第82話 ドッグ・マッサージ

文字数 951文字

前回は、メルシーおばさんがお腹を上にして、さすってもらうお話でした。

その後、パパは、人間のマッサージと同じように、ドッグ・マッサージとか、アニマル・マッサージというものがあるということをネットで見つけたようです。なんでも、人間のマッサージと同じように、筋肉をほぐしたりするようです。人間ですと年をとると五十肩とかいって、肩の筋肉がかたくなって、腕が上がらなくなることがあるようです。えーと、ドッグイヤーはおおよそ人間の7倍ですから、犬も、7歳を過ぎると7歳肩になるのかもしれません。人間とおなじように、最近の犬は寿命が延びたので、高齢者の健康問題を抱えるようになっています。お年をとって、ゆっくりとしか歩けなくなった犬のお友達もいます。お友達ではないけれど、お散歩に行くと年をとって歩けなくなって、犬用のベビーカーに乗せてもらっている犬もいます。ベビーカーっていうのは、人間のベビーなので、変なのですが、犬のパピーは自分で歩くので、パピーカーとは言えないので、とりあえずベビーカーって言っておきますね。パパが見た映画のシャーロックホームズは90歳を過ぎていて、物忘れがひどくなって、苦労しているというお話だったようですが、そのうち、物忘れがひどくなって、お家に帰れなくなった、忠犬ハチ公の映画が製作されるのかもしれません。

あ、マッサージのはなしでしたね。メルシーおばさんも、物忘れがひどくなってきたのか、自分でも心配になってきました。パパは、勉強熱心なので(要するに物好きなだけだとおもいますわ)、ドッグ・マッサージを調べてきました。調べたあとは、実際に試してみることになるわけですが、お家には、犬は、メルシーおばさんだけしか、いないわけですから、実験台は、メルシーおばさんにきまっています。マッサージが痛くないといいんですが、パパが「メルちゃんのここの筋肉は凝っている。もみほぐさなければいけない。」などと思い込んで、力をいれてマッサージをするようになると危険です。

パパ、気を付けて下さいね。


写真1 マッサージを受け始めたメルシーおばさん。


写真2 すっかり気もちよくなったメルシーおばさん。


写真3 また、マッサージを受け始めたメルシーおばさん。


写真4 また、すっかり気もちよくなったメルシーおばさん。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み