2022/09/18 米国版『セーラームーン』パイロット版2種

文字数 973文字

米国で1994年に作られた『セーラームーン』のパイロット版。その映像は長年幻と言われて来たそうですが、それが発見されたという記事を今月の2日に読みました。
その記事の事を知ったのは、沢井美優さんの第一回目の実写版セーラームーンの鑑賞会の時のチャットの書き込みでした。

鑑賞会の終了後にさっそくその映像をYoutubeで観てみました。なかなか破壊力のある映像です。アニメパートと実写パートに分かれていて、変身するとアニメに切り替わる構成です。(そういやアステカイザーも闘いの場面になるとアニメになってたなあ)

アニメ部分は古き時代のアメリカンアニメ! って感じ。昔はディ〇ニー以外の米国のアニメってこんな風だったよね。スパイダーマンとか宇宙忍者ゴームス(ファンタスティックフォー)とか。
実写部分もかなりアメリカン。米国の若者が出演する青春映画っぽさを感じるなあ。

登場人物はジュピターが黒人の女性で、マーキュリーが車椅子の女性になっている。この時代からポリコレを意識した設定に変更していたみたいです。
変身した姿のセーラー服風の衣装の衿の背中側は、セーラー服の形状とは違っていて衿じゃなくてプロテクターっぽい感じのデザイン。

ルナは毛足の長いアメリカンな白猫になっている。黒猫じゃないのは、黒いと撮影が難しいからかな。黒猫はライティングをちゃんとしないと、まっ黒なシルエットにしか写らなかったりするし。

『Official Saban Moon Pilot Episode (1994) Toon Makers Sailor Moon』




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もう一つのパイロット版の映像は1988年に製作された物。言われないとセーラームーンだとは思えないような感じ。ツインテールの娘はいるけれど黒髪だし。
下の画像の向かって左端の女性はかなりカワイイと思う。メンバーが4人しかいないのは予算の都合とか?
衣装はかなり安っぽくて質素だけれど、これはパイロット版だからかな? もしちゃんと本編が製作されたとしたら本格的な衣装が作られたとか?

『The Lost American Sailor Moon - Team Angel』



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