2022/08/15 アスファルトの隙間から、ユリらしき花が咲きました

文字数 1,199文字

家のブロック塀と隣の会社の駐車場のアスファルトとの境目の、ほんの5ミリ有るか無いかの細い隙間から、ユリらしき花が咲きました。
数日前に見た時に25センチくらいの細長い雑草が生えているな、と思って引き抜こうと手を掛けたら、なんか上を向いた雑草の先端部分10センチくらいが白っぽい。茎と同じくらいに細長いけれど、これってひょっとして花のつぼみなのかな? って思ってそのままにしていました。

そうしたら何日か前にみごと綺麗に開花しました。白いユリっぽい花です。花の形はユリに見えるけれど、茎の上から下までびっしりと生えている細長い葉っぱは、これ、ユリの葉か? ユリの葉ってこんな細長い形でびっしり生えていたっけ? と思って調べてみました。

ユリなのかどうかも分からなかったので、『ユリに似た白い花』で画像検索。花のアップ画像が多くて葉っぱの形状がよくわからないものばかりでしたが、花はやっぱりユリらしいです。
ユリ図鑑のようなのを見てみると、『テッポウユリ』に似ているけれど、葉の形状が少し丸っこいので違うみたい。『タカサゴユリ』を見ると、葉の形状が細長くてこれっぽいような感じです。でもテッポウユリと交雑することもあるらしいし、園芸用にわざと交雑させた『シンテッポウユリ』って言う『シン・エヴァンゲリオン』みたいな名前のユリもあるらしいです。

でもまあ、多分『タカサゴユリ』なんだと思います。原産地は台湾なのだそうです。漢字だと『高砂百合』。高砂って台湾って意味だとは知らなかったな~。

この日に親戚の家にちょこっとだけ行ったんですが、親戚の家の前に建っている家の道路沿いにもこの花が咲いていました。道路を走っていると、いろんな道沿いにもチラホラと咲いている。『タカサゴユリ』の説明を読んでみると、種が風に飛ばされて道端に勝手に生えてくるって書いてありました。
ユリって球根で植える物だと思っていたけれど、種が出来て風で飛ばされるんですね。知らなかった。

で、自分の家のめったに行かない庭にもこのユリが生えているって言われたので見に行きました。どこに生えているの? って思って地面を探しても見当たらない。ふと見ると、ばかでっかい草を発見! えええーーっっ‼ 自分の身長よりでかいじゃんっ‼
なんか180センチ近いでかさ! しかも茎がぶっとくて、オクラより太いつぼみが何個も付いている。駐車場のユリとは別物に見えるけれど、葉の形状とか同じだから同じユリなのでしょう。正直、でかすぎてちょっとキモイです。

でもこのでかいユリにたくさん付いているでっかいつぼみはまだ咲いていません。日当たり具合とか条件が違うんでしょうかね。
このユリは2年前くらいに勝手に生えてきたみたいです。ユリは連作障害を起こすそうで、植え替えてやらないと何年かすると枯れてしまうらしいので、それまでは元気に育って種をそこいら中に飛ばして下さい。



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