2022/06/26 東映作品で昔からよく使われている坂道(大森坂)

文字数 819文字

大昔から東映の実写ドラマなどでよく登場する場所と言えば、橋の欄干みたいな特徴的な形状のガードレール(?)のある坂道です。昔は普通の汚れたコンクリート色でしたけれど、いつの頃からかオシャレな感じに真っ白に塗られました。『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』でトウサク先生が歩いていてジロウに襲われるシーンでも使われていました。

なんとなく、コロナが流行してからはこの坂が使われる頻度が増えたような気がします。気軽に外部にロケに行けなくなったからでしょうか? 電気設備関係のような物が設置してある狭い路地のような場所のシーンも、撮影所の建物の裏とかなのかな?

昔からこの坂道はよく使われているし、きっと東映東京撮影所の敷地の中にある場所なんだろうな、とは思っていましたけれど、今回ちょっと調べてみました。
この坂道の名称は通称『大森坂』と呼ばれているそうです。その昔大森さんという方が撮影に使いたいからと、自腹で整備なさったから大森坂って呼ばれ始めたみたいです。 道の先が見えないこのカーブの形状が撮影には最適なんだとか。

以前はこの坂に柳の木が植えられていて画面に映っていたんですけれど、最近は柳の木が映らなくて撤去してしまったのかな? なじみのある柳の木がなくなってしまってさみしいな、って思っていたら、2018年の8月の豪雨の時に、強風で根元から折れてしまったのだそうです。切り株の画像を見てみたら木の内部はかなりボロボロで、これでは折れてしまっても仕方がないと思えるような状態でした。何十年にも渡って画面に映り続けてくれたのに残念です。

柳の木は枝を地面に刺しておくと、そこから根が生えて成長して大きくなるらしいですけど、倒れてしまった木の枝を元の場所に植えたりはしなかったんでしょうかね? というか、倒れてしまった木の枝、欲しかったです。自宅に植えて、これはあの有名な東映の柳の木なんだーって観賞したかったです。東映ファンに配布してほしかったなー。





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