第44話 筑波山のロープウェイ

文字数 716文字

筑波山が市内にあるので、前々から、パパは、一度は、メルシーおばさんを筑波山に連れて行ってくれるっていっていました。この前の秋、紅葉がきれいらしいということで、パパとママと一緒に筑波山に行ってきました。筑波山に登る交通手段には、ケーブルカーとロープウェイがあるのですが、今回は、ロープウェイです。実は、メルシーおばさんはロープウェイに乗るのは今回が2回目です。1回目は日光のサル山に登る小型のロープウェイに乗りました。今回は大きな本格的なロープウェイです。ロープウェイの大きさと犬に何の関係があるかですって。ええ、それは、良い質問です。犬がロープウェイなどの公共交通機関に乗る場合には、ケージに入っていることが必要な条件になっています。ケージは、飼い主が持ってきたものを使ってもよいのですが、普通は、ロープウェイの会社が貸してくれます。だって、筑波山の山頂を散策するときに、大きなケージを抱えているのは大変ですからね。そこで問題になるのが、ロープウェイの大きさなんです。お気づきですか。そうなんです。ロープウェイが大きくなるとケージも大型が採用されるので、犬もゆったりしたケージで、ロープウェイに乗れるわけです。というわけで、筑波山のロープウェイのケージは大型で、チワワにとっては快適でした。

山頂付近で、パパは「思ったより紅葉が少ない、ちょっと来るのが遅すぎたようだ」とがっかりしていましたが、犬にとっては、紅葉の風景は匂いがないのでどうでもよいのです。残念ながら、筑波山の山頂付近では、格別な匂いに出会うことはありませんでした。


写真1 ケージに入って、ロープウェイに乗るメルシーおばさん。


写真2 筑波山頂を散歩するメルシーおばさん。


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