第618話 メルシーおばさん、さくら交通公園を案内する

文字数 1,668文字

メルシーおばさんは、つくば市内の大きな公園は、だいたい紹介したのですが、1つだけまだ紹介していない大きな公園があります。それが、今回紹介する「さくら交通公園」です。「さくら」という名前は、つくば市に合併する前に、この公園が、桜村にあったのでつけられました。「交通公園」は、交通マナーを学ぶ公園の意味です。

公園内には、ゴーカートコースがあり、学習用の信号機も付けられています。ゴーカートは有料貸出しですが、自転車を持ち込んで、コースを走ることもできます。

公園内には、旧国鉄の東名ハイウェイバス(ドリーム号)の1号車(日野RA100P)が展示されています。東名の開通に合わせて製造され、1969年2月から、1977年6月までの8年4か月の間に、東名自動車道路と名神自動車道路を1,374,021km(地球を34周)走りました

さくら交通公園管理棟は、伊藤邦衛(いとう くにえ)氏が、アムステルダム中央駅をイメージして、デザインしています。信号電柱を避けることができれば、フォトスポットになります。

アムステルダム風駅舎から続く駅のホームには、 D5170(「デゴイチ」D51形の70号車)が展示されています。1937年から1975年に引退するまでに、岡山で山陽本線や、北海道を2,878,164km(地球を72周)走ったそうです。ハイウェイバスの約2倍の距離を走っていますが、38年かかっています、

以前は、D5170の隣のレールに、筑波鉄道で使用されていた元国鉄キハ04形気動車(機械式ディーゼル動車)が展示されていました。現在、この気動車は、埼玉県の鉄道博物館に収蔵されています。

このように、「さくら交通公園」は大変素敵な公園ですが、問題が1つだけあります。

それは、つくば市内の公園では、唯一、ここだけが、ペット立入禁止であるということです。

という訳で、今回は、メルシーおばさんが、近くの公園で休んでいる間に、パパが、「さくら交通公園」の写真を撮影してきて、その写真について、メルシーおばさんが解説することにします。


写真1 さくら交通公園のゲートです。「さくら交通公園」の標識の隣に「No Pets」のマークが見えます。後方には、SLと管理棟が見えます。


写真2 それでは、メルシーおばさんの1日駅長がこれから「さくら交通公園」をご案内します。この写真は、Bingさんの協力で作りました。


写真3 D5170です。右のレールには、以前は、筑波鉄道のキハ04形気動車が展示されていました。



写真4 駅の標識です。両隣の駅が空白の標識は珍しいと思います。


写真5 D5170の運転室は、公開されています。これからのってみます。


写真6 運転席と石炭の投入口が見えます。運転手はメルシーおばさんがよく知っている犬です。


写真7 運転席からの眺めです。前方の窓は、小型船舶と同じような円形をしています。


写真8 ゴーカートコースです。子供たちが自転車で遊んでいます。


写真9 学習用の信号機です。本物に似ていますが、本物より一寸小型で、微妙に異なります。


写真10 東名ハイウェイバス(ドリーム号)の1号車です。


写真11 アムステルダム中央駅をイメージしたさくら交通公園管理棟です。


写真12 さくら交通公園管理棟のベストアングルの写真のはずですが、屋根が、8月の木の葉で隠れています。


写真13 11月に撮影したさくら交通公園管理棟のベストアングルの写真です。風見鶏が素敵です。


写真14 写真を絵画風に加工しています。


写真15 パパがさくら交通公園に写真撮影に行っている間、近所の公園で休んでいるメルシーおばさん。


写真16 芝生は、涼しくて気持ちがよいです。


写真17 葉っぱ遊びを始めたメルシーおばさん。


写真18 シロツメクサをお口で、引っ張っているメルシーおばさん。


写真19 シロツメクサのお花をのみ込もうとしているメルシーおばさん。


写真20 シロツメクサのお花は、あまり、良いお味ではありませんね。


写真21 パパ、早く戻ってこないかな。ちょっと、退屈してきました。

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