第8話 2匹のウサギさん
文字数 1,380文字
メルシーおばさんは、お家の中で、飼っていただいています。一番、大事なお仕事は、もしもの時に、番犬としてお役に立つように、体力を保つために、しっかり寝ることです。でも、寝てばっかりでは、つまらないので、時々、おもちゃで遊びます。おもちゃは、おもちゃ箱のなかに整理されているので、気に入ったおもちゃを箱から取り出して遊びます。今回は、ウサギさんのおもちゃを紹介しますね。
おもちゃ箱には、耳の長い白いウサギさんと耳の短いピンクのウサギさんの2匹がいます。最近のお気に入りは耳の長い白いウサギさんです。このウサギさんは耳が長いので、耳のところをお口で持って運びます。もう1匹は、耳の短いピンクのウサギさんです。あれっー。耳の短いウサギさんて、何だか変ですね。
でも、写真を見ると、お分かりいただけると思いますわ。耳の短いピンクのウサギさんも素敵なんですが、お口でくわえるには、耳の長い白いウサギさんの方が便利なんです。
写真を見て、メルシーおばさんが、ウサギさんをいじめているとは思わないでくださいね。メルシーおばさんの前足は、いつも歩くときに使います。ですから、空いていません。それに、人間の手みたいに、前足の指が大きくありません。なので、メルシーおばさんが、人間の手の代わりに、モノを挟むときには、お口を使うんです。
たとえば、メルシーおばさんが、パパと遊ぶときに、パパがメルシーおばさんの前足を指で挟むときがあります。「前足、捕まえたぞ」っていう感じです。そのときには、メルシーおばさんは、お返しにパパの指をお口で挟むんです。「パパの指、つかまえたぞって」ね。お口は人間の指の代わりですからね。メルシーおばさんはその時には、パパにかみついているわけではありません。お口ではさんでいるだけです。パパの指は痛くないはずです。
写真で見ると、メルシーおばさんが、ウサギさんにかみついて、ウサギさんをいじめているように見えるかもしれません。でも、このとき、お口には力は入っていないんです。メルシーおばさんはウサギさんと握手しているだけなんです。ウサギさんもメルシーおばさんと同じように、大きな指の代わりに、お口でものを挟むので、メルシーおばさんにかみつかれたのではないことは、わかってくれていると思います。メルシーおばさんも、耳の長い帽子をかぶれば、ウサギさんに見えるかもしれません。メルシーおばさんのウサギは、白いウサギではなくて、白と黒のウサギになってしまうけど、サイズは、ちょっと大きめでも十分にありうる大きさだと思いますわ。
あれっつ。パパがなにか、いっています。え、「インターネットで調べたら、白と黒のうさぎは、いるので、メルちゃんウサギは十分に通用するよ」ですって。「白と黒のウサギでも、おなかの毛は、白いみたいだけどだいじょうぶかい」ですって。大丈夫です。メルシーおばさんは、腹黒くはありませんからね。
写真1 メルシーおばさんは耳の長いウサギさんをおもちゃ箱から自分で取り出します。
写真2 お父さんといっしょに、耳の長いウサギさんと遊んでいます。
写真3 ひとりで耳の長いウサギさんと遊んでいます。
写真4 ウサギ、ウサギ、何見て跳ねる。十五夜お月様見て、跳ねる。
写真5 耳の短いウサギさんをいい子いい子しています。
写真6 耳の短いピンクのウサギさん(左はヒツジさん)。
おもちゃ箱には、耳の長い白いウサギさんと耳の短いピンクのウサギさんの2匹がいます。最近のお気に入りは耳の長い白いウサギさんです。このウサギさんは耳が長いので、耳のところをお口で持って運びます。もう1匹は、耳の短いピンクのウサギさんです。あれっー。耳の短いウサギさんて、何だか変ですね。
でも、写真を見ると、お分かりいただけると思いますわ。耳の短いピンクのウサギさんも素敵なんですが、お口でくわえるには、耳の長い白いウサギさんの方が便利なんです。
写真を見て、メルシーおばさんが、ウサギさんをいじめているとは思わないでくださいね。メルシーおばさんの前足は、いつも歩くときに使います。ですから、空いていません。それに、人間の手みたいに、前足の指が大きくありません。なので、メルシーおばさんが、人間の手の代わりに、モノを挟むときには、お口を使うんです。
たとえば、メルシーおばさんが、パパと遊ぶときに、パパがメルシーおばさんの前足を指で挟むときがあります。「前足、捕まえたぞ」っていう感じです。そのときには、メルシーおばさんは、お返しにパパの指をお口で挟むんです。「パパの指、つかまえたぞって」ね。お口は人間の指の代わりですからね。メルシーおばさんはその時には、パパにかみついているわけではありません。お口ではさんでいるだけです。パパの指は痛くないはずです。
写真で見ると、メルシーおばさんが、ウサギさんにかみついて、ウサギさんをいじめているように見えるかもしれません。でも、このとき、お口には力は入っていないんです。メルシーおばさんはウサギさんと握手しているだけなんです。ウサギさんもメルシーおばさんと同じように、大きな指の代わりに、お口でものを挟むので、メルシーおばさんにかみつかれたのではないことは、わかってくれていると思います。メルシーおばさんも、耳の長い帽子をかぶれば、ウサギさんに見えるかもしれません。メルシーおばさんのウサギは、白いウサギではなくて、白と黒のウサギになってしまうけど、サイズは、ちょっと大きめでも十分にありうる大きさだと思いますわ。
あれっつ。パパがなにか、いっています。え、「インターネットで調べたら、白と黒のうさぎは、いるので、メルちゃんウサギは十分に通用するよ」ですって。「白と黒のウサギでも、おなかの毛は、白いみたいだけどだいじょうぶかい」ですって。大丈夫です。メルシーおばさんは、腹黒くはありませんからね。
写真1 メルシーおばさんは耳の長いウサギさんをおもちゃ箱から自分で取り出します。
写真2 お父さんといっしょに、耳の長いウサギさんと遊んでいます。
写真3 ひとりで耳の長いウサギさんと遊んでいます。
写真4 ウサギ、ウサギ、何見て跳ねる。十五夜お月様見て、跳ねる。
写真5 耳の短いウサギさんをいい子いい子しています。
写真6 耳の短いピンクのウサギさん(左はヒツジさん)。