第302話 メルシーおばさんの燃えるチワワ

文字数 666文字

「第102話 夕陽のわんわん」では、メルシーおばさんの瞳に、夕陽が写って、輝いている写真を紹介しました。

この構図は、カメラマンが夕陽を背にして撮影する順光と呼ばれるアングルになります。

最近、パパは、夕陽を向いて撮影する逆光写真を撮っています。

このアングルで、上手く夕陽が撮影できるとメルシーおばさんが、赤い夕焼けを背景に立っている「燃えるチワワ」が出来上がるはずです。

しかし、いつものパパと同じようにアイデア倒れになる可能性も高いです。

逆光写真ではメルシーおばさんは、幽霊のようなシルエットだけになってしまいます。その部分は、デジタル現像の時に補正しますが、補正は万能ではありません。

今回は、パパがチャレンジした写真をメルシーおばさんが、審査員になって、順位をつけてみました。



写真1 第1位 これくらい赤い色が出れば、映画のポスターにも使えそうです。


写真2 第2位 夕焼けは赤いですが、演劇の夕焼けシーンのライトみたいで、リアルさにかけています。リードが足にからまって、メルシーおばさんが立ち止まった瞬間の写真です。


写真3 第3位 夕焼けのイメージに近い写真ですが、あまり、赤くはありません。


写真4 第4位 全体の色は綺麗ですが、夕焼けの赤は半分どこかにいってしまっています。「柳に夕陽」は、珍しい取り合わせです。


写真5 第5位 夕焼けの色が薄いです。及第点はあげられません。


写真6 第6位 夕陽は入っていますが、全然夕焼けらしくありません。


写真7 番外編 夕焼け写真にばかり付き合わされて、夕陽から逃げ出しているメルシーおばさん。
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