第148話 雨の日とおしっこトレイ

文字数 815文字

メルシーおばさんのような小型犬は、犬小屋ではなく、人間のお家の中で、生活しています。

おしっこがしたくなったら、おしっこトレイの上でします。これは、人間のトイレとおなじです。生まれたばかりの小犬が、飼い主のお家に来た時に、最初に、トレーニングするのが、おしっこトレイの使い方です。

人間は、トイレに行かない日はないと思いますが、メルシーおばさんは、おしっこトレイをめったにつかいません。それは、おしっこは、お散歩の時にするからです。

おしっこトレイには、吸水シートが敷いてあって、おしっこがしみ込んだら、新しいシートに取り替えます。メルシーおばさんは、めったに、おしっこトレイをつかわないので、最近では、シートは1週間以上取り換える必要がありません。

おしっこトレイは、大変清潔ですし、まわりの木の床よりすこしだけ温かいので、メルシーおばさんは、おしっこトレイの上で、休んでいることも多いです。


雨の日はお散歩に行けないので、おしっこトレイを使うことになります。

でも、メルシーおばさんは、本当は、お散歩して、お外で、おしっこしたいのです。

雨の日におしっこしたくなると、メルシーおばさんは、パパのところに歩いていって、「お散歩に行きたいよ」っていいます。

パパが、「今日は、雨が、降っているからお散歩には、行けないよ」って返事をします。

パパは、メルシーおばさんを抱っこして、窓の所までつれていって、「ほら、雨が降っているでしょう」って、お外を見せてくれるときもあります。

メルシーおばさんは、雨が降っていて、お散歩に行けないことがわかると、おしっこトレイにいっておしっこをします。


写真1 おしっこトレイで休んでいるメルシーおばさん。


写真2 おしっこトレイで休んでいるメルシーおばさん。



写真3 床暖房が入ったので、おしっこトレイから出て、床で休んでいるメルシーおばさん。


写真4 床が温かければ、おしっこトレイより、やはり、床の方が、広くて快適です。
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