第４８４話 メルシーおばさん、インスタレーションを鑑賞する
文字数 2,204文字
犬の入ることの出来る美術館は少ないので、メルシーおばさんが、アートを鑑賞できる機会は余り多くありません。
幸い、2023年は、筑波大学が、「筑波芸術アート＆デザイン・ストリート2023」というイベントを野外で展開していますので、メルシーおばさんもアートを鑑賞する機会が増えました。
「筑波芸術アート＆デザイン・ストリート2023」の一部は、「第453話 メルシーおばさん、石材による彫刻展示を鑑賞する」、「第455話 メルシーおばさんの動物園（前編）」、「第456話 筑波山と街路獣」で紹介しています。
10月27日から 11月19日の間には、春田美咲さんが、「ART PARK Tsukuba 2023 in 二の宮公園 春田美咲 記憶をたどる」というインスタレーションを二の宮公園で展示していますので、見に行ってきました。
インスタレーション（Installation）、あるいは、インスタレーション・アート（Installation Art)は、展示空間を含めて作品とみなす手法を指します。1970年代に出現した、従来の絵画、彫刻とは異なる現代アートに特徴的な表現方法です。
現代アートのイベントでは、隔年に開催される群馬県の中之条ビエンナーレ（Nakanojo Biennnale）が有名です。中之条ビエンナーレは、2023年には、町内5エリア44会場に、125組のアーティストが参加し、入場者数は48万人でした。会場には、廃校になった小学校も使われています。
春田美咲さんは、2019年から、3回続けて、中之条ビエンナーレに参加しています。
春田美咲さんは、2020年には、第23回岡本太郎現代芸術賞に入選しています。
岡本太郎さんの彫刻は、「第415話 メルシーおばさん、『未来を視る』」で、紹介しています。
春田美咲さんは、 「水底の渦」で、2022年に、cultus TSUKUHA賞を受賞しています。
今回の「記憶をたどる」の案内版には、「水底の渦」風の図案が使われています。
「記憶をたどる」は、 春田美咲さんの初めての野外空間のインスタレーションです。
「記憶をたどる」は、二の宮公園の野球場の東と西に分かれて、展示されています。
春田美咲さんは、いつも、次のような意図で作品を作っているそうです。
＜
その時にしか感じえないこと、その場でしか感じえない風景をもとに作品を制作しております。
主にラシャ紙のロールを使った作品を制作しておりますが、作品のコンセプトに合わせて色々な素材を使って表現します。
私が見て感じ取ったことを、見る人が絵画空間を通して体感できるような作品を目指しています。
I create works based on what can only be felt at that time, and the scenery that can only be felt on the spot.
We mainly produce works dealing with rolled flockpaper. We will handle and express various materials according to the concept of the work.
I aim to create works that allow the viewer to experience what I see and feel through the painting space.
＞
春田美咲
https://nakanojo-biennale.com/artist/misaki-haruta
写真１ 野球場の西にある「記憶をたどる」の看板です。「水底の渦」風の図案が使われています。
写真２ 看板の隣から、インスタレーションがスタートします。
写真３ インスタレーションでは、メルシーおばさんも作品の一部になります。不思議な気分です。
写真４ 林を奥に向かって進んで行きます。
写真５ メルシーおばさんも、すっかり、インスタレーションに融け込んできました。
写真６ 夕陽を浴びたインスタレーションは、素敵です。
写真７ メルシーおばさんも、夕陽の中をお散歩します。
写真８ メルシーおばさんは、漢字が苦手なので、パパに、聞いたら、「てんき」と書いてあるそうです。晴れ、曇り、雨かな。
写真９ ここは、日影で、よく見えません。
写真１０ インスタレーションの前を、全速力で駆け抜けるメルシーおばさん。
写真１１ これは、ウサギさんですよね。これなら、メルシーおばさんにもわかります。
写真１２ これは、何でしょうか。
写真１３ 林の中を行き来してみます。
写真１４ これは、波でしょうか。
写真１５ 左に顔が見えます。何の顔かな。
写真１６ だいたい一巡したようです。
写真１７ 出口付近のプレートです。学校か、病院に見えます。
写真１８ 西側の展示は、これでおしまい。これから、東側に向かいます。
写真１９ 東側の展示が見えます。
写真２０ 展示に近づいてみます。
写真２１ 展示はフェンスに貼り付けてあります。
写真２２ 東側の展示の前のメルシーおばさん。
写真２３ 駐車場の近くの展示です。マカロンみたいです。これから、駐車場に戻ります。
写真２４ 駐車場の前のギャラリーでは、「水底の渦」など、春田美咲さんの作品の展示販売をしていました。
幸い、2023年は、筑波大学が、「筑波芸術アート＆デザイン・ストリート2023」というイベントを野外で展開していますので、メルシーおばさんもアートを鑑賞する機会が増えました。
「筑波芸術アート＆デザイン・ストリート2023」の一部は、「第453話 メルシーおばさん、石材による彫刻展示を鑑賞する」、「第455話 メルシーおばさんの動物園（前編）」、「第456話 筑波山と街路獣」で紹介しています。
10月27日から 11月19日の間には、春田美咲さんが、「ART PARK Tsukuba 2023 in 二の宮公園 春田美咲 記憶をたどる」というインスタレーションを二の宮公園で展示していますので、見に行ってきました。
インスタレーション（Installation）、あるいは、インスタレーション・アート（Installation Art)は、展示空間を含めて作品とみなす手法を指します。1970年代に出現した、従来の絵画、彫刻とは異なる現代アートに特徴的な表現方法です。
現代アートのイベントでは、隔年に開催される群馬県の中之条ビエンナーレ（Nakanojo Biennnale）が有名です。中之条ビエンナーレは、2023年には、町内5エリア44会場に、125組のアーティストが参加し、入場者数は48万人でした。会場には、廃校になった小学校も使われています。
春田美咲さんは、2019年から、3回続けて、中之条ビエンナーレに参加しています。
春田美咲さんは、2020年には、第23回岡本太郎現代芸術賞に入選しています。
岡本太郎さんの彫刻は、「第415話 メルシーおばさん、『未来を視る』」で、紹介しています。
春田美咲さんは、 「水底の渦」で、2022年に、cultus TSUKUHA賞を受賞しています。
今回の「記憶をたどる」の案内版には、「水底の渦」風の図案が使われています。
「記憶をたどる」は、 春田美咲さんの初めての野外空間のインスタレーションです。
「記憶をたどる」は、二の宮公園の野球場の東と西に分かれて、展示されています。
春田美咲さんは、いつも、次のような意図で作品を作っているそうです。
＜
その時にしか感じえないこと、その場でしか感じえない風景をもとに作品を制作しております。
主にラシャ紙のロールを使った作品を制作しておりますが、作品のコンセプトに合わせて色々な素材を使って表現します。
私が見て感じ取ったことを、見る人が絵画空間を通して体感できるような作品を目指しています。
I create works based on what can only be felt at that time, and the scenery that can only be felt on the spot.
We mainly produce works dealing with rolled flockpaper. We will handle and express various materials according to the concept of the work.
I aim to create works that allow the viewer to experience what I see and feel through the painting space.
＞
春田美咲
https://nakanojo-biennale.com/artist/misaki-haruta
写真１ 野球場の西にある「記憶をたどる」の看板です。「水底の渦」風の図案が使われています。
写真２ 看板の隣から、インスタレーションがスタートします。
写真３ インスタレーションでは、メルシーおばさんも作品の一部になります。不思議な気分です。
写真４ 林を奥に向かって進んで行きます。
写真５ メルシーおばさんも、すっかり、インスタレーションに融け込んできました。
写真６ 夕陽を浴びたインスタレーションは、素敵です。
写真７ メルシーおばさんも、夕陽の中をお散歩します。
写真８ メルシーおばさんは、漢字が苦手なので、パパに、聞いたら、「てんき」と書いてあるそうです。晴れ、曇り、雨かな。
写真９ ここは、日影で、よく見えません。
写真１０ インスタレーションの前を、全速力で駆け抜けるメルシーおばさん。
写真１１ これは、ウサギさんですよね。これなら、メルシーおばさんにもわかります。
写真１２ これは、何でしょうか。
写真１３ 林の中を行き来してみます。
写真１４ これは、波でしょうか。
写真１５ 左に顔が見えます。何の顔かな。
写真１６ だいたい一巡したようです。
写真１７ 出口付近のプレートです。学校か、病院に見えます。
写真１８ 西側の展示は、これでおしまい。これから、東側に向かいます。
写真１９ 東側の展示が見えます。
写真２０ 展示に近づいてみます。
写真２１ 展示はフェンスに貼り付けてあります。
写真２２ 東側の展示の前のメルシーおばさん。
写真２３ 駐車場の近くの展示です。マカロンみたいです。これから、駐車場に戻ります。
写真２４ 駐車場の前のギャラリーでは、「水底の渦」など、春田美咲さんの作品の展示販売をしていました。
