスピーカーから放送が流される事がある。
たいがいは行方不明者の捜索願いだ。ほとんどは高齢のお年寄りの捜索願いだが、たまにわりと若い人の場合もある。

70歳以下の人で車に乗って出かけて行方不明になっているのは、どこか人目に付かない場所で事故にあっているか、自〇しているかなのかもしれない。
高齢のお年寄りの場合は認知症でふらふらとどこかに出かけてしまって、自宅に戻れなくなった場合が多いのだと思う。高齢になってから引っ越しをすると、引っ越し前の元の家の周辺で見つかる事もあるそうだ。

行方不明者が見つかると結果が放送されるのだけれど、その時に『保護されました』と『発見されました』の2種類の言い方がある。
『保護されました』って言う時には無事に発見されて家に戻れたんだなって喜ばしいのだけれど、『発見されました』の時は残念ながら亡くなっているので、あー、だめだったのかーとちょっと胸が痛くなる。

数日経ってから保護される場合もあるので、そういう人は生命力の強い人なのだろう。暖かい季節のほうがやはり保護される確率は高いみたい。寒い冬の季節は難しいな。

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