第96話 メルシーおばさんと歯磨きロープ

文字数 450文字

前回は、メルシーおばさんが、チキンの骨が大好きだというお話をしました。野生のオオカミは、きっと、骨をしゃぶりながら、歯磨きをしているのでしょう。
でも、犬は、いつも、骨しゃぶりできるわけではありませんので、歯磨きが必要です。また、育ち盛りの若い犬は、物を噛むのが好きです。
メルシーおばさんも若い頃には、骨の形をした噛むおもちゃをかっていただいたことがありますが、あまり使いませんでした。それよりは、藤の籠の方がずっとお気に入りでした。

それから、おもちゃ箱には、歯磨きロープも入っています。これもなかなか良い噛み心地です。ただし、メルシーおばさんは、もう歯が伸びませんので、今では、たまにしか使いません。今回は、メルシーおばさんが歯磨きロープを噛んでいる写真をお見せしましょう。

写真を見ても、メルシーおばさんのお口が、狼みたいに大きいなんて、赤ずきんちゃんに言わないでくださいね。


写真1 お口を大きく開けて、歯磨きロープを咥えているメルシーおばさん。


写真2 歯磨きロープで歯を磨いているメルシーおばさん。


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