2022/05/24 『戦え!!イクサー1』

文字数 1,097文字



(「古いHDDから大昔に自作した画像が出てきたのでペタリ」シリーズ第三弾)

『戦え!!イクサー1』(1985-1987年)OVA全3話。このアニメも好きだったなー。
このアニメも原作漫画は『レモンピープル』に掲載されていた漫画ですね。原作の漫画は読んだ事がないけれど、こういうマニアックな内容の漫画こそOVAにふさわしいと思う。
ヒロインの渚がイクサーロボに取り込まれると、すっぽんぽんになってしまうのがえっちーくて大変によろしい。作中ではなんの説明もされていないけど、これは多分、ロボのシステム上必要不可欠な重要な事のはずだ!
この液体で満たされた操縦席?(ただのエネルギー吸収装置?)は似てるな。後年のエ〇ァのエントリープ……。

今回、かなり忘れているのでもう一度このアニメを観返してみた。この当時の絵はキャラもメカもめっちゃ濃い描き方をしている。現在のアニメの絵は、この当時に比べれば3倍くらいに水で薄めたように感じる。セル画とデジタルの差もあるのかな。どっちが好きかは好みによるけど。
グロシーンはなかなかにグロい。当時のOVAではよくあった事だけど、今じゃこんなの作れないだろうな。

ストーリーや設定はなかなか良いと思うけれど、尺が短くてもったいないなと感じる。もうちょっとだけ長尺で作れたらもっと良くなるのに惜しいな。
地球防衛軍が保有している兵器類は、怪獣映画に出てくる兵器そのまんまで面白い。こんな兵器を保有しているのならば、きっと怪獣が頻繁に出現している世界なのだろう。もうちょっと活躍して見せ場を作ってもらいたいと思うけれど、出オチ的にあっさりとやられてしまう事で、地球の兵器ではまったく歯が立たないという圧倒的な戦力差を表しているんだろう。

イクサー2が完全にハカイダー。作られたばかりだからなのか、悪魔回路的な邪悪な心のみなのか、人間の心の動きや感情とかよく分かっていないっぽい。不完全な良心回路的な心を持つイクサー1と対照的な感じ。まあ、イクサー1も人間の心とか感情をあまり考えないで強引な所はあるけれど、それはまだ人の感情とか知らないだけって事なんだろうと思える。

BGMが宙明サウンドでとてもよろしい。エンディング曲は3話の時のが一番好きかな。
続編的な『冒険!イクサー3』と『戦ー少女イクセリオン』も大昔に観たような気もするけれど、なんとなくぼんやりとしか覚えていない。めちゃくちゃ大好きだったとか特徴的な個性的なアニメだったなら記憶にも残ると思うけれど、そこそこの話だったらそんなに強烈に記憶に残らないのかもしれない。とにかくいっぱい観ているし、観たのが大昔すぎるよなあ。

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