第４７９話 メルシーおばさん、秘密の花園に行く
文字数 1,968文字
「秘密の花園」（The Secret Garden）は、フランシス・ホジソン・バーネットが、1911年出版した小説のタイトルです。小説では、主人公の伯母が生前大切にしていて、叔母の死後閉鎖されていた秘密の庭園が重要な役割を果たします。
この秘密の庭園のモデルは英国のケント州のロルヴェンデンにあるグレイト・メイサム・ホールの庭園（Great Maytham Hall Garden）で、ウィキペディアで写真を見られます。
Great Maytham Hall Garden
https://en.wikipedia.org/wiki/File:Great_Maytham_Hall_Garden_-_geograph.org.uk_-_228928.jpg
さて、メルシーおばさんの住んでいる茨城県には、イングリッシュガーデンが整備された七つ洞公園があります。七つ洞公園は、英国のJohn Mayson Whalley （1932 – 2020）さん（JWL Limited.）が設計しています。1999年に 総工費10億円をかけて日本屈指の英国式庭園として開園しました。
七つ洞公園は、植物も英国より取り寄せ植栽し、自然を惹き立てるためにあえて不規則でランダムな空間を作り廃墟のような構造物を置いた、本格的な英国式庭園でした。
公園に中には、「秘密の花苑（かえん）」があります。花苑は、花園（かえん）とも書けます。Whalleyさんの設計図には、The Secret Gardenと書かれていたはずです。水戸市は、バーネットの花園と区別するために、あえて、花苑の文字を当てたと思われますが、この日記では、無理をせずに、「秘密の花園（はなぞの）」を使います。
七つ洞公園は、開園から時間が経つと、管理上の問題により花は枯死し、建物は老朽化して、お化けがでるという噂が広まり、行ってはいけない園になってしまいます。
2012年に公開されて、ヒットした映画｢テルマエ・ロマエ｣では、七つ洞公園が、古代ローナ代りのロケ地になります。
これを機会に、七ツ洞公園再生のプロジェクト（七ツ洞再生物語）が立ち上げられ、ボランティアが活動を始めます。現在、「秘密の花苑」は、「水戸イングリッシュガーデンクラブ）が管理に参加しています。
「秘密の花苑」には、イギリスの園芸家が開発したバラ「イングリッシュローズ」が、約160 本 50品種植えられています。英国より取り寄せた植物の大半は、一度枯れてしまったと思われますが、それでも、「秘密の花苑」には、英国風の植物が多く見られます。
七つ洞公園はとても広いので、今回は、秋薔薇の咲いている「秘密の花園」だけを見にいってきました。
補足：
John Mayson Whalleyさん（ 14 Sept 1932 – 11 June 2020）は、建築家、都市計画家、ランドスケープアーキテクトでした。
John Mayson Whalleyさんは、1992 年に DLP（The Derek Lovejoy Partnership） を辞めた後、彼は自身の事務所 JMW インターナショナル（JMW International）を設立し、主に日本で活動しました。注目すべきプロジェクトには、屋上庭園、名鉄百貨店本店本館屋上の英国式庭園「マイフェアガーデン」、東京の計画戦略と住宅、岸和田の英国食品を中心とした小売り複合施設（蜻蛉池公園？）などが含まれています。
写真１ 駐車場からは、ダムに沿って、木道が続いています。
写真２ 木道を進むメルシーおばさん。
写真３ 秘密の花園が見えてきました。ワクワクしますね。
写真４ 秘密の花園の入り口のメルシーおばさん。
写真５ 入り口を入ったところの様子です。
写真６ 日日草の前のメルシーおばさん。
写真７ ケイトウとペンタスの前のメルシーおばさん。
写真８ ケイトウの前のメルシーおばさん。
写真９ 秘密の花園は、同心円形をしていて、中央には、日時計があります。
写真１０ アゲラタム・ホウストニアナムの前のメルシーおばさん。
写真１１ イングリッシュローズの前のメルシーおばさん。
写真１２ アゲラタム・ホウストニアナムの前のメルシーおばさん。
写真１３ アゲラタム・ホウストニアナムの前のメルシーおばさん。
写真１４ アメジストセージ（サルビア・レウカンサ）の前のメルシーおばさん。
写真１５ フヨウの前のメルシーおばさん。
写真１６ イングリッシュローズの前のメルシーおばさん。
写真１７ シュウメイギク（ハドスペン）の前のメルシーおばさん。
写真１８ ダリアのパープルプラネットとサルビア ストリアタの前のメルシーおばさん。
写真１９ 秘密の花園にさよならをいいます。
写真２０ 駐車場に向かうメルシーおばさん。
この秘密の庭園のモデルは英国のケント州のロルヴェンデンにあるグレイト・メイサム・ホールの庭園（Great Maytham Hall Garden）で、ウィキペディアで写真を見られます。
Great Maytham Hall Garden
https://en.wikipedia.org/wiki/File:Great_Maytham_Hall_Garden_-_geograph.org.uk_-_228928.jpg
さて、メルシーおばさんの住んでいる茨城県には、イングリッシュガーデンが整備された七つ洞公園があります。七つ洞公園は、英国のJohn Mayson Whalley （1932 – 2020）さん（JWL Limited.）が設計しています。1999年に 総工費10億円をかけて日本屈指の英国式庭園として開園しました。
七つ洞公園は、植物も英国より取り寄せ植栽し、自然を惹き立てるためにあえて不規則でランダムな空間を作り廃墟のような構造物を置いた、本格的な英国式庭園でした。
公園に中には、「秘密の花苑（かえん）」があります。花苑は、花園（かえん）とも書けます。Whalleyさんの設計図には、The Secret Gardenと書かれていたはずです。水戸市は、バーネットの花園と区別するために、あえて、花苑の文字を当てたと思われますが、この日記では、無理をせずに、「秘密の花園（はなぞの）」を使います。
七つ洞公園は、開園から時間が経つと、管理上の問題により花は枯死し、建物は老朽化して、お化けがでるという噂が広まり、行ってはいけない園になってしまいます。
2012年に公開されて、ヒットした映画｢テルマエ・ロマエ｣では、七つ洞公園が、古代ローナ代りのロケ地になります。
これを機会に、七ツ洞公園再生のプロジェクト（七ツ洞再生物語）が立ち上げられ、ボランティアが活動を始めます。現在、「秘密の花苑」は、「水戸イングリッシュガーデンクラブ）が管理に参加しています。
「秘密の花苑」には、イギリスの園芸家が開発したバラ「イングリッシュローズ」が、約160 本 50品種植えられています。英国より取り寄せた植物の大半は、一度枯れてしまったと思われますが、それでも、「秘密の花苑」には、英国風の植物が多く見られます。
七つ洞公園はとても広いので、今回は、秋薔薇の咲いている「秘密の花園」だけを見にいってきました。
補足：
John Mayson Whalleyさん（ 14 Sept 1932 – 11 June 2020）は、建築家、都市計画家、ランドスケープアーキテクトでした。
John Mayson Whalleyさんは、1992 年に DLP（The Derek Lovejoy Partnership） を辞めた後、彼は自身の事務所 JMW インターナショナル（JMW International）を設立し、主に日本で活動しました。注目すべきプロジェクトには、屋上庭園、名鉄百貨店本店本館屋上の英国式庭園「マイフェアガーデン」、東京の計画戦略と住宅、岸和田の英国食品を中心とした小売り複合施設（蜻蛉池公園？）などが含まれています。
写真１ 駐車場からは、ダムに沿って、木道が続いています。
写真２ 木道を進むメルシーおばさん。
写真３ 秘密の花園が見えてきました。ワクワクしますね。
写真４ 秘密の花園の入り口のメルシーおばさん。
写真５ 入り口を入ったところの様子です。
写真６ 日日草の前のメルシーおばさん。
写真７ ケイトウとペンタスの前のメルシーおばさん。
写真８ ケイトウの前のメルシーおばさん。
写真９ 秘密の花園は、同心円形をしていて、中央には、日時計があります。
写真１０ アゲラタム・ホウストニアナムの前のメルシーおばさん。
写真１１ イングリッシュローズの前のメルシーおばさん。
写真１２ アゲラタム・ホウストニアナムの前のメルシーおばさん。
写真１３ アゲラタム・ホウストニアナムの前のメルシーおばさん。
写真１４ アメジストセージ（サルビア・レウカンサ）の前のメルシーおばさん。
写真１５ フヨウの前のメルシーおばさん。
写真１６ イングリッシュローズの前のメルシーおばさん。
写真１７ シュウメイギク（ハドスペン）の前のメルシーおばさん。
写真１８ ダリアのパープルプラネットとサルビア ストリアタの前のメルシーおばさん。
写真１９ 秘密の花園にさよならをいいます。
写真２０ 駐車場に向かうメルシーおばさん。
