第225話  お庭のミニトマト

文字数 719文字

メルシーおばさんのお家には、お庭が少しだけあります。夏にはお庭には、お野菜が少しだけ植わっています。お庭の野菜は主にパパが作っています。作っているお野菜は、ミニトマトとバジルとゴーヤです。それ以外に、年によっては、サツマイモ、枝豆、菊芋、なす、シソ、キュウリ、オクラなども作ることがあります。それから、お庭の端には、ほんの少しだけネギがあります。

犬を飼ったことのない方は、ネギが大問題ということはご存じないと思いますが、ネギは恐ろしい食べ物です。犬が、ネギ、タマネギ、ニンニクを食べると血液がおかしくなって死んでしまいす。獣医の先生のところにお薬をもらいに行った時のことです。隣に座ったおばさんが、前に飼っていた犬のお話をして下さいました。その犬は、悪い人に、ネギを食べさせられたそうです。おそらく、お肉と混ぜて、食べさせたのだと思います。体調が急に悪くなったので、大急ぎで、獣医の先生のところに連れてきたそうです。でも、その時には、既に手遅れで、その犬は亡くなってしまったそうです。亡くなってから、原因を調べたら、ネギを食べたことがわかったそうです。

このように、ネギは大変危険ですので、ネギの植えてあるお庭にはメルシーおばさんは、降りて行くことができません。

お庭でとれた、ミニトマトを頂くことがあります。今年も、ミニトマトが初めて赤くなりました。初物のミニトマトは、お肉ほどではありませんが、オードブルに頂くと、お庭の夏の匂いがして、美味しいです。


写真1 ミニトマトを食べ始めたメルシーおばさん。全部で、4切れあります。


写真2 3切れ目を食べているメルシーおばさん。


写真3 食べ終わって、お皿を舐めているメルシーおばさん。ごちそうさま。

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