第213話  メルシーおばさんの立ち止まって考える犬

文字数 785文字

「第68話 メルシーおばさんの考える犬」では、メルシーおばさんも、深く考えることがあることをご紹介しました。

最近では、犬と猫は、人間の言葉がわかるのではないかと研究している方もいます。
犬は、本当は、とっても賢いんですが、まだ、研究が追いついていないのでしょう。

犬がお散歩するときには、リードをつけることがお約束になっています。
リードは、何のためにあるのか知っていますか?
人間が犬を誘導するためにあると考えている人はいますか?
それは、間違いです。
リードは、犬が人間を誘導するためのものなんです。
何故かというと、それは、犬がとっても賢いからなんです。

メルシーおばさんは、深く考えて、お散歩しています。
「今日は、体調が良くないから、歩く距離は短めにしようか」
「雨がパラついてきたら、本降りになりそうだから、Uターンしてお家に帰ろうか」
「雨上がりで道が濡れている時には、水たまりが少ないルートに変更しようか」
「その道は、ちょっと危険な匂いがするから、避けて進もうか」
などなどです。

メルシーおばさんが、お散歩のルートを考えるときは、大抵、いったん立ち止まって、深く考えます。場合によっては、パパの方をみて、「パパ、どうする」って、相談します。立ち止まって考えて、ルートが決まったら、おもむろに歩きだします。



写真1 立ち止まって考えているメルシーおばさん。


写真2 考えがまとまって、おもむろに歩きだしたメルシーおばさん。


写真3 「パパ、そっちじゃないってば」とパパの選んだルートに反対しているメルシーおばさん


写真4 「パパ、Uターンしようか」と、パパに相談しているメルシーおばさん。


写真5 雨上がりの公園の入り口で、公園に入ろうかと考えているメルシーおばさん。公園の草が、まだ、雨にぬれていたので、メルシーおばさんは、公園には入らず、公園前のアスファルトの道にルートを変更しました。
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