2022/03/09 牡蠣のカンカン焼きを食してみた

文字数 1,367文字

2月の中旬頃に、広島の牡蠣がコロナ禍で余って困っているとツイッターで見かけたので、養殖業者さんへの応援の気持ちを込めて注文してみた。(割引価格という魅力的な言葉にも引かれましたし。というか、そちらが主たる動機?)

で、注文しようとしたら、通常品とカンカン焼きセットなる物の二種類があった。
んーと、カンカン焼きとはいったいなんぞや? 聞いた事がないけれど、鮭のちゃんちゃん焼きみたいな物? 調味料とか牡蠣以外の食材とかが一緒に届くの?
まー、分からない事は目の前の魔法の鏡(モニター)に聞けば良い。ググる、ググる時、ググれば、ググれ。

動画もたくさん見つかったので、片っ端から視聴してみた。皆さん、実に美味しそうに食していらっしゃる。
なるほど、一斗缶のような角形の缶(名称がわからない。半分サイズは半斗缶? それより背の低い缶は何缶?)に牡蠣を並べて、酒もしくは水を入れて蒸し焼きにするのがカンカン焼きなのか。空き缶で蒸し焼きするからカンカン焼きなのね。

角形の空き缶ならば家にある。もうかなりの昔にもらった煎餅が入っていた空き缶だ。何かを入れようと思ったまま放置していた物だ。うむ、この空き缶は、カンカン焼きをするその日のために、今日まで我が家に存在し続けていたのだな。

というわけで、牡蠣が届いたのでカンカン焼きをやってみた。
綺麗に洗った空き缶は、表面に少しサビが出ていたけれど、中はピカピカの新品同様。そこへ牡蠣の膨らんでいる面を下にして並べる。一緒に送られて来ためちゃくちゃ簡潔な説明書には、コップ一杯の水か酒を入れて10分火にかけろとある。
コップ一杯? コップ一杯とは何? コップって言っても色々なサイズがあるんですけれど。できれば何cc入れろとか書いておいてほしかった。しゃーないので、なんとなくこんなものかな、って程度の水を注いだ。(すべてが終わった後、ふっと気がついたのは、カップ1杯200ccって事だったのかも。カップとコップの書き間違いか?)

セット商品に付いて来る空き缶には蓋の中央部に穴が空いている。つべの動画では蓋に穴を自分で空けている人もいたが、まあ、ちょっと蓋をずらしておけば大丈夫かなと思い、そのまま卓上コンロの火にかける。
蓋は大丈夫だったけれど、缶の底の辺りから少し水漏れがする。煎餅用の缶だからか、ちょっとサビているからなのか。

レモンを絞ると美味しいという事なので、国産レモンを事前に購入。隣にスダチもあって一瞬迷ったけれど、そこはセオリー通り(?)レモンに。その他の調味料としては醤油とポン酢を用意した。
10分待って出来上がり、最初の1個はそのまま食す。動画では、牡蠣の中に入っている海水で塩からいとの感想があったけれど、そうでも無し。
レモンと醤油もまあまあだが、自分的にはポン酢が一番好みかな。あー、大根おろしも良いらしいけれど、忘れてた!

三回に分けて調理してみたけれど、最後の牡蠣は殻の膨らんでいる方ではなく、上側にしていた平らな面にくっ付いているのが多かった。動画でもそんな人がいた。その前の二回はそんな事はなかったのに。三回目は少し調理時間が短かったからかも。殻の開き具合も良くなかったし。

今回、珍しい調理法で牡蠣を食べられたのは楽しかった。でも、自分的には牡蠣フライのほうが好きかも。

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