2024/04/14 映画『ハケンアニメ!』を観た!
文字数 985文字
『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督が絶賛していたので、映画『ハケンアニメ!』(2022年)を観ました。
この映画は知っていたし、観たいとは思っていました。小説が原作だとも知っていたので、小説から読んだ方がいいのかな、とか思っていたけれど、とりあえず今回は山崎監督が絶対に見た方が良いと言っていたので、映画から先に観ました。
『ハケンアニメ!』というタイトルから、「派遣」されたアニメーターとか製作スタッフの人が作ったアニメの話かと思っていたら、「覇権」アニメの事でした。そのクールで一番の人気作になって覇権を勝ち取るアニメ。
主演の吉岡里帆さんは、アニメ監督役にしては美人すぎるな~(これはものすごい偏見である)と思っていたけれど、地味な服装とボサボサな髪と大きな眼鏡で、ほどよくその美人さ加減を減少させていて、あまり違和感がないかもしれないと感じられた。(でもやっぱり隠し切れない美しさがにじみ出ている)
柄本佑さんは、そのアニメが売れるためには、冷徹にあらゆる手段を徹底的に講じるという役だった。なんとなくだが、彼がまだ若い頃には熱い情熱を持った熱血青年だったが、数々の失敗や挫折を味わって、それらを教訓として乗り越えて、現在の一見すると冷徹に見える人間になったのではないだろうかと想像する。(これはあくまでも妄想)
エンドロールが終わった後の彼の仕草が良い。見逃してはいけない。
劇中で製作していたロボット物のTVアニメ『サウンドバック 奏の石』は、なんとなく「ぼくらの」や「結城友奈」っぽさが感じられた。たぶん面白いのだろうが、視聴すると気力と体力が削られて、疲れそうなアニメに感じる。でも面白そうではある。
同じクールで視聴率争いをしていたライバルの、魔法少女がバイクレースをするアニメ『運命戦線リデルライト』。こちらはサバクに比べて、それほど多くの設定が劇中で語られていなかったけれど、たぶん面白いのだろう。チャラチャラした絵柄のような気もするが、内容はシリアスなのかもしれない。面白い形のバイクは好きだ。
自分の好みだと、サバクとリデルを足して2で割ったくらいがちょうど良さそうな気がする。
この映画は一般の人が見ても面白いと感じられると思うけれど、何かを集団で作り上げているクリエイターの人の方が、数倍は面白く感じるのではないだろうか。だから山崎監督が絶賛していたんだと思う。
この映画は知っていたし、観たいとは思っていました。小説が原作だとも知っていたので、小説から読んだ方がいいのかな、とか思っていたけれど、とりあえず今回は山崎監督が絶対に見た方が良いと言っていたので、映画から先に観ました。
『ハケンアニメ!』というタイトルから、「派遣」されたアニメーターとか製作スタッフの人が作ったアニメの話かと思っていたら、「覇権」アニメの事でした。そのクールで一番の人気作になって覇権を勝ち取るアニメ。
主演の吉岡里帆さんは、アニメ監督役にしては美人すぎるな~(これはものすごい偏見である)と思っていたけれど、地味な服装とボサボサな髪と大きな眼鏡で、ほどよくその美人さ加減を減少させていて、あまり違和感がないかもしれないと感じられた。(でもやっぱり隠し切れない美しさがにじみ出ている)
柄本佑さんは、そのアニメが売れるためには、冷徹にあらゆる手段を徹底的に講じるという役だった。なんとなくだが、彼がまだ若い頃には熱い情熱を持った熱血青年だったが、数々の失敗や挫折を味わって、それらを教訓として乗り越えて、現在の一見すると冷徹に見える人間になったのではないだろうかと想像する。(これはあくまでも妄想)
エンドロールが終わった後の彼の仕草が良い。見逃してはいけない。
劇中で製作していたロボット物のTVアニメ『サウンドバック 奏の石』は、なんとなく「ぼくらの」や「結城友奈」っぽさが感じられた。たぶん面白いのだろうが、視聴すると気力と体力が削られて、疲れそうなアニメに感じる。でも面白そうではある。
同じクールで視聴率争いをしていたライバルの、魔法少女がバイクレースをするアニメ『運命戦線リデルライト』。こちらはサバクに比べて、それほど多くの設定が劇中で語られていなかったけれど、たぶん面白いのだろう。チャラチャラした絵柄のような気もするが、内容はシリアスなのかもしれない。面白い形のバイクは好きだ。
自分の好みだと、サバクとリデルを足して2で割ったくらいがちょうど良さそうな気がする。
この映画は一般の人が見ても面白いと感じられると思うけれど、何かを集団で作り上げているクリエイターの人の方が、数倍は面白く感じるのではないだろうか。だから山崎監督が絶賛していたんだと思う。