2023/01/24 映画『インターステラー』を観てみた

文字数 1,129文字

GYAO!が3月いっぱいで終了だという事で、無料映画を今の内に観ておこうと思って『インターステラー』(2014年)を観ました。
タイトルは知っていたし観ようとは思っていた映画でしたが、忘れていたのもあって今頃ようやくって感じで観てみました。

各所のレビューを読んでみるとかなりの高評価で、SF宇宙物だとこの映画が最高傑作だと書いている人が多数いますね。
「ふう~む、そうなんだな~。……そうか~……」
自分的には面白くない映画だったとは思わなかったけれど、それほどでもないかな~って感じてしまったんだけど。(個人差があるのは仕方がない事です)

【以下、軽いネタバレあり】

相対性理論やウラシマ効果はOVAの「トップをねらえ!」(1988-1989年)で強烈な印象があったせいで目新しさはなかったし、ブラックホールに飛び込んでどっかに抜けるってのもディズニーの「ブラックホール 」(1979年)で観ていたから同じような話だなって思ってしまったし、抜けた後回収されるのは「エイリアン2」(1986年)の冒頭っぽいし、「2001年宇宙の旅」(1968年)っぽさも感じたし。
わりとしっかりとした科学考証のSFなのに、ブラックホール内部がファンタジーっぽかったのはなんだかな~って感じ。理由はあるし、伏線の回収場面でもあるんだけれど。

地球が荒廃してしまった理由とか何か言ってましたっけ? 理由はそれほど重要じゃないから、その説明は必要ではないかもしれないけれど、ちょっとだけ気になりました。その環境下でも生き抜ける対策とかしたのかな? 地下施設や海中での食糧生産とか。まあ、したけどだめだったから宇宙への脱出なんだろうけれど。

スペースコロニー内部がガンダム世界のコロニーと比べるとめっちゃ狭い。バットで打った球が天井の家まで届いちゃうって細すぎコロニー。
何基あるのか知らないけれど、そんなに大人数では暮らせなそうな感じ。地球上の大多数は助からないのか? それともこれは移民船で、地球と新天地の惑星とを何往復もしたりするのかな? いや、これはただの長期滞在用の研究施設にすぎなくて、大型移民船は別に建造されているとかかもしれない。

最後に主人公がヒロインを救助に向かったけれど、宇宙船が小っちゃすぎるような気がします。あれで彼女の元までたどり着けるのかな? 燃料、水、食料は充分なのか、睡眠装置とか搭載されているのかって事が気になってしまいました。

長時間の映画だったけれど、親子愛とか人間の愚かさ醜さとか、ハラハラドキドキする場面もあったしロボットの形状も斬新だったし、まあまあ楽しめる映画ではありました。
(多くの人みたいにめちゃくちゃ感動できなかったのは残念ですけれど)

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み